はじめに
スポーツシューズの洗濯法!汚れと臭いの落とし方
ミズノやナイキ・ニューバランスなどおしゃれでかっこいいランニングシューズ・スニーカーなどありますね。革靴などと比較するとカジュアルでスポーティーな靴であったり天気の悪い日でもランニングを欠かさない方などだんだんと白いところが黒ずんできたりと汚れが気になったり汗と足の臭いが気になるものです。お気に入りのスニーカーを簡単にきれいにする方法を手洗いから洗濯機を使った方法までご紹介しましょう。
ランニングシューズは洗濯できるのか
スポーツシューズは洗濯しやすい
ランニングシューズが汚れてきて臭いも気になってきてもなかなか洗えない理由に手洗いして大丈夫か心配だという声も聞かれます。ブラシで繊維が切れるくらいゴシゴシこするのはもちろんダメですが、一般的なスポーツシューズは悪天候や汗などの水分にも絶えられるような水に強い素材でできていることがほとんどです。そのため洗濯しやすい靴といえるでしょう。
スポーツシューズ専用の洗剤・道具で簡単!痛みにくい
しかしスポーツタイプのスニーカーでも布製ではなく革製のものもありますね。水に長時間浸けるのはダメでもさっと洗ってすぐに乾燥させればそのような素材でも手洗いできれいにすることが可能。また皮のスニーカー用など専用の洗剤やクリーナー・ブラシなどが用意されているので、それらを使えばさらに素材へのダメージも少なく安心してお手入れができるでしょう。
ランニングシューズの洗い方1.手洗い
スポーツシューズの手洗い
まずは水洗いできる布などの素材のシューズの手洗い方法から。まずそれほど汚れが繊維に浸透しておらず表面の汚れと汗だけであれば、この手洗い方法でほとんどのランニングシューズをきれいにすることができます。やり方は子供のズックや上履きなどを洗うのと同じ方法。水を貯めたところに靴を浸し洗剤を付けてブラシでこすりましょう。
手洗いに使う洗剤や道具・方法
靴についた汚れの主なものは泥・汗の混合汚れです。このような汚れを落とすには洗濯洗剤が一番。粉末のものでも液体でもお好みで。特に泥汚れや皮脂汚れに効果ありとうたっている洗剤は汚れ落とし効果が期待できます。道具は100均やホームセンターで売られている靴洗い用の長細いブラシが使いやすくておすすめ。よく水に浸したあと洗剤を付けたブラシでゴシゴシと汚れや内側の汗の臭いを落としましょう。
中敷きはどうする?
中敷きが取れるタイプであれば水に浸す前に取り出して別につけ置きするのがおすすめ。特に中敷きは汚れも臭いも気になるところですので、洗剤を溶かした水溶液にひたしておいてその間に靴本体を洗いあとから中敷きを洗うという方法でよいでしょう。
ランニングシューズの洗い方2.つけ置き洗い
スニーカーのつけ置き洗い
少しブラシでこすったくらいでは落ちそうもない時間がたって染み込んだ汚れには、洗剤液へのつけ置き洗いが良いでしょう。人によっては一晩付けて翌日洗うという方もいるようですが、1-2時間もつけ込めば十分です。逆に長過ぎると素材が痛む恐れがあります。
つけ置き洗いの洗剤や道具・方法
粉末・液体どちらを使う場合も冷たい水よりもぬるま湯の方が洗剤も溶けやすく皮脂などの脂汚れも浮きやすくなるでしょう。つけ置きのためのバケツやたらいなどが必要となります。手で靴を押してぬるま湯が染み込み十分に浸かるようにしてからつけ置き、その後は手洗いの方法と一緒です。
中敷きは外して別々につけ置き
この時の外れるのであれば中敷は別にしてつけ置き、別洗いをしてください。その方が靴の内側もスッキリきれいになりやすいからです。また中敷きの状態をランニングシューズの洗濯のときに確認できるので、擦れなどで痛んでいる場合は新しいものと交換してもよいでしょう。
ランニングシューズの洗い方3.専用クリーナー
専用洗剤やクリーナーを使ったお手入れ
靴用の専用洗剤も売られています。洗濯洗剤の変わりとして同様な使い方をするもので靴汚れに特化したものもありますが、専用クリーナーのメリットは水洗いが心配な素材をサッと簡単にきれいにお手入れできること。水を使わず泡(フォーム)で汚れを浮かせて落とすようなものがメインとなるでしょう。
専用品は素材が傷みにくい
水を使うのがためらわれるような明らかに皮製品のスニーカーであったり、皮の中でもスウェード製であったりするものは特に革靴専用のクリーナーを使うと素材が傷まず履き心地も固くなったりせず仕上がりに満足できるでしょう。
付けてこすり拭くだけと簡単
その使い方の多くは泡や洗剤を汚れ部分に塗りつけて、専用のブラシや布などで拭き取る方法です。付けて拭き取るだけと使い方もお手入れ方法も簡単なのが良いですね。
ランニングシューズの洗い方4.洗濯機
スポーツシューズの洗濯機での洗い方
かなり履き込んでゴシゴシ洗っても惜しくないような古いスニーカーであれば洗濯機で洗うのが簡単です。しかし靴が痛んだり洗濯機の故障の原因ともなる可能性がありますので、できれば手洗いやつけ置き洗いでのお手入れがおすすめ。できるだけ洗濯機がガタガタとうるさい音がしないよう偏りに注意したり、洗濯機に書ける時間も短めにしてください。
中敷きは先に外した方が良い
この場合も中敷が外せるものは外して別にネットに入れて洗濯機で回します。洗濯機での手入れが簡単なのは洗いから脱水までできること。そのため乾燥時間も短く済むことが多いです。
洗濯機洗いでの注意点
しかし家族がいると服や下着を洗う洗濯機で靴を洗うことに抵抗を感じたり、洗濯機が壊れるため反対されることもあるのが難点です。洗濯機を使うのはあくまでも他の人に迷惑がかからず、壊れても惜しくない洗濯機であり靴も素材がもう古くなっており毛羽立ちなどは仕方なし・汚れを落とすのがメインだという方のみおすすめの方法です。
ランニングシューズの洗い方5.脱水
脱水の仕方は大まかにわけて3種類となります。下へいくほど短時間で乾燥するようになるでしょう。お好みの方法をお試しください。
脱水の仕方1.溜まったら捨てる
まずは手洗いやつけ置き洗い後そのまま壁に立て掛けたり生け垣の棒に掛けたりして乾かす方法。かかとを下にして斜めにおき、水が溜まってきたら都度逆さにして水を捨てていきます。1日で乾くことはほぼなく、天気が良い日でも乾燥までに数日かかります。
脱水の仕方2.新聞紙で吸い取る
濡れた革靴の中の湿気を取るために丸めた新聞紙を入れて水分を吸わせたりしませんか?それと同様に新聞紙に水分を吸わせて脱水と同様なことをするのがこの方法です。1のやり方よりは早く水分が取れ乾燥時間も早くなりますが、さすがに一晩で乾くほどにするには何度も何度も新聞紙を交換して水を吸わせる必要が出てくるでしょう。ある程度水分を吸ったら乾いた新聞紙とこまめに交換するのがポイント。
脱水の仕方3.洗濯機で脱水
最後は一番脱水されて乾燥までの時間も早い方法で手洗いやつけ置き洗いでも脱水だけ洗濯機を使います。ただし靴底は防水ですのでよく靴の中に水が残っている場合もあるでしょう。洗濯機も過信しすぎず、回す時間は2分程度を限度としましょう。あまり回しすぎると靴が型くずれしてしまうからです。
ランニングシューズの洗い方6.乾燥
洗いから脱水までしたらあとはしっかりと乾燥させてください。スニーカーの干し方には少しコツがあり、知らないとつい逆のことをしてしまうことも多いところ。乾けば良いというだけでなく靴のダメージをできるだけ少なくするやり方をご紹介しましょう。
スポーツシューズの干し方
しっかりと水分を脱水したら、風通しのよい場所で中まで風を入れて完全に乾燥させてください。干し方はいろいろありますが、まずはかかと部分を下にするのがコツ。逆向きでは乾きにくく時間がかかってしまうからです。
スニーカーを干す時は日かげで
そして何よりも気をつけてほしいのは日かげで干すということ。早く乾かしたいあまり炎天下に放置するのは靴のためによくありません。急ぐ場合は新聞紙などでしっかり水分を取り除いてから、日かげまたは屋内で扇風機の風などを強制的に送って干しましょう。
乾燥剤などを使いカビも防ぐ
外側は乾いたと思っていても、中が少し湿気っており靴箱などに保存しているうちにカビが生えてくることがあります。毎日のように履く靴ならば良いですが、時々しか履かずにしまっておくのであれば靴の中に乾燥剤(お菓子などに入っているものでOK)を入れておくとカビ防止になります。
ランニングシューズの洗い方7.防水
しっかり乾燥まで終わったらそのまま履くよりも汚れが付きにくく、水染みを防ぐという意味でも最後の仕上げとして撥水スプレーを吹き付けておくのがおすすめ。
スニーカーの汚れ防止に撥水スプレー仕上げ
撥水スプレーの種類は何でも構いません。最近は100均でも売られていますね。これをスプレーしておくことで、水がしみにくくなる=汚れのこびりつきを防ぎ次に洗う時にきれいになりやすくなるでしょう。これも風通しが良い屋外で、一箇所に大量に吹き付けるのではなく少しずつまんべんなくスプレーしてください。
防水効果で多少の水濡れもOK
スニーカーは新品のものは撥水効果のあるものもありますが、洗濯しているうちにその効果が薄れてくるのが困りもの。素材がサラリとして履き心地などは良くなる場合も多いのですが、悪路などを走る場合雨水・泥水が靴に染み込み靴下まで濡らしてしまうようなこともなきにしもあらず。撥水スプレーを掛けておくことで多少の水漏れを防ぐことができるため、快適に走れるでしょう。
快適に履く・洗いやすく保護して手入れは完成!
毎日のように履く靴であれば、汚れが付きにくく次に洗う時に楽になるように。しばらく足を入れずに保管する靴であれば前述のように乾燥剤を入れてカビから保護などただ洗うだけでなくプラス少しの工夫をすることで快適に履くことができ、次に洗うのも簡単になるでしょう。
まとめ
スポーツシューズの汚れや臭いのお手入れ
泥や汗で汚れや臭いが気になるランニングシューズ。自宅で簡単に手洗いやつけ置きで洗うことができます。靴下が汚れたりニオイ移りすることがなくなり、さわやかな気持ちで走ることもできるはずです。スニーカーの汚れは貯めずにこまめにお手入れするのがおすすめ。皮などの素材の場合は専用クリーナーなどを使うのもおすすめの方法。自分の靴にあったやり方で大切なシューズをきれいにしましょう。
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