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沖縄の秘祭に登場する「アカマタクロマタ」とは?祭りの内容やをご紹介!

EmiIemura

沖縄の秘祭に登場する「アカマタクロマタ」とは?祭りの内容やをご紹介!

EmiIemura

沖縄・新城島の秘祭「アカマタクロマタ」

沖縄の新城島(あらぐすくしま)は、ホワイトビーチに青い海に囲まれたとても美しい島です。手付かずの自然が魅力的な島ですが、謎に包まれた祭りが存在する事をご存知でしょうか。

いくつかある謎の中でも「アカマタ・クロマタ」は「秘祭」と噂されているお祭りです。なんでも撮影禁止、内容の口外も禁止、破った者には怖いことが起こる、などとささやかれ、その内容が一切明らかにされていないという、謎の祭りです。

Photo by t-mizo

しかし、見るなと言われるとそのタブーを探ってみたくなるもの。ですが、このテクノロジーが蔓延した世の中で、危険な秘祭というのは本当に存在するのでしょうか?「アカマタ・クロマタ」ならびに新城島に伝わる豊年祭という祭りについて、また祭りに関する噂と真実について、探ってみます。

新城島はどこにある?アクセス方法は?

新城島は沖縄県八重山諸島に位置しています。西に西表島、東に黒島および石垣島が位置しています。北東側の「上地島」南西側の「下地島」をあわせて新城島といいます。両島の間は400メートルもの距離で、干潮時には渡れるような道が出現します(潮が不安定な時は危険なので、ガイドの指示に従いましょう)。

沖縄の八重山方言で「離れ」を意味する「パナリ島」と呼ぶことがあります。夏季期間にダイビングなどのマリンスポーツのために訪れる人はいますが、多くの時期はひっそりした手付かずの自然が広がる孤島です。



新城島へのアクセスは予約が必須

Photo by higrace 黑夜與白天

新城島へのアクセスはあまり便利ではなく、沖縄本島からの定期便はありません。石垣島と西表島を結ぶ「安栄観光」の船が新城島を経由するのですが、これに島民以外が乗船することはできないのです。新城島に行くにはツアーを予約するか、島唯一の宿「新城パナリ島宿泊所」を予約して送迎船を手配してもらう必要があります。

マリンスポーツ目的の人は、安栄観光が運営するツアーに申し込んで、黒島、西表島、石垣島いずれかの指定された出航地に集合、シュノーケリング・ダイビング船で新城島に向かうパターンが多いです。

「アカマタクロマタ」前に、新城島での注意点

Photo bykadoyatakumi


前述の通り、新城島を経由する舟には島民であることを証明できないと乗ることができないので、所定の方法でアクセスしましょう。また島内にも、集落や御嶽といった立ち入り禁止のエリアが多くあります。

海辺でのキャンプ、ビーチ以外を水着で出歩いたりする事も禁止されています。海に行くとつい貝殻やサンゴを持って帰りたくなりますが、島に生息する動植物の持ち帰りは禁止されています。無用な観光地化を防ぐ為に徹底されているので、滞在中はガイドや現地の人の指示をしっかり守りましょう。

人魚神社とは

Photo byextrabrandt

新城島には今でもジュゴンが生息しているといわれています。かつて新城島ではジュゴンを捕獲し、肉や皮を琉球王府に献上していました。その捕獲したジュゴンを祀っているのが、上地島にある東御嶽、通称人魚神社です。

ジュゴンは人魚のモデルとも言われていることから、この御嶽に人魚の名前がついたと言われています。人魚神社はひっそりとしていて、なかなか存在に気付きずらいもの。また、この人魚神社は他と同様にお参りが禁止されているのでご注意ください。

人魚神社にはタブーや噂がある?

Photo by isado

先述の通り、人魚神社は鳥居の手前に立ち入り禁止の看板が設置されています。島民以外は、あるいは島民であっても、普段は人魚神社の鳥居の先へは立ち入ることができないのです。

そのタブーを破って人魚神社に足を踏み入れた者が、のちに体調不良に苦しみ、不審な亡くなり方をしたという怖い噂もあるのだとか。真実は不明ですが、何かしらの危険なエピソードが付随しているような、怖い印象の人魚神社です。

「アカマタクロマタ」が登場する「豊年祭」とは

Photo by y_katsuuu

「アカマタ・クロマタ」は、新城島の「豊年祭」に登場します。八重山諸島の島々、西表島や黒島などでも豊年祭は開催され、その多くは豊作を祈願する祭りとされていました。この豊年祭は、他の沖縄の地域にも存在していて、来訪神が一軒一軒民家を回ったり、獅子舞が登場したりする祭りです。

Photo by momosuke

新城島の豊年祭もほぼこれらと同じ内容であり、「アカマタ・クロマタ」が来訪神の扱いではないかと言われています。しかし、新城島のものは祭りの内容を外に漏らしたりすることが禁止されています。真実に関するタブーが多々あり、秘祭という扱いをされています。

「アカマタクロマタ」の起源について

Photo bywondermar

沖縄の神には「来訪神」と「守護神」の2種類存在します。「アカマタ・クロマタ」はつがいの来訪神であるといわれています。

「アカマタ・クロマタ」は、いつもは異界(ニライカナイ)に住んでいて、年に一度、豊年祭の時だけ人間の前に姿を現します。また前述した立ち入り禁止の御嶽が異界に繋がっていて、そこから登場するという言い伝えがあります。

Photo byLars_Nissen_Photoart

アカマタは男、クロマタは女(逆と言う説もあり?)子どもの神がついているときもあるのだとか。異界からやってきた来訪神の集団は、豊かな生活と繁栄を祈願するために島のあちこちを回ります。

「アカマタクロマタ」の姿

Photo byPexels

新城島の「アカマタ・クロマタ」については、その姿が分かる写真やイラストはもちろん、文字にも一切残っていないのです。しかし、石垣島宮良というところにもアカマタ・クロマタの秘祭があります。石垣島の豊年祭に関しては新城島ほど厳しくはないためか、ほんの少し記述が残されています。

Photo byRobert-Owen-Wahl

石垣島の豊年祭に関する記載によると、アカマタは赤、クロマタは黒の、怖い形相をした面をしています。全身を草で多い、頭にパイナップルのようなぎざぎざの飾りがついているのだとか。ポケモンに登場する「ルンパッパ」のちょっと怖い姿といえば一番想像しやすいでしょうか。

「アカマタクロマタ」祭りの日時・場所は?

Photo byDeltaWorks

「アカマタ・クロマタ」の祭りは、内容はもちろん開催日時や場所も明らかにされておらず、真実を知ることは困難です。普段は新城島の人口は10人前後で、他の島民は西表島や石垣島に移り住んでいるのが多いのですが、この祭りの際には300人以上もの住民が集まってくると言うのですから驚きです。

Photo by manginwu

また、豊年祭は旧暦の6月(現在の7月中旬)に開催されるので、その頃に住民の動向を探ってみれば判明するかもしれません。しかし、仮に祭りの日時が判明されたところで、島民以外は参加する事は許可されておらず、島から追い出されてしまうのだとか。

祭りには「人魚神社」が関わっている?

Photo byJordyMeow

ただ、豊年祭の舞台が上地島を中心としていることは判明しています。また、上地島には先述のジュゴンを祀った「人魚神社」があります。

この人魚神社は普段立ち入り禁止となっているのですが、豊年祭の時期のみ、限られた者のみが入ることが許されているのです。このことから、人魚神社が何らかの形で関わっている、もしくは人魚神社がアカマタ・クロマタの出発地点ではないかと言われています。

「アカマタクロマタ」祭りの流れは?

Photo bykordi_vahle

新城島の内容は残っていませんが、石垣島の「アカマタ・クロマタ」の流れは多少言い伝えられています。それによると、祭りは夕方から開始、「なみだ」と呼ばれる精霊が宿っているとされる者達に厳重に包囲された「アカマタ・クロマタ」が登場します。

太鼓を叩き、唄を歌いながら村の一軒一軒を一晩かけて回ります。そして朝方には消えてしまい、祭りは終了となります。新城島も内容としてはほぼ同じだと言われていますが、真実はその祭りを目の当たりにしたもののみが知るものとなります。

「アカマタクロマタ」に関する噂やタブー

Photo byphilm1310

先述の通り、「アカマタ・クロマタ」にはいくつものタブーが存在します。「島民以外の参加は禁止」「一切の写真撮影、写生、録音の禁止」「祭りの内容を口外する事禁止」というものです。そのためこのテクノロジーの世の中であっても、その内容に関する真実はTwitter、Instagram、ネット掲示板などどこを探しても見当たりません。

それどころかそれに関する話題をもちかけたところ「消される」「ヤバイ」など、まるで危険なもののように取り扱われています。ただの都市伝説扱いなのか、本当に危険なのか、真実はわからないままです。

新城島の街中にある看板の真実は?

Photo bygeralt

新城島のあらゆる箇所に「撮影録音禁止」の看板があります。そもそも島自体が撮影禁止のエリアが多いのですが、それでも普段はカメラやスマートフォンを携帯していても何も言われることはあまりありません。

しかし、祭りとなると撮影・録音機器の所持を一切許可されず、見つかったら没収されるだとか、少々怖いものだと壊されるだとかのうわさも聞きます。カメラやスマートフォンを壊されるのも痛手ですが、それ以上に島民とのトラブルに発展する危険を避けることが真実の理由でしょう。

「アカマタクロマタ」タブーを破るとどうなる?

Photo byFree-Photos

撮影禁止、他言禁止など様々なタブーがある「アカマタ・クロマタ」ですが、この忠告を無視して取材を試みた者に不幸なことが降りかかったり、何らかのトラブルが発生した、などの噂があります。

どこの祭りでも、地域住民としきたりを無視した客との間でトラブルが発生してしまうことはあり得ます。しかしこの噂に尾ひれがついて、「神の怒りに触れると危険」「タブーを破ると命の危険がある」など、「アカマタ・クロマタ」自体が危険な秘祭であるかのような話になっています。

「アカマタクロマタ」タブーの真実とされる説

Photo bygeralt

かつて、琉球王府のもとで宗教統制の名の下に神事が制限された時代がありました。豊年祭も中止となりましたが、中止して3年後に『明和大津波』による大きな被害が出ました。この禍を収めるため、ひそかに「アカマタ・クロマタ」を秘祭として執り行っていたのだとか。

琉球王府が神事を解禁した後も、またいつ制限がされるのではないかという不安もあり、現在に至るまで秘祭として行っていました。他言を禁止し、この祭りがあると言う真実を島の外に知られることがないよう、徹底していたという説です。

「アカマタクロマタ」に参加した人の声?

Photo byxusenru

当然、他言無用の為、「アカマタ・クロマタ」に参加した人の体験談のようなものは残されていません。1件だけ、「アカマタ・クロマタ」に参加した記者の記事がありましたが、どうやら石垣島のものであるようです。ここまで情報をもらさない秘祭の徹底ぶりに、感嘆してしまいます。

Photo byEngin_Akyurt

石垣島の「アカマタ・クロマタ」では、やはり最初に携帯とカメラをしまうように注意されるそうです。やはり夕方に近隣の小学校に集まり、行列に同行することはできたそうです。

しかし「アカマタ・クロマタ」とその御付き以外は入れない場所があり、住人の誘導で遠回りをする形で向かったそうです。また、民家に「アカマタ・クロマタ」が上がるところも一緒に見ることができたのだとか。

他にもある!沖縄周辺の奇祭3選

「アカマタ・クロマタ」以外にも、沖縄や鹿児島などの島々には、住民のみ知る秘祭が多く存在します。中には沖縄の地域さながらの南国情緒溢れるものや、一度見たら忘れられないようなインパクトの大きいものまで、さまざまな祭りが存在します。

いずれも危険なものや怖いタブーが存在するものではなく、観光客も気軽に参加できたり、写真撮影やビデオ撮影も比較的自由なものもあります。参加するに当たって決まりごとや注意事項があるので、よく調べて準備をしっかりしてから参加しましょう。

白いおじさんが登場「結願暦のミルク行列」

Photo by wangtaohan

沖縄・新城島では旧暦の8月(新暦の10月)になると、結願暦という祭りが行われます。沖縄で信仰されている弥勒菩薩(マイトレーヤ)は、この時期になると「ミルク」という姿で人々の前に姿を現します。新城島のミルクは白いおじさんのような仮面をつけ、沖縄風の黄色い衣装を身につけ、団扇と杖を持っているのが特徴です。

このユーモラスな姿のミルクを先頭に島の中を練り歩きます。島の若者が民族衣装を見につけ、音楽に合わせて踊る場面は圧巻です。写真撮影も自由なので、怖いタブーのようなものは存在しないことが分かります。

泥を塗られると幸せに?「パーントゥ」

沖縄の中でも有名な秘祭が「パーントゥ」ではないでしょうか。沖縄・宮古島では毎年10月の週末に「パーントゥ」の祭りが開催されます。島の若者が扮する「パーントゥ」は黒ずくめの蔓で作った蓑を体にまとい、怖い仮面をつけています。

そしてこの「パーントゥ」が道行く人に、民家に、車にも、次々と泥を塗っていくという内容です。この泥を塗られると、幸せになれるという言い伝えがあります。積極的に泥を塗られにいく大人と、発狂して逃げ回る幼児の差でカオス状態になっています。

仮面姿が本気で怖い!「ボゼ」

Photo by hermitage#605

鹿児島県十島村の悪石島という島には、毎年8月頃に伝統的な盆踊りが開催されます。数日に渡って島中が踊りと音楽に包まれ、とても魅力的な雰囲気です。この盆踊りの終盤、太鼓の合図とともにボゼが登場します。

ボゼは縞模様の顔に大きな耳と目、口がついていてインパクトが絶大。葉っぱを身にまとっていて、南国情緒あふれる雰囲気です。このボゼが手に持っている棒で突かれると縁起がいいと言われ、女性は子宝に恵まれるといいます。あまりの迫力は小さい子どもにはとても怖いかもしれません。

「アカマタクロマタ」参加は自己責任で!

Photo byCAME-RA

これだけの情報社会の中、一切の謎に包まれた秘祭「アカマタ・クロマタ」。その内容は危険な香りのする噂とともに広がっていて、その真相はどこを探してもいまだ見つかっていません。

これは、ある意味新城島の人たちが、なんとか祭りの秘密を守ろうと徹底した結果なのかもしれません。しかし、危険なタブーがあるものは「絶対見るなよ」と言われたら見たくなってしまうのが人間の性なのかもしれません。怖いもの見たさで参加したいと言う方もいるでしょうが、どうか自己責任でお願いします。

沖縄県の宿泊施設はこちら

沖縄や新城島の魅力をもっと知りたい方はこちら

Photo bykadoyatakumi

沖縄にはまだまだ魅力的な祭りやみどころが沢山あります。本島だけではなく、ぜひ新城島や石垣島などの離島にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。きっと素敵な経験ができます。

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