ミルクブッシュの育て方は?枯らさずに栽培するコツと注意点をご紹介!のイメージ

ミルクブッシュの育て方は?枯らさずに栽培するコツと注意点をご紹介!

ミルクブッシュの育て方をご存知でしょうか?ミルクブッシュはミドリサンゴと呼ばれるように、サンゴのような見た目をしているユニークな多肉植物です。今回はそんなミルクブッシュの特徴や育て方・栽培方法、枯れる原因や注意点などを解説していきます!

2019年05月24日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. ミルクブッシュの育て方は?
  2. ミルクブッシュの特徴
  3. ミルクブッシュの種類
  4. ミルクブッシュの花言葉と名前の由来
  5. ミルクブッシュの販売価格は?
  6. ミルクブッシュの育て方・栽培方法①環境
  7. ミルクブッシュの育て方・栽培方法②用土・植え付け
  8. ミルクブッシュの育て方・栽培方法③水やり・肥料
  9. ミルクブッシュの育て方・栽培方法④植え替え・増やし方
  10. ミルクブッシュの育て方・栽培方法⑤剪定・手入れ
  11. ミルクブッシュの育て方・栽培方法⑥病害虫・その他
  12. まとめ

ミルクブッシュの育て方は?

一風変わった観葉植物を育ててみたいと考えている方におすすめなのが「ミルクブッシュ」です。海にいるサンゴのように枝分かれした見た目をしているのが特徴の多肉植物で、初心者でも育てやすく、気軽に栽培出来るのがポイント。今回はそんなミルクブッシュの特徴や育て方・栽培方法、枯れる原因や注意点などを解説していきます!

ミルクブッシュの特徴

ミルクブッシュとは?

ミルクブッシュは、トウダイグサ科ユーフォルビア属に分類される多肉植物です。原産地は南アフリカで、乾燥した場所に自生しており、画像のような枝分かれした茎に水分を溜めています。剪定することで小さくおさめられますが、放っておけば2m級の大きさに育てることも可能。苗が小さい時は多肉植物らしい見た目ですが、大きくなると木質化してきます。ちなみに、見えているほとんどの部分は茎です。

ミルクブッシュは初心者でも育てやすい?

初心者の方が気になるのが、栽培難易度ですよね。ミルクブッシュは多肉植物の中でも非常に丈夫な種類であり、育てやすいのが特徴です。初心者の方でも問題なく育てられます。また、常緑の植物ですので、1年中青々とした姿が楽しめます。ただし、育てるにあたっての注意点やコツなどがありますので、基本に従って育てて下さい。

ミルクブッシュの花は?

花は付けないのかも気になるところですよね。花に観賞価値があるとはされていないのですが、実は画像のように、茎の先端に黄色い小さな花を付けます。原産地と日本は気候が違う為、あまり花を付けることはないのですが、時折花を付けることもありますので、花も合わせて楽しみましょう。基本的にはサンゴのような茎を楽しむ植物です。

ミルクブッシュの乳液は危険

育てていく際に注意しなければいけないのが、乳液です。ユーフォルビア属は白い乳液を持っているのが特徴なのですが、この乳液には毒性があり、皮膚につくだけでも良くありません。もちろん、口や目に入ると更に危険ですので、剪定やお手入れをする際は注意して下さい。ゴーグルをしたり、手袋をしたりして防御すると良いでしょう。

ミルクブッシュの種類

ミルクブッシュ(本種)

こちらはミルクブッシュの本種になります。本種は全体が緑色で、最もオーソドックスな見た目をしていますね。特に変わった特徴がある訳ではありませんが、緑一色ですのでナチュラルな良さがあります。カフェ風のインテリアにする際もピッタリですね。

イエローマジック

こちらは名前の通り、黄色く染まるのが特徴の品種です。全部が黄色くなるのではなく、茎の先端が黄色く変化します。特に珍しい品種ではなく、よく流通していますので、気になる方は購入して育ててみましょう。育て方は同様です。

ファイヤースティック

名前の通り、燃えるような雰囲気を感じさせる品種です。オレンジ~ピンク色に茎の先端が染まります。育て方によって紅葉具合が変わりますので、元気に育てていきたいですね。一旦紅葉すると長く色がそのままになるのもポイントです。イエローマジック同様に、よく流通していますので、少し特徴的な品種を育てたい方におすすめです。

ピンクカメレオン

ファイヤースティックと似ていますが、少し色味が違うのがこちらの品種です。名前の通り、ピンク色に染まるのが特徴。より可愛らしい品種と言えますね。お部屋を鮮やかに彩りたい方におすすめです。

ミルクブッシュの花言葉と名前の由来

ミルクブッシュの花言葉

小さな花を付けますので、花言葉も持っています。ミルクブッシュの花言葉は「穏やかな性格」。見た目通り、優し気な、癒される花言葉となっていますね。贈り物に使う際に添えると喜ばれるかもしれません。

ミルクブッシュの名前の由来

名前の由来も気になる部分ですよね。ミルクと付いているのは、茎を切った際に白い乳液が出る為です。ブッシュは、根元から多くの枝を出す低木を差すような言葉で、その二つを合わせてミルクブッシュと名づけられました。また、和名ではミドリサンゴ・アオサンゴと呼ばれており、見た目通りの名前となっています。

ミルクブッシュの販売価格は?

ミルクブッシュの販売価格

多肉植物 ユーフォルビア ミルクブッシュ
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気になる販売価格ですが、小さなポット苗であれば安価で購入することが出来ます。400~1000円くらいが相場となっていますね。鉢に入れられているものは価格が高くなりますので、安く始めたい方はポット苗で始めると良いでしょう。鉢に入っているもので、大きな株であれば1万円程度の金額になることもあります。

ミルクブッシュの選び方

選び方は通常の観葉植物と同じく、生き生きとしていて色が良いものを選びましょう。また、病気になっていないか、害虫が付いていないかのチェックも大切です。最初に問題があると、後々枯れる危険性がありますので、店頭で購入出来る方はよく見ておきたいですね。また、初心者の方で植え付けなどが心配な方は、ポット苗ではなく、最初から鉢に入っているもので育て始めることをおすすめします。

ミルクブッシュの育て方・栽培方法①環境

ミルクブッシュは鉢植え?地植え?

日本で育てる場合は鉢植えにしましょう。地植えにすると季節により管理が難しくなってしまいます。耐陰性がある植物ですので、室内で育てることも可能です。ただし、エアコンの風が当たり続けると枯れる危険性がありますので、置き場所には注意して下さい。

ミルクブッシュに適した生育環境

少し日陰になっていても育てられますが、健康な株に育てていくには、レースカーテン越しの日光を当ててあげるのがコツです。直射日光が当たり続けると葉焼けしてしまいますので、ほんの少しだけ遮光した光が適しています。4~7月の光であれば直射日光でも問題ありませんが、夏以降はレースカーテン越しにしてあげましょう。

ミルクブッシュの夏冬時期の管理

暑い地域の植物ですので耐暑性は高いのですが、耐寒性は高くないので、冬時期になったら室内に入れてあげましょう。気温が低くなると休眠期に入りますので、水やりの量も減らしてあげます。霜に当たると枯れるのでご注意下さい。夏はレースカーテン越しの光を当てる、もしくは寒冷紗などで遮光してあげれば問題ありません。寒冷紗は100均でも購入出来ます。

ミルクブッシュの育て方・栽培方法②用土・植え付け

ミルクブッシュに使う用土

多肉植物ですので、市販されている多肉植物の用土を使用するのがおすすめです。そのまま使うと水はけが悪いこともありますので、赤玉土や鹿沼土を少し混ぜて調整すると良いでしょう。また、用土の表面を赤玉土で覆うことで、コバエの発生を防げます。

ミルクブッシュの植え付け

植え付けの適期は5~6月です。植え付けする鉢の底に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を入れます。その上に用意した用土を入れて、苗を置きましょう。苗の根を軽くほぐして、土を少しだけ落としておいて下さい。苗を置いた周りの隙間を用土で埋めて、最後にたっぷりと水やりをすれば完了です。隙間を無くすことが根を上手く活着させるコツになります。

ミルクブッシュの育て方・栽培方法③水やり・肥料

ミルクブッシュへの水やり

春~秋の暖かい時期は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをするのがコツです。乾く前に水やりをすると多湿になって、枯れる危険性があります。冬時期に入って休眠状態になったら、土の表面が乾いてもすぐに水やりをせず、数日まってから水やりをしましょう。乾燥気味にすることで耐寒性が上がります。調子が悪そうであれば、少し水やりペースを上げるなどして調整して下さい。

ミルクブッシュへの肥料

5~10月のよく成長する期間だけ、肥料を与えましょう。肥料は液体肥料でも固形肥料でも大丈夫です。固形タイプであれば2ヶ月に1回、液体タイプであれば月に2回のペースで与えて下さい。製品によって差がありますので、説明をよく読んで使いましょう。

ミルクブッシュの育て方・栽培方法④植え替え・増やし方

ミルクブッシュの植え替え

根をよく伸ばしますので、1~2年に1度のペースで植え替えをしてあげましょう。植え替えせずに放っておくと、根詰まりしてしまいます。植え替えの際は、一回り大きな鉢を用意して、植え付けと同様の作業を行います。その際、もし黒ずんで腐ってしまっている根があれば、清潔なハサミでカットしてあげて下さい。

ミルクブッシュの増やし方は挿し木で

増やし方は挿し木が一般的です。挿し木とは、剪定などで切った茎を用土に挿す増やし方のことです。挿し木は非常に簡単な増やし方ですので、是非試してみて下さい。剪定で切った枝を10㎝ほどにカットして、白い乳液を綺麗に洗ってから、用土に挿しましょう。挿し木してから1ヶ月ほど経つと根が出てきます。必ず成功すると葉限りませんので、複数本挿しておくと良いですね。

ミルクブッシュの育て方・栽培方法⑤剪定・手入れ

ミルクブッシュの剪定

ミルクブッシュは、放っておくとどんどん成長していきます。伸びすぎていると感じた場合は剪定をして調整しましょう。剪定は5~6月が適期です。茎を切ると毒性のある乳液が出ますので、ゴム手袋を付けて、目も守って作業して下さい。剪定は植物にとってダメージのある作業ではありますが、丈夫な植物ですので、気軽に切っていって構いません。

ミルクブッシュの手入れ

花を付けないので、お手入れはシンプルです。枯れる枝が出てきますので、枯れた枝が出る度に取り除いてあげましょう。そのままにしておくと良くないので、毎日お手入れが必要かどうか見てあげたいですね。

ミルクブッシュは葉水が効果的

埃が積もりやすい植物ですので、お手入れとして葉水をしてあげましょう。霧吹きで水を吹き付けてあげて、十分濡らしてからティッシュなどで軽く拭いて埃を取ります。葉水には害虫予防効果もありますので、毎日葉水をするのも育て方のコツになります。

ミルクブッシュの育て方・栽培方法⑥病害虫・その他

ミルクブッシュの病気

あまり病気にならない植物ですが、「枝枯病」にかかる場合があります。これは幼枝の一部に褐色の斑点が出て、先端部が枯れる病気です。枝枯病になっている部分があれば取り除きましょう。

ミルクブッシュに付く害虫①ハダニ

観葉植物にはハダニがよく付きます。ハダニは1ミリ未満の小さな害虫。繫殖力が凄いので、早めに対処することが大切です。葉水を毎日行うことで予防出来ます。詳しいハダニ駆除の方法は下記記事で解説しています。

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ミルクブッシュに付く害虫②アブラムシ

アブラムシも有名な害虫です。アブラムシは実は日本に600種類以上が存在し、よく見かける緑色の個体以外にも、画像のような赤色のもの、黒色のものなどがいます。こちらも繫殖力が高いので、早めに対処しましょう。出来れば発見してからではなく、付かないように予防をしておきたいですね。アブラムシの対策方法は下記記事で解説しています。

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ミルクブッシュに付く害虫③カイガラムシ

最もよく付く害虫がカイガラムシです。こちらは名前の通り、殻をかぶっているのが特徴。幼虫の内は薬剤が効きますが、成虫には効きにくいのが問題点です。成虫を見つけたらそぎ落として補殺しましょう。幼虫の内に対処できるように、薬剤での予防も検討して下さい。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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ミルクブッシュが枯れる原因

基本的に丈夫な植物ですが、適切に手入れをしていないと枯れる場合もあります。枯らさないコツは、水やりをし過ぎないこと、低気温を避けること、日光を当てることです。また、植え変え等の作業で調子を崩してしまうこともありますので、根を傷付けないように丁寧に作業することも大切です。

まとめ

今回の「ミルクブッシュの育て方は?枯らさずに栽培するコツと注意点をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?特徴や手入れ、挿し木での増やし方などを解説させて頂きましたが、いくつかのポイントに気を付ければ問題なく育てられる植物でしたよね。室内で育てるのに適していますので、部屋に飾る観葉植物が欲しい方は是非検討してみて下さい。

ミルクブッシュが気になる方はこちらもチェック!

今回はミルクブッシュについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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