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ハッカ油の効能と効果とは?万能なハッカ油スプレーの作り方をご紹介!

SNSやブログなどで有名なハッカ油。手軽に使えだけではなく、高い効果と万能な効能があることから、多くの人たちに支持されています。ハッカ油にはどんな効能・効果があるのか?また、ハッカ油スプレーの作り方の作り方など、ハッカ油について紹介します。
更新: 2021年12月8日
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ハッカ油って何?

ハッカ油とは、ハーブのミント(ハッカ)をアルコールに浸して抽出した薬品の事です。ハッカには様々な効能・効果があり、その成分を抽出したハッカ油は様々なことで活用できると有名になっています。

ハッカ油の効果①:「殺菌効果」

ハッカ油には殺菌効果があります。ハッカ油に含まれるアルコール成分が、菌を殺菌して清潔に保ちます。また、ハッカに含まれるメンソール自体にも殺菌・抗菌の効能があるといわれ、アルコールとハッカの両方の効能によって高い殺菌作用が期待できるのです。

ハッカ油の使い方「カビ予防」

ハッカ油の殺菌効果はカビにも効果があります。カビはカビ菌によって発生しますので、殺菌す津ことでカビを予防することができます。ハッカ油の原料はハッカとアルコールですので人体への影響はほとんどありません。台所などの場所でも安心して使うことができます。

ハッカ油の使い方「風邪予防」

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ハッカ油は風邪予防にもなります。うがい手洗いにハッカ油を使うことで、ハッカとアルコールに含まれる殺菌成分が風邪の基となる菌を殺菌してくれます。また、マスクに垂らす使い方もあります。

ハッカに含まれるメントール成分には、「綿毛」と呼ばれる菌やウイルスを体外に排出させる体機能を活性化させる作用があり、マスク付けておくことで風邪をひきにくくしてくれるのです。うがい薬やハンドソープでも効果は期待できますが、一つで両方補えるハッカ油がおすすめです。

ハッカ油の使い方「掃除」

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掃除にハッカ油を使えば、高い殺菌作用が期待できます。インフルエンザウイルスや0-157などが気になる病原菌も、殺菌作用のあるハッカ油を使えば安心して生活することができます。玄関周りや手すりなど、気になる場所はハッカ油スプレーを吹き付けて綺麗に掃除をしましょう。

ハッカ油の効果②:「消臭効果」

ハッカ油には消臭効果があります。というのも、臭いの原因は菌が原因ですので、基となる菌を殺菌することで消臭効果が期待できるのです。また、消臭と同時にハッカのスッキリした匂いが広がります。生乾きの臭いや生ごみの臭いなども、メントールのスッキリした匂いで消臭してくれるのです。

ハッカ油の使い方「口臭予防」

ハッカ油は口臭予防にも効果があります。口臭の原因も主に口の中に発生した菌によりますので、殺菌することで口内も消臭することできるのです。また、同様にミントの匂いが口に広がり、本人だけではなく周囲の人を不快にさせません。原料が人体にほとんど影響がないハッカ油ならではの消臭方法です。

ハッカ油の使い方「靴の消臭」

靴の中にこもった臭いも、ハッカ油によって消臭することができます。靴の臭さも原因は菌によるものですので、殺菌効果が期待できるのです。同時に、メントールのスッキリした匂いが靴の中をスッキリした匂いで満たします。玄関にハッカ油スプレーを用意して置けば、帰ってからすぐ消臭でき、玄関や下駄箱が臭くなるのを防ぎます。

ハッカ油の効果③:「覚醒作用」

ハッカ油には覚醒効果があります。ハッカには気分をスッキリさせるメントールが含まれており、ハッカ油を嗅いだりすることで脳が覚醒するのです。また、メントールには血行促進効果もあり、摂取することで脳への血行も上がります。メントールの匂いと効能が、眠気を飛ばして頭をスッキリさせるでしょう。

ハッカ油の使い方「花粉症対策」

脳の活性化だけではなく、花粉症などの鼻詰まりなどにも効果があります。スッキリした匂いが鼻詰まりを楽にしてくれるのです。特に花粉症は鼻詰まりと頭がボーとしやすいです。ハッカ油を使って鼻と頭の両方をスッキリさせてください。

ハッカ油の効果④:「冷却作用」


ハッカ油には体を冷やす効果があります。メントールの効能によってひんやりして汗を抑えてくれるのです。また、アルコールは気化しやすく、肌に塗ることで体の熱を奪います。ハンカチなどに付けて肌を拭き取ることで、スッキリ感じることでしょう。汗のべたつきを解消するだけではなく、汗の臭いも消臭しますので、営業など、人と会う約束がある人に特におすすめします。

ハッカ油の使い方「湿布」

ひんやりするハッカ油は湿布の代わりとした使い方もできます。ハッカには軽度の麻酔効果があり、痛い部分に塗ることで疼痛を緩和させるのです。ハンカチに付けて使えば湿布になりますし、口に入れれば虫歯の痛みを軽減します。また、匂いを嗅ぐことで頭痛も和らぐでしょう。決して効果が強いわけではないですが、どうしても辛いときは試してみるといいです。

ハッカ油の使い方「ハッカ風呂」

有名な使い方にはハッカ風呂という物もあります。ハッカの成分が充満した風呂に入ることで、メントールの冷却効果によって涼しく感じるようになるのです。使い方はお湯を入れた風呂にハッカ油を数滴入れるだけです。始めはお湯が熱く感じますが、次第にメントールの効果で涼しくなってきます。

分量に注意

夏にもってこいのハッカ風呂ですが、ハッカ油の分量が多すぎると、メントールの効果が強すぎて寒く感じてしまうことがあります。場合によっては真夏でも寒気を感じてしまうほどですので、ハッカ油の入れすぎには注意してください。2~3滴ほどでも効果はありますので、少しずつ分量を調節しましょう。

ハッカ油の使い方「送風機」

ハッカ油を送風機に吹き付ければ、より風が冷たく感じます。ハッカ油に含まれるアルコールが風の熱を奪って気化し、それによって送られてくる風が冷たくなるのです。風が冷たく感じるだけではなくハッカの匂いが部屋全体に充満して、すっきり爽やかな気持ちにさせてくれます。

ただし、ハッカ油は可燃性ですので、モーター部分などの発熱する場所に吹き付けてはいきません。スプレーを使う場合は全体に吹き付けるのではなく、羽や送風口に使うようにしましょう。

ハッカ油の効果⑤:「美容効果」

ハッカ油には腸内環境を整える効果があります。腸内環境を整えることでお通じが良くなり、体内に溜まった悪玉菌などを外に排出することで美容効果があるのです。他にも血行促進効果もあることで新陳代謝が良くなり肌の美容効果があるなど、ハッカ水には様々な美容に効果があります。

ハッカ油の使い方「マッサージ」

ハッカ油はマッサージにも使うことができます。メントールに含まれる血行促進効果が筋肉のコリをほぐすほか、熱や痛みを緩和してくれるのです。特に頭皮マッサージは目が覚めます。

夏に行われている冷却シャンプーと同様の効果を期待できますので、試してみるといいでしょう。ただし、ハッカ油の現役を直接使ってはいけません。効果が強すぎて寒くなってしまいます。ハッカ油スプレーと同じように、薄めてから使用しましょう。

ハッカ油の使い方「安眠効果」

美容の大敵といえば睡眠不足です。不安などのストレスによって眠れずに、肌荒れなどが生じて美容に影響が出てしまいます。ですが、ハッカにはリラックス効果もあり、嗅ぐことでリラックスして安眠することができるようになるのです。

アロマと同じように部屋に撒いてもいいですが、枕や布団に吹き付けると、消臭効果やダニ対策にもなりおすすめです。しっかり眠って美容を保ちましょう。

ハッカ油の使い方「ミントティー」

美容目的ならハッカ油を紅茶に入れてミントティーで摂取するといいです。皮膚や匂いからでもハッカの効果は期待できますが、直接摂取した方が美容効能は高まります。血行促進による新陳代謝の向上や整腸作用などの美容効果が満載です。

また、血行促進することで冷え性も改善します。他にも、老化を抑制するフラボノイドやビタミンCなど、ミントに含まれる美容の成分を沢山摂取することができるでしょう。
 

ハッカ油の効果⑥:「虫除け効果」

ハッカ油には虫除け効果も期待できます。ハッカに含まれるメンソールの匂いを嫌う虫は多く、吹き付けることで虫除けになるのです。蚊、蠅、虻などの小さい虫はもちろん、ゴキブリにも虫除け効果があるといわれています。

匂いが薄れてしまうと効果がありませんが、蚊取り線香の臭いが苦手な人はハッカ油による虫除けを試してみてください。

ハッカ油の使い方「網戸」

虫除けに使うなら網戸に吹き付けると効果的です。蚊などを寄せ付けなくなりますので、気軽に窓を開けることができます。使う際は、ハッカ油スプレーを作って網戸全体に吹き付けて虫除けをしましょう。

ハッカ油の使い方「アウトドア」


虫除けが重要になるのはアウトドアの時だと思います。アウトドアは夏が主流ですが、同時に蚊や虻が多い時期です。山や川は森林が多く、虫刺されに悩まされるでしょう。

ですが、ハッカ油を体に塗っておけば、それだけで虫除けの効果があります。デング熱や毒など、虫の被害は数多くあります。安全に夏のアウトドアをするためにも、虫除けと冷却効果のあるハッカ油はおすすめです。

ハッカ油の使い方

ハッカ油はそのままでも使うことはできますが、効能が強すぎるため、実際に使う際は薄めて使う必要があります。

必要な道具

・ハッカ油:15滴
・精製水:90ml
・無水エタノール10ml
・スプレー容器

使い方

使い方は、ハッカ油を精製水で薄めるだけです。ハッカ油はそのままでも使用することはできますが、効能が強いですので、そのままでは使いにくく、薄めてスプレーとして使うのが一般的な使い方になります。

作り方としてはハッカ油と精製水を混ぜるだけですが、油と水は混ざりにくいですので、エタノールを加えて混ざりやすくします。そしてよく振って混ぜたら準備が完成です。後は容器に入れて使いましょう。

水道水ではダメなのか?

結論からいえば水道水でも問題はありません。ですが、水道水はカルキや塩素が含まれており、ハッカの匂いに混じる事があります。一方で精製水とは、ろ過やイオン分解などを行い限りなく「水」のみにした純水のことで、カルキなどの余分な臭いを混ぜることなくハッカ油を作ることができるのです。

そのため、匂いや味を気にしないのであれば、わざわざ精製水を用意する必要もありません。

用途によって分量を変える

紹介した作り方はあくまでも基本の分量でしかありません。そのため、用途によって容量を変える方法もあります。例えば、ごみ置き場などの消臭目的ならハッカ油を多めにしてもいいですし、逆に口臭予防や美容目的では、人体に使うには効能が強すぎるため量を少なめにするなど調整することもできます。

まずは、基本となる分量で試してみて、効能や効果から調節していきましょう。

自作できるハッカ油

ハッカ油は薬局などでも販売していますが、自分で作ることもできます。どちらも必要な物は、
・オイル(オリーブオイル・アーモンドオイルなど)
・ミント(沢山)
だけですので、試してみてください。

ハッカ油の作り方①:「煮て抽出する」

一つ目の作り方は「ミントを煮る」方法です。
1:ミントをよく洗い乾燥させる
2:ミントを細かくちぎる
3:ミントとオイルを鍋に入れて、約1.5~2時間ほど弱火で煮込む
4:自然に冷めるまで待ち、手ぬぐいやフィルターで油分だけを取り出す。
5:保存瓶に入れたら完成

ハッカ油の作り方②:「ミントを漬けこみ」

二つ目の作り方は「ミントを漬けこみ」方法です。
1:ミントをよく洗い乾燥させる
2:ミントを細かくちぎる
3:瓶にミントとオイルを入れてよく混ぜる
4:約1~2日ほど涼しい暗所で寝かせる
5:手ぬぐいやフィルターで油分だけを取り出す。
6:保存瓶に入れたら完成

もし、効能が弱く感じるようなら、再び2からをくり返します。

ハッカエキスの作り方

ハッカ油を作らず、直接ハッカエキスにしてしまう方法もあります。簡単に作り方を説明すると、「エタノールにミントを漬けておく」だけです。よく洗って乾かした大量のミントをエタノールの中に漬けます。

そしてアルコールが劣化しないよう、しっかり蓋を閉めて涼しい暗所で保管するだけです。大体2週間~1カ月程度付けておけば完成です。もし、エタノールが無ければ度数の高いお酒でも問題ありません。その場合はミント酒として飲むこともできます。

ハッカ油の注意点①「容器が溶ける?」

ハッカ油に含まれる成分にはプラスチックを溶かす成分があります。すぐに溶かすというわけではありませんが、数日もたてば溶け始め、ハッカ油にプラスチックの成分が混ざってしまうのです。

そのため、ハッカ油を保存する際は、ガラスの瓶など、薬品に強い容器が必要になります。スプレーとして使用する際も、ガラス製であったり、耐アルコールや耐油性のスプレーを使うようにしましょう。


ハッカ油の注意点②「効果が強すぎる」

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ハッカ油はハッカの成分が凝縮されて高い効能が期待できますが、使いすぎると人体に影響が出てしまうこともあります。肌に付けすぎたら寒すぎてしまったり、摂取しすぎると体調を崩してしまうこともあるのです。少量でも効能は期待できますので、人体に使用する際は少しずつ試してください。

妊婦や幼児は特に危険

効能が高すぎることから妊婦や幼児には使用してはいけないといわれています。メンソールの成分には冷却作用や血行促進効果があり、流産の恐れなどがあるからです。たとえ妊婦でなかったとしても、母乳ハッカの成分が含まれて幼児が飲んでしまうこともありますので、授乳児がいる母親は注意しましょう。

ハッカ油の注意点③「アレルギーに注意」

もし、ハッカ油を使用して、痒みや倦怠感などの体以上を感じるようなら、すぐに使用を止めにしてください。もしかしたらアレルギー症状の可能性があります。アレルギー症状は軽い状態なら発疹や痒み程度ですみますが、症状が重くなると呼吸困難や昏睡してしまうこともある恐ろしい症状です。

ハッカアレルギーだったらどうしようもありませんので、パッチテストなど、使用の前には必ず相性を確認してください。そうでなくても、体調が悪いようでしたら必ず使用を中断しましょう。

ハッカ油の注意点④「可燃性」

ハッカ油は「油」というように可燃性です。また、ハッカ油を薄める際にはエタノールを使用しますので、よく燃えます。そのため、火や発熱する場所では使ってはいけません。特に台所では、生ごみの臭い消しや除菌目的などで使用することもあると思いますので注意してください。

ハッカ油の応用

ハッカ油を使う際は、別の成分を入れることでより効果的に使うことができます。

例えば、掃除をする際にクエン酸や重曹を加えることで水汚れなども落とせるようになりますし、逆にシャンプーやボディソープに混ぜれば、清涼感のあるシャンプーなどができます。他にも、歯磨き粉に加えて眼が覚める歯磨き粉にしたりなど、ハッカ油の使い道数多くあります。薄めて使うだけではなく、色々と試してみましょう。

まとめ

健栄製薬 ハッカ油P 20ml

出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
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いかがだったでしょうか?ハッカ油には様々な効果と使い道があるのです。紹介した使い方以外にも様々な使い方があります。ハッカ油は薬局や通販で簡単に購入することができますので、是非購入して色々なものに試してみてください。

ハッカ油が気になる方はこちらもチェック!

ハッカ油が気になる人は他にも記事があります。ハッカ油スプレーの作り方など、アウトドアで気になる虫除け対策について紹介されています。他にも、ハッカ油の使い方を知るために、ミントの効能を紹介するサイトもあります。ハッカ油をよく理解するためにも確認しておきましょう。