日本人がハワイに移住するには?
日本人の多くが憧れる移住先がハワイですよね。常夏の楽園とも呼ばれ、海もとても美しく、おしゃれな島です。そんなハワイに移住したい人はとても多いのですが、実際に移住するとなると沢山の問題があります。移住するには仕事のこと、費用のこと、家族のことなど悩ましいことは尽きません。そんなハワイに移住する方法や問題点をまとめていきます。
日本人がハワイに移住するときの問題①物価
食料品が2~3倍
まずはハワイに移住したときに発生する問題点をまとめていきます。ハワイに移住するにあたって一番考える必要があるのは金銭面ですよね。その費用の大部分を閉める飲食費などですが、ハワイは物価が高いため日本の2~3倍かかるのが普通です。食料品だけではなく日用品も高額な場合がほとんどですので、移住するにはそれなりの収入源が必要です。
医療費も高いハワイ
ハワイは食料品や日常品の費用だけではなく、医療費も高いんです。日本であれば数万円で住んでしまう手術なども、保険に入っていなければ恐ろしい金額になったりします。自分は健康だとしても、例えば家族が病気になったりしてしまうとやはり高額の医療費は避けられません。そういうことも考えると、豊富な資金が必要になってきますよね。
保険も高いハワイ
医療費が高額とはいえ、保険に入っていればほとんどカバーしてくれます。しかし問題は、保険費用も高いこと。安い保険なら3万円代のものもありますが、立派な保険であれば10万円近くかかることも。かといって、普通の保険で暮らしている人も多いので、そこまで多くを求めなければ大丈夫です。とはいえ、いざというときの資金は豊富に持っておきたいところですね。
日本人がハワイに移住するときの問題②家賃
家賃が高いハワイ
ハワイは物価が高いのに合わせて物件の家賃も高いことがほとんど。ハワイの中央にあるコンドミニアムなどの物件に住めば月に20万円は普通です。家賃だけで月に20万円の物件費用が発生するとなると結構痛手ですよね。しかし、ワイキキなどから離れるた物件であれば8万円くらいの家賃の部屋もありますので、贅沢をしなければ費用は下げられます。それを飲み込めるかどうかも移住するには大切な条件かもしれません。
美しいマンションはもっと高い!
安上がりに抑えることも出来るハワイの物件事情ですが、ハワイに来た目的がおしゃれで素敵な物件で暮らしをしたいからだった場合、出来れば美しいマンションなどに住みたいですよね。しかし、ハワイの美しいマンションはとても高額で、40万円~もしたりします。これは各々の金銭感覚にもよりますが、物件に払う金額としては気軽な金額ではありませんよね。住む場所の条件を選びすぎると、中々移住が難しくなったりします。
水道光熱費は込みが多い
物件の家賃が高いハワイですが、唯一助かるのが「水道光熱費は込み」な条件が多いことです。必ずしも水道光熱費が込みという条件になっている訳ではありませんが、マンションなどでは込みの場合が多く助かります。しかし、家賃の安い地域で済むと通信費や光熱費がかかることが増えますので、費用を抑えて住もうと思えば結局払う可能性も上ります。独身であればルームシェアをすることでこのデメリットを回避するのもアリですね。
日本人がハワイに移住するときの問題③仕事
意外と閉鎖的?なハワイ
日本人がハワイに移住するにあたって一番心配になるのが仕事面です。ハワイはとてもウェルカム的雰囲気があるにも関わらず、実は裏では閉鎖的な一面もあり、気軽に働けないこともあります。日本人はハワイで沢山お金を使っているのですが、現地で生まれ育った人からすれば浮かれた雰囲気が気に入らないと感じている人もいます。完全にウェルカムな気持ちではない人もいるということを知っておきましょう。
英語が話せないと厳しい
ハワイで仕事をするとなれば、日本語だけしか話せないという訳にはいきません。やはり英語を話す必要がありますので、語学力を鍛えておく必要があります。とはいえ、現地に行くことで英語が話せるようになるという部分もありますので悩ましいところ。日本にいる間にある程度話せるようにはなっておきたいですね。これは移住の大切な条件です。
日本人がハワイに移住するときの問題④言語
日本人も多いため意外と生活出来る
ハワイに移住計画は、ツレにはなしたら、「日本人多すぎ!だからヤダ」ってさ、、んで、「フィリピンとかマレーシアにしよう!」と決まったわぁ(笑)のんびり余生を楽しむのだ!
— あやの (@odenden0511) March 20, 2018
もしも現地の仕事に頼る必要がないのであれば、意外と英語が話せなくても暮らしていけます。というのも、ハワイには日本人が沢山住んでいるため、日本人コミュニティが沢山あるからです。先に住んでいた日本人家族と仲良くなることで、英語が話せないままでも暮らしていけます。資金が豊富な方であれば仕事に悩む必要はあまりありません。
住んでいる内に話せるようになる
英語は現地に住んでいる内に話せるようになるという部分もあります。必要になれば嫌でも話さなければいけないので、自然と身についてしまうのですね。ただし、英語を話すことに抵抗がありすぎて日本人コミュニティに依存してしまうと、いつまで経っても英語が話せないままになるというケースも。多少は飛び出す勇気も、ハワイ移住の条件と言えるかもしれませんね。
日本人がハワイに移住するときの問題⑤常識問題
洗濯物は外で干さないハワイ
日本人がハワイに移住するには、家族全員でハワイの常識を勉強しておく必要があります。実はハワイでは洗濯物を外に干す習慣がありません。その理由は、景観が乱れるから。美しい島だからなのか、景観をとても大切にしているのですね。部屋干しが基本となりますので、部屋干しが好きではない方にはこの常識は辛いかもしれません。移住するいは乗り越えなければいけない問題です。
子供にお留守番をさせてはいけない
実はハワイでは、12歳以下の子供を家に一人残すのは犯罪なんです。12歳以下ですから、日本では小学校6年生の齢ですね。日本なら小学校6年生ともなれば留守番をお願いすることもあるかと思いますが、ハワイではそれが出来ません。ということは行動に制限がかかるということ。これも移住するには知っておかなければいけないハワイの常識です。
父親と娘は一緒風呂に入ってはいけない
ハワイでは父親が娘と一緒にお風呂に入るのはNGとされています。理由は、性的DVを疑われるから。本当に幼い頃であれば入るようですが、あまり話さない方がいいでしょう。こうして色々とハワイと日本とでは感覚が違う部分がありますので、家族全員でハワイの常識を勉強しておく必要があります。費用の問題だけではないのですね。
外での飲酒は犯罪
ハワイでは公共の場で飲酒することは犯罪になります。つまり、酔っぱらってしまって公共の場で飲んだりしてしまうと、捕まってしまうのです。お酒好きな方であれば、綺麗なビーチを見て乾杯をしたいという願望があるかもしれませんが、実はハワイのビーチでそれは出来ないのです。また、お酒は深夜0時以降は販売してはいけないという法律もありますので注意です。
日本人がハワイに移住するときの問題⑥老後
貯金が無いと心配なハワイ移住
ハワイで移住するには、老後のこともしっかりと考える必要があります。ハワイに家族で移り住んだのであれば子供が老後を支えてくれる可能性もありますが、そうではなかった場合も生活をしていかなければいけません。先述したようにハワイは物価が高く家賃などの費用も高額ですので、あまり余裕が無ければ老後の暮らしはかなり困窮する可能性があります。
老後までしっかり生活していけるか?
ハワイに移住を考える人は沢山いますが、やはり尻込みしてしまうのは老後の問題。安心して移住するには、豊富な資金を持つのが手っ取り早い方法です。ある程度資金を用意し、ハワイ現地で仕事をしっかり行っていける状態になってから移住する人がほとんどです。安定して暮らす方法については後述しますので、是非参考にしてみて下さい。
日本人がハワイに移住するときの問題⑦家族
公立の学校は無料
ハワイに家族で移住するとなれば、子供の学校についても知っておく必要があります。実はハワイの公立の学校は無料で入れます。特に条件なども無いので、この点に関しては安心ですね。しかし、条件はないだけに公立の学校は学力レベルなども普通。ですので、ハワイで高いレベルの教育をさせたいとなれば公立の学校では不足する可能性があります。
私立は5~20万円ほど
ハワイで高いレベルの教育をさせたいと考える家族の多くは、私立の学校に子供を入学させます。しかし私立の学校となれば費用は高く、5万円から20万円ほどかかります。条件はさほどありませんが、費用はかければかけるほどレベルが高くなりますので、現在の資金に合わせて選ぶことになります。家族で移住するとなれば、こういったことに関しても考えなければいけません。
日本人がハワイに移住したあとの生活費の目安
40万円くらいは見ておくべき生活費
ここまで、ハワイで日本人が実際に暮らす際に問題となる部分について書かせて頂きました。中でも大きなポイントになるのは、やはり生活費ですよね。物価が高いハワイで暮らすとなると、多くの場合は一ヵ月に40万円ほどかかります。もっと高い暮らしをしている方であれば、100万円ほどかけることも普通にありますので、資金は多いほど良いですね。
節約すれば25万円くらいまで抑えられる
ハワイで暮らしたいだけで、高望みをしている訳ではないのであれば、節約すれば20~25万円程度でも暮らせます。しっかり自炊をし、家賃も安上りに、学校も公立の学校を選べば暮らせないことはありません。現地で仕事が出来ればその金額は稼げますので、ある程度の資金作りと英語を学べば、日本人でも移住することが出来ます。
日本人がハワイに移住する方法①貯金
初期費用だけで150万円は必要
ハワイで問題なく暮らす方法の一つが、しっかりと貯金をして資金を作っておくことです。人により様々ですが、何千万円単位での貯金はしておいた方が無難です。貯金さえあれば暮らす方法はいくらでも考えられますので、移住を考えている方はまず貯金から始めてはいかがでしょうか。資金さえあれば移住は難しくありません。
おすすめの貯金額
ハワイに移住する日本人にも様々な人がいますので一概には言えませんが、5000万円くらいは貯金してから移住することをおすすめする場合が多い様子です。というのも、年に500万円くらいは生活費がかかるケースが多いので、5000万円あれば10年は仕事がなくても暮らせるからです。その10年の間に語学力も上げて、暮らす方法を身につけていくという流れですね。
日本人がハワイに移住する方法②仕事
現地にはどんな仕事がある?
日本人がハワイに移住して仕事をする時によく選ばれているのが、飲食店。海外ではお寿司が人気ですので、日本人であるというだけでお寿司屋さんで働けることが多いんです。これは他の国に行っても共通します。また、プログラマーになったり、日本人向けのホテル従業員、ガイドツアーになる人も多い様子です。
不動産収入などの収入源
ハワイでハイレベルな暮らしをしている日本人の多くは、しっかりと資金を作っている人がほとんど。日本で会社を経営していたり、不動産収入を持っている方がよくいます。不動産収入であればハワイにいても収入が入ってきますので、ハワイで安心して暮らす方法として、そういった収入源を持つのはとてもおすすめです。
パソコンで仕事をする
ハワイで仕事をするにあたって問題になるのが言語の壁ですが、パソコンに関わる仕事をしている方なら問題ありません。パソコンを使った仕事であれば日本からインターネット上で受注、仕事することが出来ます。また、現地でプログラマーなどをすることも出来ますので重宝します。今はパソコンを使って仕事をしている方も多いので、おすすめの選択肢ですね。
日本人がハワイに移住する方法③永住権
移民ビザと非移民ビザ
暮らす方法の前に立ちはだかるのが永住権の問題です。グリーンカードとも呼ばれる永住権ですが、永住権がなければずっと住むことは出来ません。逆に、永住権さえ取得出来ればアメリカ国民と同じメリットを得ることが出来ます。永住権を取得する際は日本国籍を捨てることになりますので、ちょっと覚悟が必要かもしれませんね。また、非移民ビザと呼ばれるビザがありますが、これはずっと住み続けることが出来ないビザですので、移住するには移民ビザが必要です。
※グリーンカードはアメリカ国籍(市民権)を得る訳ではありません。条件付永住者カードとなります。
永住権はとれる?
ハワイの永住権をとる一番確実な方法は現地の方との結婚です。もう結婚しているのであれば、ハワイに会社を作って雇用を生み出すことで永住権をもらえたり、ハワイにある企業に就職することで永住権をもらえることも多いです。また、宝くじのような永住権の抽選もあります。一回目で永住権が当たったというラッキーな方もいますので、是非チャレンジしてみましょう。
日本人がハワイに移住した後に後悔すること
家賃が高すぎて古いアパート暮らしに
ハワイに移住したあとの生活を公開している方は多くいますが、暮らす方法をしっかり学んでから移ったにも関わらず後悔することがあるのが、やはり物価や物件の高さです。特に物件が高いと固定費用が削れなくなってしまいますので、のんびり暮らしたかったのに働き詰めになることも珍しくないようですね。
物価が高すぎて暮らしが質素に
物件を含め、生活費が高すぎたが為に質素な暮らしになる方も沢山います。しかし、いざ移住してしまったら日本に戻る手続きもまた大変です。ですので、ちょっと後悔しながらも質素に暮らしている方は沢山いるんです。資金があまり無くても暮らす方法は確かにあるのですが、やはりしっかりと準備をしてから行った方が無難です。
日本人がハワイに移住することに関してのTwitter
ハワイに移住する理由
ハワイに住みたくて移住してて、物価が高くて賃金が安いとか、日本人だから味噌が好きとかオタフクソースが欠かせないとか。
— ミサー (@mi_a_wa) March 14, 2018
移住しなきゃいいんぢゃねーの?
こちらのツイートでは、ハワイに移住したあとに不満を漏らす方への苦言を書いています。少し辛辣な言葉ではあるかもしれませんが、事実を突いている部分もありますよね。実際にハワイに住んでみると、物件・物価も高く、そして賃金が安いことは多いんです。また、日本食が恋しくて後悔する方も沢山いますので、移住はよく考えて行いたいですね。
日本の良さを再確認
ですねぇ^_^
— あさ♯なつ (@awaiirodot) February 12, 2018
ハワイ大好きすぎて住みたいですけど、でも絶対日本がいいんだろうな…
ハワイに移住した日本人の方がみな、口を揃えて「日本はすごい。東京に住むのが一番」て言っていたのできっとほんとうにそうなんでしょうね!
こちらのツイートでは、ハワイに移住した日本人の方の本音が書かれています。ハワイは移住先として憧れの地ではありますが、やはり日本の方が利便性も高く暮らしやすいのは間違いありません。ハワイで幸せに暮らしている方ももちろん沢山いますが、それには色々と努力も必要ですし、どれだけ準備が出来たかという条件もあるようです。一番大切なのはやはり資金ですので、まずは資金条件からクリアするのがおすすめです。
ハワイでのママ友付き合い
ハワイカイに引越した日本人の友人、高級住宅街カハラに続きハワイカイも日本人夫婦多く、英語話せないママ達が子供の学校でママグループを作り、日本人だけで集まっている。という話聞くと何の為にハワイに移住したのだろう?!と不思議になる:sweat_drops:旦那さんの仕事関連もあるんだろうけど…
— Kaz Yanbaru (@kaz_yanbaru) September 15, 2017
こちらのツイートでは、ハワイに過ごし始めたあとのことについて書かれています。せっかくハワイに暮らせるようになったのに、日本人コミュニティに入って日本人とばかり過ごしてしまうという話しは、ハワイに限らずよくある話しです。暮らす方法以前に、現地に溶け込む勇気が一番大事な条件なのかもしれませんね。移住する際には、最初は出来るだけ日本人コミュニティに頼り過ぎず、現地の人との交流を楽しむのがおすすめです。
日本人が沢山住むハワイ
ハワイに移住計画は、ツレにはなしたら、「日本人多すぎ!だからヤダ」ってさ、、んで、「フィリピンとかマレーシアにしよう!」と決まったわぁ(笑)のんびり余生を楽しむのだ!
— あやの (@odenden0511) March 20, 2018
こちらのツイートでは、いかにハワイに日本人が沢山いるかが分かる内容が書かれています。実は今、ハワイは日本人が移住し始めてから150年が経ちます。古くから沢山の日本人がいたハワイですが、それだけ時間が経っていますので、日系だけど英語しか話せないという方も沢山います。外人さんばかりで海外は怖いという方も、ハワイなら気軽に住むことが出来るという部分もあります。
まとめ~日本人がハワイに移住するには~
今回の「日本人がハワイに移住するには?家族で暮らす方法や移住での問題点を解説!」はいかがでしたでしょうか? ハワイで暮らす方法は様々ありますが、いざ暮らし始めたあとに「想い描いた幸せな生活」が出来るかどうかは、その人の努力次第です。生まれた国を出るということは色々な困難があると分かる内容を沢山書かせて頂きましたが、それを乗り越えてでも得られるものもハワイにはあります。しっかりと準備をして、ハワイでの暮らす方法もちゃんと学んでから移住しましょう!
ハワイが気になる方はこちらもチェック!
今回はハワイに移住する方法や問題をまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも海外に関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。
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