自転車キャンプに必要なものを紹介!
サイクリングをしつつ、キャンプも楽しめるのが自転車キャンプの魅力です。しかし、自転車は車やバイクと違って荷物を積載するスペースも少なく、本当にキャンプができるのか不安に思う方もいるでしょう。
また、何を持っていけばいいのか分からない方もいるはずです。今回は、自転車でキャンプに行く際に必要な荷物はもちろん、積載方法についても解説していきます。自転車キャンプに挑戦したい方はぜひ、参考にしてみてください。
適したタイプやギア選びについて
サイクリングで行く場所によって適した自転車がある
自転車にはロードバイク、クロスバイクなどさまざまあります。行く場所によって適した自転車があるためチェックしておきましょう。おすすめな自転車はグラベルロードが挙げられます。グラベルロードはダボ穴が多く、キャリアの取り付けが可能です。
長距離を走るならロードバイクがおすすめ。また、山を走るならマウンテンバイクがいいでしょう。折り畳み自転車を利用すれば、電車を使った遠出のキャンプも可能です。
アウトドア用のギアはコンパクトなものを選ぼう
自転車でアウトドアに行く場合、一番大切になるのが、持っていくギアの選び方です。自転車は車やバイクとは違って荷物を載せるスペースが少ないため、極力荷物をコンパクトにする必要があります。
キャンプ用のギアを選ぶ場合は、コンパクトなものを選ぶことが大切です。かさばるものしかない場合、必要な装備を積載しきれない可能性があります。自転車キャンプに挑戦するなら、コンパクトギアを選びましょう。
宿泊関連で必要な3つのアイテム
1.ソロ用のテントやグランドシート
サイクリングでキャンプに行く場合、必ず必要になる装備がテントやグランドシートです。テントやグランドシートがなければそもそもキャンプができません。ソロ用のテント、グランドシートを用意しましょう。
その場合、選ぶ基準となるのが軽量でコンパクトかどうかということです。テントやグランドシートは大きいため、できるだけコンパクトのものを選びましょう。なお、自転車キャンプにおすすめなテントについては、下記を参考にしてみてください。
2022年・自転車キャンプにおすすめのテント6選。軽量・コンパクトなものが勢揃い
近年流行している自転車キャンプには軽量かつコンパクトなタイプのテントがおすすめです。しかし、世の中に出回っているテントは多数存在するので、迷...
2.快眠のためのシュラフやマット
快適に寝るためにはシュラフやマットも欠かせません。この二つも大きな荷物になるため、選ぶ際には注意が必要です。シュラフの選び方は時期によって異なりますが、基本的に身体に密着しやすいマミー型を選ぶといいでしょう。
また、素材には化学繊維やダウンとありますが、自転車キャンプにいくなら軽量でコンパクトなダウン素材がおすすめです。また、マットはエアタイプやインフレータブルタイプを選ぶといいでしょう。
3.夜も安心なランタン
夜を快適に過ごすには、ランタンが欠かせません。ランタンがないと周りを照らせず、うまくキャンプができないでしょう。ランタンの種類にはLED、ガス、灯油やガソリン式がありますが、自転車ならLEDタイプがおすすめです。
ランタンは大きいイメージがある方もいるかもしれません。ですが、ポップアップ式のLED商品が販売されており、それを選べば持ち運びが楽にできるでしょう。重さは150g前後がおすすめです。
調理関連で必要な3つのアイテム
1.調理用のバーナーやガス
ソロキャンプで調理するものとして、バーナーやガスの準備も忘れないようにしましょう。キャンプの楽しみの一つは調理でもあります。コンビニで食事を済ませる方もいるかもしれませんが、自転車でキャンプに行くならぜひ、調理も楽しみましょう。
バーナーには一体型と分離型の二種類があります。一体型は軽量かつコンパクトなのがメリットですが、安定面に欠けます。一方分離型はコンパクト性には欠けますが、安定性が抜群です。お好みで選びましょう。
2.調理と食事用のクッカーやカトラリー類
クッカーやカトラリー類も欠かせないアイテムです。しかし、クッカーはかさばるギアの一つでもあります。クッカーを選ぶ際は、収納のしやすさを目安にしましょう。
クッカーは数種類持ち運ぶ方も多いので、スタッキングができるものがおすすめ。素材は軽量なものを選ぶならチタン、調理のしやすさで選ぶならアルミ製がおすすめです。また、カトラリー類は折りたたみタイプを選ぶといいでしょう。
3.食事をするためのチェアやテーブル
ソロキャンプで食事をする、ゆったりと過ごすためにはチェアやテーブルといった装備も欠かせません。テーブルやチェアもかさばる、重量のあるアイテムですが、必ず持っていきましょう。
テーブルやチェアを選ぶ場合はコンパクトにできるタイプ、かつ軽量のものを選ぶことが大切です。また、テーブルはできるだけ安定感のあるものを選びましょう。安定感や使用感については、商品の口コミなどを参考にするのがおすすめです。
ウェア関連で必要な2つのアイテム
1.防寒具は忘れずに
自転車でキャンプに行く場合は、防寒具も欠かせません。特にキャンプ場は山などが多いため、昼と夜では気温の差が激しく、防寒具を持ち忘れると寒い思いをする可能性があります。温かいアウターはもちろん、保温性の高いインナーウェアーもあるといいでしょう。
行ったことがないところだと、夜の気温などは分かりません。事前にキャンプする場所の気温などを聞いておくと、防寒具選びに困らないでしょう。
2.ヘルメットやサングラス
自転車で長距離のキャンプに行く場合は、ヘルメットやサングラスも用意しておきましょう。ヘルメットは安全対策として大切なアイテムです。特に長距離の場合は疲れもあり、道中に何が起こるか分かりません。自分の身を守るためにもヘルメットの着用をおすすめします。
また、サングラスは紫外線の対策だけでなく、飛来物から目を守るためにも欠かせません。サイクリングにおすすめのサングラスやヘルメットについては、下記を参考にしてみてください。
【2022最新】サイクリング用サングラスおすすめ4選。選び方や人気ブランドも紹介
サイクリングにサングラスは必要ないとお考えですか?街乗り程度なら必要ないと思われるサングラスも、もっとサイクリングを楽しむためには必要なアイ...
【2022】サイクリング用ヘルメットおすすめ6選。街乗りに◎なおしゃれモデルも!
サイクリング用ヘルメットがあれば、安全に自転車を運転できます。今回は、おすすめのサイクリング用ヘルメットを6個まとめてみました!街乗りにぴっ...
積載方法をご紹介
バイクパッキングで荷物を積載しよう
1泊程度のキャンプであれば、バイクパッキングで十分です。「バイクパッキング」とは、マウンテンバイクなどの自転車を改造することなくキャンプに必要な装備を取り付けてキャンプを楽しむスタイルをいいます。
自転車キャンプ用のバッグには「フロントバッグ」「フレームバッグ」「サドルバッグ」があり、それぞれをフレームなどに取り付けていきましょう。写真を見ると分かるように、荷物が数個のバッグに小分けになって自転車に取り付けられています。
キャリアとパニアバッグで積載量アップ
おはようございます😃
— 自転車工房ベルクレッタ 横浜市鶴見区の自転車店 (@VELcletta) July 11, 2022
今朝はちょっと蒸し暑いですね。
さて、自転車の収納力upにキャリアを付けてみました。大型サドルバッグやシュラフ、マットなども収納できますよ。これで自転車キャンプ⛺️が楽になりますね。ランドナーでキャンプはどうでしょうか?
今日もよろしくです。 pic.twitter.com/wqAQFLcnY3
大容量の荷物を積載したい場合は、自転車にキャリアを取り付け、パニアバッグを利用しましょう。パニアバッグは、キャリアを使って自転車の両脇に取り付けるバッグをいいます。
キャリアには種類があり、ダボ穴を使って固定するタイプと、シートポストに取り付けられる簡易キャリアがあります。荷物が多くなる場合は、安定して固定できるダボ穴タイプを選ぶのがおすすめです。
ダボ穴がなくてもキャリアは取り付けられる
ダボ穴がないとキャリアが取り付けられないと思った方もいるかもしれません。しかし、ダボ穴がなくても取り付ける方法があるため、その方法を紹介します。ダボ穴がない場合は動画にあるように、クイックエンドアダプター、キャリアダボ付シートクランプを利用し、キャリアを固定していきます。
自転車でキャンプに行こう!
キャンプには必要な装備がたくさんあり、自転車で行くのは難しそうだと思っていた方もいるかもしれません。しかし、荷物の選び方に注意し、積載方法を知っていればキャンプの荷物を自転車に装備することは可能です。
荷物が多くても、キャリアを取り付ければ大容量の積載も問題なくできます。自転車キャンプに挑戦したいと思っている方はぜひ、この機会に挑戦してみてください。
自転車キャンプが気になる方はこちらもチェック!
自転車キャンプについての記事は、他にもその魅力やパッキングのコツ、自転車キャンプに必要な装備などの記事があります。今回の記事以外に気になることがある方は、こちらもチェックしてみてください。
【完全解説】自転車キャンプの魅力をご紹介!キャンプ場の選び方やパッキングのコツも
夏のどこまでも続く道をキャンプ道具を自転車に積んで走る。一度は夢見たこともあるでしょう。やってみたいけれど難しそうと思う人も、この記事を読め...
初めての自転車キャンプに必要な装備11選!軽くて便利な道具や積み方のコツもご紹介!
実は自転車でも荷物の選び方に注意するとキャンプが楽しめるんですよ。ただしバイクツーリングでのキャンプと比べると荷物の積載量や積み方に工夫が必...