LIGHT WINGS DAC UL1
シームレスドライ ダウンハガー900
sosee ランタン
マジックマウンテン
チェアゼロ
キューブバックパッカーズテーブル
メスティン
G-ストーブ ST-320
パナレーサー 携帯空気入れ
ミニタープ
自転車でもキャンプは楽しめる
キャンプ場まで楽しいサイクルキャンプ
オートキャンプと比べると荷造りなどが大変ですが、自転車でのキャンプはキャンプ場までへの道のりも楽しめます。この点がオートキャンプにはない魅力となり自転車でのキャンプが好きな方も多いです。
また、自転車キャンプのもう一つの魅力としてはキャンプ道具の厳選や積み方を考えるのが楽しいという声もあり、面倒だったり手間がかかる部分まで楽しめる方にはおすすめスタイルになります。
どんな自転車でも楽しめる
キャンプといえばテントや寝袋、タープなど大きくて重たい道具、装備が多く自転車でするのは難しいそうなアクティビティですが、道具を厳選したり積み方を工夫することで軽快車やマウンテンバイク、ロードバイクやクロスバイク、タイヤの口径が小さいミニベロや折りたたみ自転車などありとあらゆる車種でキャンプできます。
今回は自転車キャンプに必要な荷物や装備から積み方のポイントなどをまとめて紹介していきますね。
車種について(軽快車・ミニベロ)
予備知識として自転車の車種について紹介しますね。軽快車とはシティサイクル、ママチャリと呼ばれるごく一般的な自転車です。街の中を走るのに適していてメンテナンスしなくても長く使える頑丈な種類です。
ミニベロや折りたたみ自転車はタイヤがコンパクトですが、持ち運びしやすく小回りが利きやすいというメリットがあり荷物をタイヤが小さくてもサイクルキャンプ可能。ですが他の車種類と比較するとタイヤが小さいためトップスピードを維持するのは大変です。
車種について(スポーツ向け自転車)
ロードバイクは舗装された道路を高速で走る車種です。フレームが軽いため重たいものを乗せるのはあまり向いていませんが、遠くまで楽に行けることからツーリングで使われやすく近年は自転車キャンプでも愛用されています。
クロスバイクは軽快車とロードバイクの中間のような車種となり、未舗装の場所でもある程度走れ、初心者の方でも乗りやすくツーリングで使われやすいです。マウンテンバイクは未舗装に強くフレームも頑丈で重たいものも乗せやすいです。
自転車への荷物・装備の積み方
荷台とバッグで荷物を積む
どんな車種でもできる荷物の積み方が荷台(キャリア)を取り付けてそこに荷物を積むという方法です。それぞれ車種に合ったリアキャリア、フロントキャリアを取り付けていくことでキャンプ道具が積載できます。
軽快車など最初からかごが付いているものならあまり抵抗なく取り入れられますが、マウンテンバイクなどのスポーツ系だと普段使うときにキャリアがじゃまになる可能性もあります。
キャリアでの積み方のコツ
キャリアに専用のバッグを取り付けて荷物や装備を運搬する場合、左右のバランスに注意しましょう。リアキャリアにバッグを取り付けるときは2つ1組で使うことが多く右だけ重たくしていると、操作性が悪くなり危ないです。
できるだけ均等にバランスよく積載し重量のあるものは、バッグの下の方に入れておきましょう。キャリアに乗せたり取り付けるパニアバッグ、サイドバックは容量があり、後述するバイクパッキングよりもたくさん荷物が運べますよ。
バッグだけで積む
マウンテンバイクなどのスポーツ系の自転車は、キャリアを付けることで、車体が重くなり満足に走れなくなる可能性がありキャリアを付けたくないという場合も多いです。そのためスポーツ向けの自転車では普段のツーリングでも使えるようにベルクロやベルトなどで固定する小さなバッグをたくさんつけて荷物を運ぶ方法がおすすめになります。
バイクパッキングと呼ばれるスタイルになり専用のバッグが複数個必要になりますが、使わないときは簡単に外せます。
バイクパッキングの積み方のコツ
バイクパッキングはサドルやフレーム、ハンドルなどさまざまな場所に大小のバッグを取り付けますが、安定して走行するにはいくつかのルールがあります。まず重たい荷物は下の方、体の近くに乗せましょう。
重心が高いと非常に危険です。また、小分けしてすぐに使うものは取り出しやすい位置にいれるなどの工夫をしましょう。例えばハンドルに取り付けるバッグには、財布やスマホなどの軽くて使いやすいものを入れたり、大きくても軽い着替えなどを入れます。
自転車キャンプの道具積載に必要なもの5選
キャリア
荷台のことでさまざまな種類があり、ブレーキの種類によって取り付けられないということもあるので慎重に選ばないといけないため初心者には少しわかりにくくなります。
荷物を乗せたり、吊り下げる台となるため耐荷重にも注目して選びましょう。また、材質によって特性が異なり鉄は頑丈でアルミは軽量です。
サイドバッグ
キャリアに引っ掛けて使う20L前後のバッグ。完全防水の素材でできているものも多く雨天でも着替えなどを濡らさないで持ち運べたり、多少擦ってしまっても破れない強度の高い素材でできています。片方だけでも使えますが、左右のバランスを維持することから左右につけることが多いです。
自転車のフレームの強度によりますが、40L程度の荷物を運ぶことも可能でキャンプ道具が積載しやすいです。
パニアバッグ
使い方はサイドバックとほぼ同じです。サイドバックはキャリアの左右に取り付けるバッグですが、パニアバッグはキャリアに乗せるバッグというような感じになります。自転車でキャンプをするには、必ず荷物を持ち運ぶバッグが必要になると覚えておいてくださいね。
パニアバッグはサイドバックよりやや容量が少ないものが多いですが、装備を厳選するとパニアバッグでも自転車キャンプはできます。
バイクパッキングで必要なバッグ
ハンドルに装着するバッグ、サドルに装着するバッグ、トップチューブに装着するバッグ、ダウンチューブとトップチューブの間に取り付けるバッグなど大小のバッグをキャンプ場のまでの距離、日程などを考えつつパズルのように組み合わせて荷物を運ぶスタイルのためさまざまなバッグがあります。
その他
ショックコード(バンジーコード)、ネット、荷造り用の紐など荷物を固定するロープやベルト類も装備の積載方法によっては必要になります。例えばサイドバックを片方だけ取り付け、反対側に直接キャンプ用品でかさばりやすいテントなどを取り付けるというときにベルト類は必須になります。
また、便利なアイテムとしてもベルト類は用意しておいたほうがいいでしょう。
自転車キャンプの装備
1:テント
テントはキャンプに必要なギアですが、大きくかさばりやすいです。そのため自転車キャンプでは重量と収納サイズの2つに注目して選びましょう。例えばモンベルのムーンライトは収納サイズが小さく、設営しやすいことから自転車キャンプで大人気です。
また、通常のキャンプ用のテントではなく軽量でコンパクトな登山用テントもおすすめになります。コンパクトで軽量になるにつれて価格も上がりますが、自転車でキャンプ道具を積載するには高価なギアが必須になります。
自転車キャンプにおすすめ一人用テント
LIGHT WINGS DAC UL1
モビガーデンのテントは少し高価になりますが、日本の登山テントより価格が安い魅力的な一人用テントです。収納サイズは直径13×41cm程度でコンパクトで総重量が1200g程度と非常に軽く、登山用のテントのため耐水圧も高く、簡単に設営できる魅力があります。
大きさは一人用ですが、キャンプ用テントよりも狭めです。軽ければ軽いほど走りやすくなることから登山用も選択肢に入れておきましょう。
2:寝袋
キャンプでの布団となるギアでテントと同じようにかさばりやすいためコンパクトな羽毛(ダウン)を使ったものがおすすめです。また、寒さに強いものは中綿の量が多くなることから、重たくかさばりやすくなるのでオーバースペックにならないように季節に応じた寝袋を用意しましょう。
つまり寒い時期の自転車キャンプは、積載の難易度が高くなります。また、ダウンシュラフは雨や結露などの水濡れに弱いため専用のカバーを用意しておいたほうがいいでしょう。
自転車キャンプにおすすめ寝袋
シームレスドライ ダウンハガー900
夏なら化繊寝袋でも大丈夫ですが、どうしても大きさ、軽さを考えるとダウンがおすすめになります。ダウンは品質が悪いと臭ったり、化繊より保温性が下がることもあるので信頼できるメーカーや口コミなどから信頼できるものを選んでください。
おすすめの寝袋のドライシームレスダウンハガー900 #3はゴアテックスが表地に使われ水濡れ防止用のカバーがなくても使え、ちょうどいい保温力でオールシーズン使えます。収納サイズは14×28cm、645gです。
3:マット・コット
マットかコットのどちらかは絶対に用意したいギアです。寝袋とテントだけで寝ると腰などを痛める原因になりやすく疲れが取れません。また、断熱効果もあり快適に寝るにはテント以上に重要になります。
コットとマットではコットのほうが寝心地がよく断熱効果高めになりますが大きく重たいです。少しでも重量を減らしたい方はマットがおすすめになりますよ。長距離移動になると重量の違いは疲れとなって表れます。
自転車キャンプにおすすめマット
マジックマウンテン
テントと同じように移動距離問わず登山用のマットがおすすめです。登山用だと重量が軽く、コンパクトで荷台に積載しやすく旅でも使いやすくなり自転車キャンプにもマッチした製品になります。
マジックマウンテンのマットは登山用のマットで530gと非常に軽く収納サイズは直径9×25cmと非常にコンパクトです。500mlペットボトルより少し大きい程度に収まるため自転車キャンプやツーリングでも持ち運びやすいです。
4:ランタン・ヘッドランプ
キャンプは明かりが必要になるためランタンかヘッドライトはあったほうがいいアイテムです。ランタンはLEDを使うことで軽く、コンパクトにできますよ。暖色の明かりになるものを選ぶと、キャンプの雰囲気を壊しません。
ヘッドランプは移動時、ランタンの代わりとして使えるアイテムになり軽さを優先したい場合はヘッドランプがおすすめになります。ヘッドランプは前方しか照らせませんが、ランタンフックに吊り下げることでテント内を広く照らせられます。
自転車キャンプにおすすめランタン
sosee ランタン
本品は手のひらより少しだけ大きい小さなLEDランタンです。面発光のため本物のランタンのように周囲360度照らせませんが、非常に明るいですよ。自転車キャンプ、一人用テントには十分すぎる光量があり、小さくパッキングしやすいです。
モバイルバッテリーとしても使え、無段階調光、暖色への調光もでき自転車キャンプとの相性がよく、電池はスマホと同じ充電式となっていて最長70時間も点灯でき連泊や旅でも使いやすくなっています。
5:着替え
着替えは荷物になりますが、必ず用意しておきましょう。自転車キャンプは、重たい荷物を乗せた自転車で長距離移動するため汗をかきやすいです。慣れていない初心者ほど汗を書きやすくそのままキャンプをすると汗冷えや不快感の原因になります。
キャンプ場についたら着替えられるようにしっかり用意しておきましょう。かさばりますが衣類は軽いため自転車の上の方に積載しても大丈夫です。
キャンプのスタイルによって必要なもの6選
1:レジャーシート・椅子
自転車キャンプでもどのように過ごすかで必要になるギアが異なります。例えばお座敷スタイルで自転車キャンプを楽しむなら椅子は不要になりますが、レジャーシートが必要になりどちらかは必ず用意しておいたほうがいいギアとなります。
一人用チェアは意外とコンパクトなものが多く、さまざまなメーカーから発売されていますが、ツーリングということを考えると最軽量な椅子がおすすめになります。レジャーシートは軽いものが多いです。
自転車キャンプにおすすめチェア
チェアゼロ
短距離でも長距離でもきちんと座れる背もたれのある椅子がおすすめです。背もたれがある椅子でなおかつ軽さを重視するなら高価になりますが、定番のヘリノックスの椅子が人気です。重さを気にしないのであれば、好きな椅子でも大丈夫ですよ。
小旅行のように長距離を移動する場合は高価格ですが、ヘリノックスがおすすめです。ヘリノックスのチェアワンはわずか960gとなりより軽量なチェアゼロは510gしかありません。
2:テーブル
テーブルは、レジャーシートなど敷いて過ごすお座敷スタイルでは使わない場合もありますが、スタイル問わずあったほうがいい便利アイテムが小さいテーブルです。食事をするとき、作業するときなどに役立ちますよ。
いろいろなメーカーからさまざまなサイズのテーブルが発売されているため迷いやすいですが、収納サイズ、重さを比較して軽いものを選びましょう。バイクツーリングではあまり気にしませんが自転車キャンプならテーブルの重さサイズも重要です。
自転車キャンプにおすすめテーブル
キューブバックパッカーズテーブル
大きさ35×35×高さ32.5cmの一人用のテーブルで重さは560gになり、収納サイズは9×9×高さ36cmとなり、ヘリノックスなどの椅子にちょうどいい高さのあるタイプです。耐荷重も10kgと一人で使うには十分あります。
材質はマウンテンバイクなどにも使われている軽量なカーボンフレームとアルミになっていて熱い鍋を直接置いても問題なく使えますよ。さらに、便利なメッシュ棚があり小物を収納できます。
3:クッカー・シングルバーナー・カトラリー・ナイフ
クッカーなどは食事のとり方によっては必要になる道具です。例えば食材を購入し自分で作る場合はクッカー、シングルバーナーやナイフ(包丁)なども必要ですが、惣菜で済ますなら不要になります。過ごし方によって変わりますが、クッカーとシングルバーナーは用意しておいたほうがいいでしょう。
自転車キャンプにおすすめクッカー
メスティン
いろいろなクッカーがありますが、メスティンは専用のレシピ本が発売されていたり、四角い形状でパッキングしやすいなどの理由から自転車キャンプや初心者におすすめです。四角いため中に食材(レトルト食品)などスタッキングして運ぶことも可能です。メスティンはもともとはクッカーではなく飯盒でご飯も炊けます。
自転車キャンプにおすすめシングルバーナー
G-ストーブ ST-320
バーナーはさまざまな種類があり重さもさまざまです。登山用のバーナーなら非常にコンパクトになりますが、専用のガス缶を使うことから自転車キャンプでは気軽に買い足せるCB缶がおすすめになります。
おすすめのG-ストーブはツーリング、自転車キャンプに向く薄いブック状のシングルバーナーで収納サイズは142×78×高さ25mmと非常にコンパクトでパッキングしやすく便利ですよ。メスティンのサイズ次第ではスタッキング可能です。
4:焚き火台・タープ
焚き火を楽しみたいなら焚き火台が必須になります。いろいろなタイプがありますが、メッシュ火床ならコンパクトで軽量です。しかし、コンロのように使えません。かまどタイプなら少し重たいですが、コンパクトでコンロとしても使え便利ですが、焚き火台としては小さめになります。
タープは日陰となるあったほうがいいのですが、無くても自転車キャンプ自体は楽しめます。木陰があるキャンプ場だと不要になることもありますよ。
自転車キャンプにおすすめタープ
ミニタープ
必要最小限の小さなタープです。収納サイズは60x15cmと大きいのですがコンパクトなポールを使うと小さくできます。耐水圧は2000mm、UVカット率85%以上です。また、他にもさまざまなタープがあるので好みのタープを探してくださいね。
5:修理キット・空気入れ
便利な道具として用意したいのが自転車のパンク修理キットと空気入れ。自転車でキャンプ場まで行く、キャンプ場から帰ってくるまでにパンクがあるとかなり辛いです。自分である程度修理できるようにしておきましょう。携帯用の空気入れも持っておくと便利です。
マウンテンバイクのようにパンクに強い車種でも万が一に備えておきましょう。また、自転車初心者の方もパンクの応急修理ぐらいはできるようになっておかないと自転車キャンプは大変です。
自転車キャンプおすすめ空気入れ
パナレーサー 携帯空気入れ
自転車で気軽に持ち運べる小型の空気入れ。マウンテンバイク、ロードバイク、軽快車など自転車の種類問わず使えるように英式、米式、仏式に対応していて初心者でも使いやすいです。自転車キャンプはタイヤの空気が少なくなると前に進みにくくなり、タイヤ損傷の原因になるため必ず携帯空気れを用意しておきましょう。
6:センサーライト・鍵など
自転車で持ち運べるテントは前室が小さなものが多く、防犯対策になるものを用意しておいたほうがいい場合もあります。マウンテンバイクなどのスポーツ用自転車は自転車自体が高価なため盗難に注意しましょう。初心者でも簡単にできる対策としては人が近づくと点灯するセンサーライトを設置したり、自転車にきちんと鍵をかけましょう。
防犯ブザーをペグとチェアなどに取り付けてチェアが持ち上げられると鳴るようにする方法などもあります。
まとめ
しっかり準備
自転車キャンプは道具をコンパクトにして軽量化しないと積載しにくいです。特にバイクパッキングはコンパクトに荷造りしましょう。今回自転車キャンプに向いているさまざまな道具を紹介しましたが、キャンプは過ごし方で必要になるものが変わります。初心者の方でも自分である程度必要なものを考えてきちんと準備して旅立ってくださいね。
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