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【冬キャンプ】快適に眠るにはどうすれば?睡眠時の暖房の注意点を徹底解説!

冬のキャンプを楽しみたいけれど、寝るときの暖房をどうしたらいいかは悩みどころです。暖房器具をつけたままだと重大事故に繋りかねませんし、かといって何もしなければ寒くて眠れません。今回は、冬キャンプで寝るときの注意点や寒さ対策についてご紹介します!
2022年11月9日
syuka
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目次

冬にキャンプをする魅力

冬は空気が澄んでいる

出典:unsplash.com

冬は空気が乾燥しているため、空気中の水分が夏より少ないのが特徴です。そのため、空気の歪みが少ないので晴れた日は遠くのほうまで景色を見渡せたり、夜空に浮かぶ星々がクリアに見えるでしょう。

空気が澄んでいる冬のアウトドアは、夏より綺麗な景色を楽しむことができるのが一番の魅力です。今回は、キャンプをはじめとした冬のアウトドアで寝るときの寒さ対策や、暖房器具を使用するときの注意点についてご紹介していきます。

焚き火を楽しむことができる

冬キャンプの一番の魅力は、仲間と寄り添って暖をとれる焚き火です。寒い中でも身を寄せあって暖を取りながら食事を楽しむことで、友人との仲を夏のキャンプ以上に深めることができるでしょう。

また、夏は焚き火の火や照明の明かりに虫が寄ってくることがあるので虫対策は必須ですが、冬はほとんど虫がいないので、虫が苦手な方でもテント内で快適に過ごすことができます。そのため、冬キャンプは虫が苦手な方ほどおすすめです。

POINT

  • 当記事は2022年11月時点の情報をもとに記載しているため、実際の情報とは異なる場合があります

寝るときに寒さ対策する方法

キャンプギアで冬の冷気を遮断する

出典:unsplash.com

冬キャンプに最適な12月から3月ごろの平均気温は-5℃から5℃ほどと低いので、夏より充実したアイテムが必要になります。特に、冬はテント内に地面からの冷たい空気が伝わりやすいので、マットやシートなどで冷たい空気を遮断しましょう。

マットやシートを重ねて使うことで、暖かい空気が逃げていかないようにできます。また、ストーブなどの暖房器具や湯たんぽなどのアイテムを使えば、より暖かく過ごすことができるでしょう。


首元や足元の熱を逃さない服装を選ぶ

冬キャンプで寝るときは、防寒着で寒さ対策をしましょう。特に、重ね着することで体温が調節しやすく、快適に過ごすことができます。保温系のインナーにミドルレイヤー、アウターの順に重ね着するのがおすすめです。

また、寝るときはスキーウェアを着用したまま寝るのがおすすめという人もいますが、汗が外に逃げないため逆に寝冷えすることがあります。寒がりな方には効果がありますが、代謝がいい方にはおすすめできません。

あらかじめキャンプ場の天気や気温を確認する

出典:unsplash.com

キャンプ場の多くは山間部にあり、昼と夜の気温差が大きいことがあります。真夏のキャンプでも夜から朝にかけて底冷えすることがあり、昼間は冬のほうが太陽が近いため予想以上に暑くなることがあるので注意が必要です。

冬キャンプに出掛ける際は天気予報をチェックして当日の最高気温と最低気温を確認しておきましょう。荷物はかさばるものの、気温の変化に合わせた対応ができるよう多めの服や暖房アイテムを準備しておくと安心です。

暖房器具を使うときの注意点

暖房器具は寝る前に必ず消す

出典:unsplash.com

ストーブなどの暖房器具をテントの中で使う際は、一酸化炭素中毒を引き起こす場合があるので注意してください。一酸化炭素を吸い込むと軽い頭痛やめまいを起こし、重症化すると意識障害を引き起こして死に至る場合があります。

テント内で暖房器具を使う際は1時間に1回のペースで必ず換気をして、テント内の空気と新鮮な空気を入れ換えましょう。また、寝る前にテント内を温めたら、寝るときは暖房器具を必ず消してください。

低温火傷しないよう気を付ける

湯たんぽやホッカイロなどの暖をとれるアイテムを使う場合、直接肌に当たらないように注意して使いましょう。長時間にわたって直接肌の同じ部分に触れ続けていると、低温火傷を引き起こす可能性があります。

低温火傷は通常の火傷と違って気づかないうちに重症化しやすく、治療にも長い時間かかるのが特徴です。湯たんぽにはカバーをかける、ホッカイロは衣服の上から貼るといった簡単なことで低温火傷を防げるので安心です。


電源サイトで暖房器具を使う場合は漏電に注意

出典:unsplash.com

電源付きサイトなどで電気ストーブや電気マットなどを使う場合は、漏電に注意してください。製品から伸びているケーブルが雨や結露で濡れると、水を通して電気が外に漏れ出してしまうことがあります。

電気ストーブや電気マットが故障したりブレーカーが落ちるだけでなく、感電してしまったり火災を引き起こす危険があるでしょう。キャンプ場で電化製品を使う際は、防水性の高いケーブルを使うなどの漏電対策が必要です。

寝るときにホットドリンクを飲むのも効果的

お子さんと一緒に楽しく作れる「ココア」

ホットドリンクを飲み、内側から身体を温めるのも効果的です。ホットココアはお子さんから大人まで幅広い人気があり、甘いですが身体にいいドリンクでもあります。食物繊維が豊富なので、便秘の解消などにも繋がるでしょう。

また、ココアにはカカオポリフェノールが含まれており、生活習慣病やがんの予防に繋がるため健康志向の方におすすめです。お湯で溶くだけで簡単に作ることができるので、お子さんと一緒に作ってみてください。

芯から身体を温められる「ヴァンショー」

ヴァンショーとはフランス発祥のドリンクで、すぐに身体が温まるので寒い日の冬キャンプにおすすめできます。ヴァンショー(Vin chaud)というのはフランス語で、英語で言うとホットワインのことです。

飾りとしてシナモンスティックをカップに添えることが多く、見た目にも可愛らしいのが特徴となっています。本場のフランスではよく風邪をひいたときに飲まれており、冬キャンプだけでなく風邪気味のときにもおすすめです。

寝るときに飲みやすい「アイリッシュコーヒー」


アイリッシュコーヒーはアイルランド発祥のドリンクで、生クリームとコーヒーの風味が合わさったホットカクテルです。甘口なので女性でも飲みやすく、寝る前に身体を芯から温めることができます。

簡単に作ることができて見た目にも可愛らしいので、写真映えすること間違いないでしょう。また、ベースのアイリッシュをスコッチに変えるとゲーリックコーヒー、ラム酒だとジャマイカンコーヒーなど名前が変わるといった面白さがあります。

寒さ対策を万全にして冬キャンプを楽しむ

出典:unsplash.com

今回は冬キャンプで寝るときの寒さ対策について、対策方法や注意点などをご紹介しました。冬のアウトドアは寝るときの寒さを攻略することさえできれば、周囲を気にすることなく悠々自適な時間を過ごせるでしょう。

友人同士楽しんだり恋人や夫婦と星空を観察したり、冬のアウトドアにはさまざまな楽しみ方があります。ストーブなどの暖房器具や湯たんぽなどのアイテムを使って、ホットドリンクを飲みながら冬キャンプをお楽しみください。

おすすめの暖房器具はこちらもチェック!

今回は、冬キャンプで寝るときの寒さ対策や注意点についてお話してきました。暮らし―のでは、冬キャンプを楽しむ際におすすめの暖房器具に関する記事をほかにも多数掲載しています。

寝る前にテント内を温められるおすすめの暖房器具が気になる方、防寒方法を知りたい方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。これからの季節冬キャンプに出掛けたい方に、少しでも参考になれば幸いです。