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【2022年】今年の冬至はいつ?夜を満喫するなら日が一番短いこの日がおすすめ◎

冬至とは1年で最も昼間が短く夜が長くなる日で、さまざまな行事が行われます。毎年決まった日ではなく年によって冬至の日付が違うため、2022年の冬至がいつかは確認しておきましょう。この記事では、2022年の冬至の日程と風習、行事を解説していきます。
2022年9月8日
maida0493
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目次

2022年の冬至はいつ?

2022年の冬至は12月22日

2022年の冬至は12月22日の木曜日です。冬至は常に同じ日ではなく、12月21日と12月22日の年があります。日付が変わる理由は、黄道という太陽の見かけ上の通り道である円を基準にして冬至の日付を決定しているためです。

日本や中国では1年を24の季節に分けた「二十四節気」というものがあり、冬至が12月22日頃から1月5日頃の小寒前日の期間を表すこともありますが、現在ではあまり使われていません。

冬至にさまざまな行事があるのは何故?

冬至は1年の中で最も昼間が短くなる日です。昔から太陽の力が弱くなる季節であると考えられていたことが、さまざまな風習や行事が行われてきた理由になっています。寒さによる病気も増えるため、無病息災などの願い事も込められていました。

また、冬至からは少しづつ昼間が長くなっていくことから万物を育てる「陽気」が回復していく始まりの日とされ、円満を願う行事が行われている地域もあります。

冬至は夜が最も長い日

日本は南北に長く、緯度も北緯24度から45度までとかなりの違いがあります。日の出や日の入りの時間も場所によって変わってきますが、北緯36度の東京を例にして夏至と冬至でどれだけの差があるかみてみましょう。

夏至の日の出が4時25分、日の入りが19時ちょうどなのに対して、冬至は日の出が6時47分、日の入りが16時32分です。昼間と夜で5時間近く差が出ており、最も夜が長い日というのも納得できます。


日本での冬至の過ごし方

ゆず湯に入る

冬至といえばゆず湯を思い浮かべますが、この風習は江戸時代の銭湯から始まりました。湯治と冬至の読み方と、ゆずと融通の読み方が似ていることから語呂合わせにしたと考えられています。

ゆずを輪切りにしたものを浮かべたり、果実をそのまま入れたりするのが一般的です。実際に血行が良くなりひびやあかぎれに効くという薬効も確認されているため、冬至という寒く乾燥した時期にはぴったりのお風呂といえるでしょう。

かぼちゃを食べる

冬至と言われてまっさきに思いつく食材として挙げられるのがかぼちゃです。冬はかぼちゃの旬の季節ということもあり、煮付けにして食べている人も多いでしょう。

冬至にかぼちゃを食べる理由として、「ん」のつく7つの食材を食べると運気が上昇するという言い伝えがあります。かぼちゃを「なんきん」と読み、蓮根や人参、銀杏、寒天、金柑、うどんと一緒に食べていたことが冬至にかぼちゃを食べる由来です。

小豆粥を食べる


小豆粥は旧正月にも食べられますが、冬至の日の小豆粥は特に「冬至粥」と呼ばれる中国由来の風習です。米と小豆を使う赤飯と共通点のある食べ物で、小豆が病気や邪気を祓うと言われています。

米と小豆だけのお粥だけではなく、冬至の定番食材であるかぼちゃと一緒に煮た「いとこ煮」として食べている地域もあり栄養も豊富なので、ぜひ試してみてください。

海外での冬至の過ごし方

中国では湯円を食べる

湯円とはもち米を丸めてゴマや小豆、肉で作った餡を入れる中国の伝統的な料理です。冬至や旧正月である春節に食べられることの多い湯円は、万事の円満や家族の団欒という願い事と共に食べられます。

中国には「冬至に食事をすると一つ年をとる」という観念があり、冬至の日に食べられる湯円を食べれば大きくなれるという意味合いもあるため、子供たちは率先して食べているようです。

北欧では冬至祭としてユールが有名

北欧諸国での冬至は「ユール」という冬至祭が有名です。キリスト教のクリスマスとの混交が行われましたが、現在でも独特の風習が残されています。古代ローマ時代の冬至祭が起源とも言われており、古い時代から冬至祭が行われていました。

ユール・ゴートというワラで作ったヤギを飾り、ユール・ボードという豚肉やミルク粥を中心とした食卓を囲むのがユールの特徴です。

ユールはクリスマスの起源でもある


クリスマスは古英語で「ユールタイド」と呼ばれていました。また、北欧諸国では今でもクリスマスのことをユールと呼んでいる地域もあります。サンタクロースに似た逸話もあり、冬至祭であるユールがクリスマスの起源の1つと言えるでしょう。

また、「ユール・ログ」という冬至の時期に大きな薪を使って火を絶やさないでおく風習があり、現在のブッシュ・ド・ノエルというケーキに受け継がれています。

2022年の冬至を楽しもう!

2022年の冬至の日付と、日本や海外の冬至に関する風習や行事を紹介してきました。1年の中で冬至は夏至と並んで特別な日とされて、多くの風習が現在でも続いていることがわかります。

夏至と比べて5時間も夜が長い冬至の日は天体観測など夜空を堪能するのにぴったりの日です。ゆず湯やかぼちゃ料理で寒さや風邪対策をして、冬至の夜を満喫してみてはいかがでしょうか。

2022年の冬至が気になる方はこちらもチェック!

2022年の冬至が気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。夏至と冬至の違いや季節の食べ物、風習などを紹介しています。ゆず湯などは排水溝に詰まらせてしまわないように参考記事を見て注意して入りましょう。

また、かぼちゃは煮付け以外にも多くのレシピがあります。冬至の日の食べ方には特に指定がないので、作りやすくおいしいレシピを探してみてはいかがでしょうか。