アウトドアを楽しもう
関東には自転車の持ち込みができるキャンプ場など自転車ツーリングに適したキャンプ場が多数あります。今回はデイキャンプでも楽しめるキャンプ場はもちろん、初心者がロードバイクでの旅を楽しむのにおすすめなキャンプ場もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください(当記事は2022年9月16日時点の情報を元に作成しております)。
初心者にぴったりなロードバイク旅の季節
夏の自転車ツーリングは避けるべき理由
初心者が自転車ツーリングでキャンプに行くなら、春または秋の気候がよいときがおすすめです。夏は気温が高く、炎天下の中で自転車をこげば当然熱中症になるリスクがあるため、特に初心者は避けます。
また関東で夏にキャンプ場で宿泊する場合、平地では夜でも気温が高いため夜を過ごすのが難しく、標高が高くて涼しいキャンプ場へ行かなくてはなりません。まだロードバイクに慣れていない方にとって、標高が高いキャンプ場へ登って行くのは負担が大きいので避けましょう。
装備をたくさんすべき冬も避けよう
関東で冬にキャンプを楽しむためには、キャンプ場に防寒具などの装備をしっかり持ち込みする必要があります。車ならたくさん荷物が持ち込みできますが、ロードバイクは積んだら積んだ分だけで体に負担がかかってしまいます。
そのため荷物が多くなりがちな冬も避けるべきでしょう。どうしても冬にロードバイクでの旅に挑戦したい場合は、自宅から近くのキャンプ場を選ぶようにします。
東京から近いキャンプ場【南関東2選】
①雰囲気がよく初心者におすすめ「成田ゆめ牧場」
成田ゆめ牧場のキャンプ場はファミリー向けのキャンプ場です。ファミリー向けのキャンプ場なので雰囲気がよく、ロードバイク利用のソロキャンプや初心者の方も安心して楽しめます。レンタル品もたくさんあるので、ロードバイクに積み忘れてしまったときなども安心です。
料金は1泊2100円(中学生以上の大人1人)で、デイキャンプの場合は1200円となります。電源付き区画サイトを利用する場合は別途使用料がかかり、1泊1100円追加で支払わなくてはなりません。
設備が充実した関東の高規格キャンプ場
成田ゆめ牧場キャンプ場は施設が充実した高規格のキャンプ場です。お湯の出る洗面台、バリアフリートイレ、ウォシュレット付きトイレもあるので、キャンプ初心者の方でも安心して利用できます。施設内には24時間利用可能なコインシャワーがあり料金は10分300円となります。
平日は売店利用不可なので注意
平日もキャンプ場は営業していますが、売店は営業していません。おすすめなのは土曜日の宿泊で、それは日曜日にのみ販売されるしぼりたての牛乳やヨーグルト、焼きたてのパンなどを買って朝食にいただくことができるためです。チェックアウトは17時なので、牧場の朝をのんびり堪能することができます。
②ロードバイクで乗り入れ可能「氷川キャンプ場」
「氷川キャンプ場」は奥多摩にあるキャンプ場です。奥多摩にあるキャンプ場ですが、比較的なだらかな坂を登って行くため、ロードバイクでキャンプに行ってみようかなと思っている初心者の方でも無理なく行くことができます。
東京駅を出発した場合の距離は「多摩川サイクリングロード」を通っておよそ70~80キロです。氷川キャンプ場は川沿いにサイトがあり、ロードバイクはキャンプサイトに乗り入れることが可能です。
利用料金がリーズナブル
氷川キャンプ場のテントサイト使用料金は1泊あたり1500円(ゴールデンウィークおよび夏期は2000円)です。それ以外にキャンプ場の利用料として800円かかります。予約は受付していないため思い立った日に出かけることができますが、週末や連休のときなどは混雑するため、宿泊を断られることもありますのでご注意ください。
清潔なキャンプ場で野営初心者にも安心
氷川キャンプ場は敷地内に、24時間の温水シャワーがあり3分200円で利用できます。炊事場や水洗トイレも清潔なので、キャンプ初心者の方でも安心して利用可能です。売店でキャンプ用品やバーベキュー食材などを購入することもできます。
ごみはキャンプ場で無料で捨てることができます。ロードバイクでの旅ではいかに荷物を軽量化するかということが重要なので、ゴミをキャンプ場に捨てられるのはメリットの1つと言えるでしょう。
平地にあって好アクセス【北関東2選】
①ソロキャンプなら安い「フォンテーヌの森」
「ルーラル吉瀬フォンテーヌの森」は茨城県つくば市にある高規格キャンプ場で、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」から近いため、ロードバイクでキャンプ場に行きたい方にまさにうってつけのキャンプ場です。
ルーラル吉瀬フォンテーヌの森にはウォークインサイトと言って、公共交通機関やロードバイクで来た人のための小さめのサイトがあります。車の乗り入れができない分値段が安くなっており、宿泊の場合は1泊3300円です。その他に入場料は大人1人660円かかります。
ロードバイクでソロキャンプを楽しもう
ルーラル吉瀬フォンテーヌの森は、ソロキャンパーには「ソロキャンプ割引」というものがあり、ソロキャンパーは施設利用料が5割引になります。また、通常ゴミは有料での引き取りとなりますが、ロードバイクを始めとする自転車で来場したキャンパーはゴミを無料で引き取ってもらうことが可能です。
施設がきれいな高規格キャンプ場!
ルーラル吉瀬フォンテーヌの森には清潔な炊事場やトイレ、貸し切り風呂やシャワーもあるためキャンプが初めての方でも安心して利用できます。支払いにはクレジットカードやQRコード払いが利用できるので、とても便利です。定休日があり、水曜日および年末年始はお休みですのでご注意ください。
②東京からの距離も近い「RECAMP常総」
RECAMP常総は北関東の茨城県常総市にあるキャンプ場です。東京からおよそ50キロと比較的近い距離にあります。「あすなろの里」という里山レジャー施設に隣接するキャンプ場で、釣り堀やふれあい動物園、ミニ水族館があり、家族連れに人気です。春には桜の名所としても有名な場所で、秋には芋掘り体験もできます。
リーズナブルな料金が魅力なキャンプ場
RECAMP常総は家族連れに人気のキャンプ場ですが、ソロデュオ限定のサイトなら1500円からととてもリーズナブルな価格で利用可能です。デイキャンプも楽しむことができ、5人までの人数で1サイト2500円から楽しめます。
また1泊8000円から利用できる常設テントサイトもあり、この常設テントサイトは屋根がついているので雨が降っても安心して利用可能です。
近隣に温泉がある関東のキャンプ場
ロードバイクを利用したキャンプのときは汗をかくので、必ずお風呂に入りたいという方が多くいますが、RECAMP常総なら隣接する「あすなろの里」の展望風呂を利用できます。ただし営業は土日祝日のみとなりますのでご注意ください。
それ以外には周辺に「天然温泉きぬの湯」という温泉もあり、7キロほど距離があります。こちらは10種類のお風呂と2種類のサウナを楽しむことができる温泉です。
天気がよい日にチャレンジしてみよう
いかがでしたか?関東のキャンプ場は平地にある標高が低いキャンプ場も多く、季節を選べばロードバイクでもアクセスしやすい場所がたくさんあります。ロードバイクの持ち込みができるキャンプ場もあるので、安心して利用可能です。
野営初心者の方でいきなりキャンプ場に泊まるのが心配、という方はひとまずデイキャンプを利用してみるのもおすすめです。
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