コールマン・パルテノンコーヒードリッパー
ユニフレーム・コーヒーバネット
キャプテンスタッグ・18-8ステンレス製パーコレーター
ペトロマックス・ニューパーコマックス
スノーピーク・チタンカフェプレス3カップ
ボダム・コロンビア
アウトドアを充実させる道具をご紹介
コーヒーメーカーで贅沢なキャンプを
日常の忙しさから距離を置き、ゆったりとしたコーヒータイムを過ごせるのもアウトドアの魅力です。そのようなシーンにおすすめなのが、本格的なコーヒーを楽しめる専用メーカーです。
近年ではアウトドアでも簡単に扱える商品が増え、初心者でも気軽に利用できるようになりました。きれいな景色や鳥の鳴き声に囲まれながら飲むコーヒーは、自宅や喫茶店より1ランクアップした味わいになるでしょう。
アウトドア用のコーヒーメーカーの種類は豊富
手軽にできるドリップ式
コーヒーメーカーはバリエーションが豊富なので、用途や人数に合わせて選びましょう。最もオーソドックスなのはフィルターを使うドリップ式で、自宅用としても普及しているのでなじみやすいスタイルです。一方で、コーヒーの粉やフィルターといったごみが発生するというデメリットもあります。
本格的な道具も満載
循環式でコーヒーを抽出するパーコレーター式は、コーヒー粉と水を入れ加熱するだけの簡単な操作で本格的なコーヒーが出来上がります。また、プレス式は沸いたお湯にコーヒー粉を入れ、フィルターでプレスしながら抽出する方式で、本来の豆の風味をしっかりと感じられるのが魅力です。
自分に合ったコーヒーメーカーを選ぼう
方式が同じ商品でもブランドごとに、サイズやデザインの種類が豊富にあります。既に所有しているキャンプ用品との相性も考えながら、お好みの商品を選びましょう。
以下ではアウトドアにおすすめのコーヒーメーカーを、タイプ別でピックアップしていきます。本記事は2022年7月19日の情報をもとにしました。ご購入の際は再度商品サイトなどで情報をご確認ください。
ドリップ式のコーヒーメーカー2選
1.コールマン・パルテノンコーヒードリッパー
コールマン・パルテノンコーヒードリッパー
アウトドアブランドのコールマンが扱うドリップ式の商品です。本体(ドリッパー)と湯受け皿の2パーツのセットで、サビにくいステンレスで作られています。メッシュフィルターもステンレス製なので、ドリップペーパーを交換する必要がありません。
マグカップ1杯程度のサイズで価格は4480円ほどです。つやのある銀色の本体にはコールマンのロゴマークが刻印され、テーブルのおしゃれなアクセントにもなるでしょう。
安定した美味しさが魅力
パルテノンコーヒードリッパーの受け皿には多数の小さな穴が設けられています。この構造によりお湯がシャワーのように均一に落ちるため、常に一定品質のコーヒーを味わうことが可能です。
挽いたコーヒー豆を本体に入れ、少しだけお湯を入れて豆を蒸らした後に、ゆっくりとお湯を足していきましょう。メッシュフィルターは粉で目詰まりすることもなく、水で簡単に洗浄できるので、メンテナンスの手間もかかりません。
2.ユニフレーム・コーヒーバネット
ユニフレーム・コーヒーバネット
アウトドア用品のブランド・ユニフレームが扱う人気のドリッパーです。バネ式なのが特徴で、平面的に折りたたんでコンパクトな専用ケースに収納することができます。本体はサビにくいステンレス製で、水洗いが簡単にできるのも利点です。
1~2人用(シェラ)や2・3人用(キュート)、4人用(グランデ)の3サイズがあり、専用の紙フィルターも準備されています。価格はそれぞれ1800円、2200円、2400円ほどです。
ユニークな構造が美味しさの秘密
コーヒーバネットのバネ構造はコーヒーを美味しくする機能もあります。お湯を注いだ時に発生する炭酸ガスは雑味の要因の一つです。一般的なドリッパーのように側面に壁がないため、ガスを効率的に放出することができます。
50g以下と軽量で持ち運びにも便利ですが、風などに飛ばされやすいのがデメリットです。熱湯でやけどを負う危険性があるので、十分に注意しましょう。
パーコレーター式のコーヒーメーカー2選
1.キャプテンスタッグ・18-8ステンレス製パーコレーター
キャプテンスタッグ・18-8ステンレス製パーコレーター
ここからはアウトドアシーンでもひんぱんに利用されるパーコレーターをピックアップしていきましょう。最初は人気ブランドのキャプテンスタッグの商品です。クロムを18%、ニッケルを8%含むサビにくいステンレス鋼が使われています。
3カップ用(6600円ほど)と6カップ用(8250円ほど)の2種類があるので、利用人数に応じて商品を選択しましょう。
好みの濃さに調整できる
ポットのような外観ですが、内側には挽いたコーヒー豆をセットするバスケットなるパーツや、水蒸気を循環させる機能を持った管付きスタンドなどを内蔵しています。循環によりコーヒー成分が徐々に濃くなるため、透明なフタつまみから内部の色を確認し、好みの濃さに調整しましょう。
加熱後に特別な操作は必要なく、初心者でも取り扱いが可能です。抽出直後にはコーヒーの粉が舞っているため、沈殿するのを待ってから飲みましょう。
2.ペトロマックス・ニューパーコマックス
ペトロマックス・ニューパーコマックス
ランタンなどを主力商品とするドイツのアウトドアブランド・ペトロマックスから提供されているパーコレーター式の商品です。容量が1.5Lで5・6人分の容量があるので、ファミリー用としても適しています。
価格は8580円ほどで、頑丈で光沢のあるホーロー製です。ブラックとホワイトの2色があり、おしゃれなロゴも目を引きます。内部のパーツはステンレス製なので、サビにくく汚れも落としやすいでしょう。
ファミリーやグループでのキャンプにおすすめ
ニューパーコマックスは直火やガスコンロに対応するので、キャンプはもちろん自宅でも活用できます。上でご紹介した商品と同じく管に水蒸気を通して循環させるスタイルです。沸騰してから10分間を目安にして加熱しましょう。
注ぎ口では沸騰したコーヒーの色が確認できるので、お好みの濃さで火を止めてください。循環により豆の味を凝縮し雑味を放出するので、口当たりがやさしくまろやかな味わいになります。
プレス式のコーヒーメーカー2選
1.スノーピーク・チタンカフェプレス3カップ
スノーピーク・チタンカフェプレス3カップ
ここからはプレス式で抽出する商品をピックアップしていきます。チタンカフェプレスはスノーピークが5900円ほどで販売する商品で、3人分のコーヒーをつくれるサイズです。チタン製のため200gと軽量で、専用のメッシュケースも付属するため持ち運びもスムーズにできるでしょう。
また、直火やガスコンロにも対応し、キャンプ場だけでなく自宅で美味しいコーヒーを飲むことができます。
濃厚なコーヒーを楽しもう
プレス式の取り扱い方もシンプルで、初心者でも喫茶店のようなコーヒーをつくれます。最初にお湯を沸かしてコーヒー豆を入れ、かき混ぜたらふたをして4分ほど待ちましょう。後はプレス機で圧力をかけてコーヒーと豆とを分離するだけです。
紙フィルターのようにコーヒー豆の油分をカットしないので、豆本来の味わいを存分に楽しめます。フィルター部の洗浄も簡単で、定期的に交換をすることにより清潔に保つことが可能です。
2.ボダム・コロンビア
ボダム・コロンビア
ボダム(BODUM)は、1944年にデンマークで創業したキッチンウェアのブランドで、アウトドア用の商品も手がけています。コロンビアはキャンプにもおすすめのコーヒーメーカーで、丸みを帯びたおしゃれなデザインがテーブルをおしゃれに演出してくれるでしょう。
本体はステンレスの上からクロムメッキを施してあるので、アウトドアにも耐えられる耐久性があります。
保温効果が高いのも魅力
コロンビアには4カップと8カップの2種類があり価格はそれぞれ12100円、13200円ほどです。形状はユニークですが、使い方は既にご紹介したスノーピークと同様。挽いたコーヒー豆を沸騰させたお湯と混ぜ、4分ほど待った後圧力をかけて分離します。
また、2重構造により断熱性が高いのもこちらの商品の魅力です。一度つくると最大で2時間ほど保温できるので、のんびりとコーヒータイムを過ごすことができるでしょう。
お好みの道具でおしゃれなアウトドアを満喫
コーヒーはアウトドアの休憩時間を豊かなものにしてくれます。ご紹介してきたような本格的なコーヒーをいれられる道具があれば、より贅沢な気分を味わうことができるでしょう。
アウトドア向けの商品はシンプルな構造なので、初心者でも簡単に扱えるのもおすすめ点です。気になるコーヒーメーカーがありましたら、商品サイトなどで詳細情報を確認してみてください。
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以下にはアウトドアでのコーヒーのつくり方やおすすめの道具についての特集をリンクしました。ご紹介しきれなかった魅力的な商品が数多く取り上げられているので、併せてお楽しみください。
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