登山を安全に行なうには灯りが必要
ガスランタンを用意するのがおすすめ
山道は昼間でも、天候によっては薄暗さを感じやすいです。特に登山など、整備されていない道を進む場合は灯りがないと危険なので気を付けましょう。そのため、登山をする際はランタンを持っていくのがおすすめです。
特に宿泊しながら登山をする際は、必ずランタンのように灯りになるものを用意しましょう。今回は、おすすめの登山向けランタンをいくつかピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。
ガスランタンにはメリットがたくさん
ランタンには、ガスの他にもLED・オイル・ガソリンといくつかの種類があります。ガスランタンは他の種類に比べて明るい光を安定して発するのに長けており、1つあれば遠くまで光を照らすことが可能です。また、ガスランタンは操作が簡単で、比較的安全に扱える点も人気となっています。
使用前後に行なうメンテナンスが必要ないため、初心者でも簡単に使えるアイテムです。また、登山だけでなくキャンプなどその他のアウトドアにも気軽に使える点が支持されています。
ガスランタンの選び方
①光量に着目
ガスランタンを購入する際は、光量に注目して選びましょう。メインのランタンとして使う場合は、1000ルメーン以上の明るさがあるアイテムがおすすめです。1人や少人数で登山をする際は1000ルメーンのガスランタン1個で問題ありませんが、大人数でのキャンプなどに使いたいならば複数個用意してください。
メインとなるランタンは、主に暗い山道を照らすために使われます。そのため、なるべく広範囲に光が届くかどうかについても注目してみましょう。
サブランタンは700ルメーン程度で大丈夫
ガスランタンをサブとして使いたい場合は、700ルメーン程度の明るさを選べば問題ありません。強すぎなく温かみのある光なので、キャンプや登山の雰囲気作りにも向いています。サブランタンは卓上に置いて手元の灯りにしたり、メインと組み合わせて虫よけとして使ったりするのが一般的です。
そのため、コンパクトなものや価格の安いものを選びましょう。光量調節ができるタイプを購入しておくと、ニーズに合わせた使い方ができるのでおすすめです。
②燃料の種類に注目
ガスランタンの燃料は、主にCB缶とOD缶の2種類に分かれます。CB缶は、入手のしやすさが魅力的です。スーパーやコンビニでも手に入るので、燃料が足りない時でも簡単に調達できます。
また、CB缶は使い方が簡単な点も人気の理由です。面倒な操作が必要なく、初心者でも簡単に取り付けられる点が幅広い登山家やキャンパーから支持されています。
OD缶は炎が安定する燃料
OD缶の魅力は、炎を安定して燃やし続けられる点にあります。そもそもOD缶はCB缶と異なり、キャンプなどのアウトドア専用に作られた燃料です。そのため過酷な環境下でも、安定した炎を発生させる機能に長けています。クオリティを重視したい方は、こちらを選んでみましょう。
ただし、OD缶は専門的な燃料なのでアウトドア店やホームセンターなどでしか購入できません。足りない時にスーパーなどで調達するのは難しいので、その点は覚えておきましょう。
③サイズ感や使いやすさも大切
登山に使用するガスランタンは、コンパクトさや使いやすさにも注目してみてください。特に登山やソロキャンプの場合は、なるべくかさばらない用品を使うのがおすすめです。そのため使用するガスランタンも、コンパクトに収納できるタイプを選びましょう。
また、光量調節ができるガスランタンや、つまみにロック機能があるアイテムなど機能性にも注目してみてください。自分に合った機能のガスランタンを登山に使って、快適さを追求しましょう。
メインで使えるガスランタン3選
①Coleman 2500ノーススター LPガスランタン
人気アウトドアブランドであるColemanの「2500ノーススター LPガスランタン」は、古くから人気のガスランタンです。とにかく明るい光を発してくれる点が支持されており、これさえあれば他の灯りがなくても充分に登山を楽しめます。
また、特徴的なのが光を照らすことのできる範囲の広さです。さまざまな方向に光を届けて広範囲を照らせるので、光量を登山用ランタンに求める方もぜひチェックしてみてください。
初心者でも使いやすい
こちらのガスランタンの魅力は、初心者でも簡単に使える操作性にあります。例えば点火装置は操作しやすい形状になっており、初めてガスランタンを使う人でも手間取りません。また、ロック機能も搭載されているので、勝手に点火する心配もなく安全です。
また、こちらのガスランタンには光量調節機能が搭載されています。こちらはつまみを回すだけで操作できるので、自由に自分好みの明るさを調整したい方にぴったりです。
②キャプテンスタッグ フィールド ガスランタン〈L〉〈圧電点火装置付〉
さまざまなキャンプ用品を扱うキャプテンスタッグの「フィールド ガスランタン〈L〉〈圧電点火装置付〉」は、コスパ重視の方にぴったりです。他の登山用メインランタンと比較すると、価格設定が安くなっています。
にも関わらず光量や機能性は引けを取らないため、満足のいく使い心地を感じられます。重さは970gとメインランタンにしては軽いので、持ち運びやすい点も魅力的です。さらにガスは同メーカー以外の製品も使えるので、気軽に調達できます。
点火装置と調節のつまみが一体化
こちらのアイテムは、点火装置と光量を調節するためのつまみが一体化しています。他の商品は別々になっているので、操作するのに手間がかかると感じる人もいました。しかしこちらの登山向けガスランタンは、一体化することによって手間が省けます。
初めて扱う人にとっては、なるべく簡素化されたガスランタンの方が慣れやすいです。また、登山道などの暗闇では、一体化型の方が迷わずに操作できるのでぜひ確認してみてください。
③SOTO 虫の寄りにくいランタン
登山だけでなくキャンプにもおすすめなのが、「SOTO 虫の寄りにくいランタン」です。商品名の通り、虫が寄りにくい光を発生させます。そのため登山だけでなく、キャンプ場での虫除け対策として使用してみてください。
こちらのブランドは、アウトドアの燃焼用品を主に販売しています。そのためガスランタンの性能も高く、安定感があるので一度チェックしてみてください。ただし光量は、明るさを求める方には少々物足りないかもしれません。
サブに最適なガスランタン2選
①スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート
日本のアウトドアブランドであるスノーピークの「ギガパワーランタン 天 オート」は、サイズの小ささを求める方におすすめです。ガスランタン自体のサイズが小さめなので、気軽に持ち運ぶことができます。特に登山ではザック1つに全ての用品を入れるため、サイズの小さいランタンの方が便利です。
こちらのガスランタンはサブ用に適した光量ですが、白い光を発生させます。同じ光量でもオレンジより白の方が明るく感じるので、メインランタンとしても使えるでしょう。
光の照射範囲が広いガスランタン
コンパクトなサイズ感が魅力のこちらのガスランタンですが、光の照射範囲が広めです。さまざまな方向に光を届けられるので、周囲を明るく照らせます。同じ80ワットのランタンよりも明るく感じるので、ぜひ実感してみてください。
サブランタンですが照射範囲が広いので、1人での登山であればこれ1つで充分と考える方も多いです。また、スノーピークでは燃料も販売しているので、そちらも合わせて購入してみましょう。
②SOTO レギュレーターランタン
「レギュレーターランタン」は、アウトドア用品の燃料系を開発するSOTOというブランドの商品です。カセットガスを使用できるため、気軽に使える点が初心者からベテランの登山家にまで人気となっています。
また、こちらの登山向けガスランタンは他のサブ用と比較すると明るめです。そのため卓上だけでなく、広範囲を照らすためにも使えるでしょう。サイズも小さめで、登山用ザックの中にも簡単に収納できます。
長時間の使用におすすめ
こちらの商品は、長時間ガスランタンを使いたい方にぴったりなアイテムです。ガス缶が冷えてしまうと光量が下がってしまいますが、こちらはその問題点を解決した商品になっています。従来のガスランタンの燃料バブルとは違った構造にすることで、長時間安定した光を保てるようになりました。
ただし燃料バブルの特殊な構造ゆえ、点火装置は固めに仕上がっています。そのため強く押さなければ点火せず、女性や初心者にとっては少し大変かもしれません。
使いやすいアイテムを登山に活用しよう
登山用品は、使いやすくコンパクトなアイテムを選ぶのがおすすめです。今回ご紹介したガスランタンは、どれも登山に最適な大きさと機能性になっているのでぜひチェックしてみてください。登山やアウトドアに使用されるランタンには、いくつか種類があります。
ガス以外のランタンにも魅力やメリットがあるので、気になった方はそちらもリサーチしてみてください。いろいろな商品をチェックすることで、自分に合ったアイテムが見つかります。
人気ブランドのランタンが気になる方はこちらをチェック
以下の記事では、人気キャンプ用品ブランドであるColemanのおすすめランタンを紹介しています。Colemanは安価な価格設定と、充実した商品ラインナップが魅力です。さらにデザインもおしゃれな製品が多いので、多くのキャンパーや登山家が愛用しています。
以下ではそんなブランドのおすすめランタンだけでなく、用途に合った選び方も紹介しているのでチェックしてみましょう。アウトドア初心者でも、選び方のポイントを押さえれば自分に合ったランタンに出会えます。
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