ダイワ エメラルダスSS3+Si
シマノ ピットブル G5 150m 0.6号
21 プレッソ 1000S-P
ティクト ライム 150m 0.3号
アーマードF アジ・メバル
シマノ セフィア G5 150m 0.5号
22 ライトゲーム IC 150-DH
19 エメラルダス LT2500S-H-DH
21 アンタレスDC HG RIGHT
高比重PEラインのおすすめを5選でご紹介!
シンキングPEを活用しよう
ソルトゲームでは定番中の定番であるPEライン。強度や細さ、そしてコストパフォーマンスと進化を続ける中で、近年水に浮く弱点を克服したシンキングタイプが各メーカーからリリースされるようになりました。
今回はこのシンキングタイプに絞っておすすめのアイテムをご紹介!ライトゲームやエギング、バスフィッシングでも活躍間違いナシです。特性や各釣りでの使い方、比重の選び方についても解説しているので、高比重なPEラインが気になっていた方はぜひチェックしてみてください!
高比重PEラインとは
海水に沈むPEライン
高比重PEラインは、海水に沈む比重を持ったPEラインの総称です。通常のPEラインはほとんどが比重1未満、水に浮く性質を持っていますが、シンキングタイプのPEラインは比重が1.2~1.4程度と水に沈む比重を持っています。他ラインの比重はナイロンが1.14、エステルが1.38、フロロで1.78程度です。
フロロやエステルを芯にしているもの、編み込んでいるもの、コーティングしているものと重さを与える構造はメーカーそれぞれで、同アイテム内でも号数によって比重に違いがあるのもこのタイプのラインの特徴。正に「水に沈むPE」という感覚で使用できるラインです!
高比重PEラインとメリットとデメリット
高比重PEラインのメリットは水に沈むことです。通常のPEライン+フロロリーダーは道糸が水面に張り付いて、あるところから「へ」の字のように曲がる曲線を描きますが、シンキングPEは直線に近い角度で釣りができます。PEラインの細さと強度を維持しつつ、軽いルアーやゆっくり沈むルアーを底まで沈めたい釣りにおすすめです。
通常のPEは強度に優れていること、シンキングPEに比べてトラブルが少ないことが大きなメリット!シンキングPEは高比重な構造を達成するために、撚糸1本1本が細くダメージに弱いという弱点があります。
比重の選び方
高比重PEラインは製品、号数によって比重が異なります。単純によく沈む方がいい、というものでもないので、比重の選び方についてチェックしておきましょう!
比重が1.3を超えるようなラインは高比重ラインの中でも特に沈みやすいタイプで、道糸をしっかり馴染ませたいディープエギングやアジングなどにおすすめ。シャローのエギングやカケアガリを釣る釣り、ボトムを引きずるような釣りで使うと、根掛かりや跳ねあがり不足の原因になります。
これらのトラブルが気になる場合は、比重1.2程度のラインや水に浮くPEラインを検討するのがおすすめです!
高比重PEラインが活躍する釣り
高比重PEライン向けの釣りを4つご紹介!
高比重PEの評価が高い釣りもチェックしておきましょう。どんな釣りに使われているのか、どんな釣り方に合うのかをチェックしておけば、導入がスムーズになります。
ルアーゲーム以外では磯のPEフカセでも活躍中!PE=ソルトのイメージが強いですが、ネイティブトラウトやバスフィッシングでも人気があります!
①ライトゲーム
22 ライトゲーム IC 150-DH
1g前後のジグヘッドをPEラインで沈めたいという場合は高比重PEラインがおすすめ。ジグヘッドを沈めやすいのはもちろん、時間を掛けて沈めても道糸が直線に近い状態からスタートできるというメリットは感度やフッキングに影響します。
アジングとは特に相性がいいので、マルチユースなタックルを求めてPEラインを検討されている方はぜひシンキングのPEラインをチェックしてみてください。風にも強いです!
②エギング
19 エメラルダス LT2500S-H-DH
水深のあるエリアで感度やフッキングを重視するエギングにも高比重なPEラインがおすすめ!エギの沈降速度をよりダイレクトにコントロールできるという点も大きなメリットです。
深い場所、沈降がスローなエギほどメリットを体感しやすいので、大場所でエギングをされている方には特におすすめです。
③トラウト
21 プレッソ 1000S-P
ラインにある程度の重さがあること、芯やコーティングでハリがあることから、高比重PEラインはベイトフィネス+PEラインというセッティングとも相性がいいです。極細PEラインにベイトフィネスを組み合わせたいネイティブトラウトシーンでも人気があります。
キャスティングで使用する場合は淡水・海水を問わずメリットを体感できるので、ソルトのライトゲームなどでベイトフィネスリールを使っている方もぜひ検討してみてください。
④バス
21 アンタレスDC HG RIGHT
高比重PEの普及によって、PEライン使用者が一気に増えたのがバスフィッシング。ワーミングでボトムをスローに、という釣りでPEラインを使うと水中でラインが斜めになってバスから丸見えになるという大きな弱点がありましたが、高比重のPEラインならラインを底に這わせて釣りができます。
フロロカーボンに近い感覚で使えて太さに対する強度は抜群なので、ミドストや表層系の釣り+αのスピニングタックルにおすすめ!潮馴染みのよさでシェイクアクションへのレスポンスもバッチリ、パワーフィネスにも使えます!
ライトゲームにおすすめの高比重PEライン2選!
アジングにおすすめのシンキングPEを2つご紹介!
ここからはおすすめのアイテムをご紹介!まずはライトゲーム、アジングにおすすめの高比重PEライン2選です。アジングではジグ単~プチ遠投リグまでをカバーするマルチなタックルにおすすめで、エステルラインでは勝負が不安なデカアジ狙いにもピッタリ。シーバスやクロダイなど混ざる魚もキャッチできます。
細い号数が用意されているものをアジング向けとして紹介しているので、バス釣りで特別細いシンキングPEが必要!という方もぜひチェックしてみてください。
①デュエル「アーマードF」
アーマードF アジ・メバル
まずは人気&超定番のデュエル「アーマードF」シリーズからご紹介!芯入りではなくコーティングでフロロ粒子を定着させているタイプのシンキングPEラインで、ハリが強く結束やラインコントロールが簡単なのがこのラインの特徴です。比重は1.0と高比重タイプとしては控えめですが、価格や安定性、使用感からライトゲームで高い人気を維持しています。
まずはマイルドなタイプから試してみたいという方におすすめ!ハリが強いPEラインはPEデビューにも適しています。ジャンルを問わず、PEラインが初めてという方もチェックしてみてください。
人気の号数は0.2号~0.4号!
アジングにおすすめの号数は0.2号(4lb)から0.4号(6lb)!ジグヘッドしか使わないという場合は細め、5g程度までのシンカーを使うという場合は太めを選択しましょう。
極細PEラインは縒糸の1本1本が細いので、コーティングが無くなってきたらどんどんカットして使うのがトラブルレスな釣行のポイントです。0.2号を使う方はマメにラインの状態をチェックしながら運用してみてください。
②ティクト「ライム」
ティクト ライム 150m 0.3号
アジング有名メーカーのティクトが展開している高比重PEラインです。価格は高比重PEラインの中でも高額な部類に入りますが、アジングに強いこだわりを持っているメーカーらしく性能は抜群。比重1.30~1.35とエステルラインと同程度となる高比重を達成しつつ、強度の安定性や結束のしやすさは普通の4本縒りPEとあまり変わりません。
ハリが強いタイプでもないので、普通のPEに近い感覚でシンキングPEを使いたいという方におすすめ!ジグ単で大場所、強風対策のアジングタックルで試してみてください。通販サイトなどでのインプレ評価もかなり高い人気のラインです!
バス・エギングにおすすめの高比重PEライン3選!
バス・エギングにおすすめのシンキングPEを3つご紹介!
続いてはバス釣りやエギングで活躍するシンキングPEラインをご紹介!1号前後までラインナップがあるアイテム、バス向きやエギング向きのカラーがあるラインをご紹介します。
淡水は比重1.0、海水は比重1.03と釣り場によって沈み具合に若干差が出ますが、ソルト向けを淡水向けで使っても全く問題ありません!
①シマノ「ピットブル G5」
シマノ ピットブル G5 150m 0.6号
バス向けのスティールグレーカラーも選択できる、シマノの高比重PEラインです。このラインは芯が入ったタイプのラインで、比重は1.28~1.35。号数によって差がありますが、比較的沈みやすいタイプのシンキングPEと言えます。
号数ラインナップが0.6号~2.0号まで、ライトリグ~パワーフィネスまでしっかり揃っている点もおすすめのポイント!しっかり沈むタイプで手ごろな価格の製品から始めたいという方にとってはかなり有力な選択肢です!
②シマノ「セフィア G5」
シマノ セフィア G5 150m 0.5号
バーチカルコンタクトアジング、イカメタルにティップランなど、オフショアゲームで人気の高い高比重PEラインです。先ほどご紹介した「ピットブル G5」に近いラインですが、比重は「セフィア G5」の方が上。最も高比重な0.5号は1.43、他の号数でも若干「ピットブル G5」より高比重に設定されています。
ライン放出量が多い、バーチカル(真下に落とす釣り)向けの比重なので、陸っぱりよりもボートゲームにおすすめ!岸から使う場合は足元から深く、流れも速いような釣り場用として検討してみましょう!
③ダイワ「エメラルダスセンサーSS3+Si」
ダイワ エメラルダスSS3+Si
ダイワの高比重PEラインは、スーパーPEとポリエステルを縒った構造が特徴の「スーパーPE・ポリエステル」。PE4本、ポリエステル4本と8本縒りに近いフィーリングが魅力のラインです。比重1.1とマイルドなので、岸からのエギングにおすすめ。号数は0.6号と0.8号から選べます。
スローシンキングとも言うべき比重の設定は、波風を避けるためのシンキングPEとしてちょうどいいセッティング。跳ね上げ不足や根掛かりへの影響が少ない高比重PEラインです。
高比重PEラインに挑戦してみよう
上手に使いこなして釣果アップ!
通常のPEラインと比べるとピーキーさのあるシンキングPEラインですが、上手に使えば浮いているPEラインにはできない釣り方で魚にアプローチができます。エステルやフロロカーボンでは飛距離・強度不足、というシチュエーションに悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
バス釣りへの導入も人気が高まってきている今がはじめ時!高比重なPEラインを上手に活用して、釣果アップを目指しましょう!
リールが気になる方はこちらをチェック!
リールが気になる方は下記のリンクをチェック!
2022年のダイワ・シマノ新作スピニングリールまとめをご紹介します。今回ご紹介したシンキングPEと相性のいい「シルバークリーク エア TW ストリームカスタム」、「21 ソアレXR 500S」は要チェックです!
【2022】ダイワの新作リールまとめ!ベイト・スピニング6機種をまとめてチェック!
2022年のダイワリール新製品まとめ!スピニングリール、ベイトリールを合わせて、今年のダイワ新製品から6機種を紹介しています。今年は「イグジ...
【2022】シマノの22年春新作スピニングリールまとめ!追加番手も要チェック!
2022年春のシマノ新作スピニングリールまとめ!モデルチェンジ機種、追加番手のあった機種をまとめてご紹介します。今年のシマノは何といっても「...