栗駒山とは?
奥羽山脈の中央に位置する名峰
栗駒山は東北地方を縦に走る奥羽山脈のほぼ中央に位置する標高1626mの休火山です。裾野は宮城・岩手・秋田の3県に広がり春は新緑、夏は高山植物が咲き乱れ、秋は全山が紅葉し「神の絨毯」と称される見どころ満載の名峰です。
また宮城では栗駒山(くりこまやま)ですが、秋田では大日岳(だいにちだけ)、岩手では須川岳(すかわだけ)と呼ばれ、登山コースも9つと多く難所も少ないので、年間を通して人気があります。
趣がある絶景温泉が豊富
栗駒山は標高がさほど高くない穏やかな山ですが、麓から登山口や山頂付近の高原には温泉が各所に湧き出ていていて、どの登山ルートを下山しても必ずそこに温泉があります。
またそれぞれに特色があり、山間の秘湯的な温泉から絶景のパノラマを眺望する露天風呂まで、さまざまな入浴ができるのが栗駒山温泉の魅力です。栗駒山周辺のおすすめの温泉施設をエリア別に13選んで紹介します。(当記事は2022年4月10日現在の情報をもとに制作しています)
栗駒山温泉の特色
立地により景観が異なる
栗駒山周辺の温泉施設は、温泉街を形成せずポツンと佇む一軒宿がほとんどなのが最大の特徴です。そのため自然がそのまま手付かずで残る景観が魅力です。
栗駒山山頂の北や西側(岩手・秋田県エリア)の高原にある温泉は、火山の荒々しさが感じられ展望パノラマを望める立地が多く、南側(宮城県エリア)は新緑と秋の紅葉に囲まれる、谷や山間に佇む秘湯が多いのが特徴です。エリアにより趣の違う自然景観が味わえるのが栗駒山温泉と言えます。
古くから湯治場として親しまれた泉質
栗駒山周辺の温泉は、泉質がさらりとした無色透明の湯が多く、千年以上も古くからみちのくの名湯として親しまれてきた湯治場です。山合いの清流や岩の隙間からふんだんに湧き出る露天風呂が多く、まさに天然の掛け流し温泉です。
現在は湯船や設備も整備されていますが、川風呂や露天風呂も多く残されているので当時の湯治場の歴史や風情が伝わってくるのではないでしょうか。日帰りの入浴施設もあるので栗駒山登山と合わせて利用できます。
地震災害から復興した温泉
栗駒山周辺は2008年に起きた岩手・宮城内陸地震と、追い打ちをかけるように東北地方を襲った2011年の東日本大震災で大被害を被り、温泉源が枯渇したり山崩れで道路が分断され陸の孤島状態になった施設が多く、廃業や休業に追い込まれた温泉施設が多数ありました。
それでも栗駒の温泉を絶やしてはいけないという宿主の熱意や、周囲の応援で復興したのが現在の温泉です。その思いを心にとめて、ぜひ栗駒山を訪れてください。
北〜東エリア(岩手県)の温泉3選
①須川高原温泉
栗駒山の北側、標高1126mの中腹・須川(すかわ)高原に位置し、火山の荒々しさが残り大迫力で迫る奇石「大日岩」と天空の大パノラマが展望できる天空の温泉です。
平安時代前期から湯治場として知られ1100年以上の歴史がある名湯で、毎分6000Lの豊富な湯量は全国屈指と言われています。屋外には高山植物が咲き乱れ荒々しい岩と高所からの眺望との調和が圧巻です。また全国でも大変珍しい強酸性で緑色の「ミョウバン緑ばん泉」に露天女湯で入浴できます。
須川高原温泉
- 住所〒021-0101
岩手県一関市厳美町祭畤山国有林46林班ト - 電話番号0191-23-9337
- 営業時間チェックイン16:00(最終チェックイン18:00)、チェックアウト10:00
- 定休日無休
- 駐車場あり
無料 予約不要 - アクセス一ノ関駅より車にて約90分
- 公式サイトURLhttp://sukawaonsen.jp
②真湯(しんゆ)温泉センター
栗駒山の東北麓、須川温泉から少し下ったところに位置し、古来より強酸性の須川温泉の「なおし湯」として知られている温泉です。コテージや親子で遊べる「ジャブジャブ広場」、テニスコートに森林浴が楽しめる遊歩道などさまざまな施設を備え、日帰り入浴もリーズナブル料金で利用できる総合リゾート温泉です。
大人からお子様まで栗駒の大自然を堪能できる温泉施設なので、休日や夏休みにファミリーやグループで利用されてはいかがでしょう。
真湯温泉センター
- 住所〒021-0101
岩手県一関市厳美町字真湯1 - 電話番号0191-39-2713
- 営業時間日帰り入浴10:00~19:00
- 定休日不定休(休館日は公式HPでご確認ください)
- 駐車場あり
- アクセス東北自動車道・一関ICから国道342号線を西へ約40分JR東北新幹線・一ノ関駅より須川温泉または真湯温泉行きバスで約60分(バス停より徒歩1分)
- 公式サイトURLhttp://www.sinyu-onsen.com/
③美人の湯 山王山温泉 瑞泉郷
栗駒山麓の北東側、北上川の上流「夏油川」沿いに位置する山間の一軒宿で、東北屈指の泉質と称される「美人の湯」で人気の温泉です。柔らかな泉質の湯に身も心もとろけてしまいます。
また大浴場や露天風呂から眺める渓谷のせせらぎと、四季折々の山あいの風情は時を忘れる癒しのひとときです。さらにご当地名産の前沢牛や会席料理に舌鼓を打ちながら栗駒を堪能できるおすすめの宿です。
厳美渓(げんびけい)
瑞泉郷から車で約15分(12.1km)のところにある厳美渓は、栗駒山を源にする磐井川が岩を侵食してできた絶景の渓谷です。巨大な岩壁が表情を変化しながら2kmに渡り景観が続きます。
遊歩道のつり橋からは、上流の荒々しい急流と下流の緩やかな流れの対比を見ることができます。春の桜に夏の清流、秋の紅葉に水墨画を思わせる冬景色と四季を通じて風情が楽しめるので、ぜひ温泉と合わせて鑑賞してみてください。
山王山温泉 瑞泉郷
- 住所〒021-0101
岩手県一関市厳美町字下り松65-2 - 電話番号0191-39-2031
- 営業時間ー
- 定休日無休
- 駐車場あり
110台(バス10台、乗用車100台) - アクセスJR東北新幹線一関駅→バス瑞山線瑞泉郷前下車→徒歩0分東北自動車道一関ICより国道342号約20km、約20分
- 公式サイトURLhttp://zuisenkyo.com/access/
西エリア(秋田県)の温泉3選
①須川温泉栗駒山荘
須川高原温泉と近距離ですが、県境をまたいで秋田県になり標高は約1100mに位置し、須川高原が一望できる露天風呂が魅力の温泉です。須川温泉特有の珍しい泉質の「ミョウバン緑ばん泉」が湯船全てにはられ、万病に効く「仙人温泉」とも呼ばれています。
露天風呂の眼下には、原生林が茂る「野鳥の森」と「イワカガミ湿原」が広がり、正面には出羽富士「鳥海山」が望め、夜には満天の星空が間近に降りそそぐ大パノラマが展開します。
須川温泉栗駒山荘
- 住所〒019-0803
秋田県雄勝郡東成瀬村椿川仁郷山国有林内 - 電話番号0182-47-5111
- 営業時間チェックイン:15:00〜19:00、チェックアウト10:00
- 定休日無休
- 駐車場あり
70台 無料 - アクセス東北自動車道一関ICから車にて約80分
- 公式サイトURLhttp://www.kurikomasanso.com
②奥小安峡大湯温泉
山深い渓谷に湯けむりを上げ、昔ながらの佇まいを今なお残す秘湯です。温泉の近くを流れる清流はイワナやヤマメの絶好の釣り場で、春の山菜に秋はキノコなど山の幸の宝庫で、渓谷を取り巻く紅葉は筆舌しがたく栗駒山の大自然と味覚を直に感じられる秘湯と言っても過言ではありません。
宿は「阿部旅館」と「小安山荘よし川」の2軒があり、日帰り入浴も料金大人500円小人200円で入浴可能です。都会の喧騒を離れ山深い渓谷の温泉で心身を癒したい方におすすめです。
奥小安峡大湯温泉
- 住所秋田県湯沢市皆瀬小安奥山国有林34
- 電話番号阿部旅館:0183-47-5102/
小安山荘民宿よし川:0183-47-5253 - 営業時間【日帰り入浴】8:00~20:00(受付終了時間19:30)
- 定休日ー
- 駐車場あり
- アクセス秋田自動車道湯沢ICより約50分
東北自動車道古川ICより約90分 - 公式サイトURLhttps://www.city-yuzawa.jp/site/yuzawatrip/2755.html
③小安峡温泉 旅館多郎兵衛
江戸時代より小安峡温泉の湯治場を12代湯守り続ける老舗旅館です。秋田杉を利用した大浴場と趣が異なる4つの湯船があり、あふれんばかりの源泉かけ流しにどっぷりと浸かれば心までほのぼのと温まります。
女将みずからがこだわりの食材で作る手作り料理が堪能できるのも魅力です。また宿から近い「大墳湯」は必見の価値があるのでぜひ見学してみましょう。
小安峡温泉 多郎兵衛旅館
- 住所〒012-0183
秋田県湯沢市皆瀬湯元121-5 - 電話番号0183-47-5016
- 営業時間チェックイン 14:30 / チェックアウト 10:00
- 定休日なし
- 駐車場あり
35台(バス3台、マイクロバス2台、乗用車30)無料 - アクセスJR奥羽本線湯沢駅~バス小安温泉行湯沢駅乗車(小安温泉)行き元湯駅下車~徒歩(約1分)東北自動車道築館ICより国道398号線約67km約100分
- 公式サイトURLhttp://www.tarobee.com
小安峡大墳湯
多郎兵衛旅館より徒歩5分のところにある小安峡(おやすきょう)は、皆瀬川の急流の侵食によりできた深さ60mのV字形の峡谷で、世界でも珍しい岩(地熱貯留層)の亀裂から温泉の熱湯と蒸気が噴きだす「大噴湯」があります。雷のひびきのような轟音で噴き出す絶景は圧巻です。
また小安峡には料金が200円〜500円で気軽に日帰り入浴が楽しめる共同浴場が数軒あるので「大噴湯」と合わせて利用してはいかがでしょう。
南エリア(宮城県側)の温泉3選
栗駒山の南・宮城県側の麓から中腹まで一迫川沿いにある温湯・湯倉・湯浜と、三迫川の上流にある駒ノ湯・新湯を合わせて古くから栗駒五湯と呼ばれ親しまれています。栗駒五湯の中から3つの温泉施設を選んで紹介しましょう。
①新湯温泉くりこま荘
江戸中期(1720年)駒の湯より後に開湯されたので新湯と名付けられ、栗駒の湯治場にこだわりつづける秘湯の宿です。世界遺産に登録された岩手県の平泉の隠し文化遺産が数多く残り、源義経伝説がよみがえる温泉とも呼ばれています。
泉質は糖尿病に効果がある名湯として知られ、栗駒山の高山植物や原生林に生息する鳥獣が楽しめます。また栗駒の渓流で釣れるイワナ料理が人気です。
新湯温泉くりこま荘
- 住所〒989-5371
宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東95-2 - 電話番号0228-46-2036
- 営業時間チェックイン:15:00 (最終チェックイン:24:00)、チェックアウト:10:00
- 定休日なし
- アクセス東北新幹線くりこま高原駅下車、タクシー又はレンタカーで50分国道457号を経由栗駒山いわかがみ平方面へ
- 駐車場あり
50台 - 公式サイトURLhttp://kurikomaso.jp
②湯浜温泉三浦旅館
栗駒山の南西、標高700mに位置し大自然に抱かれた一軒宿の秘湯です。現在でも電気が通っていないので自家発電でまかなっています。夜はランプで過ごす幻想的な雰囲気で、一昔前にタイムスリップした感覚を覚える情緒あふれる秘境の宿です。
昼は登山・山菜採り・渓流釣りなどが楽しめ、日帰り入浴や日帰り休憩も格安料金で利用できます。冬季期間は閉鎖されるので注意してください。
湯浜温泉三浦旅館
- 住所〒987-2511
宮城県栗原市花山字本沢岳山1-11 - 電話番号090-8925-0204
- 営業時間チェックイン15:00〜17:00、チェックアウト10:00、日帰り入浴8:00〜19:00、休憩利用(広間・個室)11:00〜14:00
- 定休日冬期間(11月下旬〜4月下旬)の休業有り
- 駐車場あり
10台 - アクセス東北自動車道 築館ICから車で約70分(さらに徒歩10分)東北新幹線 くりこま高原駅からタクシーで約75分(さらに徒歩10分)
- 公式サイトURLhttp://yubama.info/
③温湯(ぬるゆ)温泉「佐藤旅館」
江戸時代より秋田と宮城を結ぶ街道の関所に位置し、長旅の疲れを癒す秘湯として親しまれた宿ですが、東北地方を襲った2度の大震災のため休業を余儀なくされました。
その後復興プロジェクトが立ち上がり周囲の応援に支えられ、2020年に12年ぶりに日帰り温泉からスタートし、2021年4月より宿泊も再開した復興秘湯温泉です。古きよき湯治場の趣を残しながらリニューアルされています。
周辺の見どころと料金
目の前の清流には大きな岩がゴロゴロと転がり、谷間にこだまする野鳥の鳴き声に感動を覚えます。近くにある旧仙台藩の関所跡も必見の価値があります。観閲料金は大人210円小中高校生110円、開館期間は4月1日〜11月末です。見どころは総ケヤキ造りのたくましい建物と秋の紅葉の絶景なので、温泉と合わせて訪れてみましょう。
温湯温泉 佐藤旅館
- 住所〒987-2511
宮城県栗原市花山字本沢温湯8-1 - 電話番号0228-56-2251
- 営業時間10:00~19:39(日帰り入浴&受付時間)、火曜日以外の宿泊可
- 定休日毎週火曜日(祝日および年末年始は営業)、館内メンテナンスのため臨時休業あり
- 駐車場あり
- アクセス東北自動車道築館ICから車で1時間東北新幹線くりこま高原駅から(築館経由バス65分座主下車/市民バス乗換23分御番所前下車
- 公式サイトURLhttps://nuruyu-sato.com
南西エリアに隣接する鬼首温泉2選
栗駒五湯の温湯温泉から数キロ南西の位置には、栗駒山系の流れをくみ源泉数が日本一と言われる鳴子温泉郷があります。そのエリア内にある鬼首(オニコウベ)は国内に9カ所しかない珍しい間欠泉で有名です。間欠泉周辺の温泉を2つ選んで紹介しましょう。
①吹上温泉 峯雲閣
鳴子温泉郷の再奥に位置し、間欠泉がすぐそばにある鬼首(オニコウベ)温泉の一軒宿で、20人〜30人が入れる混浴の露天風呂「滝湯」が名物です。
ごう音を立てて流れ落ちる天然の滝が実は地獄谷から湧き出た温泉が川となり、その滝壺がそのまま露天風呂になっています。例えようがない自然の不思議な力に感動を覚えるのではないでしょうか。ぜひ間欠泉と合わせて体験してみてください。
鬼首の間欠泉
宿から徒歩約2分(120m)の距離にある間欠泉(かんけつせん)は、10~20分間隔で4~5mの熱湯を噴出する「雲龍」と約10分間隔で15mの高さまで噴きあげる「弁天」の2種類があります。
地下の空洞に溜まった地下水が、火山のマグマで熱せられ一部が水蒸気となりその圧力で熱湯が地上に噴き出すものと考えられています。しかし一定の間隔になるメカニズムは解明されていません。もしかすると地下にタイマーが仕掛けられているのかも知れませんよ。
吹上温泉 峯雲閣
- 住所〒989-6941
宮城県大崎市鳴子温泉鬼首16 - 電話番号0229-86-2243
- 営業時間10時~13時、湯滝入浴自由
- 定休日不定、湯滝11月~翌5月下旬は低温のため入浴不可
- 駐車場あり
12台無料 - アクセスJR陸羽東線鳴子温泉駅より大崎市営バス鬼首温泉行き、かんけつ泉前より徒歩5分東北道古川ICより1時間
- 公式サイトURLー
②鬼首温泉とどろき旅館
鬼首温泉にあり東北らしい素朴でこじんまりした温泉で、露天風呂の宿として親しまれています。荒雄川の悠久の流れを眼下に望み、山峡の自然と湯の香りに包まれノスタルジックなくつろぎが感じられる宿です。
料理は山菜やキノコに岩魚など地元でとれる食材を中心にした飾らない素朴な上品さがあり、安心して味わうことができます。肩張らずゆったりと温泉に浸かりたい方はぜひ泊まってみてください。
とどろき旅館
- 住所〒989-6941
宮城県大崎市鳴子温泉鬼首轟1 - 電話番号0229-86-2311
- 営業時間チェックイン:15:00 (最終19:00)、チェックアウト10:00
- 定休日なし
- 駐車場あり
15台(無料)先着順 - アクセス鳴子温泉駅から車で20分/市営バス有り
- 公式サイトURLhttps://onikoubeonsen.wixsite.com/todoroki
鳴子温泉郷のおすすめの温泉宿2選
鬼首温泉を含む東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鳴子温泉の5つの温泉街があり総称して鳴子温泉郷と呼びます。みちのくの名湯として千年以上の歴史と泉質が多彩な鳴子温泉郷の中からおすすめの温泉を2つ選んで紹介します。
①鳴子温泉 旅館弁天閣
北上川の源流・荒雄川(下流は江合川)や三条山を眺めながら入浴できる展望風呂と緑に囲まれた露天風呂が自慢の、和風の趣がある温泉旅館です。
温泉街から少し離れた静かな宿で、泉質は肌に優しい「美肌の湯」で女性はもちろん小さなお子様や赤ちゃんでも安心して入浴できます。また冬には旅館前の江合川に、シベリアから羽を休めにくる200羽ほどの白鳥の姿が鑑賞できるのが見ものです。
鳴子温泉 旅館弁天閣
- 住所〒989-6821
宮城県大崎市鳴子温泉字車湯 87番地 - 電話番号0229-83-2461
- 営業時間チェックイン 15:00 / チェックアウト 翌 10:00
- 定休日なし
- 駐車場あり
無料(普通乗用車 30 台・大型バス 2 台) - アクセス東北自動車道古川IC→国道47号線(30km)→鳴子温泉東北新幹線古川→陸羽東線→鳴子温泉
- 公式サイトURLhttp://bentenkaku.co.jp/index.html
③鳴子温泉 湯元吉祥
みちのくの名湯として千年以上の歴史があり日本一泉質の種類があると言われる、鳴子温泉郷の湯治場の伝統を受け継ぎながら「温泉の最高の贅をたしなむ」をコンセプトに新しくできた温泉施設です。
鳴子温泉の中で最も高台に位置し四季折々の絶景が見渡せる客室と露天風呂に加え、料理は旬の地元の山と海の幸が多種多彩に調理され、心ゆくまで堪能できます。贅を尽くした温泉旅を味わいたい方におすすめの宿です。
鳴子温泉 湯元吉祥
- 住所〒989-6823
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元58-10 - 電話番号0229-82-4451
- 営業時間ー
- 定休日なし
- 駐車場あり
乗用車53台、大型バス2台(無料) - アクセスJR陸羽東線。鳴子温泉駅から徒歩約7分東北自動車道古川IC→国道47号線(約40分)→鳴子温泉街→吉祥
- 公式サイトURLhttps://www.hotespa.net/hotels/kissho/
鳴子峡
鳴子温泉に来て見逃せないのが鳴子峡です。100mの深さに刻まれた渓谷に、さまざまな岩石が流に沿って屏風のように約2.5kmに渡り連なっている景観は見事です。特に秋の紅葉におおわれた大渓谷の眺めに、息を飲み込み絶句せずにはいられません。見ごろは10月下旬なので、ぜひ温泉と合わせて訪れてみてください。
栗駒山周辺の温泉で絶景を堪能しよう!
栗駒山周辺の温泉は古来より湯治場として親しまれ、自然に囲まれた山間の絶景の一軒宿が多いのが特徴です。泉質も柔らかく心身ともに穏やかにしてくれます。また2度に渡り東北地方を襲った大震災を乗り越えて復興した温泉施設に心を打たれます。
ここまで栗駒山周辺の温泉をエリア別に14カ所紹介してきました。これらを参考にして栗駒温泉の魅力と大自然の絶景を堪能してください。
栗駒山の登山コースや見どころが気になる方はこちらをチェック!
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出典:rakuten.co.jp