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春〜夏キャンプは虫刺されに要注意!注意したい虫の種類や対処法を徹底ガイド!

キャンプでは家にいる時よりも虫の種類も多く、虫刺されに注意が必要です。刺されると腫れやかゆみ・痛みをひきおこすだけでなく、怖いアレルギー症状が出る場合があるのでいそうな場所や服装など対策は効果的です。今回はキャンプで気をつけたい虫の対処法をご紹介いたします。
2022年4月19日
佐藤3
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目次

アウトドアでは注意することがたくさん

キャンプの虫刺されに注意

出典:https://photo-ac.com/

家にいる場合でも虫刺されは痒みや痛みを感じる、不快なトラブルのひとつです。それがアウトドアになると、虫の数や種類もたくさん増えます刺されやすくなります。

特に皮膚がやわらかく掻きむしりで他の症状に発展してしまうお子さんや、皮膚アレルギーのある方は、屋外では十分に虫に気をつけてください。そうでない方も快適なキャンプを過ごすには、刺す虫に対する知識と対策法を知っておくといろいろと役に立ちます。

アウトドアで気をつける虫の種類と対処法をご紹介

今回はアウトドアより家で注意したいダニやノミは除き、キャンプで気をつけたい刺す虫の種類や症状・対策法を解説いたします。キャンプでできる虫刺されの効果的な対処や予防策を事前にチェックすれば、必要なものを準備しておけます。キャンプ場での虫刺されが気になる方は、ぜひお役立てください。

アウトドアで注意する種類と症状

屋外には刺されると腫れやかやみ・痛みを起こす虫はたくさんいます。虫の種類によって、いやすい場所や気をつけたい時期があります。屋外で活動する時に気をつける虫の特徴と刺された時の症状をご覧ください。

出典:https://photo-ac.com/

蚊は羽根を持つ10-15mm程度の吸血動物です。人の血を吸う時に挿入する蚊の唾液により、患部に腫れやかゆみをひきおこします。人里だけでなく山や海などの屋外にもいて、どこでも注意したい虫です。

ブヨ

ブヨの正しい名称はブユです。関東ではブヨ・関西ではブトと呼ばれる地域もあります。小さめなハエに似た姿をしていて、主に山や高原に生息する昆虫です。刺されるとしばらくは腫れるだけですが徐々にかゆみが出てくるのが、ブヨに刺された時の特徴となります。

アブ

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

アブはハエの仲間の昆虫で姿も似ています。人や家畜の血を吸う吸血昆虫で、刺された患部に痛みや痒みが出るのが特徴です。蚊は刺されたことがわからない場合も多いですが、アブの場合は刺された時に痛みを感じます。

クモ

日本には命の危険まである噛むクモはいないと考えられていました。しかし民家に近い場所でも致死性の高いセアカコケグモの活動が発見されてから、注意が必要な虫になっています。

クモは主に草むらに生息しているので、足首を露出した姿で草むらにむやみに入るのは危険です。

ムカデ

Photo byGLady

ムカデは石の下でよく見かけます。刺されると激痛が走り、ひどいとしびれや意識喪失などの症状も出るため危険な昆虫として注意が必要です。子供さんにも、見かけたら触れずに離れるよう注意を促してください。

ハチ

蜂は秋に活発に活動する虫です。近づくと攻撃してくるので蜂の巣や蜂を見つけたら近づかないのが一番の対策法となります。刺されると腫れと痛みを感じますが、それよりも複数回刺された時のアレルギー反応の方が怖い虫です。

毛虫

Photo by norio_nomura

柑橘系などの木の葉をだべるため、山にみかんの木があったら注意してください。刺されると複数の赤い斑点が出て痛み・痒みを感じます。掻きむしると、じんま疹のように赤い斑点が広がるので注意が必要です。

キャンプで気をつけたい虫の予防策

虫除けスプレーを使う

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空間・服・肌などに、忌避性の高いスプレーをすると虫が寄ってきづらくなります。キャンプでも使えるようなアウトドア用虫除けスプレーを1本持参してください。このような虫除けスプレーは時間で効果が薄れるため、キャンプ中には定期的に何度か使います。

虫のいるところに近づかない


虫の種類によって、石の下にいたり草むらにいたりと、いる場所がだいたい決まっています。その場所に近づかないのも予防策として効果的です。ハチのような攻撃的な虫・蚊などのような吸血する虫でなければ近づかなければ刺されないです。

子供は虫のことは何も考えずに草むらに入っていったり、そのへんの石を拾ったりしがちです。ファミリーキャンプの子供の虫刺されについては、大人の方が注意を促してあげます。

キャンプには虫に刺されない服装を

Photo byRalphs_Fotos

スズメバチやアシナガバチ・ブヨは黒い色をより認識しやすく攻撃対象にする傾向があります。黒以外でも刺されますが、黒の方がわかりやすいので刺しやすいと考えられているからです。逆にオレンジや黄色といった明るい色は反応しないともいわれています。

黒い服を避け明るい色のウェアにする

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黒色は虫が認識しやすいため、できれば避けてください。種類にもよりますが、黒と白の2色しか見分けられない虫が多いためです。また蜂は頭髪にも反応しますので、頭には明るい色の帽子をかぶると、より虫刺されの予防となります。

足首や腕・首の露出を控える

短いズボンや半袖シャツ・襟まわりの開いた服は、足首・腕・首の肌が露出しているため、蚊などの吸血昆虫に狙われやすい箇所です。

このような吸血する虫に対しては、半ズボンは避けしっかりと足首を隠す靴下を履く・首にタオルやバンダナを巻く・長袖シャツを着用すると被害を少なくすることができます。

キャンプで虫に刺された時の対処法と手順

1.きれいな水で患部を洗う

出典:https://photo-ac.com/

虫刺されのあとどのような処置をするにしても、まずは患部をきれいな水であらって清潔にします。ついつい掻きむしってしまいがちなお子さんの場合は、特に傷からばい菌が入ると虫刺されからとびひになることもあるので注意してください。

2.刺された虫によっては毛や針を抜く

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毛虫やハチは、とげや針が患部に残っている場合が多いです。その上からこすってしまうと、皮膚の奥深くに刺してしまうことになり抜けにくく、いつまでもちくちくと痛みが残ります。まずはガムテープや毛抜を使って、丁寧に毛や針を取り除いてから薬などを塗布してください。


3.氷水で冷やす

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刺されたところが熱を持っている場合は、氷で冷やして熱を取るのもかゆみや赤みを緩和してくれます。キャンプで氷がない場合は、流水で冷やしてください。

4.かゆみ止めの薬を塗る

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かゆみ止めの薬を使う場合は、ここまで処置してから使ってください。汚れた患部・針や毛がある上から薬をこすりつけるのは二次的被害がおこり悪化します。虫刺されの処置は、上記のような治療の順序も大切です。

予防と対処でアウトドアを楽しく快適に

出典:https://pixabay.com

普段生活している時には気にならない虫も、屋外で活動する場合には注意しなくてはなりません。近年キャンプギアが進化して、家と同じように過ごせる施設も増えましたが、自然に囲まれているので虫だけはよりしっかりと予防・対策が必要となります。

被害が考えられる簡単な虫の居場所も解説しましたので、参考にしてそこに近づかないのがまず第一にできることです。虫がいても刺されにくい服装や虫除けグッズを活用して、キャンプを楽しく過ごしましょう。

アウトドアの虫対策が気になる方はこちらもチェック

キャンプ地では近くにお店もなく、後から虫刺され対策グッズを購入するのも大変です。予防や対策には今回ご紹介した方法だけでなく、市販の虫除けグッズやスプレーのおすすめ記事も解説しています。事前に用意したいキャンプでの虫刺されアイテムが気になるという方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。