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クーラーボックスを自分好みのカラーにカスタム!塗装方法や剥がれを防止するコツも!

使い古したクーラーボックスは買い替えるもの、とお考えの方もいるかと思いますが、買い替えると多くのお金がかかってしまいます。今回はそんな方におすすめしたい、クーラーボックスの塗装方法をご紹介します。古いクーラーボックスを、塗装でおしゃれに生まれ変わらせましょう。
2022年4月21日
大石ゆう
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クーラーボックスをおしゃれにカスタム

キャンプ用のクーラーボックスを生まれ変わらせる

Photo bysuju-foto

クーラーボックスの外観に飽きてきた、もしくは外観だけボロボロだというのであれば、まだまだ使えるため、買い替えるのはもったいないです。古いクーラーボックス、もしくは好みの合わないクーラーボックスを持っているなら、DIYでのカスタムによって、おしゃれに生まれ変わらせらせることができます。

自分好みに仕上げられる

クーラーボックスをカスタムすることにより、自分好みのスタイルに変えられます。古臭いデザイン、ボロボロ感のあるクーラーボックスが、新品同様の、おしゃれなアイテムに変えることができるでしょう。今回は利用する材料や手順を詳しくご紹介しますので、DIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。

塗装の剥がれ防止方法とは

ミッチャクロンを使う

塗装をする場合、気を付けなければならないのが剥がれです。塗装には塗料スプレーを使うのですが、何も考えずスプレーをしてしまうと、乾いた後に剥がれてきてしまいます。

クーラーボックスを塗装する際、剥がれ防止のためにできることがあります。そして、その一つがミッチャクロンを使う方法です。これはスプレータイプで販売されているもので、クーラーボックス表面と、カラー塗料を密着させやすくしてくれます。

高耐久ラッカースプレーで表面を保護

カラースプレーの後に、さらに高耐久ラッカースプレーでコーティングするのもおすすめです。高耐久ラッカースプレーは、塗膜の耐久性が優れており、ぶつけたときなどの剥がれから保護してくれます。ミッチャクロンといったプライマーにプラスして使うことにより、さらに長くきれいな状態を保つことが可能です。

剥がれやすい部分は重点的に厚塗り

剥がれないようにするためのスプレーを使用する以外にも、重ね塗りする方法も有効です。特に角などのはがれやすい部分に重点的にスプレーすることで、さらに剝がれにくくできるでしょう。

クーラーボックス塗装に必要なもの

紙やすり

Photo byLeoNeoBoy

クーラーボックス塗装の下処理に便利なのが紙やすりです。紙やすりはクーラーボックスの汚れを落とすためだけでなく、塗料の密着度を上げる効果もあります。紙やすりはホームセンターや100均で手軽に購入可能ですが、目の大きいものだと傷がついてしまうため、細かいものを選んで利用しましょう。

ドライバー

Photo bySid74

クーラーボックスには取っ手や蝶番などがついていますが、塗装の際はそれをすべて外す必要があります。そのため、ドライバーを用意しておくと安心です。なお、取っ手などを外さずにできる場合もあるため、必要に応じて利用していきましょう。

マスキングテープ

マスキングテープは、塗装が必要ない部分に利用します。例えば、蓋や縁を塗装しない場合、マスキングテープで養生をすれば分解をせずに塗装できるので便利です。

なお、養生する範囲が広い場合は、ビニールで覆ったり、マスカーを利用したりするといいでしょう。マスカーは、マスキングテープと養生シートが一緒になったアイテムです。こちらもホームセンターや100均で手軽に手に入ります。

スプレー類

Photo byhannahlouise123

あとはスプレー類です。先ほどお伝えしたように、ミッチャクロンや好みのカラースプレー、さらに高耐久スプレーを用意しておけばばっちりです。ちなみに、高耐久スプレーには色のついたタイプもあるため、カラースプレーは使わず、高耐久スプレーでDIYすることもできます。

塗装前の手順

①パーツを外す

クーラーボックスに塗料を塗る前にする手順があります。まず初めに行うのが、取っ手や蝶番などのパーツを外していくことです。そのままの状態だと、どうしても塗装がやりにくかったり、塗り残しができてしまったりすることもあります。パーツを外すことで作業をしやすくしましょう。

②表面を削る

Photo byOpenClipart-Vectors

次に行う工程が、紙やすりで表面を削ることです。この場合、初めは粗目のものからやすり掛けし、そのあとに細かい目のもので処理していくといいでしょう。やすり掛けを行うと粉が出るため、塗装の前にはしっかりとふき取っておきます。

③養生を行う

Photo byRalphs_Fotos

次に、クーラーボックスの塗料を塗らない部分に養生を行っていきます。パーツを外さなかった場合は取っ手部分のみ、縁に違うカラーを乗せたいなら縁を養生するなど、自分の完成イメージに合わせて養生していきましょう。


塗装の手順

①ミッチャクロンをスプレーする

塗装の手順の初めに行うのが、剥がれ防止効果のあるミッチャクロンをスプレーすることです。なおミッチャクロンは透明のため、どこに塗ったのかが分かりにくいので注意が必要です。ミッチャクロンも1回だけでなく、重ね塗りすることで効果を上げることができます。

②カラースプレー・高耐久ラッカースプレーを利用

次にカラースプレーを塗っていきます。カラースプレーとコーティング用の高耐久ラッカースプレーを分けているのであれば、二段階の工程が必要ですが、高耐久ラッカースプレーに色付きタイプを利用すれば、1回の工程で仕上げることが可能です。

なお、保護用の高耐久スプレーは2~3回重ね塗りすることで、コーティング力を上げられます。スプレーをし終わったら、しっかり乾燥させていきましょう。

④パーツを戻して完成

スプレーがしっかり乾燥できたら、パーツを戻して完成です。塗装の方法は以上で終了ですが、プラスしてDIYすることでさらにおしゃれに仕上げることができます。その方法は、次の項目にてご紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

クーラーボックスをさらにおしゃれに

①アレンジを効かせる

クーラーボックスの塗装方法は、単一カラーを塗る以外にもアレンジを効かせることができます。こちらの方のように、さまざまなカラーを使って塗ったり、蓋だけ色を変えたりするなど、アレンジ方法もさまざまです。キャンプに行ったときに楽しくなるような、素敵なデザインに仕上げていきましょう。

②ステッカーやステンシルを施す

しっかりスプレーの乾燥ができたところで、お好みのアウトドアブランドのステッカーを貼ったり、キャンプらしいステンシルを施したりすることもできます。プラス一手間の作業を行うことで、愛着の湧くようなクーラーボックスに仕上げられるでしょう。

③つや消しスプレー処理


他にも、表面の質感をマットにするアイデアもあります。つや消しスプレーというものが販売されているため、それを最後に吹きかけることで、おしゃれなマット仕上げにすることが可能です。なお、保護の意味合いのある高耐久ラッカースプレーには、マットタイプもあるため、最後にマットタイプでコーティング仕上げもできます。

番外編:塗装以外のカスタム方法

リメイクシートを使う方法もある

クーラーボックスのカスタムには、塗装以外にもリメイクシートを利用する方法があります。リメイクシートはお家の壁をリメイクするアイテムだと思っている方もいるかもしれませんが、クーラーボックスにも利用できるためおすすめです。

カーブがあり難しい部分もありますが、その反面やすりで削ったりスプレーを乾燥させたりといった作業はありません。好みのデザインに仕上げられる方法で、リメイクしていくといいでしょう。

リメイクシートにはさまざまなデザインがある

リメイクシートを利用する利点としては、さまざまなデザインがあることが挙げられます。木目調、タイル調など、柄がすでに印刷されているため、貼りつけるだけでおしゃれに仕上げることが可能です。

なお、リメイクシートを使ったカスタム方法については、下記リンクでご紹介しています。塗装以外のDIY方法が気になる方は、こちらも合わせて読んでみてはいかがでしょうか。

古いクーラーボックスを生まれ返らせよう

キャンプで利用するクーラーボックスは自分で塗装することで、おしゃれに仕上げられます。高いお金を出して新しいものを買うこともできますが、DIYしてしまえば自分好みに仕上げられますし、再利用も可能です。DIY方法も決して難しくはありませんので、気になった方はぜひ、この機会にカスタムに挑戦してみてはいかがでしょうか。

クーラーボックスが気になる方はこちらもチェック!

クーラーボックスについての記事は、他にも釣りにおすすめなアイテム、キャンプにおすすめなクーラーボックス、機能的なアイテムを紹介している記事があります。今回の記事以外に気になることがある方は、合わせてチェックしてみてください。