ロゴス 氷点下パックGT600g
保冷剤は種類を選んで効果的に使う
保冷剤はどれも同じではない
保冷剤は、ケーキやアイスを買った時に入れてもらうものから、小型のかわいいプリント入りのもの・冷凍庫に入れておいて急な発熱や寝苦しい夜に使えるやわらかなソフトタイプから大きなクーラーボックス用の大型のハードタイプまで種類もさまざまです。
手で触れたり目で確認できる、硬さやサイズ・作られている素材が違うだけでなく、冷やせる温度や効果時間にも差があります。
ソフト・ハードだけではない保冷剤の種類をご紹介
キャンプや登山などアウトドアで使うのには、この効果時間と冷やせる温度はとても重要です。今回は食品を安全に持ち運ぶコツを、保冷剤の種類の特徴・選び方から適した使い方とその注意点という観点で解説いたします。自分のニーズに合わせた、最強の保冷剤探しにお役立てください。
一般的な保冷剤の種類
最初に保冷剤にはどんな種類があるのかご紹介いたします。手軽にホームセンターや100均で買える一般的な保冷剤も、比較してみるととても個性的です。それぞれ特徴が違うので、適した使い道があったり向かないケースもあります。
保冷剤の種類と比較1.ソフトとハード
保冷剤の種類の大きな分類としてソフトとハードがあります。主に表面の素材で分けられているだけなので、ソフトタイプとうたっていても注意が必要です。ソフトタイプでも凍らせると硬くなるものもあるためパッケージをよく見て、凍らせてもソフトなのかどうかを確認して選んでください。
保冷剤の種類と比較2.保冷温度
保冷温度はクーラーボックス使用のもちに大きく関係する
保冷剤には0度まで冷やすものと氷点下まで下げてくれる、ふたつの種類があります。常温使用では保冷温度と効果時間にはあまり関係ありませんが、クーラーボックス使用では冷却温度は種類によって効果継続時間に大きく影響します。
保冷剤の種類と比較3.大きさ
アウトドアで使うなら保冷剤の大きさは重要
保冷剤は昔からある四角いものが知られていますが、大きさや形も多様化してきて便利になっています。お弁当箱用に使いやすいのは、ソフトでコンパクトな保冷剤です。アウトドアなら長時間効果が続くある程度大きなハードタイプのものがおすすめです。
最近ではクーラーボックス内の空間を無駄なく利用し、より多くの食材を持ち歩けるハードのコンパクトサイズもあります。
種類番外編:自家製の保冷剤
自家製保冷剤は市販品と使い分けて上手に活用
市販の保冷剤ではなくペットボトルの飲み物を凍らせたり、持ち歩く食材そのものを凍らせる自家製保冷剤を使うこともできます。このメリットは保冷剤を別に用意しなくていいので、クーラーボックスを広く使えることです。
ただし食品保存としては0度以下にならない・気温によっては溶けるのが早く保冷時間が短いとふたつの難点があります。もたせたい時間や季節によって市販の保冷剤と使い分けるとよいですね。
効果的な保冷剤の選び方と使い方
保冷剤の種類をご覧いただいたところで、次にそれをどのようなシーンで使うのがよいのかも解説いたします。キャンプやアウトドアなど目的からの手持ちの保冷剤で足りるか、買い足す必要があるかの逆引きにもご利用ください。
使い方に合わせた保冷剤の選び方1.
形が変形するものと変形しないものの使い分け
ソフトとハードの保冷剤の種類の大きな違いは、変形するかしないかです。一般的にハードタイプはクーラーボックスに入れて食品保存に、ソフトタイプは肌にあたって形を変え広い範囲を冷やしてくれるので、体の熱さましに適しているといわれます。
使い方に合わせた保冷剤の選び方2.
マイナス保冷剤は魚を凍らせ持ち帰ることも可能なものも
例えば釣りで使用する場合、氷の代わりにクーラーボックスにマイナス保冷剤を入れて釣った魚を入れて凍らせ、鮮度を保つという使い方もされます。
デザートのアイスクリームやシャーベットなどの氷菓を持ち歩く場合も、0度の保冷剤では不十分なのでマイナスまで冷やせる保冷剤を使ってください。
使い方に合わせた保冷剤の選び方3.
少しずつ飲みながら歩ける凍った飲み物
自家製の保冷剤は既製品よりも劣るものではなく、使い方によっては適している場合もあります。保冷剤を食品保存ではなく熱中症対策として体を冷やす目的で使うならば、飲み物を凍らせて持ち歩くのは、冷たい飲み物で水分補給もできて一石二鳥です。
冷やす場所は体のほてった部分のほか、首もと脇の下など太いリンパのある箇所をおすすめします。冷やされたリンパ液が体全体の体温を下げてくれるため効果的です。
保冷剤の使い方注意点
保冷剤は凍らせて保冷バッグなどに入れるだけと、使い方は単純です。しかし効率や適した食材などを気にしだすと、使い方のコツが必要な奥深いアイテムです。ここでは保冷剤の使い方の注意点を解説いたします。
食品の種類によっては保冷剤に触れさせない
野菜の冷凍焼け用に容器があると便利
野菜は低温にあてると野菜焼けという状態になります。加熱するならば気になりませんが、生食用の野菜は食感・味ともに劣化するので保冷剤に直接触れないよう気をつけてください。
大きなクーラーボックスならば保冷剤から離れた場所に置く・小さな保冷バッグならば別容器に入れて持ち歩くのがおすすめです。アウトドア用ならば、カップにもなる折りたたみ式シリコン容器が重宝します。
保冷剤の種類による凍結時間にも注意
商品によっては一晩で凍らないものもある
市販の保冷剤は温度も低く長時間保冷できて便利です。そんなものほど凍らせる時間がかかるので注意してください。マイナスタイプで大型・長時間保冷ができるものほど、凍結時間がかかると考えるとよいです。
サイズにもよりますが、目安として一般的な家庭用冷蔵庫なら18-48時間は冷凍庫に入れるようにします。余裕を持って、使用する日から2-3日前には冷凍をはじめるようにしたいですね。
自家製保冷剤にブロック肉は向かない
キャンプやバーベキュー用に大きな塊肉を冷凍して持参したいこともあります。しかし保冷剤の代用と考えると、塊肉は凍らせるのに時間がかかるわりに効果は薄いです。
また時間のかかる常温解凍・流水解凍になるアウトドアでは、中までしっかりと解凍するのが難しく菌も繁殖しやすくなります。食品衛生的にも調理の手間の面においても、あまりおすすめできません。
おすすめのアウトドアブランドの最強保冷剤
人気アウトドアブランドの保冷剤が話題に
ロゴス 氷点下パックGT600g
ロゴス 氷点下パックGT600g
人気のアウトドアブランドであるロゴスは、保冷剤も作っています。アウトドア好きの間では、最強ともいわれる保冷能力が魅力の保冷剤です。
最強といわれる理由は強力な保冷力で、0度を下回るマイナス温度まで冷やしてくれます。痛みが気になる肉類のアウトドアでのクーラーバッグでの保存に最適です。
凍結時間が従来品の半分
ロゴスの保冷剤が最強といわれる最大の理由は氷点下の保冷温度です。しかし優秀なのはそれだけではありません。時間がかかることが悩みのマイナス保冷剤の凍結時間を約半分にした点も、多くのキャンパーから高く評価されています。
ちょっと変わったロゴス最強保冷剤の使い方例
ロゴスの保冷剤は仕切りとしても使える
例のロゴスの最強保冷剤
— えま (@2020FK7) February 24, 2022
なんとスノーピークのクーラーボックス溝にシンデレラフィットして
仕切り代わりにもなってしまう pic.twitter.com/N4I5cpytoL
裏技的な使い方ですが、ロゴスの保冷剤はスノーピークのハードロッククーラーの中央の溝にシンデレラフィットで、仕切りにもなるという情報がありました!こちらをお持ちの方は試してみてはいかがですか。
氷結ペットボトルと保冷剤の比較
最後になりますがペットボトルに水を入れた自家製保冷剤と既製品の保冷剤の2つを24時間クーラーボックスに入れて内部の温度を記録した動画がありますのでご紹介いたします。
それぞれの保冷剤の冷え方の特徴は
クーラーボックスの中には保冷剤以外入れていない・24時間開け締めなしの状態の比較観察です。既製品の保冷剤は開始1時間で内部温度が30度近く下がり急速に冷えることがわかりました。
一方ペットボトルの氷は、このような急激な温度変化はないものの、ゆっくり下がり安定した温度を保つのが特徴です。
最低温度からみる比較
既製品の保冷剤は最低温度が3時間で-0度、この範囲内で行ける場所であれば氷も溶けずに持ち運べます。ペットボトルの保冷剤は3時間経過時点で11度と最低温度でもマイナスどころか2桁を下ることもありませんでした。
ここから見える既製品と自家製保冷剤の使い方
保冷剤がとるクーラーボックス内のスペースは既製品の方が圧倒的に少ないです。また既製品は急速に冷やすため朝支度してすぐ出かけても食品の痛みは心配ありません。
ペットボトルの氷を保冷剤として使う場合は、最低温度になるまで3時間かかりましたので、事前に用意しておいてから食材を入れる必要があります。
この結果も参考にして、冷やす食材や冷やしたい温度によって保冷剤の種類を変えてみてはいかがでしょうか。
保冷剤は種類を選んで効果的に使おう
食材を腐らせないよう持ち歩くのに必要な保冷剤の種類あれこれを解説し、最強の保冷剤をご紹介してまいりましたがいかがでしたか?ペットボトルの飲み物を凍らせて持ち歩くだけでも、保冷剤のような使い方はできますが用途によってはもっと冷やす必要もでてきます。
使う状況によって、いろいろな保冷剤の種類の中から適したものを選んで使っていくのが賢い方法です。
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暮らしーのではこのほかにも、アウトドアで使える冷蔵庫の徹底解説記事や、ロゴスの氷点下パックの魅力についてお伝えする記事も発信しています。アウトドアでの食品保存が気になる方はこちらも是非見てくださいね。
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出典:https://photo-ac.com/