スペシャライズドターマックSL7をご紹介
発売されてから売り切れ状態が続く、爆発的な人気を誇るスペシャライズドのターマックSL7。UCI規定ギリギリの範囲内で、エアロ性能や剛性、軽量化の全てを達成し、世界最高峰のスポーツバイクとしてレーサーや自転車愛好家に圧倒的な支持を受けています。
今回はそんなスペシャライズドのターマックSL7についてご紹介。モデルごとの性能の違いや魅力についても解説しますので、ぜひご覧ください。
現行ターマックSL7には4種類のモデルがある
ターマックSL7はTARMACシリーズの最新作で、現行の展開されているモデルは全部で4種類です。その4種類はS-WORKS、プロ、エキスパート、コンプという名前がつけられており、それぞれに特徴があります。いずれも性能と価格を極限まで調整した傑作ですので、以下で詳しく紹介していきます。
ちなみに、1世代前のターマックSL6にはスポーツというモデルもあったのですが、ターマックSL7ではまだ登場していません。
スペシャライズドターマックSL7とは?
そもそもスペシャライズドとはどんな会社?
スペシャライズド(SPECIALIZED)は1974年に自転車部品を輸入する卸売業から始まったブランドで、その経験を生かして自社商品の開発をするようになりました。その自転車がヒットし、現在では世界28カ国にオフィスを構える一大自転車メーカーに成長しています。
モットーは「すべてのサイズですべてのライダーに最適な形を」。緻密なデータや人間工学に基づいたデザインを追求し、特に優れたエアロ性能が1番の強みです。
ターマックSL7は全てを征す一台として誕生
ターマック(TARMAC)SL7は現行のスペシャライズドの中で最もハイクオリティのロードバイクで、「全てを征す一台」という名の下に世の中へ発表されました。
ロードバイクのスポーツレースで有名なペテル・サガンの規格外のスピードとジュリアン・アラフィリップの人間離れしたパワーを併せ持つのがスペシャライズドのターマックSL7です。
エアロ・剛性・軽さを最高レベルで
スポーツレースの世界で活躍するロードバイクの条件として重要な3要素、エアロ・剛性・軽さを最高レベルで兼ね備えているのがスペシャライズドのターマックSL7です。
これまでの最高エアロ性能だったターマックSL6を超え、剛性を失わずにUCI規定ギリギリの重量を達成。最新技術を用いて、グラム単位でサイズを調整した結果、この3要素を最高のバランスで共存させることに成功したのです。
快適な操作性も魅力のスペシャライズドターマックSL7
レースバイクの操作性においても新基準を生み出し続けてきたスペシャライズドのターマック。その最高傑作であるターマックSL7はまるでライダーの意思を汲み取るかのように機敏に反応し、ペダルを踏み込んだだけ前進、そして何百キロ走ってもその快適さが継続します。
ターマックSL7のプロモデルの性能
ターマックSL7のプロモデル①:S-WORKS
スペシャライズドのターマックSL7のモデルの中で最も洗練された性能を誇るS-WORKSシリーズ。スーパーコンピューターがはじき出したエアロ形状を元に、新型フレームを作り出し、最高のエアロ性能と重量の軽減の両立を実現しています。
この新型S-WORKSターマックSL7はコンポーネントも最高性能で、変速SRAMREDeTapAXS12速グループセットやRovalRapideCLXホイールが搭載されています。
S-WORKSには種類がいくつかある
S-WORKSターマックSL7には種類がいくつかあり、それぞれに特徴があります。SpeedofLightCollectionを始めとして、ShimanoDuraAceDi2、SRAMRedeTapAXS、DuraAceDi2という展開です。
フレームは大まかな構造には違いがありませんが、コンポーネントに大きな違いがあります。詳しくは書き切れませんので、レーススタイルに応じてモデルを選ぶことがおすすめです。
ターマックSL7のプロモデル②:プロ
スペシャライズドターマックSL7プロもレースシーンで活躍できるロードバイクです。こちらはS-WORKSと比較して、周辺設備がよりリーズナブルに仕上げられ、よりコストパフォーマンスに優れています。
一部を紹介すると、ギアに使用されているのは変速SRAMForceTapAXS1×、ホイールはRovalRapideCLです。
新型フレームが100gほど重い重量に
S-WORKSとプロとの比較で最も大きな違いが出るのが新型フレームの重量です。S-WORKSがUCI規定ギリギリの800g、プロは920gに設定されています。たった120gの違いですが、レースでは少し重量の差が結果を左右することもあるので、自分が挑戦するレースのレベルに合わせて選んでみてください。
ターマックSL7の一般モデルの性能
ターマックSL7の一般モデル①:エキスパート
スペシャライズドターマックSL7のエキスパートはS-WORKSやプロと比較するとその性能は若干劣りますが、値段の面ではS-WORKSの約3分の1、プロの約3分の2ほどで購入可能です。
軽量なRider-FirstEngineeredフレームを使用していることは変わらず、高いエアロ性能を発揮することに変わりはありません。そのパフォーマンス性能は、40km走行でS-WORKSと12秒の差が付きますが、一般モデルでこの性能は脅威ともいえるでしょう。
コンポーネントの質も十分に保たれている
スペシャライズドターマックSL7のエキスパートは100万円を切る値段で購入できるにも関わらず、コンポーネントにも上質な製品が採用されています。ギアに使用されているのは正確で素早い変速を可能とするShimanoUltegraDi2電動ドライブトレインで、タイヤはS-WORKSTurbo700×26mmです。
フレームの重量に関しては一つ上のランクのモデル、プロと同様920gで、高いレース適性を発揮してくれます。
ターマックSL7の一般モデル②:コンプ
スペシャライズドターマックSL7のコンプは最もコストパフォーマンスに優れたモデルながら、FreeFoilShapeLibrary、有限要素解析などの最先端技術を用いて、スポーツバイクにとって重要な3要素、エアロ性能、剛性、操作性を非常に高いレベルにまとめています。
操作性と手頃な価格を両立した一台
ターマックSL7のコンプは上位モデルと比較してスピード性能ではある程度見劣りする部分があるものの、その反面、操作性能を向上させています。
ワイヤレスシフティングを備えた変速SRAMRivaleTapAXS12速グループセットや回転抵抗が非常に小さいTurboPro700×26mmタイヤを採用したことにより、手頃な価格ながら、優れたハンドリング性能を獲得することを実現したのです。
ターマックSL7のモデル別の魅力とは?
S-WORKSは全てが高レベルの最高傑作
まず、スペシャライズドターマックSL7の中で最もレースに適したロードバイクはS-WORKSです。このモデルだけフレーム重量が800gと他と比較して軽量化されている上に、ギアやホイールも最上級のものを搭載しています。
本格的なレースに参戦する方、コンマの世界で競う方はこのS-WORKS一択と言えるでしょう。
フレームのグレードを犠牲にして価格を下げたプロ
スペシャライズドターマックSL7のプロはS-WORKSと双璧をなす上位モデルです。プロとS-WORKSとの1番の違いは上でも述べたように、そのフレームのランク。S-WORKSに使用されるフレームがFact12で、プロに採用されているフレームはFact10とわずかに1ランクの差です。
しかし、フレームのグレードを下げたことにより、S-WORKSよりも60万円から90万円近く価格を抑えることに成功しています。
場所を選ばない走行性能を持つエキスパート
スペシャライズドターマックSL7のエキスパートはプロと同様のFact10のフレームを使用しており、レース向けにも仕上がっていますが、どんな道でも軽快に走れる性能の方も魅力です。
S-WORKSのような切れ味のあるスピード感を出せない反面として、万人が操作しやすい仕様となっているので、上り坂も下り坂も平地も全ての道で快適に走れる点がエキスパートの強みと言えるでしょう。
カスタマイズすると上位モデルにも迫れるコンプ
最後に、スペシャライズドターマックSL7コンプは、アルミホイールやアルミハンドルを搭載することによって、価格は上位モデルより大幅に抑えられています。
その一方で、ホイールやハンドルは購入後にカスタマイズすることができるので、ご自身のスタイルに応じてアップグレードすることが可能です。そのため、採用する部品によっては上位モデルに匹敵するような性能を発揮する可能性を秘めています。
スペシャライズドターマックSL7を選ぼう
スペシャライズドのターマックSL7には個性的なモデルが揃っていますので、自分がレース重視で乗りたいのか、日常のサイクリングを楽しむために購入したいのかを検討し、ご自身の好みにあった一台を選んでみてください。
どのモデルに乗ったとしても、今までとは一味違う快適な乗り心地を体験できること間違いなしです。購入後もさらにカスタマイズすることができますので、自分だけのターマックをぜひ完成させてみてください。
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今回はスペシャライズドのターマックSL7に絞ってご紹介しましたが、人気商品なので、今すぐに手に入れることは難しいかもしれません。できるだけ早くロードバイクに乗りたいという方のために、以下の記事をご紹介します。
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