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ファンネル仕様バイクの雨対策。エンジンへの影響やおすすめのフィルターもご紹介!

バイクのキャブレターをファンネル仕様にしようか迷っている、ファンネル仕様にしたけど雨の日の対策に悩んでいる方もいるでしょう。今回は、ファンネル仕様のバイクの雨対策についてやエンジンへの影響、おすすめのフィルターを紹介していきます。
2022年9月2日
大石ゆう
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この記事で紹介しているアイテム

SP武川 エアフィルター タケガワセイカールファンネル用

ラムエア RAM AIR フィルター ファンネル 汎用

ファンネル仕様バイクの雨対策について

Photo bySplitShire

ファンネルとはエンジンに吸気を送り込むためのパーツの一つ。ファンネルは他の吸気パーツと違い、外気を直接取り込む構造になっているため、雨の日の走行に不安を持つ人もいるでしょう。

今回はファンネル仕様の雨対策についてはもちろん、エンジンへの影響や寿命、雨対策におすすめなフィルター商品を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。(2022年9月2日現在の情報を元に記事を作成しています)

エアクリーナーとファンネル

エンジンに吸気を送るためのパーツ

バイクのエンジンに吸気を送るために必要パーツは、今回ご紹介するファンネル以外にもエアクリーナーがあります。それぞれ特徴が異なりますので、ここではパーツごとの詳細をご紹介していきましょう。

ファンネルとは

ファンネルとは、バイクのキャブレターの空気を吸い込むところに付けるラッパの形をしたパーツで、空気を吸い込む効率をよくします。ファンネルが空気の流れをスムーズにし、エンジンパワーの向上させるのです。本来ファンネルはエンジンのパワーが重要なレースなど競技用に使われるパーツですが、公道で利用する方もいます。

エアクリーナーとは

エアクリーナーは、市販バイクのキャブレターについているもので、空気中のゴミを取り除くための機能を持ちます。ファンネルは空気の流れをよくするために使われましたが、エアクリーナーはゴミを取り除く機能しかないので、ファンネルに比べるとパワーが低下してしまいます。

どっちを選べばいいの?

ファンネルとエアクリーナー、どちらを選べばいいのか迷う方もいるかもしれません。それぞれの特徴で述べたように、エアクリーナーはゴミを取り除いてくれるがパワーがダウンしてしまい、ファンネルは空気を一気に吸い込むためパワーがアップしますが、ゴミを取り除く機能に欠けます。

どちらが自分の好みに合っているのかで選ぶといいでしょう。しかし、ファンネルの場合には注意点があるため、次項を参考にしてみてください。


ファンネルの効果とエンジンの寿命

ファンネルの効果とは

キャブレターに空気を送りこむ部分は、入り口に凹凸があるため空気が入り込む気流が乱れてしまいます。ファンネルにすればそれを防げるため、空気を一気に吸い込み、エンジンのパワーを向上させる効果があります。

ファンネルはバイクのエンジンを守るためよりも、エンジンのパワーをより引き出すために使われるのです。

バイクエンジンの寿命は短くなる

ファンネルは一気に空気を吸い込み、エンジンのパワーがアップする効果がある反面、ゴミが入りやすいのがデメリットです。エンジンの面で考えると、ゴミが入りやすいファンネルはエアクリーナーよりも寿命が短くなってしまうでしょう。

しかし、今回ご紹介するようなフィルターを付ける、もしくはパワーフィルターを利用すれば安心です。ファンネル仕様を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

雨の日走行について

通常の雨であれば問題ない

Photo byChristopherPluta

ファンネルを利用するとゴミが入ってしまうのなら、雨も入ってエンジンを傷めてしまうのでは、と心配になる人もいるでしょう。しかし、通常の雨であればファンネル仕様であっても問題なく走行が可能のため、心配はいりません。

ゲリラ豪雨には向かない

通常の雨程度なら問題ないファンネルですが、ゲリラ豪雨、台風時の激しい雨になると話は別です。激しい雨だとファンネルの状態が悪くなり、エンジンストップが起こる可能性があります。どのような対策をしたらいいのかは後述しますので、参考にしてみてください。

ファンネルの雨対策と車検について

フィルターを付けておけば雨の日も安心


Photo bystevepb

激しい雨などでも走行しなければならないなら、ファンネルに取り付けられるフィルターを利用するのがおすすめです。雨から守るなら、ファンネルを覆ってしまえばいいと考える方もいるかもしれません。

しかし、それだと空気の注入が悪くなるため問題です。中には応急として空気穴だけ残し、ガムテープで貼る方やひさしを付ける方もいるようですが、市販のフィルターを利用する方がいいでしょう。

フィルターを付ければ車検も安心

ファンネルをそのままにして車検に出すと、通らない可能性が高いです。そのため車検に通すための対策としてもファンネルにフィルターを付けるのが有効で、車検に通りやすくなります。

雨対策としてもそうですが、車検対策としてもフィルターは必要なアイテムです。ファンネル仕様でまだフィルターを持っていない方は、さっそく購入しておきましょう。

おすすめフィルター3選

①SP武川のエアフィルター

SP武川 エアフィルター タケガワセイカールファンネル用

出典:Amazon

ファンネルにそのままはめるだけの手軽に使えるフィルターがSP武川の製品です。フィルターの表面には「TAKEGAWA」の文字が描かれています。ファンネルにフィルターを装着すれば、優れた防塵効果を得ることも可能です。

定期的な交換を

ファンネルのフィルターは、長く使っていると目詰まりや劣化が起こるため、定期的なチェックを行い、必要であれば交換しましょう。メンテナンスは必要になりますが、着けていないよりもエンジンの寿命が長くなる可能性が高まるため、持っていない方は購入しておくと安心です。

②ラムエアのフィルター

ラムエア RAM AIR フィルター ファンネル 汎用

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
サイズ全長(奥行き):約80mm フィルター外径:約110mm 穴系:約30mm

ラムエアの商品もおすすめです。素材にはポリウレタンフォームが使われています。また、粗目と細目を組み合わせたフィルター構造になっています。集塵する力も強いため、エンジンの寿命も長くなるでしょう。

ラムエア社のフィルターは、ダスト除去のパーセンテージが99%と高い表示を示しています。エンジンも守りながら走行をしたい方は、ラムエアの商品を利用してみてはいかがでしょうか。


2個セット商品もある

RAMAIR ラムエア 2個セット

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
サイズピッチ:77mm 横幅:170mm 縦幅:115mm 厚さ:65mm , 穴径30mm
対応車種ホンダ CB400F/CB400SF CB750F/900F/1100F/CB1100R X4 CB1300SF/CB1000SF/CBR1000F CBR900RR/XR650/XR600 CB750FOUR/FZR250/FZR600など

ラムエア社のファンネル用フィルターは、2個セット商品も販売されています。ファンネルの種類によって利用するファンネルを選びましょう。また、こちらも利用していると目詰まりが起こってきますので、定期的にメンテナンスすると安心です。

ラムエアからは、ラムエアフィルターメンテナンスキットも販売されています。もし安心してメンテナンスをしたいなら、ラムエアフィルター専用メンテナンスキットを購入しましょう。

ラムエアフィルターの注意点

ラムエアフィルターはファンネルに取り付ける便利なアイテムではありますが、注意点があります。定期的にメンテナンスをしていないと、キャブからの吹き返しにより、燃料がフィルターに付着してしまい、火災に繋がってしまう可能性があります。

フィルターを付ける方は、メンテナンスが重要になってきますので、注意を怠らないようにしていきましょう。

ファンネル仕様のバイクの雨対策をしよう

ファンネルはエンジンのパワーをアップさせる効果があり、ファンネルに付け替えたいと考えている方もいるでしょう。しかし、ネックになってくるのが雨の日の走行です。

雨の日でも安心してバイク走行したいなら、フィルターの装着がおすすめです。また、フィルターを付けておけば集塵力もアップするためエンジンの寿命を延ばせるでしょう。ファンネル仕様の方はぜひ、フィルターをご利用してみてください。

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