雨の日のバイクの走り方を解説!知っておきたい注意や対処法はコレ!のイメージ

雨の日のバイクの走り方を解説!知っておきたい注意や対処法はコレ!

雨の日のバイクの走り方をまとめました。ブレーキやカーブの曲がり方、アクセルの空け方など、バイクの基本的な扱い方を記載しました。雨の日にバイクに乗るのは苦手だというライダー必見!雨の日のツーリングは思い出深いものになりますし、思いのほか出会いも多いのです。

2019年07月05日更新

hosokawa_taka
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キャンプツーリング歴25年。ツーリング先で野宿やキャンプを楽しんでいます。バイクでのソロキャンプも楽しいですが、家族旅行で宿代わりにするファミリーキャンプも別の楽しみがありますね。ツーリングやキャンプの情報を正しく丁寧に伝えます。
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目次

  1. 雨の日のバイクの走り方:はじめに
  2. 知っておきたい雨の日のバイクの走り方①
  3. 知っておきたい雨の日のバイクの走り方②
  4. 知っておきたい雨の日のバイクの走り方③
  5. 知っておきたい雨の日のバイクの走り方④
  6. 知っておきたい雨の日のバイクの走り方⑤
  7. 知っておきたいバイクの雨対策:スクーター
  8. 知っておきたいバイクの雨対策:ツーリング
  9. 余談集:雨でも安全で楽しく!走り方編
  10. 余談集:雨でも安全で楽しく!アイテム編
  11. 雨の日のバイクの走り方:まとめ

雨の日のバイクの走り方:はじめに

雨の日に濡れるのはライダーの宿命?それは事実なのですが、だからこそ、雨の日でも安全で快適な走り方をしたいものです。バイクは外気にさらされた状態で乗る乗り物。それがバイクツーリングの旅情を高める要素であるものの、雨が降ると楽しさが半減してしまいます。ここでは雨の日にバイクを走らせるポイントなどについて解説します。

走行距離や車種によって対策方法は変わる

雨の日の対策方法は走行距離や車種によって変わります。雨に濡れる量は走行距離によって違うからです。また、車種によって濡れる体の部位や濡れ方が違うのも注目ポイント。ここでは、走行距離や車種にかかわらない共通した項目から解説し、原付きスクーターとツーリングとの違うポイントについても触れ、雨の日に快適なアイテムの提案もします。

知っておきたい雨の日のバイクの走り方①

雨の日は視界が悪くなる

バイクを走らせるうえで目から入ってくる情報は重要です。交通の流れや路面の状態などの情報を視覚から得て、ライダーはバイクを走らせるからです。しかし、雨の日は視界が悪くなります。太陽の光が弱いので暗くなり、確認するべき対象のコントラストが低くなるからです。また、ヘルメットのシールドやゴーグルに付着した雨の雫が視界を遮り、視界を不鮮明にします。

注意点と対処法:視界の確保

雨の日に視界を確保するためにライダーが注意すべきポイントは、交通の流れや路面の状況を目視で確認しやすくすることです。ヘルメットのシールドやゴーグルに付着した雨の雫を適度に拭うのはもちろん、晴天時よりも走行速度を落としましょう。走行速度を1割落とすだけで、対象を確認しやすくなります。

知っておきたい雨の日のバイクの走り方②

雨の日は制動距離が長くなる

バイクはタイヤと路面の接地面積が少ないため、制動距離(ブレーキをかけ始めてから完全に停止するまでの距離)が長くなる乗り物です。雨が降って路面が濡れるとタイヤと路面の摩擦力が弱くなり、さらに制動距離が長くなります。また、タイヤと路面の摩擦力を完全に失うとスリップし、バランスを失ったり転倒したりする可能性が高くなります。

注意点と対処法:リヤブレーキ

雨の日の制動距離を短くするために注意すべきポイントは、制動時にリヤタイヤと路面の接地面積を積極的に増やすことです。ステップやシートに体重を荷重して、リヤタイヤの接地面積を増やしましょう。リヤタイヤが摩擦力を失った(スリップした)場合に備えてニーグリップは確実に!リヤタイヤはスリップしてもリカバリー可能です。

注意点と対処法:フロントブレーキ

フロントタイヤは荷重を加えすぎるとバランスを崩しやすくなりますし、摩擦力を失った(スリップした)ときの対処法がありません。ですので、雨の日はリヤ荷重を意識し、フロントタイヤに荷重がかかり過ぎないようにするのがポイントです。フロントブレーキをかけるとライダーの体重がフロントタイヤへ荷重されがちになります。肘をバネ代わりにして、フロントタイヤにかかろうとする荷重を逃がしましょう。

知っておきたい雨の日のバイクの走り方③

雨の日はカーブでスリップしやすくなる

タイヤと路面の接地面積が及ぼす制動距離への影響と同様に、曲がるときもフロントタイヤとリヤタイヤの接地面積を意識する必要があります。バイクは曲がるときの遠心力を利用してタイヤを路面に押し付け、接地面積を増やすことで旋回時の安定性を確保する乗り物です。雨の日は接地面にかかる摩擦力が低くなるので滑りやすくなります。

注意点と対処法:バイクの挙動

雨の日の右左折やカーブはバイクの挙動を確かめながら走らせるのがポイントです。前後サスペンションの挙動を観察しながらバイクを走らせましょう。サスペンションが縮みすぎると反動でタイヤが路面を過剰に押してしまい、スリップの原因につながります。逆に、サスペンションが適度に縮んでいないと接地面積を稼げません。前後サスペンションの圧を適度に感じる程度に荷重を加える走り方をしましょう。

注意点と対処法:慎重すぎるのは問題あり

サスペンションに過剰な荷重をかける走り方も問題ですが、おっかなびっくりなバイクの扱い方にも注意が必要です。滑るという恐怖感に負けて荷重をかけないでいると、さらにタイヤのグリップ力が低下し、スリップする原因につながります。雨で路面がぬれていても、法律順守な走り方であればスリップすることはありません。リヤ荷重を意識して、タイヤと路面の接地面積を稼ぐ走り方がおすすめです。

知っておきたい雨の日のバイクの走り方④

雨の日は確実なアクセルワークが必要

雨の日は路面が滑りやすくなっているので、確実なアクセルワークが必要です。アクセルワイドオープンはもちろん、おっかなびっくりなアクセルワークも安定してバイクを走らせる妨げになります。雨の日にバイクを走らせるうえで、リヤタイヤへの荷重とアクセルの扱い方は一体となってこそ効果を発揮します。

注意点と対処法:アクセル開度

雨の日はアクセルの扱い方に違いがあります。バイクは加速しながらカーブを通過するのが原則ですが、「晴天時より手前で減速し、徐々にアクセルを開けていく」のが雨天時にバイクを走らせるポイントです。十分減速してからカーブの内側へバイクを傾け、アクセルオンとリヤ荷重で車体を安定させます。また、急なアクセル操作はスリップの原因です。遠心力に合わせてアクセル開度を加減しましょう

注意点と対処法:方法いろいろ

雨の日のアクセルの扱い方はライダーによって違います。低めのギアで路面を蹴る力を繊細に加減する扱い方もあれば、高めのギアで路面を蹴る力を弱める扱い方もあります。リヤブレーキを引きずって調整するライダーも少なくありません。しかし、アクセルを一定にしながら半クラッチで加減する走り方は、雨で手元が滑るとクラッチがドンとつながってしまい、バランスを崩したり転倒したりする可能性が高くなるのでおすすめできません。

知っておきたい雨の日のバイクの走り方⑤

ライディングフォーム改善で危険に備える

視界の確保、ブレーキや旋回で荷重を意識したバイクの走らせ方、適切なアクセルワーク、それらを一度に解決する方法として、ライディングフォームの最適化が挙げられます。ライディングフォームを最適化すると、目視による交通の流れを把握しやすくなり、スムーズなバイクへの荷重ができます。また、バイクの挙動を把握しやすくなるので、アクセル開度の判断がしやすく、雨でタイヤがスリップしてもリカバリーしやすいですね。

注意点と対処法:ライディングフォームは基本

ライディングフォームが美しいライダーはかっこいいだけでなく、バイクの走らせ方が上手です。いいかえれば、美しいライディングフォームを意識すれば、バイクの走らせ方が上手くなるといえます。ここまで雨の日のバイクの走らせ方について解説してきましたが、ほとんどは基本的なバイクの扱い方。雨の日にバイクに乗るのは苦手だというライダーは多いのですが、単に苦手意識が先行しているだけだといえます。

注意点と対処法:正しいライディングフォーム

ライディングフォームの基本は①手を前にまっすぐ伸ばしてステップに立ち②まっすぐ下にシートに座り③ハンドルに手を添える、です。車種によっては困難な確認方法なので、①走行中にハンドルを持ったままヒザを伸ばしてステップに立ち②シートにお尻を下ろして着座位置を決める、という方法もあります。①背筋を伸ばして②手は軽くハンドルに添える、という方法でも、バイクを上手に走らせるライディングフォームになります。

知っておきたいバイクの雨対策:スクーター

原付スクーターは通勤や通学などに便利な街乗り最強バイクです。便利な反面、雨が降っても乗らなければならないのも事実。走り方は先述した通りですが、片道30分以内の通勤や通学なら、MT車と違った雨対策ができます。バイクを降りてからの利便性を追求した雨対策をするといいですね。

原付スクーターの街乗りでベストアイテムは

片道30分以内の原付スクーターでの街乗りなら重装備な雨対策をする必要がありません。毎日の通勤や通学なら、上下セパレートのレインウエアよりも防水タイプのポンチョがベストアイテム。原付スクーターで著しく雨で濡れるのは上半身です。太ももも濡れますが、足元は濡れにくいといえます。であれば、雨で濡れる部位だけの対策を重視し、着たり脱いだりする手間がかからないようにするほうがいいですね。

ゴム長靴もベストアイテム

片道30分以内の原付バイクによる街乗りなら、ゴム長靴がベストアイテムだといえます。休日はツーリングを楽しむ郵便配達員に話を聞くと「ゴム長靴が最強」とのこと。濡れないだけでなく、足を地面に着いたときに滑りにくいからです。おしゃれなゴム長靴を見つけたら入手しておきましょう。バイクから降りた時のために、普段履きはシート下トランクに入れておくといいですね。

ヘルメットはよく乾かそう

原付スクーターの最大のメリットはシート下トランクです。しかし、雨で濡れたヘルメットをシート下トランクに入れっぱなしにすると、においが強くなるので注意が必要です。出先で濡れたヘルメットをシート下トランクに入れるのは仕方ありませんが、帰宅後はシート下トランクに入れずに自室で内装を乾燥させましょう。リヤボックスにヘルメットを収納しているMT車も同様です。

知っておきたいバイクの雨対策:ツーリング

雨の日はツーリングに行かない、バイクに乗らない、そういうライダーは思いのほか多いですね。「今日は雨が降っているから予定していたグループツーリングは中止します」そんな連絡を受けたライダーも多いのでは?確かに、雨のツーリングは楽しさが半減します。ずぶ濡れになってこそツーリング気分を味わえる、そんな特殊な楽しみ方をするライダーもいますが、雨の日でも快適なツーリングをしたいですよね。

レインウエアは快適さ重視で選ぶアイテム

ツーリングで使用するレインウエアは快適さを重視して選びたいアイテムです。最低でも透湿防水素材を用いたレインウエアを着用しましょう。バイク用のレインウエアがベストですが、コスパを考慮するならホームセンターや作業用品店で販売されている透湿防水素材のレインウエアもありです。作業用のレインウエアはパンツの裾が短いので注意。登山用のゲイター(スパッツ)でカバーするといいですね。

透湿防水素材のブーツはマストアイテム

透湿防水素材を使ったバイク用ブーツはツーリングのマストアイテムだといえます。単なる防水ブーツはブーツ内に湿気が溜まって不快です。本革製のブーツに防水クリームをたっぷり塗る方法も試してみましょう。また、透湿防水素材のオーバーソックスも快適なアイテム。ワークブーツやカジュアルブーツで代用しているライダーにおすすめです。

余談集:雨でも安全で楽しく!走り方編

道路の制限速度に注目

道路の制限速度はもっとも悪いコンディションに合わせて決められています。雨の日の夕方や夜に走りなれていない道路を走行すると、制限速度以内で走っていることが多いですね。日頃から道路の制限速度を確認し、道路の危険度を察知しましょう。路面や幅員と比較して制限速度が低い道路は危険が多いといえます。

スリップしたときの対処法

雨で濡れた路面でスリップしたときの対処法を予め決めておきましょう。転倒しないように耐えるのか?潔く転倒するのか?そんなことを考える瞬間がこないように祈りますが、万が一に備えるのもライダーにとって必要なこと。転倒しないように耐えると、耐え切れなくなって転倒したときのダメージが大きいですね。一方、潔く転倒する場合、他の交通や歩行者に接触しないようにする余裕が持てるかが問題。どちらを選択するかはあなた次第です。

余談集:雨でも安全で楽しく!アイテム編

レインウエアはツーリングに必要なアイテム

ツーリングに行くときはレインウエアを必ず持っていくことをおすすめします。朝は晴れていてもツーリング先で雨に降られることは多々あります。また、レインウエアは寒さを感じたときの防寒着にも最適です。雨が降りそうにない日のツーリングには軽量でコンパクトなレインウエア、雨が降る確立が高い日のツーリングにはハイスペックなレインウエア、と使い分けてもいいですね。

レインウエアはフード付き?フードなし?

バイクのレインウエアにはフードがついてないものと収納できるフードがついたものとがあります。フードがついていないレインウエアは首周りがすっきりしているので、ヘルメットに干渉しにくく、安全確認がしやすいですね。ではなぜフード付きのバイク用レインウエアがあるのか?それは、フードをかぶってからヘルメットを着用し、首周りから雨の雫の侵入を防ぐためです。思いのほか効果があるので試してみましょう。

雨の日に乗るとバイクは壊れやすくなる?

雨の日はバイクが壊れやすくなるという情報を見かけます。確かに、雨で濡れたバイクを放置すると車体にサビが生じます。しかし、雨が原因で壊れるようなバイクは整備不良だといっていいですね。

雨天時の走行によるサビや泥汚れからバイクを守るなら、シリコンスプレーの塗布がおすすめです。雨の雫をはじき、泥汚れが付着しにくくなります。タイヤ、ブレーキ、シートなど、滑ると困る部分に塗布するのは厳禁です。

スマホのアプリで雨予想!

雨の日のツーリングで悩まされるのはレインウエアを着るタイミングと脱ぐタイミング。着ると止む、脱ぐと降るはライダーあるある話ですね。スマホの天気予報アプリを活用して、行き先で雨が降る可能性を予測するのがおすすめです。雨の日は警報が発令されている可能性もありますので細かくチェックしましょう。もし警報が発令されていたら、ツーリングを中断して宿や避難場所を探すべきです。

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雨の日のバイクの走り方:まとめ

雨の日のバイクの走り方をまとめ、原付きスクーターでの街乗りやツーリングでの快適なアイテムの提案をしました。バイクの基本的な扱い方をマスターしていれば、雨の日でも臆することはありません。晴天時の快適なツーリングは楽しいですが、雨の日のツーリングは思い出深いものになります。雨の日のツーリングは思いのほか出会いが多いのでおすすめです。

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