ナックルバイザー トリシティ300
ネオプレーン 防寒防水ハンドルカバー
バイクは魅力と注意点が分かりやすい
小回りが利くため自由に動ける
車の運転も楽しいですが、バイクの運転は車よりも小回りが利くため、より自由に動ける所が大きな魅力です。ロードマップを見ながら気になった場所に行くというのは車よりやりやすいでしょう。
また、風を常に感じるため単純に海沿いや峠などを運転するだけでも楽しい乗り物です。近年はインカムを使い、会話しながら複数人でツーリングを楽しむ方も多く、さまざまな楽しみ方ができます。
事故には注意を
バイクは車よりも車体が小さく小回りが利く反面、どうしても安全性は下がります。車は衝突してもフレームがある程度衝撃を吸収してくれますが、バイクで転倒や衝突してしまうと体にダイレクトに衝撃が伝わるため、プロテクターがないと大きなケガに繋がりやすい点は注意しましょう。
そのため滑りやすい雨や雪の日には特に慎重に運転する必要があります。
トリシティ300は形状が珍しいバイク
3輪タイプの車種
バイクは二輪車と表記されるように、タイヤが前後に1本ずつの合計2本というのが基本の形状です。ですがトリシティ300は一般的なバイクと異なり前輪2本、後輪1本の合計3本の三輪タイプのリーニング・マルチ・ホイールを採用したバイクのため、非常に独創的な形状をしています。
さらに、水冷単気筒292ccエンジンを採用しているので、運転するには普通二輪免許が必要です。普通自動車免許だけでは運転できない点にも注意しましょう。
高速道路にも乗れる
トリシティ300はトリシティシリーズの中でも最も排気量のあるモデルです。排気量の小さいモデルと比べると車体が大きく重たくなりますが、約300ccの車種のため一般道だけではなく高速道路を走ることもできます。
また、車体が重たく安定性が高いため疲れにくい点でも長距離ツーリングに向いている車種です。
スタンディングアシストについて
トリシティ300は一定の条件下であれば車体の傾きをロックして自立させるアシスト機能があります。他のモデルにはない本品だけの機能となり、押し歩きをする時に便利なサポート機能なのですが、残念ながら2022年12時点では不具合があります。対応方法が見つかるまで、使用を控えるように言われている点に注意しましょう。
トリシティ300は雨の日でも安心
雨の日でも風のある日でも安定
二輪車と比べ3輪車のトリシティ300は非常に安定性が高く雨の日でも安心して使える車種です。フロント2輪のため片方のタイヤが雨の影響でグリップ力落としていても、もう片方のタイヤで正常に運転でます。
横風が吹いても3輪のため安定しており、一般的なバイクが苦手とする悪天候でも走りやすい構造をしています。そのため、雨の日でも変に力が入らず運転できると好評です。
段差や落ち葉の上を通っても安定
峠や山道などを走っているとあえて凹凸を設けた道や、グルービング工法と呼ばれる細かい溝を掘った道路に出くわすこともあります。溝は車のスリップの予防など雨の日にも活躍しますが、二輪車には恩恵はあまりなく反対に不安定になりやすいです。
また、峠の道端に落ちている落ち葉は雨の日は特に滑りやすいため、バイクで通るときには注意が必要です。ですがトリシティ300は三輪のためこれらの悪路でも安定して走行できる魅力があります。
バイクらしさを損なわずカーブも安定
車はカーブを曲がっても車体がバイクのように傾きません。しかし、トリシティ300は車と同じフロント2輪でありながら、一般的な2輪のバイクと同じように車体を傾けてカーブします。そのためバイクらしい走行性や操作感を持ちながら安定します。
トリシティ300を試乗するには
店頭で乗車できる
トリシティ300は従来のバイクとは形状が大きく異なるためオーナーになる前に試乗してみたいという方もいるのではないでしょうか。本品は中型バイクですが、決して安いとはいえません。そのため試乗してみるのもおすすめです。
全ての店舗で試乗できるわけではありませんが、全国各地にあるYSP(ヤマハモーターサイクルスポーツプラザ)にて試乗できます。どの店舗で試乗できるかなどの詳しい情報は下記のリンクから確認してください。
ヤマハスタッフに積極的に質問しよう
車両の操作方法や立ちゴケ防止のアドバイスなどもしてもらえるため、遠慮せず疑問に思うことはスタッフに尋ねてから試乗するといいでしょう。試乗中でも役立つアドバイスや知識を教えてもらえるチャンスです。
また、YSPで試乗するときはバイクは貸し出してくれますが長袖、長ズボンやプロテクターなどの服装についてはレンタルできません。自分で用意する必要がある点に注意してください。
トリシティ300の試乗レビュー
土砂降りの雨でも安心感がある
強めの雨が降り、少し離れた木々が雨靄(あまもや)などで白く霞んで見える土砂降りの状態でもトリシティ300のフロント2輪の構造は非常に安心感があると評価されています。実際に安心感だけではなく前述したように3輪のため、グリップ力が高く雨の日でも非常に使いやすいバイクです。
路面の状況が悪い中でオーナーに安心感を与えられるバイクは非常に貴重な存在と言えます。
二輪車に戻れなくなる?
雨の中走る度に思うけど、仕事とか事情とか、様々だと思いますが、2輪車で走ってる人すげぇ・・・ってなります。この2年トリシティ155、300に乗っててこのへなちょこが路上転倒や雨天スリップなどの事故に遭ってないのは、絶対LMWのお陰だと思います。YAMAHAさん、ありがとうございます( ;∀;)
— ししくしろ(44946) (@44946) June 29, 2021
ヤマハのリーニング・マルチ・ホイールは転ばないバイクを目指して作られた三輪車です。そのため一度トリシティシリーズを含めたヤマハの3輪バイク、トリシティ125のようなスクーターに乗ってしまうと雨の日に二輪車に戻れないぐらいと高く評価されています。
トリシティ300のオーナーの中には雨天での転倒やスリップなどの事故に遭ったことがないという方もいます。
収納スペースが広い
ヤマハ トリシティ300は、産直野菜も余裕で収納❗️🛵🥬🥕
— Accela@バイク記事紹介 (@PutiMotor) November 4, 2020
シート下のトランクが45リットルもの大容量で、細長いものも収納しやすい形状。
ところどころ土や砂が堆積していてるキャベツ畑の道を走っても、全く滑らず、難なくクリア‼️😆https://t.co/ezsfHQ3xjR pic.twitter.com/6Nlw2T3hj2
トリシティ300は収納スペースが広い部分も評価が高く、レビューでもさまざまなものが収納できると好評です。エンジン排気量が小さい125ccのスクータータイプと比べ45Lもの広大な収納スペースがあり雨具なども収納でき、天気が悪い日のツーリングでも使いやすい車種です。
雨の日により快適に乗車するには
ナックルバイザーが便利
ナックルバイザー トリシティ300
トリシティ300で雨の日も乗車したい方は、悪天候でも快適に操作できるようにカスタムすることもおすすめです。例えばナックルバイザーをハンドル部分に取り付けることで防風、防寒性が得られます。風防となるナックルバイザーにより風の吹込みが軽減され指先の冷えを緩和してくれるでしょう。
ナックルバイザーはハンドルカバーのように手を覆う形状ではありません。そのため防風性や保温性は劣りますが、本品でも多少の雨なら防げます。
ハンドルカバーも便利
ネオプレーン 防寒防水ハンドルカバー
デザイン性が落ちやすいですが、確実に防風保温性を持つアイテムがハンドルカバーです。本品は隠れたベストセラーとレビューで評価されているほど人気があります。また、本品はネオプレーン素材のため雨や雪が染み込みにくく悪天候の日に真価を発揮します。
ルーフシールドによるカスタム
トリシティにルーフシールドを取り付けることで雨や雪の日でもより快適に乗車できるようになるとレビューされています。高さが変わるため駐車場にスペースが必要になったり、車の横をすり抜けにくくなるなどの走りやすさに関するデメリットもありますが、雨の日にも乗車する方にはおすすめです。
また、ルーフシールドにはUVカット加工が施されているものも多いため、夏でも快適なツーリングができます。
滑りやすい路面でも安心できるバイク
ヤマハのトリシティ300は同社の3輪バイクの中では大きな種類となっており重さとフロント2輪の構造で安定した走行が可能な車種です。そのため、雨の日や風がある日でもスリップしにくいとレビューで評価されているほどオーナーから信頼されています。
ただし、絶対にスリップしない転ばないというわけではありません。天候や路面の状況に応じスピードを出しすぎないようにして、雨の日でも楽しいツーリングを行ってください。
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