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【2022】早春エギングならコウイカ!仕掛けと釣り方を知れば初心者でも簡単!

3月から狙えるコウイカ!アオリイカシーズン前にエギングで狙えるコウイカ釣りのまとめです。コウイカ狙いに適したタックルと仕掛け、釣り方を紹介しています。アオリイカよりも釣りやすいので、本番前にイカ釣りを練習しておきたい初心者の方はぜひチェックしてみてください!
2022年5月13日
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この記事で紹介しているアイテム

早春のコウイカ釣りに出かけよう!

アオリイカ前の時期はコウイカ狙いがおすすめ!

アオリイカ前の早春エギングならターゲットはコウイカ!3月~5月にかけて楽しめるコウイカエギングをご紹介します。

タックルからエギまで春エギングの道具をそのまま使える釣りですが、アオリイカとは異なる釣り方のポイントを知っておくのが釣果アップのポイント。釣りとしてはアオリイカを狙うエギングよりも簡単なので、春のデビュー戦に向けたイカ釣りの練習にもおすすめです。

コウイカ狙い専用の仕掛け関連も合わせて紹介するので、釣果にこだわる方はこちらも合わせてチェックしてみてください!

コウイカとは

甲を持つ丸いイカ!

まずは今回のターゲットであるコウイカについてチェックしておきましょう!

このイカは甲(胴を守る大きく硬い骨)が特徴のイカで、ずんぐりと丸みを帯びたフォルムが特徴。ヤリイカやスルメイカと比べるとアオリイカも丸みがありますが、アオリイカはこれらのイカと同じツツイカ系のイカで、甲のあるタイプのイカとは別のグループになります。

アオリイカよりも底付近を好み、磯よりも砂地や泥底の場所が好きというのが釣りに向かう前に知っておきたい生態的特徴のポイント!堤防まわりであればアオリイカ釣りと同じ場所で狙えるイカですが、ゴツゴツとした磯場よりも根掛かりの少ない場所を狙うのがポイントになります!

釣れる時期は3月~5月

コウイカもアオリイカと同じく寿命約1年のイカで、岸から釣れる時期は限定的です。釣りやすい時期は産卵のために接岸する3月~5月で、水温は上がってきたけどアオリイカにはまだ少し早い、という時期に狙うのがおすすめ。4月の釣りモノにピッタリのターゲットです。

味がよいとされている時期は産卵前の冬季ですが、この時期はアオリイカと同じくまだ沖の深場から上がってきていないタイミング。船釣りで狙う時期なので、コウイカ釣りにハマったら検討してみましょう。まずは4月前後の岸釣りからチャレンジです!

コウイカも美味しい!

コウイカは関東ではスミイカ、関西ではハリイカと呼ばれ、味、価格ともアオリイカに劣らないイカとして流通しています。ほとんどが飲食店向けとして流通するためスーパーなどで見かける機会は少ないイカですが、帰ってからの料理を楽しみに釣りをしたい方にもおすすめのターゲットです。

アオリイカと同じく刺身、焼き物、揚げ物なんでもOK!味が濃く甘みがある美味しいイカ料理を楽しめます。持ち帰りの袋とクーラーを用意して出かけましょう!

コウイカ向けのエギングタックル

春イカタックルでOK!

それではさっそく釣りの準備に進みましょう!まずはコウイカを狙うタックルについてです。

使用する仕掛けは3号~3.5号エギ、もしくはエギを小さくしておもりをプラスという内容になるので、3.5号エギ(20g程度)を扱える内容であればなんでもOK。仕掛けが重い方が釣りやすいという状況があるので、ロッドはMパワーだとバッチリです。

リールはC3000番、ラインはPE0.6号~0.8号にリーダー12lb前後を結びます。リール、ラインに関しても春イカ狙いと全く同じでOKです。

流用タックルでも遊びやすい

エギング特有のロッドワーク、「シャクリ」はアオリイカ狙いに欠かせない要素のひとつ。エギングロッドはこのシャクリをスムーズにするために、自重は軽く、曲がりは鋭く戻るようなセッティングになっています。繊細なアタリを察知するためにやや先調子となっている点も特徴です。

シーバスロッドは曲がりすぎ、スーパーライトショアジギング向けは重いし硬いとなりやすい釣りですが、コウイカ狙いはこのシャクリをあまり使いません。ほぼ底をズル引きの釣りなので、アオリイカ狙いに比べて流用ロッドが使いやすいです。

仕掛け内容を工夫して強めのライトゲームタックルを流用することもできます。ライトなタックルで狙ってみたい方は後述する「スッテで攻めるダウンショットリグ!」の仕掛けでチャレンジしてみてください!


コウイカ向けのエギ

3号~3.5号のエギを使おう!

コウイカ狙いのエギは3号~3.5号のアオリイカ向けエギを流用するのが主流!やや小ぶりな3号エギに反応がよい傾向があるので、飛距離に問題が無ければ3号から試してみましょう。

エギのタイプはダート系、フォール系どちらも使えますが、中層で釣れることはほとんどないのでフォールスピードが速いものをおすすめします。着底が分かりにくい場合はおもりをプラスして対応しましょう。

カラーは派手で目立つものが人気!赤系、オレンジ系、ピンク系をメインに3色ほど揃えておくのがおすすめです。

コウイカ狙いのおすすめエギを3つご紹介!

コウイカ狙いにおすすめのエギを3つご紹介!

アオリイカ狙いに使えるものからコウイカに特に効くものまで、コウイカエギングの人気エギをチェックしてみましょう。アオリイカ用ですでにお持ちの場合は流用すればOKです!

①デュエル「イージーQ キャスト 喰わせ ラトル」

デュエル イージーQ キャスト 喰わせ ラトル

出典:楽天
出典:Amazon

まずはアオリイカ狙い兼用タイプ、大人気のデュエル「イージーQ キャスト 喰わせ」シリーズです。

アオリイカにもよく効くパタパタフットはコウイカにも効果が高く、ズル引きやエギのボディが動ききらないようなシャクリ方との相性が◎。「キャスト食わせ」よりも「キャスト食わせ ラトル」の方が沈降スピードが速いので、コウイカ用に用意する場合はこちらがおすすめです。

②ヤマシタ「エギーノ もぐもぐ サーチ」

ヤマシタ エギーノ もぐもぐ サーチ 3.2

出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon

エサを巻いて使うエサ巻きエギもコウイカエギングでは非常に有効な仕掛けです。エサはキビナゴや鳥のササミを使います。

「エギーノ もぐもぐ サーチ」は3.2号とやや小ぶりで、沈降速度2.8秒/1mと沈む速度も◎。底付近を重点的に狙えて、アクション以外の要素でも誘いが欲しいコウイカエギングにピッタリのエギです。アオリイカにも使えるので、エサ釣り的なアプローチを試してみたい方はぜひ検討してみてください!

③デュエル「タコやん」

最後にご紹介するエギはアオリイカ用ではなくタコ用!理想的なズル引きをサポートしてくれるおもり付きのエギです。

ご紹介しているエギのサイズは2.5号ですが、重さは26gとアオリイカ用の3.5号よりもヘビー。エギングタックルを使ってコウイカを狙うのであれば、このサイズが丁度いいです。深いエリアや流れがあるエリアを釣るときにおすすめ!強めのタックルを流用するときにもこのエギをチェックしてみてください。

スッテで攻めるダウンショットリグ!

ダウンショットリグもおすすめ!

おもりを底につけて、底から少し浮かせた位置で誘い続けるダウンショットリグもコウイカに有効!エギよりも着底、ズル引きの感覚がハッキリ分かって、仕掛けが浮きすぎない初心者向けの仕掛けです。

エギの沈降速度、ラインを見ながらの着底確認に不慣れな場合はこちらの仕掛けが使いやすいです。まずはイカを釣るところから、分かりやすい仕掛けで手軽に楽しみたい初心者の方はこの仕掛けを検討してみてください。


ダウンショットリグの仕掛けパーツ3つをチェック!

出典: https://www.hayabusa.co.jp/hayabusa/products/HR104/

ダウンショットリグの仕掛けパーツはエダスを出したリーダー、スッテ、おもりの3点。リーダー部分は自作するのもそれほど難しくありませんし、堤防向けの完成仕掛けも用意されています。細かい仕掛けパーツをお持ちでない場合は、手軽な完成仕掛けから始めてみましょう。

パーツを3つ揃えてスナップの開閉で取り付けるだけなので、釣り初心者の方でも簡単にセットできます!

①コウイカリーダー

エダスを出した胴付き仕掛け、コウイカダウンショットリグ用のリーダーセットです。ライン、ストッパー付きの遊動パーツ、スナップがセットになっています。

コウイカダウンショットリグのメインパーツとも言える部分なので、初心者の方はまずこのパーツから揃えていきましょう!

スッテ

デュエル ウルトラスッテDX

出典:Amazon

「スッテ」は主に船釣りで使われているおもり無しのイカ用疑似餌です。コウイカ釣りではよく使われている疑似餌で、コウイカ用を見つけるのも簡単!沈まずフワっと誘えるのがスッテの強みで、エギよりもスローに誘えます。

ダウンショットリグはおもりを別につけるので、飛距離や沈降速度を心配する必要はありません。海底から一定の高さを常にキープして、効率よくコウイカを狙える仕掛けです。

おもり

ナス型オモリ パック 5号

出典:Amazon

おもりは釣り場の深さや流れ、必要な飛距離に合わせて重さを調整できるとベスト。3号~8号程度を使います。1号=3.75gでロッドに合う重さを計算してコウイカリーダーにセットしましょう。エギングタックルであれば5号(約19g)が使いやすいです。
 

コウイカエギングの釣り方

コウイカの釣り方を3つに分けてご紹介!

最後はコウイカエギングの釣り方についてです。

エギを使う「エギング」ではありますが、アオリイカと違って勢いよく追いかけてくるイカではないので、鋭いシャクリ方ができないという方でも誘いは簡単!しっかりエギを底まで沈めることと、頻繁に着底させて底付近をキープすること、この2つのポイントを抑えておけばOKです。ズルズル引きずるズル引きで攻めましょう!

①夜をメインにマズメでもOK!

コウイカは夜行性のイカなので、釣りをする時間は夕方~夜~朝がベスト。日中でも釣れますが、夜の暗い時間を釣る方が効率がいいです。短時間の釣行であれば明るくなる前~朝、夕方暗くなってから、夜は潮が動いている時間と狙ってみてください。日中・夜とも満潮、干潮の前後を釣るのがおすすめです。

夜釣りをする場合は常夜灯がある場所を狙うのも有効!明かりにベイトが集まってコウイカも周囲に寄ってきます。

②シャクリ方はスローに・ズル引きメインで攻めよう!


続いてはシャクリ方とズル引きについてです。

ゆっくり動くコウイカに合わせて、エギのアクションはスローに行うのが基本!エギを使うところまではアオリイカ狙いと同じですが、動かし方は大きく異なります。止めていてもヒットチャンスがあるので、ゆっくりじっくり釣りましょう!

シャクリ方

シャクリ方は大きく1回、複数回連続、どちらの場合も軽くシャクるのがおすすめ。エギの存在をアピールする意味もありますが、エギがゆっくり落ちる動きを見せるために高さを稼ぐ意味合いが強いです。

ダートなど連続した激しい動きにはついてこないので、エギをジャンプ→ゆっくり落ちる→着底を1セットとイメージしたシャクリ方で探ってみてください。確実に着底させることが重要なので、夜釣りで着底が分かりにくい場合はボトムステイになってもいいと考えてフォール時間を長くとりましょう。フォールはテンションフォールでOKです。

ズル引き

初心者の方にはこのアクションがおすすめ!ズル引きは仕掛けを海底に接触させながら引きずり続けるアクションパターンです。

エギ単体でこの誘いを行うと根掛かりしやすいので、基本的にはダウンショットリグで行うのがおすすめ。ロッドを倒した状態でラインを張って、ゆっくりロッドを起こしながらズル引き→ロッドを倒しながら糸ふけを回収と操作しましょう。リールを巻く場合は3秒1回転程度のスピードで行い、ときどきストップを入れるのがおすすめです。

③コウイカエギングの動画をチェック!

コウイカエギングの実釣動画もご紹介!初心者の方でも遊びやすい、日中の釣り公園での釣りをご紹介します。

コウイカエギングの基本はフォールをメインにシャクリを軽く!大きく鋭いシャクリ方は必要ありません。都会の釣り公園でも釣れるイカなので、初心者の方もぜひ気軽にチャレンジしてみてください!

エギングでコウイカをゲット!

アオリイカが釣れる場所から狙ってみよう

釣りモノが少ない早春の時期でも、身近な場所で狙えるコウイカ。群れの規模が大きいイカなので、いい場所で釣りができれば初心者の方でも数が狙える魅力的なターゲットです。

まずはアオリイカが釣れる場所から攻めてみるのがおすすめ!タックルと道具を準備して、早春のコウイカ釣りに出かけましょう!

エギングが気になる方はこちらをチェック!

エギングが気になる方は下記のリンクをチェック!

2022年のエギング向け新作リール、新作ロッドまとめをご紹介します。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!