防水スプレー
テント使用後はお手入れが重要!
キャンプやデイキャンプ、バーベキューなどで使用したテント。使用後そのまま倉庫などにしまっている方をよく見かけますが、そのようなしまい方をしていると、せっかく買ったテントを痛める原因になっているかもしれません。
実はテントは使う前よりも使用後のお手入れの方が大事で、使用後のお手入れ次第でより長く使用することも可能なのです。今記事では、テント使用後のお手入れ方法を詳しく紹介します。
テントを買った時にやることも覚えておこう
防水スプレー
テント使用後のお手入れ方法も大事ですが、テントを買ってからすぐにやることもあります。まず最初にやることは中身の確認。そして中身に不備がないことが確認できたら、まずは防水スプレーを吹きかけましょう。防水スプレーは汚れが少ない時に使うことで効果が高まるので、購入直後に使うのがベストです。
メーカーによってはアフターサービスもある
テントは1張で数万円もします。そのため大抵のメーカーはこういった商品にはアフターサービスが大抵あるものです。どんなサービスがあるのか気になる場合は、購入する前や購入したお店で聞いてみるといいでしょう。
テント使用後のお手入れ方法3選!
①汚れを拭き取る
テント使用後のお手入れの基本中の基本が、汚れを落とすことです。ここで注目したいのが、汚れはその日の内にその場で落とすということ。帰りの時間が迫っているからなどの理由から汚れを落とすのは帰宅してからという方も見受けられますが、その時点でテントの劣化が始まっているので注意しましょう。
汚れは放置せずにその場でしっかりと落としましょう。汚れを落とす方法は簡単で、テントを拭くだけで問題ありません。
②テントを乾燥させる
テント使用後のお手入れ方法の2つ目は、テントを乾燥させることです。乾燥させると聞くと大掛かりなことをすると想像する人もいるかもしれませんが、要はしっかりと乾かすということです。水分が残っているとカビ発生の原因にもなります。
できればキャンプ場で乾かすのがいいので、木の枝などに掛けて乾かしておきましょう。だいたい2時間くらいあれば乾きます。
③小物もお手入れをする
テントのお手入れ方法と聞くと、どうしてもテント本体に目が行ってしまいがちですが、タープやロープ、ペグなどにも気を遣う方が当然長持ちします。これらに水分が残っていてそれを放置すると、錆に原因やカビ発生の原因になります。
小物1つ1つも簡単に汚れや水分を落としましょう。必要なことは、テント本体でも小物でも汚れと水分を落とすことです。
雨キャンプ時のお手入れ方法2選!
キャンプをするなら晴れている日に限りますが、必ずしもいい天気に恵まれるとは限りません。これまでは晴れていたり曇っている時にキャンプをした時のテントの手入れ方法を紹介してきましたが、雨の日にキャンプをした場合には手入れ方法が異なるので見ておきましょう。
①ビニールに入れて持ち帰る
雨が降っている場合、前述したお手入れ方法を現地でするのは困難です。そこでひとまずテントを大きめのビニール袋などに入れて持ち帰るようにします。この時、汚れがひどいパーツは別の袋に入れることで、汚れが移るのを防ぎましょう。また、汚れや水分をそのままにしておくのは良くありません。簡単に拭き取るだけでも劣化を防げるで、簡単に拭いておきましょう。
②自宅で汚れを落とす
キャンプ場で必要最低限のお手入れをした後は、帰宅後にお手入れをします。まず必要なのはテントやタープを干す場所です。干せる場所がない場合は自転車や車の上に干しましょう。場合によっては洗濯物干しに掛けて干すことも可能です。
干しながら簡単な汚れを落としていってください。頑固な汚れは中性洗剤を使って落としていきましょう。
どうしても自宅で洗濯や乾かすことができない場合は
- テントのクリーニングサービスを利用する手も
テントを長持ちさせるメンテナンス方法3選!
①とにかく乾かす
テントのお手入れ方法でも紹介しましたが、テント最大の敵はカビです。カビ発生の原因は水分が残ったままテントをしまってしまうことなどが挙げられます。とにかく大事なのは水分を無くした状態で保管することです。
水分を無くすのに必要なことはしっかり干すこと。可能であれば撤収時に干すのがベストですが、様々な理由から干せなかった場合は、必ず家庭で干してしっかりと乾燥させてください。
テントを干す時のポイント
- テントの表面だけでなく、ひっくり返して裏面も干すとより良い
②汚れを落とす
汚れを落とす方法も前述したお手入れ方法と同じです。つまるところ、テントを長持ちさせるためのメンテナンス方法とは、いかにキャンプ後にしっかりとお手入れができるかにかかっているわけです。
汚れを落とすことで、テントに残っている水分も拭きとれますし、風や木の枝などで小さな穴が空いているかなどをチェックすることもできます。
こんな汚れにも注意
- テントのインナーの中の埃などもコロコロなどでしっかりと取り除きましょう
③定期的に保管場所から出す
テントを長持ちさせるためには、たまにでいいので保管場所からテントを取り出してください。欲を言えばその時にテントを張って汚れやカビのチェックもしたいところです。ずっと保管場所にテントをしまっているよりも、定期的に出して日に当ててあげる方がカビの発生も防げます。
ワンポイント
- 少なくともテントを使う前にテントの状態をチェックしておくと安心
テントが傷む原因3つ
①カビの発生
何度もお伝えしていますが、テントが痛む最大の原因はカビの発生です。少しでもカビが発生していたら要注意。残念ながらカビを完全に除去することはできません。そのために、いかにカビを発生させないかが大事になってくるわけです。
万が一カビが発生してしまった場合には、市販のカビ除去スプレーなどを使うことである程度の対処は可能です。しかし、テントの色が落ちてしまったり生地を傷めたりする原因にもなるので、自己責任で行いましょう。
②汚れによる劣化
テントが傷む直接的な要因ではありませんが、汚れもテントが劣化したように見えます。現実的には傷んでいなくても傷んでいる、古くなっているように見えてしまうのが汚れです。特に雨の日の泥汚れは頑固な汚れとなってテントに付着するので注意が必要です。小さな汚れも見落とさずしっかりと落とすことが大事です。
③経年劣化
テントも長年使っていればどうしても劣化していきます。これが経年劣化です。経年劣化自体は防ぐことはできないので、今回紹介したお手入れ方法やメンテナンス方法を駆使し経年劣化を遅らせるようにしましょう。また、長い年月使ってどうしても劣化してしまったテントは新しいテントに買い替えるのも大事な選択です。
テント使用後のお手入れ方法を知ろう!
今回は、テント使用後のお手入れ方法について紹介してきました。テント最大の敵は水分であり、水分が残っているとカビ発生の原因になるので、本記事を参考にしっかりとメンテナンスをして、お気に入りのテントを少しでも長く使ってあげましょう。
おすすめのテントが気になる方はこちらをチェック!
今記事では、テントのお手入れ方法や長持ちさせるためのメンテナンス方法を紹介してきましたが、当サイトではおすすめのテントをブランド別やデザイン、タープテントなどからも紹介しています。お手入れ方法を知ったら、お次はこちらの記事でおすすめのテントを見てみましょう。
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