中海、境水道とは
中海とは島根県松江市、安来市と鳥取県境港市、米子市にまたがる湖です。中海から海にかけてつながる斐伊川本流の一部である汽水湖なので、スズキやチヌなどのゲームフィッシュが多く存在し、釣り人に人気のスポットになっています。境水道ではサゴシやサワラ、アジなどを狙ったアングラーに人気のスポットで、春になるとメーターオーバーのサワラなども回遊してくる好スポットです。
中海や境水道で釣れるロックフィッシュはどんな魚?
ターゲットその①クロソイ
真冬の中海、境水道のターゲットの定番はやはりクロソイ。冬に産卵のため海から中海へと大移動してきます。冬になるとクロソイを狙ったアングラーが多く足を運びます。
ターゲットその②ベッコウゾイ
ベッコウゾイは別名タケノコメバルとも呼ばれ、タケノコの様な模様をしているのが特徴的です。こちらも同じロックフィッシュで境水道から中海にかけ冬場に狙えるターゲットです
クロソイやベッコウゾイが狙えるベストな時期は?
12月から3月が狙い目です。クロソイやベッコウゾイは産卵の為に接岸して、春になるにつれて海に戻っていくと言われています。寒波で活性が上がるとも言われており、特に大寒波の時に大型をキャッチしている方をよく見かけます。
クロソイ、ベッコウゾイを狙うポイント
基本的に中海や境水道のどこにでもいます。ですがポイントを探す上で大きなキーになる【流れがきく】+【沈み瀬や障害物がある】この2つが重なるポイントは必ずと言っていいほどいます。特に沈み瀬などは魚のコンタクトポイントであり、流れのヨレなどが発生するポイントなので絶好の捕食場になります。まずはこの2つが重なるポイントを探してみて下さい。
クロソイやベッコウゾイを狙うルアーは?
その1テキサス、フリーリグ
ロックフィッシュを狙ううえで欠かせないのが定番のテキサスやフリーリグです。多くのロックフィッシャーマンはこのリグをメインに使う人が多いと思います。使用するワームは甲殻類を意識したルアーやベイトフィッシュを意識したシャッドテール系のワームがお勧めです。
その②ジグヘッドリグ
ジグヘッドリグは主にシャッドテール系のワームで使用します。フックがむき出しになっていることから非常にフックアップ率が高いです。ベイトフィッシュを捕食している個体にとてもお勧めです。
その③ミノー
中海や境水道はベイトフィッシュがとても豊富で、ベイトフィッシュを捕食している個体が多く存在します。
ジグヘッドリグやなどに比べ、重心が後ろにあるミノーやシンキングペンシルは飛距離を多く稼げるため広範囲を責めたいときにとても重要になります。
その④クランクベイト
いま話題になっているのがクランクベイトを使用してロックフィッシュを狙う釣り方です。瀬戸内のほうでもクランクベイトを使用してキジハタを釣る釣り方が流行っています。中海でもクランクベイトを使用して狙っているアングラーが増えてきました。ボトムを叩くようにゆっくり巻くのがお勧めです。
中海でのクロソイ、ベッコウゾイ確保No1ルアー
私がクロソイ釣りをしていて最も釣れているルアーはずばりシャッドテールワームです。中でもJacksonボーンベイトは別格です。
なぜボーンベイトで釣れるの?
中海の地質は基本的に砂です。ボトムにはハゼが多く生息しており、これの捕食率が非常に高いです。ボーンベイトはハゼにシルエットが非常に似ているため、良く釣れると考えられます。ジグヘッドやテキサスなどでボトムを意識しゆっくり巻くのがお勧めです
寒さに負けず釣りに行こう
魚は四季で釣れる魚が変わります。魚と出会うためには釣りに出かけることが第一歩となります。魚に出会えた喜びは真冬の寒さを吹っ飛ばす最高の薬になります。今まで冬は釣りをしないで家で過ごしている方もぜひ釣りにでかけてみて下さい。今までとは一味違った楽しい冬になること間違いありません。
最後に
境水道や中海は一部立ち入り禁止エリアなどがあるため事前に近くの釣具屋さんなどで情報を聞いてからの釣行をお勧めします