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ジムニー・ジムニーシエラの車中泊キャンプ講座。自分だけのカスタムで快適な空間を

ジムニーやジムニーシエラは車中泊にもおすすめの車種となっています。今回はジムニーとジムニーシエラを使って車中泊をしたい方に向けた記事をご紹介していきましょう。ジムニーを車中泊車にカスタムして、素敵な車中泊ライフを楽しんでみませんか。
2022年1月18日
大石ゆう
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この記事で紹介しているアイテム

ジムニー / ジムニーシエラ サンシェード

ジムニーを車中泊車に改造!

軽自動車のジムニーと、普通車のジムニーシエラどちらもスペースが広く、車中泊にも向いている車種です。ジムニーはキャンプをする方にとって人気ですが、標準ボディからさらにカスタムを加えることによって快適な車中泊環境を作り出すことができます。

今回はそんなジムニーでキャンプをするための情報をご紹介していきましょう。自分でも手軽にできるカスタム方法や、おすすめの車中泊グッズもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

ジムニーでアウトドアを楽しもう

Photo byCock-Robin

車中泊ができる車を考えたときに、スペースも広く使えるジムニーがおすすめです。アウトドアをされている方の中でもジムニーを利用している方が多い印象がありますが、やはりそれはアウトドアで利用するにも優秀な車だからでしょう。

車中泊だけにかかわらず、キャンプをする際にも荷物がたくさん入るジムニーは便利です。ジムニーはアウトドアで大活躍してくれる車ですので、いろんなシーンで使っていきましょう。

ジムニーの20年ぶりの新型

ジムニーは実は、2018年、20年ぶりに新型のデザインJB64が発表されました。どこが変わったのかというと、デザインがよりおしゃれになったというところが大きいです。

また、サイズも旧型のモデルより新型のJB64の方が多少大きくなっているため、空間が広々と使えます。スペースが広くなり、おしゃれになった新型ジムニーで車中泊もより快適に過ごせるでしょう。

ジムニーとジムニーシエラの違い

では次に、新型ジムニーとジムニーシエラの違いについて見ていくことにしましょう。見た目的には同じように見えてしまう方もいるかもしれませんが、大きな違いがこの二つの車種にはあります。どのようなところが違うのかが分かることで、どちらが自分に合っているのかも把握できるため、購入の際の参考にしてみてください。

軽自動車か普通車かの違い

新型ジムニーとジムニーシエラの違いで大きなところが、軽自動車か普通車かというところです。その違いによって購入時の価格も変わってきます。もちろん、普通車のジムニーシエラの方が価格は高いです。

また、この違いによって毎年の自動車税も変わってきます。ですのでできるだけ安く手に入れたい、もしくは毎年の支払いを抑えたいという方はジムニーを購入するといいでしょう。

排気量の違い

新型ジムニー、ジムニーシエラでは排気量が変わってきます。ジムニーのJB64は658ccで、ジムニーシエラは1,460㏄です。排気量が大きいほどエンジンの力があるということになります。

とはいえ、ジムニーとジムニーシエラではジムニーの方が断然人気で、ジムニーの方がシエラよりも2.5倍も売れているようです。見た目はほとんど変わらずおしゃれに使えますし、スペースも広いので、ジムニーでも問題なく車中泊に使っていただけます。

車内の広さは?

普通車と軽自動車なので、広さも違ってくるのかと考える方もいるでしょう。ですが実は、ジムニーとジムニーシエラでは車内の広さはほとんど変わりがありません。排気量の差が大きな違いになってくるため、排気量の高さを気にしないのであればジムニーでも十分でしょう。

どちらも車内スペースを広々と使える車種なので、キャンプでの車中泊に大活躍してくれます。ちなみに、フルフラットにした場合、180cmの方でも横になることは可能です。

ジムニー・ジムニーシエラを車中泊仕様へ

車中泊のためのフルフラット化は簡単

ジムニーやジムニーシエラで車中泊をする場合、フルフラットにする必要があります。より快適にするには、カスタムが必要ですが、フルフラットにするだけでも一応は車中泊が可能です。

そして、ジムニーのフルフラット化はとても簡単にできますし、ジムニー、ジムニーシエラ共にフルフラット化への仕方は変わりません。ジムニーのフルフラット化の仕方をご説明していきますので参考にしてみてください。


ジムニーのフルフラット化

ジムニーとジムニーシエラのフルフラットへの仕方はどちらも同じで、まずは後部座席をひもを引っ張りながら倒します。次は運転席と助手席のヘッドと後部座席のヘッド部分を外していきましょう。

ヘッドを外したら、席を前にずらし、リクライニングを倒せばOKです。動画にもありますが、倒すだけでも男性一人が十分横たわることができます。長さは190cmほどあるので、180cmまでの方なら問題なく寝ることが可能です。

車中泊向けの寝具類2選

では次に、車中泊をする方に向けておすすめのキャンプグッズをご紹介していきましょう。180cmまでの方が寝られる広い空間のあるジムニー、ジムニーシエラですが、フルフラットにするだけでも十分寝ることはできるのですが、より快適に過ごせるアイテムがあると便利です。

ここでは車中泊向けの寝具類グッズをご紹介していきます。これから車中泊をしようと考えている方や、まだ持っていないものがある方は、ぜひこの機会に準備してください。

①寝袋や布団

車中泊でジムニー、ジムニーシエラで寝る場合、そのままでも寝られますがやはり布団や寝袋があったほうが暖かく寝ることができます。寝袋はアウトドアブランドのものは高いですが、通販サイト、100均でも安く手に入れられるものがありますので、こちらも用意しておくと安心です。

寝袋、布団を買うのはちょっと…と感じる方は、お家で使っている布団を持っていくといいでしょう。また、枕やクッションなど、好みに合わせて用意してください。

②マット

シートを倒したその上に寝ることはできますが、より快適に寝るためにはマットがあると便利でしょう。フルフラットにしたとしても、多少凹凸は残ってしまいますので、マットを利用することで寝心地も良くなります。

マットは通販サイトでも販売されていますが、車中泊に人気なマットとしてニトリの商品もおすすめです。車中泊用のニトリのマットが気になる方は、暮らし~のでも特集している記事がありますので、下記リンクをチェックしてみてください。

車中泊に便利なグッズ2選

次に、ジムニーやジムニーシエラを車中泊仕様にするときにあると便利なグッズをご紹介していきます。車中泊をする場合、車の中で食事をしたり寝たりすることがありますが、ここではそんな時にあると便利なものをお伝えしましょう。

ここでお伝えするアイテムも、何も気にしなければなくても十分なのですが、やはりあるのとないのとでは快適さが変わってきます。ここでお伝えするグッズも、100均でそろえられますのでぜひチェックしてください。

①カーテンやシェード

食事をしたり寝たりと、車中泊をする場合は車内ですることが多いですが、何も対策しないと窓から丸見えになってしまいます。車中泊をする場合は窓に取り付けられる目隠しがあるといいでしょう。

目隠しやカーテンはジムニー、ジムニーシエラで使える商品が販売されていますが、自作することもできます。100均の材料でもできますので、安く済ませたい方は自作がおすすめです自作方法については、下記リンクでご紹介しています。

②車内を照らすライト

車中泊に必要なものとしておすすめなのが、ライトです。ジムニーやジムニーシエラのライトでも車内は照らせますが、やはりバッテリーが上がってしまったりするため別でライトを用意しておくといいでしょう。

ライトがあれば、エンジンを切っても安心して食事をすることができます。ライトは100均でも種類豊富にそろっていますので、明るさや使いやすさを考えて、便利なものをご用意ください。

③テーブル


まさに食事をするときにはテーブルがあると便利です。車中泊用にテーブルを用意するなら、コンパクトに収納できる折りたたみタイプがあるといいでしょう。実は写真のアルミテーブルは100均で販売されているものになります。

千円ではありますが、折りたたみのアルミテーブルを手軽に手に入れることが可能です。今はキャンプが流行っているということもあり、こういったキャンプグッズは以前よりも手に入り安くなっているため、ぜひ探してみてください。

ジムニー車中泊向けカスタム商品2選

車中泊に必要なものをご紹介してきましたが、ここでは車中泊仕様にするためのジムニー、ジムニーシエラ向けの商品をご紹介していきましょう。ここでお伝えするアイテムはサンシェードとベッドキットです。

この後DIY方法をお伝えするのですが、DIYが苦手な方は車中泊仕様にできる商品を使った方が簡単ですので、ぜひチェックしてみてください。

①サンシェード

ジムニー・ジムニーシエラを車中泊仕様にチェンジ!

ジムニー / ジムニーシエラ サンシェード

出典:楽天
出典:楽天

ジムニー用の車中泊仕様商品として初めにご紹介するのが、サンシェードです。こちらはジムニー、ジムニーシエラ共に使える商品で、フロントガラス1枚、サイドドアガラス2枚が入っています。

車内空間で食事をしたいとき、寝るときなどプライベートな空間を取りたいときに使える商品です。また、冬の断熱にもなりますので寒い冬でも暖かく過ごせます。

ジムニー・ジムニーシエラ用サンシェードの詳細

サンシェードは吸盤タイプで使え、窓にぴったりフィットします。また折りたたんでコンパクトに収納することができるので、スペースも取りません。保温性も高く、67%となっています。

断熱効果があるため、冬の車中泊では大活躍してくれるでしょう。楽天市場では評価が4.67と高く、ジムニーのサンシェード商品の中では一番に売れている商品となっています。

②ベッドキット

ジムニー・ジムニーシエラの車中泊用ベッドキット

Levolva ジムニー/ジムニーシエラマット

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

次は、ベッドキットをご紹介しましょう。ジムニー、ジムニーシエラはフルフラットにするだけでも十分寝ることはできるとお伝えしましたが、やはりベッドがあるとより快適に寝られることは確かです。

こちらもジムニー、ジムニーシエラ共に使える商品となっています。DIYするより価格はかかってしまいますが、ジムニー専用ということでぴったり使っていただけますし、寝心地も抜群です。

ベッドキットの詳細

ベッドキットは、表面が級難燃PVCレザー、中が硬質ウレタンでできています。4つのパーツに分かれているため、後部座席だけを倒してベッドを設置したり、全シートを倒して広々空間にベッドを設置するなど自由にカスタムが可能です。

価格は4万円以上してしまいますが、ジムニー、ジムニーシエラ専用で使えるベッドですので快適に寝られることは間違いありません。もし安くベッドを作りたい方は、下記リンクをチェックしてみてください。

ジムニー・ジムニーシエラの車中泊DIY2選

車中泊用のカスタムアイテムをご紹介してきましたが、自作でも作れるものはたくさんあります。ここでは車中泊で食事をするときに便利に使えるテーブル、そしてマットの自作方法をご紹介しましょう。ジムニー、ジムニーシエラともに同じように作れますので、ぜひ自作に挑戦してみてください。

①リアシートで使えるテーブル

リアシートで使えるテーブルが簡単に作れる!


リアシートで食事をするときなどに便利に使えるテーブルの作り方をご紹介していきましょう。使う材料は、テーブルに使える集めの板です。ホームセンターなどで購入してください。

また他に、蝶番、おしゃれに仕上げるために塗料、もしくはリメイクシートがあるといいでしょう。板は必要な長さに合わせてカットするのですが、ホームセンターでカットしてくれるところもあるので、そういったサービスを利用するのもおすすめです。

リアシートテーブルの自作方法

リアシートの左側はアームレストを利用し、右側はシートレールに木材が挟めるようにして作っていきます。まずはシートに合わせて型をとり、木材をカットしましょう。蝶番で脚を取り付けたら完成です。思っているよりも簡単にできるDIY方法となっています。快適に食事ができるようになりますので、ぜひ手作りしてみてください。

②マットをDIY

より寝心地をよくするために

次にご紹介するのは、ジムニー、ジムニーシエラにぴったりなマットを自作する方法です。ベッドとまではいかないのですが、シートを倒したときにまっすぐに寝られるようなマットを作っていく方法をご紹介します。

使う材料は、板と銀マット、両面テープ、合皮生地、蝶番です。これも思っているよりも簡単に作れる方法ですので、初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。

マットのDIY方法

まずは長さや横幅などをチェックして設計図を作っていきましょう。設計図に合わせて板をカットし、両面テープで銀マットを貼り付けていきます。その上に合皮を乗せ、タッカーを使って固定したら完成です。中には銀マットを利用していますが、ウレタンチップなどを利用すると市販のマットを使わなくても快適なマットが作れるでしょう。

まとめ

Photo by Dakiny

今回は、ジムニーやジムニーシエラでの車中泊するためのアイデアをさまざまご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。ジムニー、ジムニーシエラは空間が広く、そのままでも快適に車中泊はできます。

ですが、プラスして便利なグッズを購入することでより快適な空間を作ることが可能です。キャンプをする方にとっても人気のジムニーを使って、楽しい車中泊ライフをぜひ送ってください。

車中泊が気になる方はこちらもチェック!

車中泊についての記事は、他にもおすすめグッズ、車中泊におすすめな車種、車中泊の冬対策についての記事があります。今回の記事以外に気になることがある方は、こちらもあわせて読んでみてください。