カウネット ダブルクリップ
Hemmotop 黒 布
はじめに
車中泊にカーテンに困ったら!100均材料も活躍
車中泊で困るのは外側から覗かれる視線ですね。目隠しカーテンやリアシートと運転席部分を分ける間仕切りカーテンがあると良いですが、車のタイプ別に用意されている市販のものは意外と高くて出費がかさむことも。
少しでもコストを浮かせてカーテン以外のグッズに当てたい車中泊初心者の方におすすめの自作のカーテンの作り方や100均製品を利用したカーテンの取り付け方のコツや改造方法を紹介します。
車のカーテンの目的は?自作できるのか
車中泊はカーテンが必須?
これから車を改造して車中泊用にしたいと考えている人にはあまりピンと来ない場合もありますが、目隠しや間仕切りカーテンはとても重要です。誰もが朝の眩しい光で安眠できなかったり、真夜中外から覗かれている人の視線にひどく驚いたりという体験をすることになるからです。
カーテンで目隠し・間仕切り
カーテンはもちろん目隠しや暖房効率をあげる目的もありますが、それならカーテンでなくて発泡スチロールの板を窓に張ってしまった方が完全で安く加工もしやすいですね。実際そのような板で窓を塞いでいる人もいますが、それでは車内はいつも薄暗いことに。
昼の外からの明り取りを考えると開け締めできるカーテンが便利ということです。
車中泊でもカーテンでパーソナルスペースを確保
車中泊の昼の車内の薄暗くせずに、外からの視線を遮断してくれるにはカーテンが適任。遮光という面では布ですので限度もありますが、目隠しや間仕切りとして使うなら十分な性能を持っているので、室内を居心地のよいパーソナルスペースに変えてくれるでしょう。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け1.
マグネットを使ったリアカーテンレールの取り付け
リアガラスにカーテンを付けるときレールをどう取り付けるのかはいろいろ頭を悩ませるでしょう。やり方もたくさん紹介されています。車の原状復帰が簡単なのはガラスに取り付ける吸盤でしょうが車内は熱くなるのですぐに吸盤が役にたたなくなる心配も。
車内の壁といえば鉄が使われていることも多いですね。鉄に着くマグネットを使ってするレール設置をしている動画を紹介します。
リアカーテンレールの作り方と取り付け方
こちらで使われているアイテムはどれも100均の商品。まずはマグネットフックですが元々付いているものからより強力な磁石に変えています。この強力磁石も100均で売られています。
リアガラスの上部左右にこのマグネットフックを付けて室内の物干しなどに使うワイヤーレールの金具をフックにひっかけてカーテンレールにします。幅があって真ん中がたるむときは中央にワイヤーを固定する部品を付け足すと良いですね。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け2.
ロールアップ式のおしゃれな車中カーテンを作る
車のカーテンもありきたりなデザインではなくおしゃれにしたいという人におすすめなのが上に上がって留めるタイプのおしゃれなカーテン。ハトメを付け紐を通すだけで簡単に作ることができます。
おしゃれな手作りカーテン使うもの
表布と裏布用の生地とハトメパンチ(ハトメを付ける道具)とハトメ玉・マジックテープと紐を使用します。この他カーテンは市販品ではなく手作りなので糸と針・ミシン・ハサミを使って作っています。厚手でなくて良いという人は市販の車用カーテンで代用しても。
作り方・取り付け方・使い方
窓のサイズを計ってちょうどよい大きさに縫い代を足して布を表・裏各1枚ずつカット。中表にしてぐるりと塗って袋状にします。穴を開けてハトメを取り付け紐を通してください。
マジックテープで車の壁面に取り付けたら完成で、使い方はハトメに通した紐をたぐり結ぶことで落ちてこないようにします。昼は上げて夜になったら下ろして使いましょう。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け3.
吸盤と紐・コードストッパーで2枚重ねカーテン
昼の日差しを和らげる用の薄手カーテンとしっかり光をさえぎる遮光カーテンの両方ついていたら便利だなと感じませんか?特に子供さんをリアシートに乗せることが多いと昼寝のときに強い日差しでかわいそうと思うことが多いでしょう。意外と簡単にできる2枚重ねの車用リアカーテンをご紹介します。
材料は100均やホムセンで購入可能
使うのは吸盤とその穴に通る太さとナイロンや綿のコード。そのコードの長さ調整をするコードストッパーというパーツだけです。どれも100均やホームセンターで常時取り扱いがあるような一般的なものばかり。簡単に手に入れやすいのも魅力です。
簡単な作り方
作り方は吸盤にナイロンコードを輪になるようにかけることからはじめます。コードを通しながら2枚のカーテンも取り付けていきます。最後にコードの端にコードストッパーを付けることで窓の幅にジャストフィットさせることができます。ガラスに吸盤を貼り付けてストッパーで紐調整。あとは通常のカーテンと同様に使ってください。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け4.
おすすめ!突っ張り棒を使う目隠しカーテンレール
車内で突っ張り棒を使うのは突っ張られる壁面の強度的に心配で、DIYカーテンレールは紐やゴムバンドなどで作る人が多いのもそんな理由から。金属加工ができない人にとっては突っ張り棒は車中泊用カーテンにも使いたいアイテムですね。
ここではよくあるクリップを使って突っ張らなくても突っ張り棒を使えるカーテンレールの取り付け方を紹介します。
用意するものと取り付け方
カウネット ダブルクリップ
使用するのはダブルクリップと呼ばれるこの形のクリップ。車内の壁面にある隙間にクリップをはさみ、持ち手の部分の片方にビニールテープを使って突っ張り棒を接着することで車が発信しても棒が落ちることはありません。
カーテンも取り付けられます。クリップで留めているだけなので車にはほぼ傷が着くことなく突っ張り棒が使えるのでおすすめ。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け5.
車中泊用遮光カーテンも作れば安い
Hemmotop 黒 布
車中泊には重宝する遮光カーテンは、朝の眩しさを防いで寝坊もできるし夏場は暑さ対策冬には暖房効率アップに役立ちます。しかし車用の遮光カーテンは手に入りにくくあってもお高いことが多いですね。
遮光布地は薄手のものであれば一般的な生地より少しだけ値段がアップするくらいで購入できます。これも自作して使い心地とコスパの良さを両立させてはいかがでしょうか。
自作の車中泊用遮光カーテンの作り方
遮光カーテン用の布地をまずは必要尺に縫い代を足した分だけ購入します。窓の大きさ✕ドレープとして1.5から2+縫い代1.5-2センチを上下左右程度が目安です。
布カット売りは店員さんによって意外と適当になることもあるので、注文は10センチ程度大きめにしておくことをおすすめします。あとは通常のカーテン作りと同様に仕上げるだけ!
後から遮光カーテンにすることは可能か
すでに車中泊用のリアカーテンがある場合はその裏側に遮光布地を取り付けることで遮光カーテンにすることが可能です。カーテンが普通の布地と遮光の裏地の2枚重ねになるということですね。このテクニックは遮光カーテンの色が気に入らないなどの場合にも使えるので試してみてはいかがでしょうか。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け6.
ダイソーカーテンを改造した自作目隠し
カーテン用の生地を探すと以外と高くかかってしまうことがわかります。大きな布を買って自分でミシンで縫える人は良いですが、車の窓のサイズを計って裁断してほつれどめや紐やレール通し穴や金具を取り付けてなどやっているとかなり本格的なDIY知識も必要。
ダイソーで売られている簡単な作りの車用カーテン改造で自作してみませんか。
使用するのはダイソーの日よけカーテン
ダイソーなど100均製品の良いところはある程度数が揃っていて枚数を必要とする車用カーテンでも困らないところとその価格の安さ。車の大きさによって数枚必要となりますが、それでも数百円から1000円ちょっとくらいで材料が揃うのはとても魅力ですね。
ダイソーカーテンの弱点
ダイソーに売ってる、吸盤で付けられる車用カーテンが車中泊に大変便利と判明した pic.twitter.com/FRpxUaojsd
— シナモロール男子 (@Cinnamon_danshi) May 1, 2019
ダイソーの車の目隠しカーテンの弱点は少し生地の厚みが薄いところにあります。リビングなどにかけるレースカーテン程度の透け感イメージで良いでしょう。ただ色が黒なので白いレースカーテンと違い夜でも丸見えということはありません。
逆に昼は適度な透け感で内側から外の様子もなんとなくわかるので、人通りなどの確認も安心。弱点でもあり適度な外が見える感じが欲しい人にはおすすめ。
ダイソーカーテンの改造の仕方と取り付け方
ダイソー目隠しカーテンには大きさのちがう2種類がありますが、どちらも車の窓に使用したとき横幅が不足して隙間が空きます。そのために改造は2枚で1つのカーテンとして紐を通し直すという簡単な作業となります。
最初から付いていた吸盤と部品・紐を取り外してあらためて2枚を1セットとして1組の紐や吸盤・パーツを取り付けるだけ。窓の大きさに合わせて大を2枚・小を2枚と変えることでちょうどよいものが作れます。
車中泊用の目隠しカーテンを自作取り付け7.
ダイソーカーテンクリップで車中泊の間仕切り
動画内ではダイソー製品として紹介されているのはカーテンクリップのみですが他の材料もダイソーなど100均で売られていますので実質すべて100均材料で作ることができる運転席と後部座席の間仕切りカーテンの作り方です。
ダイソーカーテンクリップで自作カーテン作りが簡単
ここで使っている100均商品はカーテンクリップというクリップの元に金属のわっかがついているもの。クリップでカーテン布をはさみ、輪をレールや張った紐・突っ張り棒などに取り付けて開けしめがスムーズにできるカーテンを簡単に作れる便利なパーツです。
自作間仕切りカーテンの作り方と取り付け方
車カーテンいい感じ!
— しゅん (@shunpoyooon) June 22, 2018
エアコンばりきくし、おしゃれ! pic.twitter.com/jqMxXxSRiT
まずはカーテン用の布にダイソーのカーテンクリップをほぼ等間隔で付けてそれをゴム紐に通します。このとき布端はクリップの先にフックを付けたものにしておき、ゴム紐に通さないでおくのがポイント。
ゴム紐はフロントシート用のグリップに固定します。このままではカーテン横幅が不足して座席横からリアシートが覗ける隙間ができてしまうので、そこを塞ぐためにカーテン端のフック付きクリップはサイドの窓付近の内装に挟み込んでカーテンを固定します。これで制作も取り付けも完成です!
まとめ
車中泊の間仕切りや目隠しにカーテンを自作しよう
車のリアウィンドウや運転席と後部座席の間仕切りにカーテンをつけると車中泊での居住性が一挙にアップします。外からの覗き込みを防ぎ快適に安眠もできる間仕切りカーテン。
100均材料などを使ってコストも安く自作することができるので是非愛車のサイズに合わせて自作カーテンづくりを試してみてはいかがでしょうか。市販のレールやカーテンを使用するよりもずっと安くできるのでお金をかけずに車中泊グッズを揃えたい人におすすめ!
カーテンが気になる方はこちらもチェック
市販の車中泊用のカーテンや間仕切りも作り方や取り付け方の参考になるでしょう。そのほかレール部分ではなく掛かる方の自作カーテンの作り方の解説・部屋の間仕切りの作り方も手作り車中泊カーテンのヒントになることも。是非こちらも見てくださいね。
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