嘉例川駅とは
嘉例川駅はどんな駅?
嘉例川駅(かれいがわえき)は、鹿児島県の霧島市隼人町嘉例川に住所がある駅です。明治36年の1903年に営業を始めた駅で、築100年以上経過したレトロな木造駅舎が目を引きます。
こちらの駅舎は国の登録有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産に登録されていることでも有名です。土日祝日には、駅舎内で駅弁グランプリを受賞した「百年の旅物語かれい川」を駅舎内で購入することもできます。
はやとの風が停車する無人駅
嘉例川駅は、現在は無人駅となっていますが、観光列車である特急・はやとの風が停車するので、観光スポットとしても人気があるスポットです。電車マニアの方であれば、はやとの風を撮影する目的のために出向いてもよいかもしれませんね。
嘉例川駅へのアクセス方法は?
鹿児島県霧島市内にある嘉例川駅へのアクセス方法は、鹿児島中央駅から電車であれば、特急きりしま14号・宮崎行きで隼人駅までいき、隼人駅から肥薩・各停吉松行きの乗れば「嘉例川駅」まで行くことが可能です。車では溝辺鹿児島空港インターチェンジから約10分ほどで到着できます。
嘉例川駅周辺から近い観光スポットといえば?
嘉例川駅周辺には、旅行でもいける観光スポットが豊富です。代表的な観光スポットは「霧島神宮」で、南九州屈指のパワースポットとしても知られています。鹿児島県霧島市にある神社で、鹿児島中央駅からは車で約一時間半程度でアクセスできるでしょう。
大小9つの温泉から構成されていて、いずれも標高600〜850mの間に位置する「霧島温泉郷」も嘉例川駅周辺で人気の高い観光地です。
桜島の絶景を眺められる公園
鹿児島県霧島市の国分駅から車で10分ほどの距離には、国分城山公園という家族の憩いの場があります。よく晴れた天気のよい日であれば、公園内にある展望台から桜島の絶景を眺められるでしょう。また眼下に国分平野を望むこともできます。
湯の滝「丸尾滝」も人気スポット
鹿児島県霧島市牧園町にあり、霧島温泉市場からは歩いて10分ほど、九州自動車道溝辺鹿児島空港インターチェンジから車で約30分程度の場所にある「丸尾滝」はストレス解消にもなる観光スポットです。
丸尾滝は、上流にある栄之尾温泉・硫黄谷温泉の温泉水が集まって落ちている湯の滝で、マイナスイオンがたっぷりと放たれています。秋頃には紅葉が美しい場所で、夜にはライトアップもされている観光スポットです。
駅弁の購入場所・作り手について
駅弁の売り場や予約・車内販売について
嘉例川駅で駅弁を購入できる場所は「駅の構内」です。ただし平日は販売しておらず、土曜日・日曜日・祝日限定としています。お弁当を販売する時間は午前10時頃からで、2日前までにJR九州窓口にお電話して予約することも可能です。嘉例川で販売しているお弁当はとても人気が高く、昼前には完売することもあります。
特急・はやとの風の車内でも購入可能
嘉例川駅に停車する「特急・はやとの風」では駅弁の車内販売も行っています。購入できる駅弁は「百年の旅物語かれい川」です。ただし購入にあたっては事前予約が必要で、事前に駅弁引換券を購入するのも忘れないようにしましょう。
嘉例川駅の駅弁を作っているのは?
嘉例川駅の駅弁を作っているのは「森の弁当・やまだ屋」というお弁当屋さんです。やまだ屋の営業時間は午前9時から夕方17時までで、定休日は月曜日としています。やまだ屋は全て地元産の野菜や調味料を使用することにこだわりを持っているお弁当屋さんです。
やまだ屋のお弁当作りについて
お弁当に使用するお米・しいたけ・たけのこ・かぼちゃ・大根・ニンジン・さつまいも・千切り大根などは、すべて地元の霧島の農家さんから仕入れています。お弁当の中に入っているおかずは、一品一品丁寧に手作りしたもので、素材本来の味を楽しんで頂けるように、防腐剤や添加物などは一切使用していません。
やまだ屋の駅弁以外の商品について
やまだ屋では手作りのお惣菜も購入できます。鹿児島県の郷土料理でもある「がね」はお惣菜としても販売されていて、お値段は税込100円です。がねは薩摩芋の天ぷらで、油で揚がった姿が蟹(鹿児島弁でがね)に似ているということからこう呼ばれています。
霧島で有機栽培された紅はるか・パープルスイートロード・人参芋の3種類の芋に、ニンジン・ニラを入れて、お水を使用せず、野菜の水分だけで昔ながらの製法で揚げました。
生姜の佃煮も人気のお惣菜
駅弁にも入っている天ぷら「がね」だけでなく、税込300円で購入できる梅と里芋のごま団子や、生姜と栗のおむすびや、霧島茶ぶしも人気があります。嘉例川の生姜、醤油・削り節を使った「生姜の佃煮」は、ご飯との相性も抜群によいおかずで、税込600円で購入できる商品です。
嘉例川駅で購入できる駅弁2選
百年の旅物語かれい川
鹿児島県の嘉例川駅で購入できる「百年の旅物語かれい川」は、2004年3月頃に運行開始した特急列車・はやとの風に合わせて販売し始めた人気駅弁です。素朴な味わいが評価されたこのお弁当は、JR九州駅弁ランキングで、3年連続グランプリに選ばれています。
椎茸・筍の炊き込みご飯が入っている駅弁
嘉例川駅のおすすめ駅弁・百年の旅物語かれい川弁当は、ご飯に「ひのひかり」を採用し、地元・嘉例川で原木栽培した椎茸・筍を入れた炊き込みご飯が入っている駅弁です。
おかずには鹿児島県の郷土料理である”がね”の天ぷらや、嘉例川の椎茸・筍を混ぜて作った「嘉例川」コロッケ、大根と人参の酢の物、手作りの麦味噌を使ったかぼちゃと茄子の味噌田楽、千切り大根と蒟蒻の煮物などが採用されました。税込1200円で購入できる人気駅弁です。
花の待つ駅 かれい川
嘉例川駅には、JR九州駅弁ランキングにて3年連続グランプリを受賞した駅弁「百年の旅物語かれい川」だけでなく、花の待つ駅かれい川弁当という駅弁も存在します。
こちらのお弁当は、霧島市の第1回お土産コンテストにてグランプリにも輝いている人気駅弁です。百年の旅物語かれい川と同様に、税込1200円で販売されています。
郷土料理の天ぷらも入っている
嘉例川駅の人気駅弁「花の待つ駅かれい川」には、鹿児島県の嘉例川で採れた黒米と栗を炊き込んだご飯が入っていて、上に手作りした生姜の佃煮が乗せました。おかずには、鹿児島県の郷土料理である「がね」の天ぷらも含まれています。
ご飯にあうおかずが豊富な駅弁
他のおかずは、昔懐かしい手作りの玉子焼き、さっぱりとした味わいの酢ごぼう、梅の果肉を詰めた里芋の胡麻団子、鹿児島県の薩摩赤鶏の中には野菜を混ぜこんで、嘉例川の香り高い原木椎茸と一緒に煮付けた鶏の煮付け、アジのすり身のつき揚げです。
シナモンの香りがする”けせんの葉”でさつま芋・紫芋の団子を挟み、蒸し器で蒸し上げた「けせん団子」はデザートとして入っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?鹿児島県の嘉例川駅では、JR九州駅弁ランキングでもグランプリを獲得している人気駅弁を購入できます。グランプリ受賞の駅弁以外の駅弁や、美味しいお惣菜を購入することもできるので、嘉例川駅に出向く機会がありましたら購入してみてくださいね。
駅弁が気になる方はこちらもチェック!
以下は、鳥取県でおすすめの駅弁や、駅弁売り場・営業時間についても解説している記事、富山県でおすすめの駅山や売店や営業時間について紹介している記事です。
最後の記事は、北陸新幹線沿線で購入できる数量限定&予約必至の人気駅弁を解説しています。こちらの3記事でも駅弁について解説しているので、関心がありましたら参考にしてみてくださいね。
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