地元の名物が入った駅弁が目白押し!
鳥取駅はJR西日本の主要駅で、鳥取砂丘や鳥取城跡、神話の因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の伝説が残る白兎海岸などへの観光の窓口です。駅ビルのシャミネ鳥取には鳥取初のスターバックスやお土産処などもあり、電車の待ち時間も楽しめます。
下には参考のため駅周辺の宿泊施設の情報を付記しました。ご旅行のご参考になさってください。
鳥取駅の駅弁は多彩!
鳥取にはカニやノドグロなどの高級海鮮から、鳥取牛や大山鶏などのブランド肉まで多彩なグルメがあります。また、地元出身の有名漫画家の作品をモチーフにした駅弁や、居酒屋のおつまみをイメージした魅力的な弁当など楽しい料理が目白押しです。
そんな魅力的な鳥取の駅弁を厳選してご紹介します。本記事は2021年12月1日の情報をもとにしました。ご購入の前に最新情報をご確認ください。
鳥取駅構内の駅弁売り場1選!
ここでは鳥取駅にある人気の店舗をご紹介します。1店集中で売れ切れになってしまうことも多いので、確実に入手するには予約するのがおすすめです。また、駅前にはデパート(鳥取大丸)やコンビニなどがあり、こちらでもお弁当の購入ができます。
1.アベ鳥取堂・南売店
【鳥取ネタ】
— NATTY-U(ナッティーユー) (@NATTYU1018) February 10, 2019
駅弁といえばアベ鳥取堂さん。
ディスプレイから旨さが・・・ pic.twitter.com/dYBDYMzgh3
アベ鳥取堂は明治43年に、お菓子の製造や食料品の小売のお店として創業しました。昭和18年から駅弁や仕出し料理などが中心になり、ロングセラーの「元祖かに寿し」などを提供しています。
南売店はJR鳥取駅の改札を出てすぐの構内にある売り場で、「元祖かに寿し」の赤いのぼりが目印です。ショーケースにはたくさんの駅弁が並び、駅弁選びを楽しめます。こちらの営業時間は7時30分から18時30分までです。
地元鳥取へのこだわりがある駅弁店!
この売り場の駅弁にはこだわりの食材が使われているのが魅力です。カニは鳥取近海で水揚げされたものを使用し、米や卵は全て鳥取産になります。また、酢飯に使うお酢の一部は自社工場で調合されたものです。
営業時間が長いので朝食から夕食にまで利用できます。肉厚のシイタケ弁当はさっぱりした味で朝食にもおすすめです。また、カニや鳥取牛の駅弁は電車内でのランチにもぴったりの食べ物で、夜にはおつまみが中心の居酒屋風の駅弁も人気があります。
店舗情報
アベ鳥取堂・南売店
- 住所〒680-0835
鳥取県鳥取市東品治町111-1JR鳥取駅 - 公式サイトURLhttps://www.abetori.co.jp/about/
- 電話番号080-2924-2793
- アクセス鳥取駅の改札を出てすぐ
鳥取駅の駅弁4選!
ここからはアベ鳥取堂で購入できるおすすめの駅弁をピックアップします。カニ寿司以外にも多彩な食材を使った商品やキャラクターもの、居酒屋メニューなどバリエーションが豊かです。
1.山陰鳥取かにめし
かにのほぐし身を全面にトッピングした贅沢な駅弁です。容器がかに型というのもテンションが上がるところで、食べ終わった後はお弁当箱として再利用することもできます。
1350円ほどとカニが入っている割にはコスパがよく、人気商品なので予約してのご利用がおすすめです。カニ関連ではほかにも、酢飯にカニのほぐし身や錦糸玉子をトッピングした「かに寿司(約1280円)」や、ひもを引いて加熱する焼きガニ入りの「鳥取のかに小屋(約2780円)」もあります。
爪まで入ったカニを満喫できる駅弁!
この駅弁はカニほぐし身だけでなく、カニ味噌も盛り付けられた贅沢な商品です。また、その地元のお米をカニと一緒に炊いているので、ご飯だけでも香ばしいカニ風味が感じられます。
さらに、弁当箱のカニの爪部分には本物の爪が2つ入っていて、カニをまるごと食べているような気分になると評判です。また、付け合わせに福神漬けがあるのもユニークで、ご飯の食感や味の変化も楽しめます。
2.のどぐろ寿し
次にご紹介するのどぐろ寿司はアベ鳥取堂の新しい駅弁です。のどぐろは、鳥取や島根などの日本海を中心に水揚げされる魚で、白身ですが口ですぐにとろける甘い脂身が特徴になります。価格は1250円ほどと、高級魚の駅弁にしてはリーズナブルです。
ほかにも、鳥取の近海のあご(=飛魚)をしめた「あご寿し(880円ほど)」は鳥取でしか販売がない希少価値のある駅弁で、定番のさば寿し(1850円)とともに人気があります。
濃厚な高級魚をリーズナブルに食べられる駅弁!
のどぐろが話題の魚になって知名度が上がって以後、のどぐろ寿司は日本海側でよく見られる駅弁ネタとなりましたがアベ鳥取堂も参戦。
— くれもん (萌留闘魂えのき) (@Clementour) January 10, 2021
すし飯に調味したのどぐろを軽く炙って飾り付け、梅肉を添えてあります。
ありがちな握りでも押しでも無い所にこだわりを感じます。#アベ鳥取堂#駅弁#JR西日本 pic.twitter.com/o38WZNvJjL
この駅弁はすし飯の上に軽く炙ったのどぐろをのせた料理で、大きな切り身が6切れも入っています。濃厚な味わいですが、炙る前に酢で味を調えている上に、酢飯にのっているので後味がさっぱりしているのも特徴です。
また、弁当箱は食べやすい六角形で、ご飯の上には梅肉やショウガ、大葉などの箸休めも添えられています。濃厚な駅弁なので濃いめのお茶や、日本酒やビールなどの酒類とも相性抜群です。
3.ゲゲゲの鬼太郎丼
鳥取県の境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる先生の故郷で、妖怪の町として人気のスポットです。それにちなんだのがこの駅弁で、インパクトのあるパッケージが特徴になります。
外観だけでなく、名物の鳥取牛などが入った味にも定評のある駅弁です。お肉を使った弁当は他にもアベ鳥取堂から販売されていて、鳥取牛弁当(1190円ほど)や、大山豚のステーキ弁当(1080円ほど)なども人気があります。
妖怪たちが出てくる楽しい駅弁!
この駅弁は多彩な食材を使って、「ゲゲゲの鬼太郎」の世界をイメージできるようになっています。豆腐竹輪と練梅で「目玉のおやじ」をつくり、食べるにしたがって容器に描かれた妖怪たちが見えてくる趣向です。
生姜煮の鳥取牛はしっかりとした味で、しば漬けや錦糸玉子などで味をリセットしながら食べ進められます。容器は有田焼で作られていて、持ち帰って茶碗や記念品できるのも楽しいところです。平日に鳥取駅の南口売店で購入する場合は事前の予約が必要になります。
4.とっとりの居酒屋
地元鳥取の居酒屋をイメージした駅弁で、鳥取周辺の魚介や肉類、野菜といった14種ものおかずが少しずつ詰められています。特にアベ鳥取堂の独自技術により1年を通して食べられる、あご(飛魚)の料理が豊富です。
また、名物の「砂丘ながいも」や「砂丘ラッキョウ」といった地元で親しまれるおかずも入って値段は1500円ほど、数量限定なのでご予約をおすすめします。営業時間は7時30分からですが、この駅弁は10時からの販売なのでご注意ください。
電車で居酒屋気分を味わえる駅弁!
この駅弁は少し大きなサイズで、徳利とおちょこが描かれたのれんのイラストもいい味をだしています。バッテラ風のお寿しや竹輪、梅紫蘇巻フライといった「あご」を使った料理があるのも鳥取ならではです。
また、「鳥取牛の煮込み」や「大根なますカニ爪添え」といった高級食材は間違いない味で、「いか寿し」や「あまさぎ(わかさぎ)の南蛮漬け」、「砂丘らっきょうの甘酢漬け」などは地元の居酒屋でも人気の料理になります。
名物駅弁で旅行を満喫!
鳥取駅でおすすめの駅弁をピックアップしました。「山陰鳥取かにめし」はご飯にまでカニの味がしみ込んだ絶品の駅弁になります。また、「ゲゲゲの鬼太郎丼」は鳥取牛が入った本格的な料理で、茶碗をお土産にできるのも楽しいところです。
「とっとりの居酒屋」を新幹線内に持ち込めば、お酒をお供に旅行の余韻に浸ることもできます。鳥取駅にお立ち寄りの際は、このような魅力的な駅弁をお買い求めになってはいかがでしょうか。
鳥取駅の駅弁が気になる方はこちらもチェック!
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