検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

世界に1つのミニ庭園づくり。初心者でも簡単、盆栽の作り方を基本から解説!

盆栽は初心者にハードルが高いイメージのある趣味です。しかし、育てる植物や作り方の基本を押さえれば意外に簡単!当記事では、盆栽の作り方やコツを徹底解説します。作り方のコツを知って世界に1つのミニ庭園づくりに挑戦してみましょう!
更新: 2021年9月23日
さくらドッグ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

この記事で紹介しているアイテム

盆栽入門お手入れ5点セット

自分だけのミニ庭園を作ってみよう!

自分だけの自然庭園の作り方!

Photo by Alexandre H. Sato

『盆栽は難しい』そう感じてしまいがちな趣味のひとつです。しかし、初心者でも基本やコツを押さえれば簡単に挑戦できます。当記事では、盆栽作り方の基本からお手入れのコツ、長く育てるポイントまで徹底解説!

盆栽におすすめの植物や必要な道具も合わせてご紹介します。盆栽作り方の基本を覚えて、自分好みの植物を盆栽に仕立てて、世界に1つだけのミニサイズ庭園を作ってみましょう!

盆栽の基本を知ろう!

そもそも盆栽って?

Photo byilyessuti

盆栽とは、木や草、苔を鉢に仕立てて鉢全体を鑑賞する趣味のひとつです。剪定したり、針金を枝に巻き付けて整枝たりして、自然の姿に似せる・再現することが目的のひとつとなります。

盆栽は、生きたままの植物を手入れし続けるため、「完成」の概念がなく、移り変わる変化そのものを楽しめるのが魅力。高い評価を得ている盆栽は樹齢100年を超えるものもたくさんありますが、栽培技術の向上によって樹齢を問わず作り方次第で美しい盆栽を楽しめます。

盆栽は作り方・鑑賞など独特の世界観が人気の秘訣!

盆栽の作り方はガーデニングと比べると長い時間が必要です。こぢんまりとした鉢に趣深い植物を大切に手入れしているイメージがあり、初心者は挑戦せずに諦めてしまいがちな趣味のひとつ。

しかし、近年では、老若男女を問わず盆栽は世界中で注目されています。自然にあるかのような植物を庭や室内で管理しながら育てられることや、毎日少しずつ成長していく盆栽に愛着を持って世話できることが人気の秘訣です。

鉢の選び方で印象が変わる!

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

盆栽の作り方で基本となる植物以外に大切なもののひとつが「鉢」です。鉢の形や色などさまざまな要素があり、組み合わせによって異なる表情を表現します。鉢選びのコツはたくさんありますが、表現したいイメージによって使い分けるのが基本です。

男性的な盆栽には角形の鉢を、女性的な盆栽には丸みの帯びた鉢を使ってみてください。また、盆栽とする植物のサイズや手入れ、水やりをしやすい種類の鉢を選ぶようにしましょう。

完成図をイメージしてみよう!

Photo bypixaoppa

美しい盆栽は基本的に「人工的な部分を感じさせない」ことが楽しみでもあり、作り方を知る上で、難しさのひとつです。盆栽は剪定や日々の管理をしながら「自然の様子」を鑑賞する人に魅せられるものが優れているとされています。

植物の種類や表現したい盆栽の作り方応じて、剪定や針金を使った整枝が必要です。目的とする完成図を意識しながら盆栽づくりに取り組んでみましょう!

盆栽におすすめの植物3選!

初心者向きの植物は?

Photo by20706085

盆栽の作り方は植物によってさまざまです。ここでは、初心者におすすめしたい植物を3種類選んでご紹介します。盆栽に仕立てる際のコツや手入れ・管理方法も解説。自宅の庭や部屋に自然の様子を再現してみましょう!

盆栽向けの植物1:梅

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

梅は丈夫で花を咲かせやすいことから初心者におすすめの植物です。花が咲き始める春先にはいい香りが漂うのが魅力。寒暖の差にも強く、年間を通じて安定した栽培が可能です。

梅の盆栽作り方のコツは、置き場所の管理にあります。花を咲かせる冬から春は、霜よけできる日だまりに、春から秋にかけては日当たりと風通しのよい場所を選んでおいてあげましょう。

梅は水を好むため、水切れさせないように注意しましょう。特に開花時期前後は土の状態をよく観察してください。
 

詳しい作り方はこちらをチェック!

梅盆栽の詳しい作り方や育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。個別の種類ごとに盆栽の作り方が気になる方はチェックしてみてください。丈夫さや野趣が強いものから香りが強いものまで梅にはあらゆる品種があります。品種に合わせた盆栽の作り方を知ると理想に描いたように育てられますよ!

盆栽向けの植物2:松

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

松は「盆栽の王様」と呼ばれるくらい盆栽の中では代表的な植物。松は自然ので自生している姿を再現しながら仕立てていく過程が楽しみです。松は油分をたっぷりと含んでいるため、比較的簡単に自分好みに曲げて仕立てやすいことが特徴となります。

松盆栽作り方のコツは、風通しがよくなるよう、毎年剪定しましょう。赤松や黒松は特に葉がよく伸びるため、6月頃に「芽切り」して長さを整えるようにすることがポイントです。

詳しい作り方はこちらをチェック!

松盆栽の詳しい作り方や育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。個別の種類ごとに盆栽の作り方が気になる方はチェックしてみてください。松は仕立てやすい特徴から初心者から熟練者まで幅広い層に人気の植物です。品種に合わせた作り方を知ると理想の盆栽を育てられますよ!

盆栽向けの植物3:ガジュマル

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

個性的な樹形が魅力的なガジュマルは、生育が早く、枝が次々と伸びてくるため、初心者でも挑戦しやすい植物です。ガジュマルの盆栽を作る際、気根を上手に伸ばしてやるように環境を整えると、幻想的な雰囲気を表現できます。

ガジュマル盆栽作り方のコツは、温度管理です。元来、亜熱帯に生息している植物のため、温暖な栽培環境に管理してあげると枝・気根をグングン伸ばして成長してくれますよ。

詳しい作り方はこちらをチェック!

ガジュマル盆栽の詳しい作り方や育て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。個別の種類ごとに盆栽の作り方が気になる方はチェックしてみてください。ガジュマルに合わせた盆栽の作り方を知ると、ポップなものから幻想的なものまでイメージにあった盆栽を作れるようになりますよ。

ミニ庭園を作ろう!作り方の手順は?

作り方は意外に簡単!

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

盆栽の作り方は基本を押さえれば初心者でも簡単に挑戦できます。ここでは、盆栽作り方のコツを必要な道具から実際の手順までそれぞれに分けて解説。必要な道具や作り方の手順をチェックして、理想の盆栽を仕立ててみましょう!
 

必要な道具はこれだ!

盆栽入門お手入れ5点セット

出典:楽天

盆栽の作り方を解説する前に必要な道具をご紹介します。もちろん、はじめから全てを揃える必要はありません。しかし、盆栽を仕立てるハサミは高品質なものを購入しましょう。

ハサミにはさまざまな種類があり、剪定用のハサミ、針金を切る針金切り、根や枝を切る枝又切りが必要です。初心者に購入しやすい価格、品揃えのお手入れセットなどを選ぶとスムーズに盆栽を始められます。


他にもこんなものが必要!

ハサミ以外には、汚れ落としや細かい作業に使う歯ブラシやピンセット、毛箒。ふるいや土いれは、土の粒を揃えたり鉢へ土の量を足したりする作業の際、便利になります。さらに、針金は盆栽を思い描いた樹形に仕立てるときに道具です。

銅やアルミ、など素材はさまざまですが、初心者は扱いやすいアルミ製の針金をおすすめします。自分の考えたように仕立てのイメージをし、逆算しながら丁寧に作業しましょう。
 

盆栽の作り方

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

盆栽の作り方は鉢や容器を選び、用土の準備、植え付け前後の作業から定着するまでの管理までが一連の作業です。ここでは、盆栽の作り方をそれぞれに分けてコツを解説します。ポイントを押さえて、盆栽づくりに挑戦してみましょう!

盆栽の作り方1:鉢選び

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

盆栽を仕立てる上で、鉢は植物を引き立てる役割があります。先にも解説したように角鉢は男性的、丸みのある鉢は女性的なイメージに仕上がります。

鉢にはあらゆるサイズ・デザインなどがありますが、盆栽に仕立てたい植物とのバランスを考えて選ぶようにしましょう。

盆栽では、植物と鉢の調和が大切とされているため、植え付けてから鉢が悪目立ちしない組み合わせを考え、全体として調和するようにしてください。

盆栽の作り方2:用土の準備

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

使用する鉢を決めたら、鉢底網を底に敷きます。これは、植物がしっかりと用土に根付くまでは鉢の中に隙間が多くあり、水やりの度、用土が鉢底から流れ出ることを防ぐために必要です。

鉢底網敷き、針金を通して、鉢の左右に飛び出る状態にしておきます。この飛び出した針金は植物を固定するために使用しますので、余裕を持って長めに準備しておきましょう。

元肥と土を混ぜ合わせる

次に水はけをよくするためのゴロ石を均等に薄く敷きます。その上に、ふるい済みか自分でふるっておいた用土を入れ、遅効性の元肥を加えてください。鉢の1/3程度を目安に土と元肥を混ぜ合わせて、植え付ける準備をします。

盆栽の作り方3:植え付け

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

盆栽にする苗や植物をポットから取り出し、根についた土を軽く落とします。最初に、鉢底に触れていた部分からていねいにほぐしていきましょう。

若い樹木なら半分、成長した樹木なら1/3程度を目安にほぐしながら古い土を落とし、残った細かいごみや苔を歯ブラシで軽くはらいます。

用意しておいた鉢に一度軽く置き、角度や位置がおかしくないか、いろいろな方向から確認して、最適な植え付け場所を見つけてみましょう。

揺すりながら土入れするのがコツ

次に準備しておいた針金を、根の間から通すようにし、幹の根元まで持ってきます。ペンチを使用して、仮止めしておいてください。

盆栽の形が決まったら、用土を足します。このとき、鉢を揺すりながら用土を加えていくと根の隙間を埋めるように土が入っていきます。

最後にコテ付きピンセット表面を押し固めて、水やりし、仮止めしていた針金でしっかりと固定すれば植え付けの手順は完了です。

盆栽の作り方4:定着までの管理

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

定着するまでは、水を含ませた水ゴケを使用して、鉢表面の土を覆うようにすると乾燥を予防できます。植え替えたばかりの盆栽は根がしっかり張っていないため、とてもデリケートです。

水切れしないように、定着するまで毎日優しく水やりしてください。1ヶ月程度で盆栽が安定しますので、根が定着したら苔や飾り石をあしらい、全体の見た目を整えれば作り方の手順は一通り済んだ状態となります。

盆栽を長く楽しもう!

盆栽のお手入れ方法


Photo byPickupImage

盆栽は作り方を覚えて、仕立てたら終わりではありません。盆栽は生き続けているため、適切なお手入れを継続的にする必要があります。お手入れの基本は水やり、置き場所の管理の2つです。それぞれに分けてお手入れのコツを解説します。

お手入れのコツ1:水やり

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

盆栽の作り方をしっかりと押さえたあと、重要なお手入れは水やりです。植物が定着したあとは、土の表面が乾いたら鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりしてください。

水やりの時間帯は朝方、土が乾燥するスピードは季節によって変わりますが、夏は1日に1回、それ以外の季節は1日置きに土の状態を確認してください。

水やりのし過ぎは根腐れの原因となるため、土が乾いていなければ控えましょう。

お手入れのコツ2:置き場所

Photo byMonoar_CGI_Artist

盆栽にした植物の種類にもよりますが、基本的に風通しがよく、1日に数時間は日があたる場所で栽培しましょう。

屋外で育てることを基本とし、季節による気候変化も植物に体験させると強く育ちます。梅雨時は加湿状態となりやすいため、軒下へ移すなど置き場所の管理が大切です。

また、夏に強い直射日光を当てると葉焼けの原因になるため、日除けしながら栽培します。冬は氷点下になり、鉢が凍りついてしまう場合は室内へ栽培場所を移しましょう。

盆栽を長く楽しむポイント!

Photo byhempelfrankfurt

盆栽は定期的な手入れから日常管理、置き場所まで季節や状況によって最適な育て方が異なります。

しかし、適切に管理するためには、日々、盆栽をしっかりと観察することから始めなければなりません。

水やりや剪定の際、細かいところまで盆栽をよく観察して、状況に応じた世話をしてあげるようにしましょう。こまめに世話することで、盆栽は元気に育ってくれますよ。

作り方の基本を押さえて盆栽に挑戦!

まとめ

Photo byalfcermed

盆栽は、初心者に難しいと思われがちな趣味のひとつです。しかし、作り方や育て方のポイントを押さえると、自分だけのミニ庭園を作れる楽しみがあります。

盆栽は、仕立てる植物を選び、ひとつひとつの手順を丁寧に行えば、初心者でも難しくありません。当記事では、盆栽として育てやすい植物から、作り方の手順や楽しむポイントを解説しました。

盆栽の作り方が気になった人は、ポイントをチェックして、気軽に挑戦しみてはいかがでしょうか。

盆栽が気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは、「世界に1つのミニ庭園づくり。初心者でも簡単、盆栽の作り方を基本から解説!」以外にも盆栽に関することを取り扱った記事をたくさん掲載しています。気になる方はチェックしてみてください!