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丈夫で育てやすい種類のみ、厳選!初心者向けのミニ盆栽おすすめ9選をご紹介!

初心者でも丈夫で育てやすいおすすめのミニ盆栽を種類別に9選紹介します。実物盆栽や花物盆栽に加えて、松柏やモミジなどの葉物盆栽もチェックします。基本的なミニ盆栽の育て方の紹介するので、これからミニ盆栽を始めたい人はぜひ参考にしてください
2021年9月14日
aicoberry
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目次

初心者が手軽に始められるミニ盆栽とは

Photo byilyessuti

ミニ盆栽とは、コンパクトなサイズと手に取りやすい価格で、育てやすい盆栽のことです。盆栽と聞くと、年配の方が楽しむ趣味のイメージがありますが、最近初心者が簡単に始められるミニ盆栽が注目されています。

おしゃれでインテリアにもなじみやすく、室内で手軽に管理できるものが多いです。種類も多く、室内にグリーンを取り入れたい人にもぴったり。ここでは、初心者が育てやすいおすすめのミニ盆栽を紹介します。

おすすめのミニ盆栽・花物2選

Photo byilyessuti

花物とは、名前の通り、花がメインとなる盆栽のことです。緑だけでなく、色鮮やかな花も楽しめるのでコンパクトはミニ盆栽とはいっても、華やかな見た目をしています。

ここでは、初心者におすすめのミニ盆栽の中でも、花が美しく人気があるミニ盆栽をご紹介。花を上手に咲かせるためには、手入れも必要ですが、コンパクトなミニ盆栽なら管理も楽です。

おしゃれでかわいらしく、丈夫な花物盆栽があれば、盆栽を育てる楽しみも増えるでしょう。

初心者におすすめのミニ盆栽①長寿梅

梅の花は可憐でよい香りがあり、人気もあるミニ盆栽です。長寿梅の花は特に色が濃く鮮やかで、庭木に植えるのにも向いています。花が鮮やかな分、幹は細く地味なところが特徴。盆栽とは丈夫でしっかり太い幹をイメージしがちですが、細い幹がかえって花を引き立たせています。

毎年花を咲かせるためには、年に2回、春と秋にしっかり肥料をやることが大切です。暑い時期は水が不足しやすく、水切れにも注意しましょう。上手に育てれば長期間花を咲かせることも可能です。

縁起がよく贈り物にも最適

長寿梅は名前に長寿が入っていることから、縁起物としても人気があります。年長者への贈り物にも喜ばれることが多く、植物が好きな人へのプレゼントにおすすめです。

丈夫で育てやすいので、もらった人も負担なく手入れができるでしょう。特に、紅白の花は縁起がいいので、還暦のお祝いなどの贈り物に向いています。

初心者におすすめのミニ盆栽②一才桜

桜は日本人に人気の花で、ミニ盆栽でも楽しむことができます。一才桜は4月中旬ごろに見ごろを迎える種類で、花弁は薄ピンク色で華やかです。自分で管理して育てれば、蕾から開花までの微妙な違いを楽しむことができるので、より桜を満喫できるでしょう。

一才桜は花芽をたくさん持っていて、若木のうちから花を咲かせるところが特徴。初心者でも育てやすいですが、日当たりがよいところを好むので、室内で育てるときは注意しましょう。

華やかな花が魅力的

花物盆栽とは、花が主役と言える盆栽なので、桜が好きな人に一才桜はぴったりです。人気の桜盆栽の中には一才桜のほか、子福桜や冬桜、寒桜などがあります。

しかし、花芽が多く丈夫で育てやすい一才桜は初心者に向いています。淡い桜色の花びらがミニ盆栽に満開になると、室内が明るくなり、桜を独り占めする花見ができるでしょう。

花の開花に合わせて、入学や卒業など、門出のお祝いのギフトにも喜ばれます。

おすすめのミニ盆栽・実物3選

Photo by Alexandre H. Sato

実物盆栽とは実際に実がなるのを楽しむ盆栽で、代表的な種類にはかりんや姫リンゴ、柿などがあります。ミニ盆栽のような小さい盆栽でも、しっかり実がつくので手入れをするのも楽しいです。収穫できる種類もあるので、管理や手入れにモチベーションが必要な人に向いています。

時期によって見た目が変わり、鮮やかな実がつくと室内も華やかになるでしょう。ただし、実物盆栽で収穫した実は、食べられる種類であっても味はよくありません。

初心者におすすめのミニ盆栽③紅紫檀

紅紫檀(ベニシタン)

出典:Amazon

紅紫檀とは、低木のバラ科の植物で、コトネアスター属に分類されるため、コトネアスターという名前でも知られています。斑入りの物など、種類も豊富で盆栽も向いているので、初心者でも育てやすいでしょう。

暑さや寒さに強く丈夫で、育て方も簡単です。夏に花が咲き、秋には赤いかわいい実がつきます。日当たりのよいところを好み、霜が当たると弱るので冬は室内や軒下で管理するほうがおすすめです。


初心者でも実がつきやすい

紅紫檀は数ある実物盆栽の中でも実がつきやすいので人気があります。白紫檀も同じく結実性があるのでおすすめで、花の数だけ実がつくと思っていても間違いありません。

花も特徴的で、丸く実が実っているように見えます。枝や芽ふきもよく、春の剪定で間違って枝を切ってしまっても、作り直すのが簡単。初心者が最初に挑戦する実物盆栽にぴったりで、秋についた実が冬の間、長く楽しめるところも魅力的です。

 

初心者におすすめのミニ盆栽④南天

お正月飾りなどで有名な南天も、ミニ盆栽におすすめです。丈夫で育て方も簡単なので、初心者が始めに挑戦する実物盆栽として人気があります。多少日陰でも育つので、室内でも育てやすいです。

程よく日当たりがあって、風通しのよい場所で育てれば、水やりや肥料の管理も難しくありません。素朴な見た目で、派手さはないので鉢のデザインに工夫を凝らせば、おしゃれなインテリアとして重宝します。

葉も赤くかわいい見た目で室内を明るくしてくれるでしょう。

育てやすい縁起物のミニ盆栽

南天とは「難を転ずる」に通じるので、縁起物の植物としても知られています。お正月飾りに使われるのもそのためで、庭木に植える植物としても人気です。コンパクトで育てやすい南天のミニ盆栽は、人にプレゼントするのにもぴったり。

お祝い事や、人生の門出や区切りの際に、南天を送ってみてはいかがでしょうか。

初心者におすすめのミニ盆栽⑤ピラカンサ

ピラカンサとはバラ科トキワサンザシ属の常緑低木で、庭木にもよく使われています。実の付きがよく、初夏に花がつくと、花の数だけ実がつくので初心者の実物盆栽にぴったり。

暑さや寒さにも強く丈夫で、乾燥にも強いです。肥料を好むので、こまめに追肥をする必要がありますが、肥料過多による害も少ないので神経質になる必要もありません。

半日陰でも育ちますが、日当たりのよいところのほうが実の付きがよくなります。

花も実も楽しめる

ピラカンサは実物盆栽として知られていますが、花もかわいいので女性にも人気です。毎年5~6月には小さな白い小花が密集して咲くので、華やかな見た目が楽しめるでしょう。

結実した実は、秋口から越冬して3月頃まで楽しめます。ほぼ一年中花や実が楽しめるので、鮮やかな色の盆栽を取り入れたいときにおすすめです。

また、実には毒性があるので鳥が寄ってこないところも管理が楽で育てやすいでしょう。

おすすめのミニ盆栽・松柏/葉物4選

Photo byMonoar_CGI_Artist

盆栽と言えば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが小さな枝ぶりのよい松ではないでしょうか。初心者にもおすすめのミニ盆栽でも、松は人気の種類です。ここでは、盆栽の定番ともいえる松柏のミニ盆栽や、楓やケヤキなどに代表される葉物盆栽を紹介します。

葉物盆栽は、花物盆栽や実物盆栽とは違って、一年中同じ状態を保てるので観葉植物代わりに取り入れるのにもおすすめです。松柏や葉物盆栽は植物自体が丈夫なものが多いので、初心者でも管理しやすいでしょう。

初心者におすすめのミニ盆栽⑥ヤマモミジ

モミジは紅葉が美しく、秋の行楽などでも人気の植物です。ミニ盆栽でもモミジは人気があり、上手に育てれば秋に紅葉が楽しめます。モミジはカエデ科の植物で、葉の切れ込みが深く、紅葉の後は落葉するところが特徴です。

しかし、ヤマモミジは同じモミジの中でも、かわいい印象を持つ人が多く、女性にも好まれます。基本は屋外で管理しますが、直射日光をあてると葉が傷むので注意しましょう。

紅葉が美しいミニ盆栽

ヤマモミジは紅葉が美しく、秋が一番見ごろになるミニ盆栽です。同じモミジで紅葉する盆栽は、ほかにも種類があるので気になる人はチェックしてみるとよいでしょう。

春の芽出しから夏の緑、秋の紅葉と一年を通して変化が楽しめますが、落葉後の枝ぶりも美しいです。紅葉するときは黄色から、橙色に近い朱色に染まります。

水切れはよくありませんが、育て方も簡単で初心者にも育てやすいです。

初心者におすすめのミニ盆栽⑦五葉松

松は盆栽では定番の種類ですが、五葉松とは一つの芽から5つの葉がつくところから名づけられています。枝ぶりがよく、高級感や重厚感も感じられるので和室のインテリアにぴったりです。

しかし、あえて洋風の室内に飾ってもおしゃれなので、鉢のデザインと合わせて楽しむとよいでしょう。松は常緑樹で一年中緑が楽しめます。

落葉したり、色や形が大きく変化するのが苦手な人にもぴったりです。成長速度も遅いので、初心者がゆっくり管理するのに向いています。


枝ぶりがよく縁起もいいミニ盆栽

五葉松は「御用を待つ」に通じるとされ、仕事や商売がよくなる縁起物としても喜ばれます。ビジネスシーンでの贈りものにしてもよいでしょう。

松にはアカマツや黒松など、いろいろな種類がありますが、形を整えるために夏に芽切を行うのが一般的です。しかし、五葉松は枝の伸びが強くなく、成長が遅い種類なので芽切をしなくても形が崩れにくいでしょう。

暑さや寒さに強く丈夫で、初心者でも手入れがしやすく、枝ぶりのよさを保ちやすい盆栽です。

初心者におすすめのミニ盆栽⑧清姫もみじ

清姫モミジとは「安珍清姫」の伝説で知られる道成寺の近くで発見されたことに由来するモミジです。ヤマモミジ系の種類で、葉が少し小さく、気品のある優美な見た目が盆栽愛好家にも好まれています。

幹肌もやや白く、たおやかな女性をイメージさせるミニ盆栽です。春から夏の緑葉から、秋の紅葉まで一年を通じて変化が楽しめます。自宅にいながら紅葉を満喫したい人におすすめ。屋外で育てるのが一般的ですが、室内でインテリアにするのにも向いてます。

丈夫で育てやすいモミジ

清姫モミジも丈夫で育てやすいですが、上部が枯れやすいところは難点です。水切れに注意すれば育て方も簡単で、初心者向けの種類になります。成長が緩やかなので、初心者がゆっくり管理しやすいです。

初心者におすすめのミニ盆栽⑨黒松

黒松も初心者に向いている人気の松の種類です。力強い、生命力を感じる存在感が魅力で、和室だけでなく洋風のインテリアにもモダンで映えます。基本は室外管理ですが、日蔭夜半日陰でも育つので、場所は選びません。

樹皮が黒いので黒松と呼ばれていて、防砂林などにも使われています。樹齢を重ねた老木の樹皮は、亀甲状にひびが割れるので、縁起もよいです。

本格的な盆栽を始めたい人におすすめ

黒松は、芽切や芽摘み、剪定を丁寧に行えば、丈夫で育てやすいので、初心者が練習に挑戦するのにも向いています。最初にしっかり形ができているものを購入すると、手入れもしやすいのでおすすめです。

ほかにも手入れでは冬の針金作業や葉すかしなどがあります。黒松は​​​​​​​常緑樹で、11月に古い葉が落ちますが、葉すかしを行い、形を整えましょう。比較的乾燥を好み、土が乾燥してから水やりをすればよいので手入れも楽です。

 

ミニ盆栽の育て方

盆栽には花物盆栽や、実物盆栽、松柏などいろいろな種類があり、種類によって育て方も変わります。しかし、大まかな育て方やポイントを知っていれば、初めて盆栽にチャレンジする人も安心です。ここでは、ミニ盆栽の一般的な育て方や注意するポイントを紹介します。

ミニ盆栽の育て方①置く場所

ミニ盆栽はコンパクトで室内のインテリアに取り入れたいという人も多いですが、基本的に管理は室外で行います。種類にもよりますが、大半のミニ盆栽は日当たりのよいところを好み、室外管理が基本です。日当たりがよく風通りのよいところであれば、トラブルなく健やかに育つ場合が多いでしょう。

室内で保管はできない?

フリー写真素材ぱくたそ

ミニ盆栽を室内でインテリアとして楽しみたい場合は、メインの時期となる季節は、室内に移動させ、夜は室外に戻すなどの楽しみ方がおすすめです。ミニ盆栽の種類や状態によって、1週間室内に置いて、その後数日室外で様子を見るなど、移動させることができるものもあります。

ミニ盆栽の育て方②水やり

Photo by Alexandre H. Sato

ミニ盆栽の水やりは、育てる種類によって変わります。土の表面が乾いたら水やりを行うのが基本ですが、ミニ盆栽によってはコケがあって土の状態が見分けにくい場合も少なくありません。

気候のよい春や秋は1日1回、夏は1日2回、冬は数日に1回くらいのペースを目安にするとよいでしょう。時間はバラバラにせず、だいたい同じ時間に水やりすると管理がしやすいです。

柔らかいシャワーが出るじょうろなどがおすすめで、鉢の底から水が出る程度に水をやります。

ミニ盆栽の育て方③肥料


Photo byMonfocus

ミニ盆栽を上手に育てるには肥料も必要です。肥料の量や時期、回数は種類によるので購入したときによく確認します。基本の肥料は、主に春と秋にやるのが一般的で、丈夫で育てやすいミニ盆栽であれば肥料のやり方も神経質にならなくても簡単に育てられるでしょう。

ミニ盆栽の育て方④冬に注意

Photo by Alexandre H. Sato

ミニ盆栽は基本的に室外で管理しますが、冬の育て方には注意も必要です。育てるのが簡単なミニ盆栽でも霜に当たるとすぐに弱ってしまう場合も少なくありません。ただし、植物が健やかに育つためには四季を感じることも必要です。

冬の寒さが春の開花に影響するものなどもあるので、適度に寒さに当てながらミニ盆栽を守りましょう。発泡スチロールなどに入れて管理すると、保温性が高まります。

ミニ盆栽の育て方⑤剪定

Photo byMichi-Nordlicht

ミニ盆栽の手入れで初心者が難しく感じるもののひとつが剪定です。剪定とは、伸びすぎた枝や葉を切って形を整える作業で、盆栽の醍醐味のひとつともいえます。剪定の時期ややり方は種類によって変わるので、購入するときに確認をするのがおすすめです。

初心者は最初に形が整えられているミニ盆栽を購入すると、剪定の道筋がわかりやすいでしょう。すでにある形を崩さないように整えていくだけなので比較的簡単に行えます。

ミニ盆栽の育て方⑥植え替え

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ミニ盆栽を長く育てていると、必要な手入れが植え替えです。ミニ盆栽はサイズが小さいので、程度に植え替えをして必要なサイズの鉢に合わせます。主な植え替え時は2~4年に一度です。

そのたびにおしゃれな鉢などを準備すれば、ミニ盆栽を育てる楽しみも増えるでしょう。小さい鉢のまま育てていると、次第に土の中で寝詰まりを起こして弱ってしまいます。

植え替えするときは丈夫な根を思い切ってカットして、新しい鉢に収まるサイズにすることがポイントです。

初心者におすすめのミニ盆栽を始めてみよう

Photo by20706085

盆栽は難しい通人の趣味というイメージがありますが、ミニ盆栽は初心者でも簡単に育てられるのでおすすめです。ミニ盆栽といえども、盆栽の定番である松や紅葉が楽しめるモミジ、花や実が楽しめるミニ盆栽など種類もいろいろあります。

手入れが簡単なものは、初めてでも育てやすいので観葉植物を育てるイメージで初めて見るとよいでしょう。おしゃれな鉢を使えば洋室のインテリアにもぴったりです。

手入れが簡単なミニ盆栽で、もっとグリーンを楽しんでみてはいかがですか。

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