おしゃれなミニ盆栽おすすめ14選！インテリアにもなる小さい卓上盆栽をご紹介！

はじめに

ミニ盆栽とは

高価なイメージのある盆栽ですが、ミニ盆栽は少しお手頃に入手できます。松やヒノキの枝ぶりや葉が素敵な盆栽以外にも、美しい花を咲かせる盆栽や、まるまるとした葉の盆栽も！そんなバリエーションの多い盆栽の中から、商品をピックアップます。お楽しみくださいね（本記事は2019年5月28日の情報をもとにしました）。

初心者も大丈夫？

小さい盆栽なのでマンションの窓辺に置いても大丈夫。多くのミニ盆栽には購入時、説明書が同封されますのでご安心ください。以下には盆栽の設置や水のやり方についてのみ述べます。剪定や肥料などの詳細は盆栽ショップのホームページなどをご参照ください。

おしゃれなミニ盆栽1

真柏（しんぱく）の卓上盆栽

真柏は盆栽でも高級で知られ、シャリといわれる白骨のような幹などが特徴です。この商品は松慶盆栽園のミニサイズの盆栽。真柏の盆栽では初心者向けの低コスト品ですが、トレードマークの立派なシャリがあります。鉢の大きさは13センチ程度です。 

コレもかわいい！同種類の盆栽

こちらも同じく松慶盆栽園の盆栽。真柏盆栽でもハイランクの商品です。値段が上の商品と一桁違うもの！枝全体にシャリが入っていて枝ぶりも美しく、そのまま展示会に出せそうな盆栽。手間がかかっていることがわかりますね。鉢の幅は約13センチのミニ盆栽になります。

インテリア盆栽の手入れ

このミニ盆栽は日が当たる屋外での管理が基本。盆栽を室内で鑑賞する場合は空調や暖房を直接受けないようにご注意くださいね。水のやり方によって盆栽の生長速度をコントロールできるのも、真柏盆栽の特徴です。

おしゃれなミニ盆栽2

五葉松の卓上盆栽

五葉松は高地に自生する松のため、丈夫で寒さに強い初心者向けのミニ盆栽。下は遊恵（ゆうけい）盆栽の五葉松の盆栽。マニュアルも同封されているため初めての方でも安心です。これから盆栽を始めようという方にも最適の贈り物です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

五葉松盆栽は他にも、様々なお店で目にできます。下は花心（はなごころ）盆栽が提供する少し高級なミニ盆栽。瀬戸焼の綺麗な鉢やヤマゴケが松を引き立てます。かっこいい雰囲気の盆栽です。

インテリア盆栽の手入れ

五葉松の盆栽は葉が密集するので室内で長期間育てるのはNGです。日光が良く当たる場所に置いてください。盆栽を室内に置く場合はエアコンが直接あたらないようにご配慮ください。盆栽の土はやや乾き気味の状態がベスト。盆栽への水やりは、冬は3日に1回、真夏は2回、それ以外は1日1回程度が標準です。

おしゃれなミニ盆栽3

黒松の卓上盆栽

ご紹介するのは黒松の盆栽。黒松はもともと北海道を覗く日本全土に自生。現在は植林などにより全国に広がりました。力強い幹と枝ぶりが人気の盆栽。こちらは盆栽妙（みょう）の販売する四国黒松の初心者向けのミニ盆栽です。盆栽ですが、大木のような姿は威厳さえ感じさせます。

コレもかわいい！同種類の盆栽

同じ黒松の盆栽でも異なる魅力があるのが三河黒松。愛知県岡崎市周辺が産地の三河黒松は、幹肌の割れ方が美しいと通からも評判の盆栽です。下は遊恵盆栽が手がけるもの。盆栽の枝の曲がり方が力強いと人気のミニ商品です。

インテリア盆栽の手入れ

黒松盆栽は室内に置くのは数日が限度、通常は日光の当たる場所で育ててください。盆栽の水は鉢土の表面が少し乾いたら、たっぷりと与えてくださいね。害虫を防ぐために、盆栽にスプレーで葉水をしてやると有効です。

おしゃれなミニ盆栽4

錦松の卓上盆栽

錦松は黒松の変種で、幹がデコボコしていて古木のような貫禄をみせてくれるのが特徴です。下は盆栽妙の錦松のミニ盆栽。小さいながらもきちんと古木感があります。いい感じにコケもむして涼し気な盆栽です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

錦松盆栽は立派な枝ぶりがもち味です。下は花心盆栽の扱う「ミニ夢錦盆栽」なるもの。小さいですが盆栽職人が5年もかけて育てたミニ商品です。盆栽の手間暇を考えるとこの値段も納得できるのではないでしょうか？

インテリア盆栽の手入れ

他の松盆栽と同様、通常は室内ではなく風通しがよく日照時間が長いところに置きましょう。室内で盆栽を鑑賞する場合は冷暖房の風が当たらないように配慮を。また、時々樹の向きを変えると、均一に生長しバランスのよい盆栽になります。 表面が乾いたら、たっぷりと水をあげるのは他の松盆栽と同様です。

おしゃれなミニ盆栽5

ヒノキの卓上盆栽

高級建材のヒノキは盆栽としても好評です。松盆栽とは違い丸い形状がかわいいとの口コミも！下は盆栽妙の初心者向けのヒノキ盆栽。見ているだけでほっこりとしてきますね。盆栽には育て方のマニュアルと肥料もセット。電話やメールでの盆栽の質問にも対応してくれる、初めてでも安心のサポートです。

コレもかわいい！同種類の盆栽

他にも魅力的なヒノキ盆栽はたくさんあります。こちらは園芸ネットが扱う、鉢直径13.5センチの「津山ヒノキ盆栽」。津山ヒノキは普通のヒノキよりも葉が小さく病気になりにくいのが特徴。ミニ盆栽ですがお鉢は萬古焼（ばんこやき）を使った優雅な雰囲気です。

インテリア盆栽の手入れ

ヒノキ盆栽は松の盆栽に比べて虫が付きにくいなどの長所があります。真夏の直射日光を避けるようにして、屋外に置くのがおすすめ。松に比べて水分を必要とします。八分くらいの乾き具合いになったら盆栽に水を追加してください。

おしゃれなミニ盆栽6

イワヒバの卓上盆栽

イワヒバは岩場に生えるシダ植物です。夏の涼し気な緑色の葉がこの盆栽の特徴。秋には紅葉し華やかな姿を見せてくれます。下は盆栽妙のミニ盆栽。岩場をイメージした化粧砂が自生の状態を再現しているようにも見えます。鉢の幅は約10センチと小さい盆栽です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

こちらも直径10センチ程度の小さいイワヒバの盆栽。遊恵盆栽の「九重錦」の盆栽です。九重錦の盆栽はイワヒバの一種で葉先に黄色の斑が入っているのが特徴。模様は一つずつ違うので、ミニ盆栽の個性を楽しめます。秋の紅葉時期にはだいだい色に色づきます。

インテリア盆栽の手入れ

イワヒバ盆栽は松の盆栽と違って、あまり日が当たりすぎるのを好みません。半日くらい日があたる屋外に盆栽を設置するのが最適。日光の当たる室内でも大丈夫です。この盆栽は乾燥には強いといわれますが、土が乾いたら補給するようにしてくださいね。

おしゃれなミニ盆栽7

もみじの卓上盆栽

下はもみじのミニ盆栽「出猩々（でしょうじょう）もみじ」です。変わった名前ですが「猩々」とは赤色を意味する言葉。春と秋に紅葉を見せてくれるのでこの名前がついたとされます。花心盆栽が取り扱うもみじ盆栽は、直径約20センチですがしっかりと紅葉狩りができる優れもの。盆栽の土にはコケや化粧砂がちりばめられ美しい景色です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

次も花心盆栽が扱う、初心者にも好評のもみじ盆栽です。種類は山もみじで幹が美しく曲線を描いているのが特徴。秋の紅葉以外にも、3月から5月にかけては赤い縁取りの緑葉が美しいと評判の盆栽です。

インテリア盆栽の手入れ

もみじの盆栽は日光がよく当たる場所に置くのが基本。夏は葉焼け予防のため少し日陰の場所に、冬は枝の寒さ除けのため盆栽に風があたりにくい場所で育ててください。盆栽を室内に置くのは長くても３日以内が目安。水は盆栽表面が乾いたらたっぷり与えます。

おしゃれなミニ盆栽8

長寿梅の卓上盆栽

ミニ盆栽には花が綺麗で好評なものも。「長寿梅」は初心者向けのミニ花盆栽です。梅という名称ですがバラ科ボケ属の盆栽です。年に数回花が咲くのもお得。下はモダン盆栽・中村屋の「長寿梅モダン盆栽」。 鉢の直径は約10センチでシックな瀬戸焼の鉢も付いています。

コレもかわいい！同種類の盆栽

花心盆栽が販売する長寿梅の盆栽。名前の縁起よさから、各種お祝いの贈り物にも利用されます。鉢の直径は約15センチのミニスケール。3月から10月まで花が咲いている華やかな盆栽です。

インテリア盆栽の手入れ

この花盆栽は日光が当たりにくくても育つ特性。室外の風通しの良い所においてください。盆栽を室内に置くのは冬で1週間、その他は3日程度までが限度。盆栽の水が乾き次第たっぷりと与えるのがコツです。

おしゃれなミニ盆栽9

桜の卓上盆栽

桜のミニ盆栽は春先の綺麗なピンク色の花が人気。鉢の幅が約9センチの小さい盆栽です。初心者を対象にした盆栽妙のお得なもの。室内でのお花見は最近はやりのイベントです。来年こそは盆栽でお花見してみませんか？

コレもかわいい！同種類の盆栽

次は「御殿場桜」の盆栽です。名前の通り、御殿場市などで育てられている品種。淡いピンクのふっくらとした小さい花が持ち味です。「こぼんさい」が扱う商品で、樹幅は約15センチの小さい盆栽となっています。

インテリア盆栽の手入れ

桜の盆栽は日光下でも半日陰でも大丈夫。風通しがある屋外を選んでください。盆栽を室内に置くのは3日までが限度です。生育が早く他の盆栽より多量の水が必要。春から秋でも1日に2回ほどの水やりがおすすめです。
 

おしゃれなミニ盆栽10

ばらの卓上盆栽

ばらの花にもミニ盆栽がラインナップ。品種改良が盛んに行われているばらですが、盆栽の種類もさまざま。下はヴェールモアが扱う初心者向けの盆栽。野ばらのなかでも「姫ばら」なる品種は赤い花が印象的です。5月と夏の2回に渡って開花することでも有名。鉢の直径13センチ程度の小さいスケールの盆栽です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

次は樹齢3年の「雅ばら」の盆栽。小さいピンクの花が人気の花心盆栽の販売する商品。鉢の直径は15センチ程度、多いときには30輪もの花が咲く華やかな盆栽です。

インテリア盆栽の手入れ

この盆栽を室内に置く場合は窓越しの日当たりの良い場所に置きましょう。また、定期的に屋外で日光を当てることが重要です。盆栽の土表面が乾かないように水を補給。目安は夏に1日2回、冬は2日に1回、他の季節は1日1回程度です。

おしゃれなミニ盆栽11

りんごの卓上盆栽

実のなる盆栽もユニーク。りんごの盆栽は、春に白い花が咲いた後、緑色の実となり、秋に赤色に色づきます。「ごぼんさい」が扱う姫りんごの盆栽は、鉢の直径が10センチ以下の小さいスケール。盆栽になる緑色や赤色のミニリンゴが賑やかです。

コレもかわいい！同種類の盆栽

下も姫りんごの盆栽。花心盆栽が販売する、鉢の幅が18センチ以下の小さな盆栽です。サクランボのような小さなりんごの実が20個程度もなる姿は豪華。初心者でも気軽に試せる盆栽です。

インテリア盆栽の手入れ

りんごの盆栽は強い日射しを受けると実が焼けるため、風通しのある涼しい場所を選ぶのがポイントです。基本は屋外に置くのがいいですが、室内に盆栽を持ち込むときは、春から秋は2～3日、冬は1週間以内が限度。水やりは他の盆栽同様、春秋は1日1回、冬は2日に1回、夏は1日2回が基本です。
 

おしゃれなミニ盆栽12

苔（こけ）の卓上盆栽

庭園を緑に彩る苔ですが盆栽でも味わい深いもの。下は「モスファーム」という苔栽培から行うショップのミニ盆栽です。お茶をいただくような上品な入れ物に入って送られてきます。10センチ以下の小さい規格の盆栽です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

苔の盆栽のもう一つは鉢がカメの形をしたもの。翠松園の扱う体長12センチのかわいい盆栽です。玄関やキッチンでも育てられる、初心者向きの盆栽です。他にもたぬきやハリネズミなど、動物をモチーフにした苔盆栽も売られています。ご興味あるかたは盆栽＋苔でWeb検索してみてくださいね。

インテリア盆栽の手入れ

苔の盆栽は日陰を好みます。直射太陽のあたらない場所に盆栽を置きましょう。盆栽は室内で育てることも可能で、その場合1日に2～3時間程度は日光が当たる窓辺などに置くのがおすすめ。盆栽の表面が乾燥してきたら霧吹で水を吹きかけます。

おしゃれなミニ盆栽13

苔玉と松がコラボした卓上盆栽

盆栽で人気の苔玉と松がコラボしたミニスケール品です。下は盆栽妙が手がける「五葉松の苔玉」の盆栽。緑尽くしの盆栽は涼し気で夏にもぴったりです。鉢の幅が約16センチの小さいスケールです。

コレもかわいい！同種類の盆栽

これも盆栽妙の苔玉盆栽。力強い黒松がふわふわした玉に植えられているのがユーモラスと評判の盆栽です。黒松の幹の曲線も美しいですね。幅は10センチ程度の小さい規格の盆栽です。

インテリア盆栽の手入れ

松の盆栽は日光を欲しがるので外気に触れる場所に置くこと。盆栽を室内に持ち込む場合は、1日3時間程度は窓辺で日光を当てましょう。数日おきに屋外で日光浴をさせることもお忘れなく。盆栽に水気がなくなったら補給します。盆栽の苔玉を洗面器の水に浸すのが簡単です。

おしゃれなミニ盆栽14

他にもある苔玉とコラボした卓上盆栽

松以外にも苔玉とコラボした盆栽が目白押し。下は大井仙樹園の取り扱う観葉植物とのコラボ盆栽。吊り下げ式のミニ盆栽というのがユニークです。室内の装飾品としても評判の盆栽。苔玉の直径は8センチ程度です。

コレもかわいい！同種類の盆栽

次の苔玉とのコラボ盆栽はガジュマルを使ったものです。妖精が住む幸運の木といわれるためお祝いプレゼントにも人気の盆栽。苔玉の直径は16センチ程度と小さい盆栽ですが、この盆栽にも妖精がいるかもしれません。

インテリア盆栽の手入れ

観葉植物の盆栽は室内でも育てることができるので初心者でも安心。日光は必要ですので、陽の当たる場所に置いてくださいね。苔の水分が少なくなったら盆栽に水分補給します。

まとめ

さまざまなミニ盆栽をピックアップしてきました。真柏の盆栽は白骨のような枝が素晴らしく、卓上とは思えない立派さ。松やヒノキの盆栽は昔ながらの定番です。桜や梅の花見ができる盆栽やカメの鉢に入った変わったミニ盆栽までバリエーション豊富。本記事で盆栽にご興味もたれたら、ミニ盆栽の世界を覗いてみてくださいね。

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本記事のお手入れは、ミニ盆栽の置き場所や水やりの仕方など基本的なことのみ述べました。盆栽の育て方については肥料のやり方や剪定など奥が深く、面白いところでもあります。下では「トウカエデ」の盆栽の手入れ方法をリンク。他にもガーデニング関連の記事をリンクします。盆栽の記事と併せてご一読ください。

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