田無神社について
まずはじめに住所やどんなところなのかなど、田無神社の基本的なことについてお話します。基本を知ることで、人気のある有名なパワースポットといわれる由縁もわかるでしょう。まずはぜひこちらをご確認してみてください。
田無神社とは
田無神社は東京都西東京市にあり、鎌倉時代に建立された神社です。田無神社ではご祭神として級津彦命・級戸辺命・大国主命をお祀りしています。大国主命は出雲大社のご祭神でもあり、日本全国の神社でお祀りされている神様です。
田無神社では、古代中国の自然哲学の思想である五行思想に基づき金龍を本殿に配祀。さらに境内には黒龍・白龍神・赤龍・青龍を守護神として配祀して信仰されており、パワースポットとしても人気です。
田無神社の基本情報
田無神社
- 住所〒188-001
東京都西東京市田無町3-7-4 - 電話番号042-461-4442
- 営業時間参拝時間 9：00～17：00
祈祷時間 9：30～16：00 - 駐車場あり
40台
- 当記事は2021年8月時点の情報をもとに記載しているため、実際の情報とは異なる場合があります
田無神社でできること
お守りや神前結婚式など、その神社ならではのものが田無神社にもあります。ここからは田無神社でしかできないことについてご紹介。健康祈願や学業成就など、みなさんもぜひ人気のパワースポットである田無神社のご利益にあやかってみましょう。
田無神社の授与品
田無神社ではお守りやお札の授受を行っています。お守りやお札にはさまざまなものがあり、厄除けや学業成就、子授かりや健康成就などのご利益が。いろいろな種類があるので、ご自分の願いごとに合わせたお守りもきっとあるでしょう。
また種類豊富なおみくじもあります。おみくじを確認したら境内に結んでいく方がほとんどですが、結ぶのはよくない結果のものだけ。いいおみくじはお財布などに入れて持ち歩くとご利益があります。
田無神社のご祈祷
ご祈祷は、神様に祈りを捧げる作法として最も丁寧な参拝方法です。田無神社には、お宮参りや七五三、厄除けや健康祈願などをご神前で行うご祈祷と、現地に出張して行うご祈祷があります。
ご神前でのご祈祷を希望される場合は授与所まで直接、現地への出張を希望される場合はお電話にてお問い合わせください。受付時間は9：30から16：00までです。初穂料は5,000円から、所要時間は20分ほどとなっています。
田無神社の神前結婚式
田無神社では、日本の神様に2人の愛を誓う神前結婚式を執り行うこともできます。末永い幸せを願い、2人が結ばれたことを祝う結婚式は、結婚した2人にとって人生最良の日になるでしょう。
また、境内になる参集殿では結婚式後の披露宴を行うことができます。ご希望に合わせて少人数の食事会や大人数での披露宴を行うことが可能です。資料をご希望の方にはパンフレットも。神前結婚式のお問い合わせは社務所までお願いします。
田無神社へのアクセス方法
西東京市の田無神社にお参りに行くなら、事前にどのようなルートでアクセスすればいいのか把握しておいた方がいいでしょう。何の予備知識も無くては当日道に迷ってなかなかたどり着けないということにもなりかねません。ここからは最寄駅から田無神社へのアクセス方法をご紹介します。
田無神社へのアクセス①電車の場合
田無神社の最寄り駅は西武新宿線の田無駅です。細い道を通れば近道にもなりますが、今回はわかりやすく大きな通りを使ったルートを説明します。田無駅に着いたら北口から出て正面の道を真っ直ぐ進みましょう。すると青梅街道に出ます。
青梅街道に出たら右に曲がりましょう。そのまま進んでいくと所沢街道に出るので左に曲がります。そのまま少し進むと左手側にあるのが田無神社。田無駅からの所要時間は徒歩で6分ほどです。
田無神社へのアクセス②バスの場合
JR中央線武蔵境駅からのアクセス
田無神社までJR中央線の武蔵境駅を使う場合、武蔵境駅の北口バス停留所からひばりヶ丘駅行きのバスに乗りましょう。バスに揺られること10分ほどの田無駅バス停で降ります。バス停から田無神社までは徒歩6分ほどです。
JR中央線吉祥寺駅からのアクセス
田無神社までJR中央線の吉祥寺駅を使う場合、吉祥寺駅のバス停留所から花小金井行きのバスに乗りましょう。バスに揺られること20分ほどの田無3丁目バス停で降ります。バス停から降りると目の前が田無神社です。
JR中央線三鷹駅からのアクセス
田無神社までJR中央線の三鷹駅を使う場合、三鷹駅のバス停留所から田無橋場行きのバスに乗りましょう。バスに揺られること20分ほどの田無3丁目バス停で降ります。こちらもバス停から降りると目の前が田無神社です。
西武池袋線ひばりヶ丘駅からのアクセス
田無神社まで西武池袋線のひばりヶ丘駅を使う場合、ひばりヶ丘駅のバス停留所から武蔵境駅行きまたは田無駅行きのバスに乗りましょう。バスに揺られること10分ほどの田無駅バス停で降ります。こちらはバス停から田無神社まで徒歩6分ほどです。
田無神社のパワースポット
田無神社にはさまざまなパワースポットがあります。その中には有名なパワースポットや、人気のあるパワースポットも。イメージはできなくても聞いたことがあるというパワースポットもあるかもしれません。ここからは田無神社のパワースポットについてお話していきます。
田無神社の守護神
冒頭でも少し触れましたが、田無神社では五行思想に基づき守護神として中心の本殿に金龍神様、東方に青龍神様、南方に赤龍神様、西方に白龍神様、北方に黒龍神様をお祀りしています。境内にはそれぞれの龍神様に相対する5本のイチョウの御神木も。
それぞれの龍神様が祀られている場所は田無神社でも一番パワーが集まるパワースポットで、方位除けのパワースポットとしても有名です。田無神社の守護神のご利益にあやかりましょう。
田無神社のパワースポット①金龍神様の本殿
ひとつ目のパワースポットは本殿の金龍神様です。田無神社の本殿には、土用を象徴する中央の守護神・金龍神様をお祀りしているパワースポット。
大地と豊穣をつかさどることで有名な金龍神様は、家庭や社内を守護しあらゆる運気のアップと幸福将来のご利益があります。金色の社に祀られた金龍神様は、大地に根を張るような基盤づくりを導いてくださるパワースポットとして人気です。
田無神社のパワースポット②北の黒龍神様
2つ目のパワースポットは北の黒龍神様です。田無神社の北側には、冬を象徴する北方の守護神・黒龍神様をお祀りしているパワースポット。
水をつかさどる黒龍神様は、トイレや浴室などの水回りを守護することで有名で、健康や夫婦円満のご利益があります。岩の上に鎮座する黒龍神様は、常に流れている水のように新鮮な空気を保ってくださるパワースポットとして人気です。
田無神社のパワースポット③西の白龍神様
3つ目のパワースポットは西の白龍神様です。田無神社の西側には、秋を象徴する西方の守護神・白龍神様をお祀りしているパワースポット。
金属をつかさどる白龍神様は、倉庫や飲食に関わるような場所を守護していることで有名で、金運アップや良縁成就のご利益があります。白い台座に祀られた白龍神様は、鉱脈を掘り出すような豊かな収穫へと導いてくださるパワースポットとして人気です。
田無神社のパワースポット④南の赤龍神様
4つ目のパワースポットは南の赤龍神様です。田無神社の南側には、夏を象徴する南方の守護神・赤龍神様をお祀りしているパワースポット。
火をつかさどる赤龍神様は、書斎などの努力の場を守護することで有名で、学業成就や出世運などのご利益があります。緑の中に祀られた赤龍神様は、先見の明を与えてくださるパワースポットとして人気です。
田無神社のパワースポット⑤東の青龍神様
5つ目のパワースポットは東の青龍神様です。田無神社の東側には、春を象徴する東方の守護神・青龍神様をお祀りしているパワースポット。
風や樹木をつかさどる青龍神様は、庭園などを守護することで有名で、スポーツや芸能などの技術向上などのご利益があります。櫓に祀られた青龍神様は、発展と成長を導いてくださるパワースポットとして人気です。
田無神社のパワースポット⑥道祖神様
6つ目のパワースポットは道祖神様です。道祖神様は寒ノ神とも呼ばれ、災いごとが降りかかるのを防いだり、子孫繁栄や縁結びを祈願して道の辻などにお祀りされています。
日本の神話においては岐の神（くなどのかみ）として有名な猿田彦命と同一であるとされており、良縁成就のご利益があることで人気のパワースポットです。
田無神社のパワースポット⑦恵比寿・大黒社
7つ目のパワースポットは恵比寿・大黒社です。恵比寿・大黒社では大黒様と恵比寿様をお祀りしています。大黒様は日本の国土を作られた神様、恵比寿様は田無神社では少彦名命です。
恵比寿・大黒社では、海から流れ着いたものを祀ることで有名な「えびす信仰」を信仰しています。家内安全や健康成就などのご利益があることで人気のパワースポットです。
田無神社のおすすめポイント
田無神社には、パワースポットのほかにもおすすめのスポットがたくさんあります。ここからは田無神社のおすすめスポットをご紹介。有名なスポットや人気のスポットもあるので、田無神社にお参りの際はぜひこちらのスポットにも足を運んでみてください。
田無神社のおすすめポイント①参道
田無神社には東参道・北参道・西参道の3つの参道があります。東参道には龍神池があり、多くの生き物を観測することが可能です。駐車場から一番近い西参道には鳥居があり、東日本大震災の際に破損してしまいましたが、その後冠木門として復活しました。
北参道は田無神社の裏手にあるため、裏参道とも呼ばれています。神事に使われるお榊が植樹されており、絵馬かけ処も。鳥居の傍には守護神の1人の黒龍神様がお祀りされています。
田無神社のおすすめポイント②龍神の道
龍神の道とは、一の鳥居から田無神社の本殿へ続く表参道のことです。一の鳥居と二の鳥居をくぐって神橋を渡ると、ご神前に至ります。風の通りがいい参道なので、常にさわやかで新鮮な空気の中でお参りすることが可能です。
木々の間を抜けて本殿にいくような感じの道で、外界とは隔離されたように感じるため、ここが東京であることを忘れてしまいそう。それはまるで神様からのご加護を受けているような神秘的な気分にもなれます。
田無神社のおすすめポイント③ご神木
パワースポットをご紹介した際に少し触れましたが、田無神社には5本のご神木があります。ご神木はイチョウでそれぞれ守護神の金龍神様・黒龍神様・白龍神様・赤龍神様・青龍神様にあたり、中でも金龍神様のご神木は田無地域最大級で市の天然記念物です。
この木が葉をつけ始めると他のイチョウも葉をつけ始め、紅葉し始めると他のイチョウも紅葉し始めます。また、ご神木の中で唯一の雄株であるため、実をつけることはありません。
田無神社のおすすめポイント④子育て親子石
田無神社の境内には、大小2つの岩が寄り添うように並んで鎮座している場所が。この岩は、まるで親子2人が並んで寄り添っている姿に見えることから親子石と呼ばれており、子育てや子宝に関するご利益があると言われています。
子宝に恵まれるように、またはお子さんの健康や幸福、健やかな成長を願って子育て親子岩にお参りをしてみてください。きっと子育てにまつわる運気がアップすること間違いないでしょう。
田無神社のおすすめポイント⑤撫龍
平成26年に田無神社の東参道を整備した際、新たに撫龍が建立されました。撫龍は大きな岩に龍と玉が掘り込まれており、その龍と玉とを撫でることで運気が向上するというご利益があるそうです。ぜひ撫龍にふれて運気を授かってください。
ちなみに、毎月最初の辰の日のことを「初辰」といい、この日は「発達」とかけて商売繁盛や運気隆昌に縁起がいい日と言われています。初辰の日に撫龍に触れれば、より運気がアップするでしょう。
田無神社でご利益を
田無神社はパワースポット
今回は、東京都西東京市にある田無神社のパワースポットやアクセス方法についてお話してきました。田無神社は守護神として五龍神をお祀りしていることで有名なパワースポットです。最寄駅からは徒歩約6分とアクセスも良好。
また、学業成就や健康祈願、厄除けなどさまざまなご利益があります。みなさんもぜひ東京屈指のパワースポットといわれる田無神社にお参りをして、龍神様のご加護とご利益にあやかってみましょう。
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