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【世界・日本別】総合馬術の歴史をご紹介!馬と人の絆が作り出す感動の3日間に注目!

おわっシー

【世界・日本別】総合馬術の歴史をご紹介!馬と人の絆が作り出す感動の3日間に注目!

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馬術の歴史は古く、近代オリンピック開催された時からの種目とされています。中でも総合馬術は根強い人気と長い歴史を有した種目なのです。現在では競馬場や牧場でしか見ることはできなくなっているのです。そんな総合馬術の歴史を、世界と日本とに分けて解説しましょう。



総合馬術と馬術競技の歴史

総合馬術は馬と人の関わりの歴史

馬術は高い能力を持つ馬と人の関わりがあって初めて成立する技術です。馬術はユーラシア大陸の草原地帯に住んでいた人々の間で発達したと考えられており、現在もモンゴルの子供は幼少より馬に親しむ習慣があります。

草原地帯で自由に駆けていた馬はヨーロッパへと伝わり、戦争の道具として使われました。そしてはみや鞍、鐙など馬具が発明がされ、フランスやドイツで近代馬術の理論が形成され、馬術の歴史が現在に続いているのです。

総合馬術は馬術の複合競技

 

古来より現在へと続く人と馬の関係は、歴史の上からもたどれます。総合馬術を代表とする馬術競技は、馬の持った能力と特性を活かし、人との関わりを中心にして能力を引き出す点を競う歴史ある競技なのです。

総合馬術の競技種目には、馬場馬術・クロスカントリー・障害馬術競技の3種目あり、3日間続けて競技を行います。ポイントは馬と信頼関係の構築で、馬が騎手を信頼して指示に従うかが判断の重要な点と言えるでしょう。

歴史から見る総合馬術のポイント



総合馬術の馬場および障害馬術が行われるコースは、一般にアリーナと呼ばれ、その広さは20m×60mで区切られた広さの競技場です。総合馬術の見どころは過去の歴史から考えてもクロスカントリーと言えるでしょう。

クロスカントリーは総合馬術の2日目に実施、自然の中のコースに設置された数多くの障害を飛び越えながら疾走するのです。見どころは、丸太や水濠などの障害を飛び越え、指示どおりに駆け抜けるスピード感と言えます。

馬術はオリンピック歴史上動物が出る唯一の種目

長いオリンピック歴史の中で総合馬術は、男女一緒に競技に参加できることと、動物が参加を許されている唯一の競技と言えます。常に馬のコンディションを整えることが、正しく競技を行う上で最も重要と言えるでしょう。

総合馬術を中心とする馬術は、オリンピックの歴史の中でも特異な種目と言えます。この大会で使う馬は全て自分の馬なので、騎手の資質を問われることと、指示に従順に従うかなど馬の能力も問われる競技と言えるのです。

総合馬術のルールと順位決定方法



馬場馬術の採点方法

総合馬術競技の勝者の決定方法は、馬場馬術・クロスカントリー・障害馬術の3つの競技の総合得点の高さで優勝を競います。ただ馬術競技は種目ごとの採点ルールが違っていますので、各々の採点ルールを説明しましょう。

馬場馬術は規定演技と自由演技があり、演技の項目ごとに採点を行い、満点は10点満点で得点は得点率で表示する仕組みなのです。コンディション次第で満点に近い90%の得点率を越える事例が歴史の記録の中にあります。

馬場馬術採点基準とは

 

馬場馬術は0点~10点の11段階で、0点は不実施、1点極めて不良、2点不良、3点やや不良、4点不十分、5点やや不十分、6点基本的な要求を満たした演技、7点概ね良好、8点良好、9点極めて良好、10点は優秀です。

演技中に馬が舌を出したり、指示に従わず反抗して止まれば減点され、馬が嫌がるような素振りを見せると減点となります。馬術は人馬一体が求められる競技で、馬のタテガミを飾るのも採点が上げる要素なのです。



 

総合馬術の華・クロスカントリーの採点方法

総合馬術のクロスカントリーは野外で行ない、コースの全長は6kmで、コース内には40~45個くらいの障害物が設置されます。大きな減点対象は、障害の前で指示どおりに飛び越えなかったり、避ける行動をした場合です。

一定以上の速度制限も馬のレベルで異なりますが、総合馬術では分速435m~570mの速度で、障害物を飛び越えることが要求されるのです。減点対象に、指示に逆らって拒否する逃避行動や巻乗りなどが対象になります。

障害馬術の採点ルール

総合馬術の障害馬術は、クロスカントリーと違い500m~700mほどのコースで障害物を飛びつつタイムを競います。コース中の障害は、クロスカントリーと同じ物ですが、馬のコンディションは常に注意しましょう。

競技は減点方式で、落馬や人馬共の転倒は失権、時間の超過は1秒1点の減点で、落下は減点4、障害物の拒否や逃避・巻乗りは減点4、2回目の拒否や巻き乗りは失権、1回目の不従順は減点4、2回目の不従順は失権です。

総合馬術競技と世界の歴史

人間の馬の関わりの歴史

歴史を振り返れば、戦いに勝つには意のままに馬を従わせる技術が求められました。自在に馬を操つることが戦争に勝つ条件のため、改良された技術が馬場馬術へと発展して、さらに総合馬術に発展した歴史があるのです。

ローマ時代の歴史の記録には、馬は騎士を載せて戦場を駆けるだけでなく、武器を積む戦車にも使われた事実から、馬との関わりは重要でした。ただ戦場で馬のコンディションを整えることは容易で無かったと推察されます。

障害馬術の発祥はキツネ狩り

歴史を振り返れば、障害馬術はイギリスの貴族社会の「キツネ狩り」から発祥したと伝わっています。貴族達が騎馬の技術の上達と、戦闘能力の向上を目的で行っていたのは、柵で囲われた中にキツネを追い込む方法なのです。

初期には竹の柵で、次第に木の柵へと変わり、やがて木の柵を飛び越える方法を取るようになりました。キツネ狩りの追い込み方法が、障害物を飛び越えたり、川を跳び越えるスポーツへと進化したのは歴史的必然といえます。

馬場馬術競技の歴史

オリンピックの歴史では、総合馬術が世間に知られたのは、1900年のパリ・オリンピックからです。この時の馬術の種目は驚くことに「乗馬走り高跳び」と「乗馬走り幅跳び」で驚くべき馬術の歴史といえるでしょう。

セントルイス・オリンピックと1908年開催のロンドン・オリンピックで馬術の開催は見送られました。1912年のストックホルム大会で個人と団体の総合馬術を開催、この大会から総合馬術の歴史が現在に続いています。

馬術競技は騎兵将校のスポーツ

総合馬術など馬術の歴史は、戦士が馬を扱う技術の向上が始まりですが、初期のオリンピックは騎兵将校のみの出場でした。1952年のヘルシンキ大会から男女の区別なく参加可能となりオリンピックの歴史が変わりました。

障害馬術もキツネ狩りから発展したのが歴史の始まりで、馬場馬術同様に民衆にはなじみがなかったのです。総合馬術競技に男女の別なく参加ができたのは、機械文明の発達で馬の活躍がなくなった歴史があったからでしょう。

総合馬術への日本の関わりの歴史

日本は国際馬術連盟の創設メンバー

1921年に国際馬術連盟を創設し、日本を初めとしてベルギーやデンマーク、アメリカ、フランス、イタリア、ノルウエー、スエーデンが名を連ねました。翌年の1922年には「日本馬術協会」が設立されたのです。

オリンピックへの馬術参加は、1928年のアムステルダム大会からです。1932年のロスアンゼルス大会で、西竹一選手がウラヌス号と共に大障害飛越競技で金メダルを獲得したことは、歴史的快挙と言えるでしょう。

世界進出を果たした日本のパワー

総合馬術の流れを汲む西洋式馬術は日本に伝わった後、瞬く間に日本全国に拡がりを見せました。文明開化から僅かな時を経て、国際馬術連盟発足の主要メンバーとなった日本の歴史的事実には驚嘆すべきものがあります。

当時の日本は目覚ましい発展を遂げ、富国強兵の名の元、軍備を拡張し世界の強豪国と肩を並べるまでに発展したのです。そして一流の国家と認められるこことなり、国際馬術連盟創設の主要メンバーに登ることになりました。

第二次世界大戦後国際馬術連盟に復帰

第二次世界大戦が終了し、1946年には社団法人全国馬術連盟が結成され認可されました。そのご1948年に社団法人日本馬術連盟へと名称の変更を行ったのち、財団法人日本体育協会への加盟ができたのです。

1951年(昭和26年)に、日本はようやく国際馬術連盟に復帰を果たし、翌年の1952年(昭和27年)に開催された第15回のヘルシンキ大会が、戦後初のオリンピック参加となった記念大会となったのでした。

日本の総合馬術発展の陰にある軍人の努力

日本の馬術競技は軍人を中心として行われたため、出場する選手の多くが当時の陸軍軍人でした。当時の記録に残っているのは、1928年にアムステルダム大会に出場した城戸少佐の記録で21位の成績があります。

東京大会は軽井沢で開催、残念ながら千葉選手は入賞は逃がしました。以降、日本人選手の馬術競技参加は途絶えましたが、のちに馬術復興の運動が起こり、1971年に歴史的な第1回全日本総合馬術大会が開催されたのです。

力強く復活する日本の総合馬術

総合馬術の歴史的な復活

馬術復興の運動は次第に実り、1976年のモントリオール・オリンピックで念願の団体の出場が実現しました。しかしモスクワのオリンピックにはボイコットを行い、1984年のロス五輪にも選手は派遣されませんでした。

1988年のソウルオリンピックに出場し、総合馬術で宮崎選手とスクルージ号が完走できました。この時は宮崎選手をはじめ、渡辺選手に若原選手それに岩谷選手の4名が参加し、宮崎・岩谷の両選手が完走を遂げました。

   

日本の総合馬術復活の歴史

日本馬術界の復活は、バルセロナ・オリンピックでの総合馬術競技です。この大会で4名の選手が団体7位の入賞を果たし、見事復活の狼煙をあげることできました。

1996年のアトランタ・オリンピックでも、日本は総合馬術団体に出場の岩谷一裕・木幡良彦・布施勝・土屋毅明・細野茂之の4選手が6位入賞を果たしました。オリンピック2大会連続入賞の歴史的快挙をあげたのです。

未来へとつなげ総合馬術

続いてのシドニー・オリンピックにも、日本は4名の選手を派遣しました。残念ながら馬のコンディションが次々と不調のため、前前回から続いている総合馬術競技の連続入賞の歴史的な快挙は果たすことはありませんでした。

アテネ大会では出場しませんでしたが、次の北京オリンピックには、大岩義明選手が個人で総合馬術に出場しました。結果は​​​コンディションが悪く予選敗退の結果となり、決勝への進出を見ることは無かったのです。

オリンピック大会と総合馬術

日本の総合馬術競技の歴史

馬術に、馬場馬術・障害馬術・総合馬術があり、総合馬術は「馬場馬術・クロスカントリー・障害馬術」を3日間行う競技です。総合馬術は馬のトライアスロンと呼ばれ、人馬共に高い能力が求められる歴史ある競技と言えます。

1896年の第1回オリンピックアテネ大会で馬術は行われず、第2回のパリ・オリンピックからの開催でした。続く1904年のセントルイス・オリンピックと1908年のロンドン・オリンピックでは実施されていません。

歴史的に珍しい馬を使ったオリンピック競技

第2回のパリ大会で、現在の総合馬術とは異なった競技が行われたことが、オリンピックの歴史として残っています。「馬を使った走り高跳び」や「馬を使った走り幅跳び」、これらはこの大会以降は実施されていません。

馬を使った変わった競技では、1920年のアントワープ大会で、体操のあん馬の代わりに、実際の馬を使ってあん馬の演技が行われました。この大会での演技が最後で、以降で実現した記録はどこにも残っていないのです。

オリンピック馬術競技への女子選手の参加

馬術競技への参加選手は、当初の出場は軍人のみでしたが、馬を使っていた戦争が次第に機械化され馬の運用が減ったのでした。そして一般の人々も馬術に携わる機会が増え、逆に騎馬将校達の出場が次第に減ったのです。

1952年のヘルシンキ・オリンピック大会から、女性も男女混合の競技に参加できました。当初の出場では馬場馬術のみでしたが、時代の移りと共に次第次第に、障害馬術やクロスカントリーにまで広がって行きました。

総合馬術はヨーロッパ型の馬術

総合馬術が中心の馬術競技は、国際大会を通じ歴史の歩みを見ました。馬術の歴史は遡れば2つの流れがあり、ヨーロッパが発祥の「ブリティッシュ馬術」とアメリカカウボーイの乗馬技術が起源となった「ウエスタン馬術」です。

異なる歴史を経たこれらの馬術は、技術も乗馬スタイルも違いますが、2つの馬術に共通した「愛馬精神の尊重」があります。オリンピックなどの国際大会で用いる方式の多くは「ブリティッシュ馬術」が採用されています。

まとめ

総合馬術を中心に歴史を紹介しましたが、現在の日本の総合馬術がヨーロッパ型なのは当然のことです。ですが、馬術の起こりの歴史を調べると、大陸から騎馬文化が伝わったと歴史書に記録があり、鎌倉時代には流鏑馬が盛んだった記録があります。

流鏑馬は現在でも、福島県地方で祭りの形で残っており、古来から伝わる馬の文化を垣間見れます。そこには西洋の総合馬術の障害を飛び越えるのと違った、日本独自の発達を遂げた馬術の新たな発見があります。

馬術競技が気になる方はこちらをチェック!

今回紹介した総合馬術の歴史のように、スポーツの歴史などついて興味がある方、またオリンピックの競技一般について興味があるかたは、こちらをご覧になって参考になさってください、知らない競技が沢山見つかるでしょう。

近年開催されるオリンピックは競技の数が増えています。これはオリンピックでは競技種目は開催国の権限で増やせることが理由で、そのため近年の大会には一般に知られていないスポーツは意外と多くあります。

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