ローションを手作りしてみよう!
ローションは薬局や通販サイトでも買えるものですが、実は自分で作ることもできるんです。
もちろん手作りの方法もいろいろあり、特別な材料を買わなければいけないものもありますが、お家にある小麦粉や片栗粉を使って簡単に安く手作りできる方法もあります。
使い道も、マッサージや化粧水としての使い方など、人によって使いたい用途は異なるので、自分が作りたいものに合わせた作り方を選んでください。
手作りローションの材料は100均でも買える
簡単な手作りローションは片栗粉や小麦粉で作れる
今回ご紹介するローションの作り方はいろいろありますが、一番簡単に作れる方法のものは、小麦粉や片栗粉を使って作れるのでお家にあるもので簡単に作ることができます。
もちろん、普段料理をあまりやらないという方でも、小麦粉や片栗粉なら100均で手軽に買えるので、実際に薬局などで買うよりも断然安く作れるのではないでしょうか。
また、今回ご紹介するローションの中にはスキンローションもあるので、高価なスキンローションを買うよりも安く作れます。
ローションを入れる容器も100均で
キッチンで手作りコスメしました。
— 篠たまき (@shinotamaki_) May 31, 2017
リップバームと保湿スプレー。それから、ヒアルロン酸ローションもどき(あくまでも「もどき」)。
容器が100均ばっかりで地味だから、きばって紅バラを出動させています。 pic.twitter.com/RIlJ1GkAse
100均にはローションを作る材料ももちろんあるのですが、他にもローションを入れる容器も販売しています。
入れる容量も数種類ありますし、容器の素材もビンやプラスチック製のものなどがあるので、手軽なものを選んでローションを入れるといいでしょう。
また混ぜるのに使うボウルや泡だて器なども場合によっては必要になりますが、そういった道具もすべて売っているので、ローションを作りたいと考えている人は100均で材料や道具をそろえるといいでしょう。
手作りローションの作り方をご紹介!
ではさっそく、手作りローションの作り方をご紹介していきます。先ほどもお伝えしましたが、片栗粉や小麦粉で簡単に自作する方法から、他にもアロマを使って作るスキンローションやミルキーローションといったものもあります。
人によって使いたい用途は異なりますので、自分の使いたい用途に合わせた作り方を参考にしてください。手作りのローションは日持ちのこともありますので、できるだけ早めに使い切るようにするといいでしょう。
手作りローションの作り方①片栗粉
片栗粉で自作する簡単ローション
では早速、片栗粉で自作する方法をお伝えしていきます。とても簡単ですし、料理をする方であればお家にあるものですのでいつでも作れます。
もちろんなくても100均やスーパーに行けば手軽に手に入るので、ローションを保管する容器を用意したうえで作り始めるといいですね。今回の動画では片栗粉で作る方法をご紹介していますが、小麦粉で代用して作っても作れます。
どちらでも、お家にあるものを使って作ってみてください。
片栗粉ローションの作り方レシピ
まずは水50mlに小さじ1の片栗粉を入れてよくかき混ぜます。ある程度混ざったら、そこにさらに50mlの水を入れてかき混ぜます。片栗粉がよく混ざったら、鍋に入れて弱火にかけます。
火にかけている間も混ぜて、ぐつぐつしてくるととろみが出てくるのが分かります。その時点で火を止め、冷めたら完成です。保管容器に入れてください。これは、小麦粉でも同量で作ることができます。
片栗粉の量によってとろみ度合いが変わるので、量を変えて作ってみるといいでしょう。
電子レンジでも作れる
片栗粉もしくは小麦粉を使ったローションの作り方では、鍋を使って温めていましたが、鍋の代わりに電子レンジを使って作ることもできます。小麦粉もしくは片栗粉を水に溶かしたら、電子レンジに入れ30秒ほどずつ温めていきます。
取り出してスプーンなどで混ぜたら再び電子レンジに入れて加熱する、を数回繰り返して好みのとろみになったら完成です。
片栗粉ローションの日持ちは
片栗粉ローションを作った場合、必ず冷蔵庫に保管するようにしてください。また片栗粉ローションを作った場合、保管容器に入れて少なくとも一週間以内に使い切るようにしましょう。これは小麦粉でローションを自作した場合も同じです。
一度にたくさんの量を作ってしまうと、期限以内に使い切れずに大量に残ってしまうこともあるので、あまり多く作らない方がいいでしょう。
何度か作っていれば一週間に使い切る量も分かってきますので、毎回必要な量を作って冷蔵庫で保管してください。
手作りローションの作り方②ポリアクリル酸
大量ローションを自作するならポリアクリル酸ナトリウム
次にご紹介するのは、ポリアクリル酸ナトリウムを使ったローションレシピ。
ポリアクリル酸ナトリウムは、アマゾンなどの通販サイトで購入できるのですが、少量で大量のローションが作れるので、お風呂に入れて使いたい方や、テレビで見るような罰ゲームなどで使いたい方はこちらを利用するといいでしょう。
価格も100gで1000円程度で販売されているので、大量遣いをしたい方はポリアクリル酸ナトリウムで作ってみてください。ポリアクリル酸ナトリウムは皮膚からも吸収されず、安全性もあります。
大量ローションの作り方レシピ
ポリアクリル酸ナトリウムを使ってローションを作る場合ですが、こちらは100ccのお湯に対し1~1.5g程度のポリアクリル酸ナトリウムを溶かして作ります。
電子レンジや電子ケトルなどでお湯を用意し、そこに粉末状のポリアクリル酸ナトリウムを少しずつ溶かしていきます。少しずつ混ぜないとダマができてしまうので、動画のようにさらさらとふりかけながら混ぜるといいでしょう。
とろみが出てきたら完成です。自分の作りたいトロトロ具合に合わせて粉末の量を調節してください。
ポリアクリル酸ナトリウムローションの日持ちは
ポリアクリル酸ナトリウムを使ってローションを作る場合の日持ちも、片栗粉ローションと同じく一週間程度と考えてください。もちろん、このローションも作ったら容器に入れて冷蔵庫で保管しましょう。
少量の粉末でも大量にできてしまうので、少量作りたいという場合にはあまりおすすめしない方法ではあります。また、ポリアクリル酸ナトリウムで作るローションにグリセリンなどの保湿成分を入れて作ると保湿効果が高まります。
手作りローションの作り方③豆乳
ムダ毛を抑える豆乳ローションを自作
次は豆乳を使った豆乳ローションのレシピです。豆乳を使ったローションはなんと、ムダ毛を抑えてくれる以外にも美白やバストアップ、体臭予防に効果が期待できるのだとか。
ムダ毛処理も手間がかかったりお金がかかったりするものではありますが、身近なものを使ってできるなら試してみるのもいいですね。もちろん効果は人によって異なりますが、一度は試してみる価値はあるのではないでしょうか。
豆乳ローションの作り方は簡単ですので、気になる方は作ってみてください。
豆乳ローションの作り方レシピ
材料は動画にもあるように、無調整豆乳200ml、レモン二分の一個、消毒用エタノール20mlです。豆乳を鍋に入れて膜ができないように弱火にかけてかき混ぜます。これは豆乳とレモンを入れて分離させることによってローションを作っていきます。
そのままでは使えないので、ざるとキッチンペーパーで濾したものを保存容器に入れてください。また、動画の後半には豆乳を電子レンジに入れ、パイナップルを入れて作るパイナップル豆乳ローションの作り方もご紹介しています。
豆乳ローションの日持ちは
豆乳ローションを作った場合の日持ちですが、動画にもあるように、冷蔵庫で保管するのであれば一か月、冷凍するのであれば半年ほど保管ができるようです。
ムダ毛処理の商品などは、購入すると高くつきますが、豆乳ローションであれば安く作れます。手間はかかりますが、美容のためと経済的なことを考えると手作りした方がいいかもしれません。
手作りローションの作り方④アロマ
アロマを使ったスキンローションを簡単自作しよう
次もスキンローションなのですが、アロマを使って作るレシピです。アロマの香スキンローションを、自分でできるなんて素敵だと思いませんか。自分の好きな香りが使えますし、通常お店で買うよりも断然安く作れます。
数種類の香りを作って、毎日気分によってスキンローションを使い分けるのもいいですね。使っている材料は、アロマ以外は薬局でも購入できるものばかりです。ちなみに、ローションを作る場合の容器はアロマを使うので遮光ボトルを用意してください。
アロマスキンローションの作り方レシピ
使う材料は精製水、グリセリン、エタノール、アロマオイルです。特に作り方は何グラム必要、というのではなく、容器に入れながら大体の目安で作っているので簡単に作れるのではないでしょうか。
好きな香りのアロマオイルを数滴入れて、オリジナルのアロマローションが作れます。
保湿に効果のあるグリセリンと、さっぱりしたローションに仕上げるためにエタノールを入れていますが、二つの入れる割合を変えることでしっとりしたもの、さっぱりしたものが作れます。
スキンローションの日持ち
アロマスキンローションの日持ちはどれくらいなのでしょうか。アロマスキンローションは、作ったら二週間程度で使い切るようにしましょう。もちろん、冷蔵庫や涼しいところで保管することは忘れずに。
スキンローションを初めて作る場合は、二週間でどれくらいの量を使いきれるのか分からないもの。今後も作る予定があるのであれば、大体の量を把握して次回以降作っていくといいですね。でも、手作りなのでいっぱい使っても安いのがうれしいローションです。
手作りローションの作り方⑤アロマ
アロマスキンローションを自作で簡単に作る
先ほどのアロマスキンローションのレシピでは、作り方がアバウトでしたが、しっかり測って作りたいという方はこちらの動画を参考にして作るといいでしょう。材料はエタノールが入っておらず、あとは同じ材料が使われています。
もしこのレシピで作ったとしても、さっぱり感を足したい場合は先ほどの動画と同じようにエタノールを少量足してあげるとさっぱりスキンローションが作れます。
こちらも入れる量によって化粧水の仕上がりが変わってくるので、いろいろと試してみるのもおすすめです。
アロマスキンローションの作り方レシピ
こちらも遮光ボトルを用意し、そこにグリセリン2.5ml、アロマを1滴ずつ入れて混ぜます。そこに精製水25mlを入れ、蓋を占めてしっかり混ぜたら完成です。とっても簡単にできてしまいますね。
手作りでスキンローションが、こんなに簡単に作れるとは思っていなかった方も多いのではないでしょうか。精製水も薬局で100円程度で購入できますし、グリセリンも量によりますが500円程度で購入できます。
スキンローション自体数千円するものもあるので、断然安く作れるのではないでしょうか。
アロマスキンローションの日持ち
このアロマスキンローションの日持ちも一つ目のローションと同じく、二週間程度で使い切るようにしましょう。
通常販売されている化粧水とは違い、日持ちは短いのですが、その分毎回違う香りで作ったりすることもできるので、次はどんな香りにしようかと考えながら使っていくのも楽しいのではないでしょうか。もちろんアロマがなければアロマなしでもスキンローションが作れます。
手作りローションの作り方⑥ミルキー
ミルキーローションを簡単に自作する
次はミルキーローションの作り方をご紹介します。先ほどまでの作り方は透明なローションでしたが、こちらは乳液のようなミルキーローションを作っていきます。
化粧水、乳液も自分で作れたら、新鮮なものが毎回使えますし、香りも変えていろんなスキンローションが楽しめます。作り方は簡単ですが、必要な材料が特別なので、作ってみたいという方はぜひ試してみてください。
ミルキーローションの作り方レシピ
ミルキーローションを作るのに使う材料は、ホホバオイル、ドライハーブ、ポリソルベート20、キサンタンガム、アロマ、精製水です。まずはホホバオイルにドライハーブを入れて二週間保管し、インフューズドオイルを作ります。
インフューズドオイルができたら、容器にほかの材料を入れ、精製水を数回に分けて入れてよく振りながら作っていきます。この動画に出てくる分量ちょうどで作ってもいいのですが精製水の量を変えることで自分好みのローションが作れます。
ミルキーローションの日持ち
ミルキーローションの日持ちについては、とくに記載はされていませんがやはりほかのローションと同じく涼しい場所や冷蔵庫で保管し、できるだけ早く使い切るのがいいでしょう。
透明な化粧水の作り方はグリセリンを使った方法としてよく見かけますが、乳液のようなローションも、手作りで作ることができるんですね。気になった方はぜひ、手作りで作ってみてください。
手作りローションの作り方⑦フローラルウォーター
フローラルウォーターを使って簡単に自作しよう
次はフローラルウォーターを使って作るスキンローションの作り方です。この作り方は、アロマのスキンローションの作り方とほとんど作り方は同じです。
アロマではなく、フローラルウォーターを使っているのが少し違うだけで、あとは使う材料も同じなので手元にフローラルウォーターがあるという方は、こちらの作り方で作ってみるのもいいでしょう。
フローラルウォーターも香りに種類があるので、好きな香りのローションを作ってください。
スキンローションの作り方レシピ
必要な材料は、好きな香りのフローラルウォーター以外に、精製水、グリセリンです。動画のようにビーカーなどに入れてから作ってもいいですし、直接容器に入れて作ってもどちらでも大丈夫です。
材料をすべて入れ終えたら、しっかりと混ぜるように。そして冷蔵庫で保管するようにしてください。
ちなみに、フローラルウォーターも実は自分で作ることもでき、精製水とハーブを使って蒸し器で作れるようなので気になる方はそちらも試してみてください。
スキンローションの日持ち
フローラルウォーターのスキンローションも、日持ちは二週間程度です。夏の暑い日などにそのまま外に出しておくと保存期間も減ってしまいますので、冷蔵庫等で保管するようにすると安心。
容器は100均のものでも十分使えますので、お気に入りの容器を選んで使ってください。もちろんシールなどでデコレーションすれば、オリジナルのローションボトルも作れます。
手作りローションの作り方⑧アロエ
アロエローションを作ろう
最後にご紹介するのは、アロエを使ってできる化粧水の作り方です。アロエは肌の乾燥やしわ予防など、女性にはうれしい効果があるので、化粧水として作りたい方はぜひ作ってみてください。
アロエは植物なので、買っておいて栽培するのもいいですね。もしお家にない場合は、通販サイトなどでも購入できるのでそういったものを利用して作ってみてください。
アロエローションの作り方レシピ
アロエを使った作り方は、まずアロエの硬い皮をむき、中身を取り出していきます。中身が取り出せたらフードプロセッサーやミキサーで細かくしたら完成です。また、動画にはアロエエキスの作り方も紹介しています。
こちらは硬いところだけ省いたら皮がついたままカットしこちらもミキサーにかけます。一度濾したら鍋にかけ、アクを取ったらさらに二回濾して完成です。アロエジェルもアロエエキスも、お家で大活躍してくれそうですね。
アロエローションの日持ち
アロエローションの使用期限ですが、一週間程度で使い切るのがいいようです。もちろん、冷蔵庫保管を忘れずに。動画でもありましたが、肌に使う以外にはリンスとして使う方法もあるのだそう。
アロエは市販されている化粧水や消毒液などにも使われていますし、身近なものです。お家の庭にアロエがあるという方はぜひ作ってみてください。
自作でローションを作ってみよう
自作ローションでスキンケア
ローションの作り方は、小麦粉や片栗粉など身近なものでできる方法から、アロマを使った方法、アロエを使う方法などさまざまな方法がありました。人によってローションの使い道は異なるものなので、自分に合った作り方で作っていくといいですね。
一番手早く作るのには、やはり手軽にできる片栗粉や小麦粉で作るローションがおすすめ。大量に作るならポリアクリル酸ナトリウムを、そして、化粧水が作りたいならアロマやアロエの作り方で作ってください。
お気に入りの100均容器に自作ローションを入れて
100均には保存容器が種類豊富にそろっています。容器の容量もそうですが、プラスチックでできたシンプルな容器から,ガラスでできたかわいらしい容器まで販売されています。
プラスチック製ボトルは100均の容器コーナーにあるのですが、ガラスでできた商品は100均の食器関係のコーナーに販売されていますので、必要なものを選んでください。
また、そのままでもいいのですがシールなどでデコレーションすれば毎日楽しく使えそうです。
まとめ
今回は手作りのローションについてさまざまなレシピをご紹介してきました。お家にあるもので手軽にできる方法もありましたし、美肌効果のあるスキンローションを作る方法もありました。
スキンローションなどは、アロマの香りのするものだと市販のものは高いものも多いです。手作りであれば一度材料を購入すれば、数回分は作れるのでその点でもお得です。手作りのローション、ぜひこの機会に作ってみてください。
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