検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

世界・日本別に「トランポリン」の歴史を解説!ダイナミックで芸術的な演技が魅力!

歴史を通じて、近年特に子供用の遊具やエクササイズの他にも2020TOKYOオリンピックでも注目競技のひとつになっているトランポリンですが、どんな特徴があるのでしょう?トランポリンの歴史は?気軽に楽しめる?そんなちょっとした疑問にこの記事がお答えします。
2021年8月25日
taller
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

トランポリンとは

Photo by7089643

トランポリンとは四角や丸の型の中に伸縮性のある布を張り、ゴムやケーブル、スプリングなどで固定したもので、古くは中世から親しまれている歴史のある競技器具のひとつです。この上で跳躍することで、地面でジャンプするよりも何倍も跳躍できます。

トレーニングを積んで世界選手権などに出場している一流の男子選手になると8mも跳ね上がることができ、全身運動を行える体操競技の種目のひとつとして世界中に普及しています。

トランポリンの歴史

Photo byFree-Photos

トランポリンの普及に関連する歴史は、中世のサーカスが始まりだと言われています。歴史を通じて昔から今まで、サーカスのトランポリンのアクロバティックな芸術性の高い空中での演技は私たちを魅了するものです。

その後の歴史は1930年頃からスポーツ競技種目として正式に認知され普及するようになりました。今では競技やサーカスでの利用以外にもレクリエーションやエクササイズなど多岐に支持される運動器具になっています。

世界でのトランポリンの歴史

中世のサーカスから世界にトランポリンが広まるきっかけになった歴史は1930年頃が始まりと言われています。ジョージ・ニッセン氏が1030年台に体育的価値を認めてアメリカに持ち込み、改良をして運動器具として用いられるようになりました。

さらにその後1940年台にはアメリカ空軍の養成にも用いられるようになり、戦後に運動用具として認知され始めるようになったのがトランポリンが世界に広まる歴史の始まりです。

日本での普及の歴史

Photo byNic0leta

日本での正式なトランポリン普及の歴史の始まりは1959年(昭和34年)頃と言われています。1964年には日本国内で正式に競技種目とみとめられ日本でのトランポリン競技の歴史が始まりました。

1966年には全日本学生トランポリン競技選手権大会が開催されています。1971年には日本トランポリン協会が発足し、今では歴史的に正式な運動競技という観点だけでなく健康志向の人たちにも親しまれ普及し始めました。

トランポリンの魅力

Photo bycotrim

トランポリンは、正式な体操競技としてダイナミックな演技や芸術性をみて楽しむことはもちろんですが、最近では特にエクササイズ用としてや、子供の遊び用としても普及している歴史があります。

特にここ数年ではトランポリン専用施設も全国に複数箇所見られるようになっています。運動競技のひとつとしてだけでなく、レジャーの観点からも楽しむことができるようになってきており、新しい歴史も始まっているといえるでしょう。

トランポリンの芸術性を楽しむ


Photo byClker-Free-Vector-Images

体操競技として歴史のあるトランポリンですが、世界大会などに参加している一流選手は高さ8mの跳躍のなかで芸術性のある技を披露しなければいけません。演技がスタートした後は回転したりひねりを入れたりと、10回の跳躍全て別の技を取り入れ全部で焼く20秒ほどのうちに芸術性のあるジャンプを正確に決める必要があります。

トランポリンの真ん中に着地できないと跳躍が伸びずに減点になる可能性もある繊細な種目です。

競技としてのトランポリンの歴史

今年、1年の延期を経てついにオリンピックが始まりましたが、オリンピック競技としてのトランポリンの歴史はそれほど長くありません。最初に競技として正式にオリンピック種目に取り入れられた歴史の初めは2000年のシドニーオリンピックが始まりです。

トランポリン競技は男子個人と女子個人の2種目が採用されている体操競技のひとつとなっています。トランポリン自体の歴史と比べても、競技としての歴史は浅くて驚きです。

トランポリンの様々な競技会の歴史

歴史を通じてオリンピック以外の正式な競技会としては、世界選手権大会や全日本トランポリン選手権大会、アジア競技会などといった大会が開催されています。大学の正式なクラブとしていち早く取り入れた大学は日本体育大学で、過去から現在までもトランポリン競技種目の歴史の中でも有名な強豪校としてよく知られてる学校の一つです。

世界選手権大会の歴史

トランポリンの世界的競技として歴史の中でも有名なのは、世界トランポリン競技選手権です。1964年のイギリスのロンドンからこちらの大会の歴史が始まり、2019年には日本の東京でも開催されました。

コロナで中止になってしまった2020年を除き、毎年開催されている歴史ある大会です。2021年はアゼルバイジャン、2022年はブルガリア、2023年にはイギリスで開催される予定になっています。

日本で行われる歴史ある大会

Photo by wolfsavard

世界だけでなく、日本でも歴史のあるトランポリンの大会は毎年行われています。特に、オリンピックの選考会となる大会に向けて準備をする選手も多いことでしょう。

体操競技の歴史を通じて、日本の選手の技術の細かさや繊細さには定評があります。レベルの高い選手が集まることで技の磨き合いや精度を高めることができ、トランポリン競技の歴史を華やかなものにすることができます。

全日本選手権大会

日本で行われるトランポリンの競技会で最も古くから歴史があるのは全日本選手権大会です。初めて世界選手権があったのと同じ1964年に第一回目の全日本選手権大会が開催され歴史が始まりました。

男子女子それぞれ、個人、団体、シンクロナイズドの三種目が行われ、1日目の協議で予選上位に入った人が2日目の決勝に進める形になっています。現在、詳しい競技の日程は、日本体操協会のホームページから確認することが可能です。

トランポリン - 公益財団法人日本体操協会
トランポリン

トランポリンの採点方式


Photo by mikecohen1872

トランポリン競技の採点方式はどのようなものでしょう。前述の日本体操協会のホームページ内にトランポリンの採点に関する詳しい記載がありますが、トランポリン競技の得点は大きく分けて4つの採点方法で決まります。

空中でのアクロバティックな動きの芸術性が高いかがポイントになる演技点、技をどれだけ移動せずに行えるかの水平移動点、演技をどれだけ高い位置でできたかの跳躍時間点、全体的な技の難易度の難度点の合計です。

トランポリンの技

メジャーな体操競技であるゆか競技と同じく、どれだけ回転できたかや、どれほど難しい技を芸術性高く綺麗に決めることができたかで採点が大きく変わってくるのがトランポリンです。歴史を通じて難しい技を発明した選手の名前がついている技も多くあります。

また、体をまっすぐに保ったまま技をこなす技術も大切です。体が曲がっていると跳躍の高さにも影響があるだけでなく、採点にも影響があるので体幹の強さも求められます。

着地点

Photo byJoa70

技の芸術性はもちろん、トランポリン競技の採点の中では着地点も重要です。大会使われているで使われているトランポリンには赤で囲まれたジャンピングゾーンというものがあり、そこからはみ出た場所に着地してしまうと減点対象になります。

中心に近いところで跳躍すればそれだけ高さも出て技を披露しやすくなるのですが、空中で捻りや回転を加えた後にジャンピングゾーンを目指して着地するのは高度なテクニックが求められます。

バッヂテスト

日本トランポリン協会では、初心者向けにバッヂテストというものを実施しており、初心者が自分のレベルを確認できるシステムを採用しています。1級〜5級まで、それぞれの級で課題となっている基本のトランポリンの飛び方ができるかどうかが採点基準になります。

トランポリンを始めたばかりの人は、テストを受けなくても自分がどれくらいのレベルにいるのかわかりやすく判断できる材料になり、モチベーションの向上にもなります。

歴史に残る2020年東京オリンピック

Photo by7089643

TOKYO2020オリンピックでは、日本の男子代表はメダル獲得には至りませんでしたが、華麗な芸術性の高い演技を見せてくれました。7月31日に行われた男子トランポリンの決勝ではベラルーシの選手が素晴らしい演技を披露し、金メダルを獲得しています。

日本から男子代表として決勝に出場した岸選手も7位入賞を果たしました。まだまだ若い選手なので、次回のオリンピックでは日本のメダルも期待できるかもしれません。

オリンピックに出場した日本男子トランポリン選手

2020TOKYOオリンピックに出場した日本の男子トランポリン選手は堺亮介選手と岸大貴選手です。オリンピックでは予選落ちという苦い経験をした堺選手は、2014、2015年の全国高校選手個人種目で2連覇を果たし、2019年に全日本選手権で個人優勝をしている実力者として知られます。

1997年生まれの若い選手ですが競技人としての歴史は長いので、岸選手同様、次のオリンピックでさらなる活躍を期待したいです。

トランポリンを手軽に始める方法

近年、学校授業や競技としてだけでなく、レクリエーションとしてトランポリンを楽しむ人たちが増え、手軽なレクリエーションとしても普及してきています。

関東近郊でも数カ所魅力的なトランポリン専用の施設があり、大人でも子供でも、個人でも団体でも楽しめるようになっています。天候の良くない時期のアクティビティとして取り入れられるでしょう。数ある施設のから代表的な場所をいくつかご紹介したいと思います。


トンデミ平和島

トンデミ平和島店は、様々な種類のトランポリンがある総合アミューズメント施設で、日本最大級のトランポリン施設です。様々なスポーツと融合させてトランポリンを楽しむことができ、子供から大人まで体を使って遊ぶことができます。

2時間制で利用料以外に初回のみ会員登録料(550円税込)がかかりますが、3人以上であれば割引もあるので、休日のレクリエーションとして活用するのもいいでしょう。

トンデミ平和島店 | スペースアスレチック トンデミ (TONDEMI) | キッズ向け施設 | バンダイナムコアミューズメント「夢・遊び・感動」を。
平和島に、『トンデミ』が登場!「SPACE ATHLETIC TONDEMI “HEIWAJIMA”(スペースアスレチック トンデミ “ヘイワジマ”)」は、「TONDEMI」の初の東京都内出店となり、3階建て敷地面積約1200坪、新規遊具の導入で、圧倒的なスケール感と新奇性を兼ね備えたフラッグシップ施設です。

cro-spo(クロスポ)

Photo by7089643

トランポリンだけでなく、他のレジャーも合わせて楽しみたい!という人におすすめなのはクロスポです。トランポリン以外にも卓球、クライミングなどの施設もあるので、飽きることなく1日楽しむことができます。

時間制料金の他に、10分単位の料金制度もあるので、その時に応じてプランを決めることが可能です。千葉にある店舗の他に、秋には八王子近郊にももう一店舗オープンするようです。

cro-spo
数十種類のアイテムが10分110円で遊び放題のスポーツエンターテインメント施設!!クロスポ[CROSPO]千葉浜野店が誕生しました。年中無休で、駐車場完備しています。お得なパックやフリータイム料金があります。

トランポリンの魅力をもっと知ろう

Photo byRonPorter

トランポリンは、子供から大人までみんなで楽しめる体操競技です。次回のご家族やご友人とのレジャーに、トランポリンを提案してみてはどうでしょうか?いいリフレッシュになること間違いなしです。

コロナ禍で以前のようにレジャーを楽しめない今、安全に気をつけて安心して遊べるレクリエーションとして、トランポリンを楽しみましょう。

トランポリン施設が気になる方はこちらをチェック!

トランポリンが楽しめる施設は上記以外にもたくさんあります。家や庭にスペースがあれば、自分で購入して手軽に始めることもできます。

実際に競技を見て楽しむだけではなく、まずは施設に行って試してみることも可能です。下記リンクに、手軽に楽しめるトランポリン施設や情報が載せられているので、さらにチェックしてみましょう。