ウィンドウケア 超ガラコ
シュアラスター ネンドクリーナーソフト
プロスタッフ 電動ポリッシャー P173
ワコーズ VAC バリアスコート
ワコーズバリアスコートとは
ワコーズ バリアスコートは、ケミカルの会社「和光ケミカル」が出しているカーコーティング剤です。カーコーティングというのは、車の塗装面に塗布することにより、艶のある被膜を作って艶と美しさを保ち、雨や日差しから塗装面を守るものです。
カーコーティング剤には、シリコンやフッ素を含んだポリマーを主成分とした「ポリマー系」と、ガラス原料を含んだ「ガラス系」の2種類があります。
ワコーズバリアスコートの効果・特徴
バリアスコートの特徴
高密度のガラス系ポリマーとオリジナルポリマーレジン配合の「Wハイブリッドポリマー」により、ガラスのようなクリスタルな輝きを実現しています。また中性でコンパウンドも入っていないので、樹脂への使用も安心です。
水洗い後に、バリアスコートをスプレーして、拭き取るだけの使い方でできてしまうのが特徴といえます。手軽にできて、綺麗になって、耐久性も高いというのが一般の評価のようです。
バリアスコートの効果
そんな簡単な作業でツヤツヤのコーティングが実現できます。洗浄力も優秀で、主成分のポリマーが汚れを浮き上がらせ、界面活性剤と特殊ハイドロカーボン系洗浄剤が、油汚れを強力に洗浄、しかも塗装面に優しく作用してくれます。
ワコーズバリアスコートのメリット・デメリット
バリアスコートのメリット
スプレー式のコーティング剤なので、作業が簡単で手軽なのがメリットといえます。厚く塗る使い方屋重ね塗りで艶が増すわけではありませんので、少量の使用で効果が出るのがメリットです。2年ほど使えたとの口コミもあります。
コーティングを施すことにより、虫などの汚れが落ちやすくなりますし、塗装の最上部であるクリア層を保護してくれるので、コーティングが取れた段階でもクリア層はきれいに保たれているということになります。
バリアスコートのデメリット
バリアスコートの匂い
その仕上がりに対し好みの問題にはなりますが、独特のヌメッとした艶が嫌いな人がいるかもしれません。またケミカルメーカーが作っている商品だからかはわかりませんが、独特の石油っぽい匂いがします。
ヘッドライトカバーの黄ばみ
気をつけなくてはいけないのが、車のヘッドライトカバーなど透明の樹脂には向いていないというところです。そもそもが経年で黄ばみが出てきてしまうのですが、バリアスコートを塗ることで、ヘッドライトカバーの寿命を短くしてしまうといった指摘があります。
ワコーズバリアスコートの施工方法(使い方)
シャンプーで洗車
洗車の準備
車全体をシャワー水で流します。これは塗装面に乗っているほこりを落とす作業になり、そのままいきなり洗い出してしまうと、表面に乗っているほこりが塗装面を傷めてしまうのを防ぐためです。バケツにシャンプー原液を少量入れて、シャワーの水を注ぎしっかり泡立てます。
洗車の順番
下回りの汚れを上に持っていくと、やはり傷の原因になってしまいますから、屋根から下に向かってトランク、ボンネット、サイド、バンパーと素早く泡水で洗っていきます。スポンジはカーシャンプー用がおすすめです。
その後、全体をシャワーでよくすすぎます。ここではタオルで水をふき取ることはしません。むしろ水が乾く前に、手早く次のバリアスコートの塗り込み作業へと移動します。
バリアスコートの施工
少量で済むおすすめの施工法
前述したように、多く使っても効果は変わりませんから、使用料は少なめを意識してください。おすすめの使い方は専用に使うスポンジを用意して、スポンジに1周クルッとバリアスコートを乗せます。
水滴が付いたままの車体に、バリアスコートを水滴になじませるようなイメージで塗り込んでいきます。この量でボンネット半分くらいは大丈夫ですが、1番最初は塗りにくいかもしれないので、その時は同じ量をもう一度スポンジにとって、同じ作業を行ってください。
フロントガラス部の後処理
全体に塗り終わったら軽く水で流して、バリアスコート付属のマイクロファイバーで水気をふき取っていきます。フロントガラスにどうしても付着してしまうので、油膜取りと「ガラコ」でフロントガラス部のメンテとなります。
できれば新車から
車というのは屋外で使うものなので、その塗装面は砂ぼこりによる小傷、鉄粉、ウォータスポットと呼ばれる水滴跡、水垢など汚れの原因がびっしりつきます。本来のガラスコーティング作業は、これらの汚れを除去するところからはじまりますが、この作業が大変なのです。ですから車のコーティングは、新車時から欠かさないのが一番なのです。
ハイスペック施工法
とはいっても、バリアスコートのために新車を用意するのはもっと大変なので、その下処理の方法をお伝えします。
手洗い洗車
ここは先の手順での洗車となります。後に脱脂作業を行うので、油汚れ除去に特化した食器洗い用の中性洗剤でも構いません。重要なのは泡をたくさんたてて洗うことです。
鉄粉除去
シュアラスター ネンドクリーナーソフト
塗装面にはたくさんの鉄粉が付いていますから、シュアラスターの「ネンドクリーナー」を使います。その使い方は「ネンドクリーナー」を手でもみほぐして柔らかくします。手のひらサイズにして、水をかけながらボディをやさしく一方向に撫でていきます。
クリーナーが汚れてきたら内側に折り込んで、常に新しい面で除去を繰り返していきます。指で撫でてみて、塗装面のざらつきが無くなったら完了です。大事なポイントは水を使うことです。
コンパウンドで磨く
プロスタッフ 電動ポリッシャー P173
ボディのザラザラが無くなったら、コンパウンドで小傷を平滑にしていきます。細目・極細目・超微粒子・超極微粒子の4つのタイプを使う方法がおすすめです。細目から超極微粒子まで、順番に磨いていきます。電動ポリッシャーがあるとさらに早く、楽に、きれいに作業がはかどりますし、色むらなどの原因も排除できます。
水洗いでコンパウンド剤を落とす
コンパウンド剤が残っていると、この後の脱脂作業などで小傷が増えるので、コンパウンド剤を水洗いで落としていきます。入念な洗いは必要なく、軽くタオルと流水で流していく感じです。
脱脂作業
コーティング前の一番重要な工程です。塗装面からゴミや油を除去して、コーティング剤がしっかり食いつく面を作ってやる作業です。新車であってもこの脱脂作業は必要なんです。
「シリコンオフ」や「ワックスオフ」などの脱脂剤をクロスにしみこませて拭きます。ぬれた状態が乾かない内に、きれいなクロスで吹き上げます。おおよそ60㎝四方を目安に、細かく拭き上げていきます。
コーティング開始
コーティングの方法は、前述の通常の方法で行います。ここまでしっかりした下地処理を行えば、ガラスコーティングをした方がよいのかもしれませんが、バリアスコートでのコーティングでも、圧倒的に仕上がりに差が出ることは間違いありません。
ワコーズバリアスコートの耐久性
最長6カ月は本当なのか
メーカーのうたい文句「最長6カ月」は正直、日光が当たらない、雨も当たらないなど、よほどの好条件でないと難しいと思っていました。屋根がない駐車場で毎日使用している車両で使用して、その耐久性をみてみました。
耐久性は場所によっては短くなる
ルーフは1〜2ヶ月程度、ボンネットは2〜3ヶ月程度、それ以外は6ヶ月は一応の耐久性が見られました。汚れは非常に落としやすい状態が持続できています。ボンネットやルーフなど水がたまりやすいところにおいては、どうしても短くなってしまうので、こういったところはコマめにコーティングするのがおすすめの使い方です。
ワコーズバリアスコートの重ね塗り
重ね塗りは意味がない
施工後すぐに重ね塗りというのは、塗りムラとなり耐久性が上がるわけでもないので、あまりおすすめしません。乾燥自体も24時間ほどかかるようなので、現実的ではありませんが、できればその間の走行はしない方がよいくらいです。重ね塗りをしてしまうと、さらに乾燥時間は伸びてしまいます。
本来の重ね塗り
例えば、2週間おきの洗車時に、バリアスコートを毎回使うといった使用方法での重ね塗りであれば、バリアスコートが薄くなってきたルーフやボンネットなどへの施工もできるので問題ないでしょう。
ワコーズバリアスコートをフロントガラスに
フロントガラスの撥水処理に使えるのか
撥水に有効なバリアスコートですが、車のフロントガラスに塗った場合、ガラコのようにフロントガラスの撥水効果は望めるのでしょうか。バリアスコートは洗浄効果も期待できるために、油膜取り作業も必要なく、しっかりと塗れば撥水コーティングができるといった考えがあるようですが、どうなんでしょうか。
ワコーズの見解
ウィンドウケア 超ガラコ
バリアスコートの注意事項には「フロントガラスにはザラつきなどの視界不良の原因になることがあるので使用しないでください」と書かれています。メーカーでおすすめしていない方法なので、裏技は使わないで、フロントガラスには「ガラコ」を使用した方がよさそうです。
ワコーズバリアスコートの洗車の時の注意点
水洗いだけでもいいのですが、基本的な洗車方法は通常と変わりません。ただしカーシャンプーは、水垢取り効果のある研磨剤の入ったものは避けた方がよいでしょう。
コーティングを施工して1か月目であれば、ルーフやボンネットなどコーティングが薄くなっていそうなところのみ、バリアスコートを改めて重ね塗りします。2ヶ月目の洗車時に、全体にバリアスコートをかけるといった、ローテーションを組んだ方がいいでしょう。
ワコーズバリアスコートの口コミ(他の製品と比べると)
シュアラスターゼロとの比較評価がありました。車体の輝きを見た人が驚くといったお話も多いようです。
シュアラスターゼロを数種類使いましたが、光沢や撥水効果が長続きせず、口コミを見て購入しました。施工は簡単です。光沢も撥水も素晴らしく、最低でも3か月くらいは効果があります。車検に出した際にもあまりにも綺麗だったので驚かれたました。SUVですが1本で6〜7回は使用できます。
マットブラックなどのつや消しにも、一定の効果があるとの評価です。マットブラックで使えるコーティング剤やワックスは、なかなか見つからないですから、バリアスコートはある意味オールマイティともいえますね。
マットブラックに使えるコーティング剤は無いかと調べてバリアスコートにたどり着きました。白っぽくならずマットブラックの深みが増したような感じです。伸びが良いため一回の使用量も少なく施工も簡単。以後リピート決定です♪
中古車の色くすみなどにも、効果があったとの評価です。中古車を購入したばかりの時は、その使用感を何とかしたいと感じますね。
これまで某コーティング剤(Pシード)を愛用しておりましたがバリアスコートのファンになりました。中古車を購入し塗装ボケ、くすみが気になりレビューを参考に購入しました。半信半疑でコーティングしましたがものすごい光沢のあるボディーに変化しました。ホイールもピカピカです。かなりオススメです
プレクサスとの比較は多いのですが、この方はプレクサスも同時に使っているとの評価です。プレクサスはどうしても耐久性に難点があるのですが、バリアスコート購入後に余ってしまったプレクサスの重ね塗り有効利用方法です。
バリアスは一拭きしてから伸ばす様に吹き上げて一晩置いてから翌日固く絞った布で拭きあげとさらに光沢が出ます。バイクの外装に使用。まずはバリアス施工、翌日水拭き、その後プレクサスで施工するとヌメヌメ感が出て効果も長持ちするのでおススメです。
ワコーズバリアスコートの総合評価
リピーターが多い
ワコーズバリアスコートを1度使ってみて、病みつきになってしまったというリピーターの人が結構多いようです。作業性もよく、1回の使用量が少ないため、実売価格の3200円から考えても、非常にお得感があるようです。持続性もそこそこあり、なによりも仕上がりがきれいなので、その価格、性能から高評価になっているのでしょう。
いろいろ使えるスグレモノ
ワコーズ VAC バリアスコート
またこのバリアスコートという商品は、車のコーティング以外にも、いろいろな物に使える実用的な保護剤というのが、本来の姿ではないでしょうか。使いどころが分かっていれば、かなりよい製品なのは間違いないです。いろいろな使い方ができて、撥水・光沢出し・パーツの保護が可能なスグレモノであることは間違いありません。