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羊羹だけじゃない!とらやの夏の看板メニュー、かき氷をご紹介!気になる販売期間も!

「とらやの羊羹」で世界に名をとどろかせる老舗和菓子店とらや。そんなとらやのかき氷がおいしく人気を集めているのをご存知でしょうか。夏の看板メニュー「とらやのかき氷」の魅力や販売期間、販売店舗をご紹介します。伝統が光るメニュー内容も要チェック!
2021年6月3日
みもざ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

超老舗が提供!「とらや」のかき氷

和菓子の「とらや」といえば小豆を原料とする小倉餡を練り上げ、観点で固めた「羊羹」というイメージが強いかもしれませんね。

しかし、超老舗の和菓子店にもかかわらず、とらやは常にスイーツ界に新しい風を送り続けている稀有な会社でもあります。(当記事は2021年6月3日時点のとらや公式サイトの情報をもとに作成されています)。

 

「とらや」とは

Photo by shibainu

とらや(株式会社虎屋)の創業はなんと室町時代後期。500年も和菓子を作り続けています。企業理念は「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」というなんともシンプルなもの。

その企業理念を体現すべく、500年もの間、職人たちの技術や技術、販売戦略は途切れることなくこの令和の時代でも光ります。

羊羹だけじゃない!とらやの和菓子

Photo by Dr.Colossus

とらやは従来の羊羹などの伝統ある「和菓子」を守りながら、最高級の小豆から練り上げた小倉餡を使った「あんペースト」、カカオやミルクなどの素材とうまく餡をマッチさせた「あんケーキ」などを次々に販売しています。

ほかにも、小豆や和菓子のおいしさを世界に伝えるため、パリに「とらやパリ店」を出店。500年もの間、生き抜いてきたとらやの強みはこんな「攻め」の姿勢にあるといえるでしょう。

とらや以外の和菓子屋が気になる方はこちらもチェック

東京ではとらや以外にも老舗の和菓子屋がしのぎを削り合いながら伝統を守り続けています。海外の人も年配の方にも喜ばれやすい和菓子。おいしいお店をチェックしておくとビジネスシーンでも活躍してくれるでしょう。東京や銀座の和菓子屋ランキングをご紹介した記事はこちらからチェック!

とらやのかき氷の魅力

伝統を守りながらも次々と新しいものを販売し、洋菓子の素材も取り入れるとらや。そんなとらやが提供するかき氷は、まさに伝統と新しい素材があわさった「古くも新しい」かき氷です。

綿々と伝わる和菓子の技術をいかしたとらやのかき氷は「毎年夏になると食べたくなる」というファンも多く、とらの夏の看板メニューの1つ。さまざまな味わいがあるとらやのかき氷ですが、それらのかき氷に共通する魅力をご紹介します。

とらやのかき氷の魅力①店舗でしか味わえない

どのかき氷にも当然いえることですが、冷たい氷を削って作るかき氷は「持ち帰り不可」。店舗で注文し、受け取ったそばから口にしないとあっという間に溶けてなくなってしまう儚いものです。

店舗にわざわざ訪れないと味わえないというひと手間がよりおいしさを感じさせてくれるでしょう。

とらやのかき氷の魅力②店舗限定の味も


とらやのかき氷の魅力は、店舗限定の味が複数存在するということ。季節の素材を大切に使用しているため、メニューによって販売期間が異なるのも珍しくありません。

ふらりと訪れた店舗で出会う味を楽しめるのも大きな魅力ですね。

とらやのかき氷の魅力③超高級和菓子の原料をふんだんに使用

とらやの商品に使用されている原料はいずれも質の高い超高級品です。餡の原料である小豆はもちろん、砂糖にもこだわりが詰まっています。

たとえば、かき氷のシロップに使用されている最高級の砂糖の1つ「和三盆」は口に入れたとたん甘い味わいと香りが立ちあがります。そして、まさに雪のようにスッと消え、何とも言えない余韻が魅力。

ほかにもかき氷の王道「宇治抹茶」に使用されている抹茶も当然上質なものです。

砂糖の製造工程について気になる方はこちらもチェック

砂糖の種類は製造方法の違いによって決まります。私たちが日ごろよく口にしている真っ白なお砂糖「グラニュー糖」の原料はサトウキビやテンサイと呼ばれるものです。

サトウキビからどのように砂糖が製造されるのか気になる方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

とらやのかき氷はいつからどこで食べられる?

とらやの理念が詰まった夏の看板メニュー「かき氷」。店舗でしか食べられないものですが、いつからどこで食べられるのか気になりますね。

日本におけるとらやの店舗はデパートに出店しているものを含め、全国で84件。そのうちどのようなところでいつから食べられるのかご紹介します。

販売店舗は「虎屋菓寮」

とらやの店舗は、羊羹や和菓子などの商品を販売する「販売店」と、かき氷やあんみつといったイートインスタイルの「虎屋茶寮」にわかれます。

持ち帰り不可なかき氷は当然「虎屋茶寮」で提供。虎屋茶寮は全国で12店舗あり、東京(赤坂本店・東京ミッドタウン店・帝国ホテル店・新宿伊勢丹・TORAYA TOKYO)、横浜(横浜そごう)、京都(京都一条店・京都四條南座店)・静岡(御殿場店)にあります。

販売期間は夏限定

虎屋茶寮でかき氷が提供されるのは、5月からです。定番の宇治金時を皮切りに、今年(2021年)は6月からぶどう氷も新たに登場。多くのメニューは9月30日まで提供されますが、ぶどう氷は7月いっぱいまでとなっています。

とらやのかき氷メニューをご紹介!

とらやのかき氷のおおまかな販売期間と、提供されている店舗を確認した後は気になるかき氷メニューについて詳しくご紹介します。どれも季節の味わいが詰まった暑さを忘れされてくれる1品ですよ。

定番の宇治抹茶1つとってもとらやのこだわりが随所に光ります。

かき氷メニュー①宇治金時


販売店舗 2021年5月1日(土)~9月30日(木)
販売期間 虎屋菓寮全店
価格 1,430円、小サイズ 1,100円

ふわふわの氷を小倉餡でつぶしてしまわないように、器の底、つまり氷の下に小倉餡が敷かれていることがとらやのかき氷の特徴の1つ。

ふわふわの氷の上からこだわりの抹茶シロップをたっぷり回しかけ、崩しながら底の小倉餡とのコンビネーションが楽しめます。抹茶シロップは当然、最高級の宇治抹茶と和三盆を使用。1口食べれば抹茶の香りが通り抜けます。

かき氷メニュー②ぶどう氷

販売店舗 2021年6月1日(火)~7月31日(土)
販売期間 虎屋菓寮全店
価格 1,210円

ぶどう氷は2021年から登場した新メニューです。長野県で生産されたぶどうをふんだんに使って作られたシロップはなんとも艶やかな色合い。氷の下には上質な小豆から作られたこし餡が敷かれており、ぶどうと餡のマッチングのよさには驚くかもしれませんよ。

氷の横にはぶどうのシロップを使用したぶどう羊羹が添えられており、とらやの神髄である羊羹のおいしさも味わえます。

かき氷メニュー③みくりや煎茶金時

販売店舗 2021年8月1日(日)~8月31日(火)
販売期間 虎屋菓寮「御殿場店」限定
価格 1,540円

みくりや煎茶金時はとらやの「御殿場店」限定の1品。御殿場周辺を産地とする「みくりや煎茶」を使ったシロップは抹茶とはまた違う魅力的な味わいです。

氷の底には小倉餡のほかに煎茶餡も敷かれています。添えられた葛仕立て煎茶水羊羹は冷たいかき氷の箸休めに最高な味わいと食感。8月限定のまさに「夏限定」のかき氷です。

かき氷メニュー④日向夏と温州みかんの氷

販売店舗 2021年8月1日(日)~9月30日(木)
販売期間 虎屋菓寮「東京ミッドタウン店」限定
価格 1,210円 ※小サイズのみ

「日向夏と温州みかんの氷」はさわやかな柑橘の香りが夏のうだるような暑さを洗い流してくれるような味わい。東京ミッドタウン店限定です。

柑橘の酸味や香りと喧嘩しないように、氷の底に敷かれる餡は小豆を使った小倉餡ではなく、白餡を使用。見るだけで元気が出るビタミンカラーの「みかんの寒天」も添えられています。

みかんの種類について気になる方はこちらもチェック

みかんは非常に種類が多い柑橘です。とらやのかき氷にも使われている温州みかんの歴史は古く、日本で誕生したといわれています。おいしいと評判のみかん10種類について詳しく解説した記事は以下からチェック!


かき氷メニュー⑥氷あんず

販売店舗 2021年5月1日(土)~9月30日(木)
販売期間 虎屋菓寮「本店赤坂店」限定
価格 1,540円、小サイズ 1,210円

「氷あんず」は赤坂のとらやの本店でのみ提供される限定メニューです。甘酸っぱいあんずをシロップにふんだんに使用。その上にあんずのリキュール「アマレット」が回しかけられています。追加トッピングの練乳を足すとまろやかな味わいに。

もともと、とらやは京都で誕生した和菓子屋ですが、事業拡大に伴い明治時代に東京に進出。現在は赤坂に本店を据えています。

かき氷メニュー⑦宇治金時(テイクアウト)

販売店舗 2021年5月1日(土)~9月30日(木)
販売期間 虎屋菓寮「東京ミッドタウン店」「京都一条店」「浅草松屋売店」限定
価格 756円(イートインの場合770円)

とらやのかき氷で人気ナンバーワンの宇治金時のみ、テイクアウトが可能となりました。サイズもコンパクトで価格も700円台ととらやのなかでは非常にお安め。

しかし、この1品にこだわりの小豆や味わい深い抹茶シロップなどとらやのおいしさがぎゅっと詰まっています。とらやのおいしさをまずは体験してみたいという人にもおすすめ。

老舗のこだわりが光るとらやのかき氷

とらやのかき氷には、小豆や抹茶、シロップにこだわりや素材の個性が詰め込まれています。宇治金時などの定番の味わいを大切にしながらもあんずやぶどう、煎茶といったその土地、その季節のおいしいものを積極的に取り込んでいましたね。

白玉トッピングや練乳トッピングも追加可能。自分の好きな「とらやの味」を楽しんでみましょう。

とらやのかき氷が気になる方はこちらもチェック

近年、かき氷は夏の定番大人気スイーツとなりました。シロップやトッピングにはその街の雰囲気にあったものがチョイスされる傾向が強く、訪れる店によって違いを楽しめるのもかき氷も魅力でしょう。

天然かき氷にこだわる店や池袋周辺のかき氷などについて解説した記事はこちらからご覧ください。