かき氷シロップ みぞれ ハチミツ入
井村屋 かき氷シロップ
中日本氷糖 ガムシロップ
スプーン印 上白糖1kg
かき氷にかけるみぞれとは?
かき氷は氷を削ったり砕いて、シロップなどをかけた氷菓子のことです。地域によっては「夏氷」「かちわり」「ぶっかき氷」という呼び方をすることもあります。
かき氷は昔ながらの庶民的なスイーツですが、近年天然氷を使った高級かき氷店に注目が集まり、高級スイーツとして楽しむこともできるようになりました。中でもシロップをかけただけのみぞれは、かき氷好きに人気の食べ方です。
かき氷のみぞれ
かき氷のシロップには、みぞれやイチゴ、メロンといったいろいろな種類があります。この中で基本となるシロップが、砂糖と水だけを煮詰めた「みぞれ」。みぞれは、そのシンプルな味から氷の味を楽しむことができるシロップになります。
みぞれの原材料は天然の砂糖やはちみつで無色透明。香料や着色料を使っていない安心安全なシロップです。
みぞれの原材料
かき氷に使うみぞれシロップは、本来砂糖と水だけを煮詰めたシロップです。しかし、市販するためには長時間味が変わらないようにしたり、保存しやすいものを作る必要があります。
さらに大量生産をするためには、砂糖よりも安価な原材料も必要。そのため、市販のみぞれシロップの多くは、砂糖そのものではなく果糖ブドウ糖液糖と原材料が使われています。
市販のみぞれシロップ
井村屋 かき氷シロップ
メーカー | 井村屋 |
---|---|
価格 | 681円(税込み)/1本あたり |
量 | 330ml |
原材料 | 果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/リン酸塩(Na)、調味料(有機酸など)、増粘多糖類、香料、甘味料(アマチャ、カンゾウ) |
カロリー/100g | 203kcal |
市販のみぞれシロップで使われている果糖ブドウ糖液糖は、ブドウ糖と果糖を結びつけたものです。ブドウ糖はトウモロコシデンプンを原料に、果糖は果物などを原料に作られています。どんな味か、というと普通の砂糖水とほぼ一緒です。
原材料の果糖ブドウ糖液糖は、市販されているアイスコーヒーシロップにも使われています。井村屋のみぞれシロップの商品紹介では、かき氷の他にアイスコーヒーのシロップに代用できる、という説明もあるようです。
市販されている天然シロップ
かき氷シロップ みぞれ ハチミツ入
メーカー | フルーツバスケット |
---|---|
価格 | 424円(税込み) |
量 | 180ml |
原材料 | 砂糖(サトウ大根(北海道産))、はちみつ、レモン果汁(スペイン産) |
カロリー/100g | 178kcal |
市販シロップの中には、砂糖を使ったみぞれシロップもあります。フルーツバスケットというメーカーが販売しているみぞれシロップは、北海道産のサトウダイコンを原料にした砂糖に、レモン果汁を加えたシロップです。
何味に近いかというと、甘さの強いはちみつレモンのような味になります。氷にかけるとレモンの酸味をほとんど感じることはありません。はちみつとレモン果汁を使うことで、砂糖だけのシロップよりもカロリーが控えめです。
自家製みぞれシロップ
甘味処のみぞれのかき氷は、氷そのものがふわふわでおいしく、ここに上白糖やザラメという砂糖を煮詰めたシロップをかけたものを提供しています。
家庭でもお店のようなシロップや氷を、真似して作ってみたいと思いませんか。そこで、お店のようなふわふわ氷と手作りシロップを味わいたい人のために、作り方をご紹介いたします。
みぞれシロップの作り方
スプーン印 上白糖1kg
メーカー | 三井製糖 |
---|---|
価格 | 320円(税込み)~ |
量 | 1kg |
原材料 | さとうきび、てん菜 |
カロリー/100g | 384kcal |
それでは自家製みぞれシロップと美味しい氷の作り方をご紹介です。みぞれシロップは砂糖水を煮詰めたものになります。砂糖は上白糖でも、テンサイ糖やザラメでも好みのものを用意してください。
分量は水100mlに2.5倍の砂糖を用意します。小鍋に水を入れその中に砂糖を入れて、火にかけてかき混ぜるだけです。砂糖がしっかりと溶けて、水分が半分くらいまで煮つまったら完成です。瓶に入れて冷蔵庫に置くと、一カ月くらい保存することができます。
みぞれシロップの参考レシピ
こちらの動画では、基本のみぞれシロップの他に、バナナミルク、いちごミルク、生姜シロップも紹介しています。手作りのかき氷シロップを作るときの参考にしてください。
ふわふわ氷の作り方
せっかくお店のようなシロップを作ることができたら、ふわふわ食感の氷も作ってみましょう。お店のようなふわふわ氷の作り方は、水200mlに50g弱の砂糖を混ぜ溶かし、ゆっくりと時間をかけて凍らせるだけです。
ふわふわ氷に、手作りのみぞれシロップをかけて召し上がってください。
みぞれはガムシロップで代用できる
中日本氷糖 ガムシロップ
メーカー | 中日本氷糖株式会社 |
---|---|
価格 | 324円(税込み)~ |
量 | 650ml(50個) |
原材料 | サトウキビ、テンサイ糖の砂糖100% |
カロリー/100g | 261kcal |
アイスコーヒーで使うガムシロップは、かき氷のみぞれシロップと同じように砂糖を煮詰めて、液体にしたものになります。アイスコーヒーの甘味料として使いますが、みぞれシロップとほぼ同じ原材料で作られているため、味も同じようになります。
コーヒー用ガムシロップの中には、市販のみぞれシロップと同じように、果糖ブドウ糖液糖を使ったものもあります。そこで、原材料が同じガムシロップは、かき氷のみぞれシロップの代用としても利用することができる、ということです。
かき氷のすいとみぞれの違いは?
甘味処やかき氷の専門店には、みぞれがなくその代わりに「すい」という呼び方をしているお店があります。すいとは一体どんなもので、どんな味のかき氷シロップでしょうか。
かき氷の通という人は、お店で「すい」という氷を注文します。なぜこのすいを注文するか、というと最も氷の味をたのしむことができるからです。すいは、果物や餡子、クリームを使わない純粋なかき氷になります。
すいとは?
すいの作り方はとても簡単で、家庭でも作ることができます。すいのシロップは、水の4倍の砂糖を入れて煮詰めたものです。お気づきの方もいることでしょう。すいのシロップはみぞれシロップと、まったく一緒です。
つまり「すい」と「みずれ」は呼び方が違うだけで、全く同じものになります。天然氷のお店で美味しい氷を味わうときは、すいを注文してみましょう。
無添加のすい
お店のすいは、砂糖水を煮詰めたものになります。ではなぜ「みぞれ」ではなく「すい」という呼び方があるかというと、地域によってかき氷そのものを「みぞれ」と呼ぶ地域もあるからです。
そのため、かき氷のメニューにかき氷を意味する「みぞれ」ではなく「すい」があるのかもしれません。すいはみぞれシロップと同じ純粋な砂糖水で、香料も着色料も無添加のかき氷です。
かき氷のカロリー
かき氷のシロップの基本は砂糖と水です。砂糖は上白糖や三温糖、グラニュー糖など種類によってカロリーが異なり1g3.59~3.87kcal、ほぼ1g4kcalになります。
かき氷のカロリーは砂糖の分量(g)のおよそ4倍、さらにトッピングの餡子や練乳、果物によってかき氷のカロリー(kcal)が決まってきます。市販のみぞれシロップには、はちみつやレモン果汁、香料などが入ることで、純粋な砂糖水よりもカロリーは低めです。
みぞれシロップのカロリー比較
商品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
商品名 | 井村屋 かき氷シロップ | かき氷シロップ みぞれ ハチミツ入 | スプーン印 上白糖1kg | 中日本氷糖 ガムシロップ |
メーカー | 井村屋 | フルーツバスケット | 三井製糖 | 中日本氷糖株式会社 |
価格 | 681円(税込み)/1本あたり | 424円(税込み) | 320円(税込み)~ | 324円(税込み)~ |
量 | 330ml | 180ml | 1kg | 650ml(50個) |
原材料 | 果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/リン酸塩(Na)、調味料(有機酸など)、増粘多糖類、香料、甘味料(アマチャ、カンゾウ) | 砂糖(サトウ大根(北海道産))、はちみつ、レモン果汁(スペイン産) | さとうきび、てん菜 | サトウキビ、テンサイ糖の砂糖100% |
カロリー/100g | 203kcal | 178kcal | 384kcal | 261kcal |
商品リンク |
市販の氷シロップ
市販のかき氷シロップには多くの味がありますが、何味でも味はすべて同じです。市販のシロップにはメロンやイチゴなどいろいろありますが、違いは着色料と香料になります。
何味か違いを感じるのは、人間の味覚が嗅覚や視覚にも左右されるからです。市販のシロップは何味を使っても作り方は同じで、味に違いはありません。しかし天然シロップや自家製シロップは、作り方に天然の果汁を使うため、自然の味を楽しむことができます。
トッピングをしたかき氷のカロリー比較
みぞれシロップだけのかき氷は、みぞれシロップをどれくらいかけるかでカロリーは異なります。そこで、氷200gにシロップ30gをかけ、いろいろトッピングをした場合のカロリーを比較してみましょう。
かき氷はみぞれを楽しもう
かき氷は地域や作り方、材料、原料によっていろいろな種類を楽しむことができるスイーツです。かき氷は地域やお店によって呼び方も、作り方もさまざまです。いずれもみぞれ味が基本となっています。
氷本来の味を楽しむためには、まずはみぞれを楽しみましょう。呼び方は違いますが、すいも同じです。お店のメニューにみぞれがない場合は、すいを注文してください。
この夏のかき氷が気になる方はこちらをチェック
この夏おすすめのかき氷はたくさんあります。どんなかき氷のお店があるのか、どこでおいしいかき氷が食べられるのかが気になる方は、こちらもチェックしてみましょう。

ふわふわ食感が楽しい!梅田のかき氷店おすすめ10選!お洒落な雰囲気も人気の秘訣!
ハイセンスなショップが多い梅田周辺には、お洒落なかき氷店もたくさんあります。正統派の抹茶のかき氷から果物が丸ごとのった贅沢メニュー、お酒が入...

【2021】ファミレス&チェーン店のかき氷16選!おすすめは純氷のふわふわ食感?
ファミレスやチェーン店は、気軽にかき氷を食べるのにおすすめのスポットです。当記事ではファミレス&チェーン店から2021年夏に食べられるライン...
出典:ライター作成