お土産は仙台空港の2階でゲット!
東北地方の玄関ともいえる仙台空港は、多くの観光客が仙台空港に到着し、再び仙台空港から出発します。そのためグルメなどのお土産は宮城の名産だけではなく、青森・岩手・秋田・山形・福島の東北全県の人気お土産も販売されているのです。
万が一買い忘れても名産品は仙台空港で買えるので安心ですね。また、ほとんどのお土産は総合売店で販売されており、移動しなくても他社の名物と合わせていろいろチェックできるのも便利。(この記事は2021年4月13日時点の情報です)
仙台空港のお土産コーナーの特徴
仙台空港は、1階が到着ロビーで、中2階を経て2階が出発ロビーになります。3階はレストラン街で、4階が展望デッキです。お土産コーナーは出発ロビーと同じ2階にあるため、搭乗締め切りのぎりぎりまでお土産選びができます。
名物の直営店は5社ほどで、ほとんどは「総合売店 萩」での購入となります。じっくり時間をかけ、東北の人気なお土産を探してくださいね。
総合売店 萩
「総合売店 萩」は、仙台空港2階の中央部分(国内保安検査場と3階へのエスカレーターの間)にあります。仙台空港は、羽田空港や関西国際空港と比較すると広くなく、「総合売店 萩」から検査場への移動もスムーズです。
しかし慌てることのないように、時間には余裕をもって行動しましょう。
総合売店 萩
一つのスペースの中に、銘菓部門・農産物・畜産物・海産部門・その他に分かれています。
- 住所仙台空港2階
- 電話番号022-383-6205
- 営業時間6:45~20:00(短縮営業中7:00~20:00)
仙台空港のお土産:ずんだ餅系3選
①ずんだ茶寮「ずんだ餅」
ずんだ餅は、すりつぶした枝豆を餡にして餅に絡めたもので、宮城県などで食べられてきた郷土料理。餅のねばりとコシ、枝豆特有の香ばしさがおいしいと評判になり、各食品会社が参入するほどの名物スイーツです。
仙台空港では、銘菓「萩の月」で有名な菓匠三全などの3社ほどがお土産用に販売。仙台空港の一番人気は菓匠三全の「ずんだ茶寮」(865円~)で、作り立てを急速冷凍してあるため時間が経ってもおいしくいただけます。
おすすめ店の他のお土産
名物ずんだ餅を少しだけ食べたい人は、一口サイズのずんだ餅が4個入った「ずんだ餅ぷち」(370円~)がおすすめ。ずんだ餅はパンやケーキなどの他のスイーツとも相性がよく、他にもさまざまなバージョンのスイーツがあります。
「ずんだシェイク」や「ずんだロールケーキ」「ずんだまんじゅう」「ずんだプリン」など、"ずんだ"好きな人がワクワクするような種類のスイーツばかり。ずんだグルメをぜひ一度お試しください。
仙台空港のお土産店データ
ずんだ茶寮
- 住所名取市下増田字南原 仙台空港2F
- 電話番号022‐381‐6031
- 営業時間8時~18時
- 定休日年中無休
②喜久水庵「仙台ひとくちずんだ餅」
喜久水庵の「仙台ひとくちずんだ餅」(594円)は、定番のずんだ餅とは少し外見が異なります。ずんだ餡を餅で包んだお饅頭タイプなのです。ひと口サイズで個包装になっているので保存もしやすく、バラマキのお土産にするのも便利。
お餅で餡を包むことで劣化しにくく、常温での持ち運びができる点も、断然お土産におすすめ。食べやすくておいしいずんだ餅、つい食べ過ぎてしまわないようにご注意ください。
おすすめ店の他のお土産
喜久水庵では他に、ひんやりした食感がおいしいと評判の「喜久福」(8個入1,028円)もおすすめ。餡の種類が豊富で、ずんだ餡の他に、生クリーム・ほうじ茶・抹茶味も人気。単品でも購入できるので自分用はもちろん、ちょっとしたお土産にも便利なスイーツなのです。
仙台空港の喜久水庵にはイートインスペースもあるので、スイーツをすぐにおいしい状態でいただけるもうれしいですね。
仙台空港のお土産店データ
喜久水庵 仙台空港店
- 住所仙台空港2階
- 電話番号022-383-4170
- 営業時間6:45~20:00【短縮営業中 8:00~19:00(甘味販売は17:30まで)】
- 定休日無休
③「ずんだ」のスナック菓子
バラまき用や気軽なお土産におすすめなのは、東北限定のご当地スナックです。人気がある"ずんだテイスト"のスナックは、不二家の「カントリーマアム」とグリコの「プリッツ」。カントリマアムは軽くレンジなどで温めると、ほのかにずんだの香りがすると好評です。
他のスナックでは、仙台名産牛タン味の「じゃがりこ」(カルビー)も人気。他の東北各県のスナックもあり、価格もお安いので気軽なお土産としておすすめします。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港2階の「総合販売店 萩」「DATEマルシェ」「ぶーめらん」での取り扱いとなります。
仙台空港のお土産:スイーツ7選
①味佳嵯「くるみゆべし」(宮城)
ゆべし(柚餅子)は、ユズ、もち米粉、水飴や砂糖などから作られるスイーツですが、東北ではユズではなくクルミが主流。ゆべしは全国にさまざまな種類の形や味があり、独自の名産として進化しているのです。
仙台空港で人気のゆべしは、味佳嵯(みかさ)のくるみゆべし(3個入り356円~)。醤油味の素朴な香ばしさがおいしいと好評ですが、クルミがたくさん入っているのも人気の理由。保存しやすいのでお土産におすすめですよ。
おすすめ店の他のお土産
ゆべしの定番な味は醤油味ですが、味佳嵯では醤油以外に「抹茶味」と「胡麻味」のゆべしも。見た目もシンプル&シックで、ちょっとおしゃれな雰囲気のスイーツは、仙台空港でも買えます。
ばら売りの他に、3個入りと6個入りや、醤油くるみ味5個・胡麻くるみ味5個・抹茶くるみ味5個の詰め合わせもあります。個包装になっているのも便利で、お土産におすすめ。東北の銘菓、くるみゆべしをお楽しみくださいね。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
②菓匠三全「萩の月」(宮城)
満月をイメージさせる仙台名産の「萩の月」は、カスタードクリームがたくさん入った、まろやかで優しい風味のお饅頭型のカステラ。発売は1979年なので、笹かまぼこや牛タンと比べると歴史は浅いですが、仙台の定番なお土産として有名です。
1個ごとに高級感のある箱入りで、保存しやすいのでお土産に重宝します。もちろん仙台空港でも購入できるので、買い忘れた場合でも安心ですね。5個入り1,000円(税込)~。
おすすめ店の他のお土産
1947年創立の菓匠三全は、萩の月があまりにも有名なため他のお菓子が忘れられがちですが、いろいろな銘菓を製造販売しています。
ずんだ餅「ずんだ茶寮」を始め、バウムクーヘンの「伊達絵巻」や餅菓子の「伊達小巻」・「くるみゆべし」・「かりんとうまんじゅう」なども仙台空港にありますよ。いろいろな種類のおすすめスイーツを食べ比べしましょう。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
③白松がモナカ本舗「白松がモナカ」(宮城)
白松がモナカは、戦前から仙台銘菓として人気がある定番のお土産。小豆などの餡を、きめこまかな質感のモナカで挟んであるだけのシンプルなスイーツですが、長年多くの人に愛されてきました。
うれしいのは、餡を、大福豆餡や栗入り餡などの4種類から、モナカのサイズを3.2~6.9センチメートルまでの4種類から選べること。ミニサイズは、少しだけモナカを食べたいという人におすすめです。6個入1,060円(税込)~。
おすすめ店の他のお土産
昭和7年(1932年)創業の白松がモナカ本舗は、栗がゴロンと入ったヨーカンや、しっとり生地のどら焼きも有名です。
他にも、宮城県出身の一力遼八段にあやかった、ミニモナカ「囲碁よろしく」もおいしいと人気があります。仙台空港でも買えるのでいろいろチェックしましょう。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
④ふじや千舟「支倉焼」(宮城)
創業50年のふじや千舟が作る支倉焼(はせくらやき)は、クルミ風味の白餡を、バターなどが入った小麦粉の生地で包んだ和洋折衷のスイーツ。仙台ゆかりの慶長遣欧使節の支倉常長から命名されました。
白餡にクルミという組み合わせは、ありそうであまり見かけず、多くの人からおいしいとの好評を得ています。仙台空港で買える仙台銘菓として人気なので、お土産におすすめです。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
⑤さいとう製菓「伊達な玉子」(岩手)
「伊達な玉子」は、岩手県の銘菓「かもめの玉子」で有名なさいとう製菓のお土産品です。さいとう製菓は店舗ごとに限定お土産を販売しており、仙台空港では伊達政宗の兜をイメージした「伊達な玉子」を限定販売。
カステラで大豆餡を包み、黒チョコでコーティング。インパクトのある外見と仙台空港限定品ということもあり、仙台空港の人気お土産のひとつです。仙台空港では「かもめの卵」も販売しています。6個入972円(税込)。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
⑥三万石「ままどおる」(福島)
「ままどおる」は、福島の三万石で製造している有名なスイーツ。スペイン語で「お乳を飲む子」という意味のままどおるは、バターを使った生地でミルク風味の餡を包んで焼いてあり、ネーミングどおり母親をイメージさせるやさしい味わいです。
仙台空港で福島のお土産が買えるなんて、うれしいですね。個包装なのでバラまき用のお土産にもおすすめ。ぜひ福島の名物も忘れずに仙台空港で買いましょう。6個入680円(税込)~。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
⑦ラグノオささき「パティシエのりんごスティック」(青森)
ラグノオささきの「パティシエのりんごスティック」は、リンゴのスイーツで断トツの人気があり、地元のバスガイドさんもおすすめする青森の代表的な名産スイーツです。
青森で生産された大き目のリンゴがたくさん入っており、食べ応えもあります。スティック状になっているので食べやすい点と、保存に便利な個包装という点もあり、お土産にぴったりなのです。仙台空港では5本入850円(税込)で販売されています。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」または「ぶーめらん」での取り扱いとなります。
仙台空港のお土産:惣菜など8選
①陣中「牛タン丸ごと一本」(宮城)
仙台のお惣菜系のお土産で外せないのは、仙台市内に多くのおいしい店がある「牛タン」。仙台空港では、数社のお土産用牛タンが販売されています。有名なのは「利休」や「喜助」「元祖味太助」などですが、仙台空港に直営店がある「陣中」のお土産牛タンもおすすめ。
陣中の牛タンは、タン元からタン先まで丸ごと一本を販売。真空パックもされており、保存もできます。少し高級な牛タンですが、グルメな人への仙台名物のお土産にぴったりですよ。3,700円(税込)~。
仙台空港のお土産店データ
陣中 仙台空港店
「陣中」は仙台空港1階に飲食店があり、お弁当も販売しているので、そちらのお土産もおすすめです。
- 住所仙台空港2階(総合売店「萩」の向かい)
- 電話番号090-2994-4129
- 営業時間6:45~19:45(短縮営業中8:00~19:00)
②中村屋「三陸海宝漬」(岩手)
年間10万食も売れる岩手県の名産「三陸海宝漬」は、割烹料理で有名な中村屋のベストセラー商品。観光シーズンには岩手の観光地でも売り切れていることがあり、買い逃してしまう人もいるほどの大人気なお土産です。仙台空港でゲットできるとは、実にうれしい限り。
少しずつ食べるのもよし、全部乗せもよし。自宅で、最上級ランクの三陸産のイクラやアワビなどのグルメを堪能しましょう。350グラム4,000円(税込)。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
③阿部蒲鉾店「チーズボール」(宮城)
仙台を代表するお惣菜の名物「笹かまぼこ」は、手軽に食べられ、安いお土産としても人気。いろいろな笹かまぼこのメーカーがあり、仙台空港では阿部蒲鉾や鐘崎など数社のお土産を販売。最近人気なのは、牛タン入りの笹かまぼこや野菜などを入れた変わり蒲鉾。
そこで少し珍しい、阿部蒲鉾の「チーズボール」をおすすめします。クリームチーズが中に入っており、おやつやお酒のお供にもぴったり。5個入730円(税込)。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
④秋田白神食品「いぶりがっこ」(秋田)
仙台空港で買える秋田名物の代表は、炭の香りが食欲をそそる「いぶりがっこ」です。秋田白神食品のいぶりがっこは、日本海と白神山地に囲まれた三種町で生産された自家製大根を使用。普通のたくあん漬けはどこでも入手できますが、いぶりがっこは通販以外ではなかなか買うことができません。
仙台空港で買えるとは、何ともうれしいですね。いぶりがっこに目がない人はもちろん、漬物好きなへのお土産におすすめです。734円~。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
⑤山形屋商店「仙台麩」(宮城)
仙台麩は「油麩」のことで、宮城県北部の登米市や岩手県南部の一関市で食べられている郷土食。「仙台麩」は、山形屋が商標登録した名称です。
小麦粉のグルテンを煉り上げて棒状にしてから食用油で揚げており、最近はグルメ通の間で人気。煮物や味噌汁の具にしますが、登米市の名物「油麩丼」のようにかつ丼風にするのもおいしいと好評。価格も安いので、仙台空港で買えるお土産としておすすめです。1袋2本入で540円(税込)。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港に独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
⑥PEBORA「だて正夢」(宮城)
仙台はお米の名産地でもあるので、仙台空港ではお土産用のお米も販売しています。仙台のお米といえばササニシキやひとめぼれが有名ですが、最近は新品種の「だて正夢」がおいしいと人気。
袋入りもありますが、ペットボトル入りのほうが、お土産用に持ち帰りしやすくて保存もしやすいので便利です。1本に2合分が入って594円(税込)と、お土産としてはお安いので、お米にこだわる人へのお土産に仙台空港で買って帰りましょう。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」、「DATEマルシェ」、「ぶーめらん」での取り扱いとなります。
⑦佐々重「仙台味噌」(宮城)
調味料にもこだわるグルメな人におすすめのお土産は、辛口の赤味噌が特徴の仙台味噌。風味がよく、そのまま食べられるため「なめみそ」とも呼ばれています。ちなみに仙台で作られるからではなく、伝統の材料や作り方が守られていれば、仙台以外の宮城県で造られたものも仙台味噌と呼ばれているのです。
仙台空港では、宮内省に納めていた佐々重のものや、横山味噌醤油店の商品をお土産用として販売。佐々重の仙台味噌は810円~。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港には独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
⑧香の蔵「クリームチーズの仙台みそ漬」
有名な仙台味噌で作った「クリームチーズの仙台みそ漬」は、仙台空港で買えるおすすめお土産の一つ。1940年に創業した漬物店の香の蔵は、クリームチーズを名産の仙台味噌に漬け込んで、風味豊かな逸品に仕上げました。
お酒好きな人たちの間では、あまりにもおいしいのでお酒が進んで困る……と評判の人気商品。価格は35グラムで594円と高級品ですが、グルメな人へのお土産にすると間違いなく喜ばれることでしょう。長期保存もできるので安心です。
仙台空港のお土産店データ
仙台空港に独立した店舗はなく、「総合販売店 萩」での取り扱いとなります。
仙台空港で東北各地のお土産を買おう!
仙台空港のよいところは、宮城県以外の東北地方の種類豊富なお土産も買えるところ。人気があるのは、くるみゆべしや仙台銘菓のずんだ餅、仙台空港の限定品「伊達な玉子」(さいとう製菓)、岩手の「三陸海宝漬」など。
お土産コーナーは出発ロビーと同じ2階に集中しているので、搭乗時間の締め切りぎりぎりまで選べるのも便利ですね。仙台空港で、じっくり東北各地のお土産探しをしましょう!
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