京都府立植物園の概要
京都府立植物園とは?
京都府立植物園は、京都市左京区にある日本初の公立植物園です。総面積約24ヘクタール(甲子園球場6個分)の敷地に約12,000種類の植物を展示されています。広い敷地内でも特に人気があるスポットは「観覧温室」でサルの顔をした「ドラクラ・ギガス(モンキー・オーキッド)」などをはじめ世界の熱帯植物を見ることが可能です。(なお料金等については2021年4月20日現在の情報を元にしています。)
京都府立植物園のアクセス
京都府立植物園のアクセス①電車で行く場合
京都府立植物園の最寄り駅は、京都市市営地下鉄「北山駅」。3番出口を出たらすぐのところにあります。地下鉄「北大路駅」からは徒歩10分ほど。駐車場があるので、車で行きたいという方にもアクセスがよいです。
京都府立植物園のアクセス②自転車・バイクで行く場合
自転車もしくはバイクでアクセスされる方は、各所入り口のところに無料で駐輪できます。京都府立植物園には4つの入り口があり、自転車はいずれの入り口にも駐車可能ですが、「北泉門」の入り口にはバイクは停められないので、正門、北山門、賀茂川門のいずれかに駐輪しましょう。
京都府立植物園のアクセス②バスで行く場合
バスの最寄り駅は「植物園前」で、京都市バスに乗る方は、1系統、204系統、205系統、206系統、北8系統を利用できます。また京都バスを利用される方は最寄り駅が同じく「植物園前」で、32系統、34系統、35系統、46系統が利用可能。バス下車後、徒歩で5分ほどです。
京都府立植物園の営業時間・定休日・入園料金
営業時間・定休日
京都府立植物園の営業時間は、9:00~17:00まで(入園は16:00まで)となっています。観覧温室開室については、10:00~16:00(入室は15:30まで)となっていますので注意しましょう。定休日は、12月28日から1月4日までです。
入園料金
京都府立植物園の入園料金を下記に示しました。人気の観覧温室に入るためには追加料金が必要ですの注意しましょう。中学生以下の入園料金、温室観覧料は無料です。また70歳以上の方は障害者手帳をお持ちの方は、入園料金、温室観覧料が無料となります。それぞれ証明や手帳の持参を忘れないようにしましょう。
一般 | 高校生 | |
入園料 | 200円 | 150円 |
年間パスポート | 1000円 | 750円 |
温室観覧料 | 200円 | 150円 |
京都府立植物園の見どころ
人気スポットの「観覧温室」
池に浮かぶ金閣寺をイメージされて建てられた温室には、約45,00種類の植物があり8つの部屋で構成されています。世界の熱帯植物が植栽されているのが「ジャングル室」。またバナナやカカオなどの迫力のある植物は「有用作物室」で展示されています。
「砂漠サバンナ室」にあるのは多種類のサボテンです。その他に「冷房室」「高山植物室」「昼夜逆転室」「ラン・アナナス室」「特別展示室」などがあり、なかには国内初展示や初開花のものも展示されています。
四季で移り変わる草花
京都府立植物園①春の見どころ
春の見どころは、なんといってもサクラ。芝生広場に華麗に咲き乱れます。サクラが咲く3月の中旬ごろは、カワセミ、カルガモ、メジロなどの野鳥を見かけることもあります。年間でも3月は野鳥の探鳥数の多い月です。その他、パンジー、チューリップ、シャクナゲなど春らしい色鮮やかな花々が楽しめます。
京都府立植物園②夏の見どころ
夏の見どころは、蓮や朝顔。京都の暑さは厳しいですので、朝の早い時間帯を選んでいくのがおすすめです。7月の中旬ごろには食虫植物が全盛期。熱いので観覧温室の「冷房室」もおすすめで、カカオの花やミラクルフルーツを見れます。
京都府立植物園③秋の見どころ
秋の見どころは、やはり人気のある紅葉です。11月の下旬ごろから様々な木々の紅葉を楽しむことができます。10月の下旬ごろには秋らしいきのこなども姿も。豪華な花をつける菊や洋ランなども見ごたえがあります。
京都府立植物園④冬の見どころ
冬の見どころは、くすのき並木やクリスマスシーズンのポインセチア。また外は寒いので観覧温室でまったりと植物の観察もよいでしょう。砂漠サバンナ室にある「奇想天外」という植物は、12月中旬ごろに見ごろを迎えますが、その名のとおり姿かたちが奇想天外。一見の価値があります。
土日に開催される園内ガイド
「園長と園内散歩・副園長のほっこりガイド」
京都府立植物園では、四季折々の草花の魅力を存分に知ってもらうことをねらいにして園長と副園長が園内を案内してくれるガイドがあります。月に一度、14:00より45分ほどのイベントとなっているので時間を狙って行ってみるのもよでしょう。開催日については公式ホームページをご覧ください。
「土曜ミニミニガイド」
こちらも上記と同様に園内の見ごろの植物を広く知ってもらうための園内ガイドです。毎週土曜日の13:00から45分ほどの内容となっています。当日受付先着30名限定。催しは天候事情などにより中止になる場合もありますので、事前に確認するのがよいでしょう。
各種イベントについて
月間イベント
一年を通してさまざまなイベントが企画されていますので、ぜひ京都府立植物園の公式ホームページから確認してみましょう。過去には、バラ栽培講習会、桜散歩、食虫植物展、エビネ展、手づくり品店、野菜地域産品市などが開催されており、内容は多岐に渡ります。
園芸相談
園芸相談は、毎週日曜日に行われているイベントです。相談時間は13:00~12:00、13:00~16:00。相談方法は、来園もしくはお電話にて受け付けています。植物の知識が豊富なスタッフが相談に対応しているので、趣味の園芸や家庭菜園などでお困りのときはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
京都府立植物園の周辺スポット
京都府立植物園の周辺は、京都コンサートホール、京都府立陶板名画の庭などがある文化施設があり落ち着いた雰囲気です。また京都府立大学、京都ノートルダム女子大学、京都工芸繊維大学など教育機関の集う街でもあります。自然が多く散歩していても気持ちがいい街です。
桜散歩がおすすめ!「半木の道」
半木(なからぎ)の道は、京都府立植物園の西側にある桜の散歩道です。春になるとヤエベニシダレザクラとソメイヨシノがものの見事に開花します。全長は0.8kmと歩きやすい距離となっているため、植物園の帰り道に立ち寄るのもいいでしょう。
飲食店①「IN THE GREEN(インザグリーン)」
植物園を楽しんだあとにおすすめなのがおしゃれなイタリアンレストランの「IN THE GREEN」。開放的なテラス席では美味しいバーベキューを楽しむもよし、もちろん店内でゆっくり窯焼きの美味しいピッツアを楽しむのもよしで、植物園のすぐ横にあるので立地も申し分ありません。
飲食店②「ブリアン 北山本店」
こちらは食べログの「百名店2020」にも選出された美味しいパン屋さん。高い天井が特徴のお店は、日差しが注ぎ込み、こだわりの美味しいパンを照らしています。レストランも併設していてパンを食べて帰ることも可能。もちろんお持ち帰りもできるので、植物園の帰りにピクニックもよいでしょう。こちらも植物園のすぐ横にあります。
まとめ
今回は京都府立植物園の見どころをお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。植物園は季節ごとに新たな草花との出会いがありますので、いつも新しい発見や感動を味わうことができます。また植物のことについてもっと知りたいという方には土日に行われるガイドに参加するのもおすすめです。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
京都府立植物園の周辺が気になる方はこちらをチェック!
京都府立植物園の周辺には他にも魅力的な観光スポットがあります。京都府立植物園の帰り道にせっかくなのでどこかに寄りたいとお考えの方は、ぜひ当サイトで植物園の周辺に関する記事をご覧ください。京都観光のお手伝いをさせていただきます。
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