ゴールデンウィークにおすすめ！北海道の観光スポット13選！大自然を家族で楽しもう！

ゴールデンウィークの北海道では何を見るべき？

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桜前線の位置でもわかりますが、北海道の気候は本州以南の地方とは大きく違います。ゴールデンウィークのころは、春を迎えた開放感があふれる季節です。自然と同じように観光施設・スポットもエンジンを始動、観光客を迎える準備を整えます。

その一方で、道央以北の標高が高いところでは、スキーなどのウィンタースポーツがまだまだ楽しめたりします。観光客にしてみれば、北海道はスキーと花見が一度に楽しめる、お得な観光スポットなのです。※この記事は2021年3月の情報をによります。

ゴールデンウィークの北海道は地域で楽しみ方に違いも

ゴールデンウィークの北海道は、道南や道央ではお花見シーズンの真っただ中。気温も上がって、過ごしやすい観光の季節です。北海道には桜の名所もあるので、道外からの観光客なら二度目の花見も期待できるでしょう。

釧路、富良野など道東や道北では早春のころ。気温は低めながら、動植物や景色を楽しむ観光シーズンの始まりです。楽しみ方はいろいろあるので、ゴールデンウィークの北海道の楽しみ方を紹介して行きます。

北海道のゴールデンウィーク観光スポット・道東編

北海道・道東のゴールデンウィーク観光①早春の知床

北海道でも一番寒さが厳しいのが、釧路や富良野などがある道東エリアです。春になるのも遅く、ゴールデンウィークは春がきたことをやっと感じ始める時期になります。

この時期のおすすめは、世界遺産・知床の観光です。流氷が去って海が海らしくなり、春を迎える知床半島の景色を探訪する観光は、かなりレアな体験になるでしょう。ヒグマが出るなど自然が相手なので、見どころをガイドさん付きで案内してもらうツアーになります。

知床半島の景色を楽しむ北海道のゴールデンウィーク

知床半島の早春の自然を楽しむツアーは、毎年ゴールデンウィーク限定の企画として実施されています。見る対象によって自然体験1日コース、原生林のトレッキング、羅臼湖のスノートレッキング、知床5湖と滝を見るコースなど。

最長の自然体験以1日コースでは、知床半島の原生林、断崖絶壁を見ながら水芭蕉が咲く群生地まで歩きます。途中で野鳥などの生物に出会えるかもしれず、8時間の1日コースは見ごたえ、歩きがいがあるおすすめコースです。

北海道・道東のゴールデンウィーク観光②藻琴の芝桜まつり

北海道東部、網走郡大空町にあるひがしもこと（東藻琴）芝桜公園では、例年5月3日から芝桜まつりが開催されます。ゴールデンウィークの後半に何とか間に合うタイミングのイベントです。

芝桜といえば、鮮やかなピンクや赤、白の花で地表を覆い尽くす華やかさで親しまれます。全国どこでも見られる花ですが、この東藻琴の芝桜はスケールが違います。広い丘陵が芝桜で埋め尽くされる景観はインパクトがあり、大人から子供まで家族みんなで楽しめる北海道観光スポットです。

園内では芝桜以外にもお楽しみがいろいろ

園内は芝桜に覆われた斜面です。そこの上り下りはけっこうな負荷ですが、園内には芝桜を見ながら展望台まで登れる遊覧者が用意されています。これに乗れば、丘の上から絶景が楽しめるでしょう。

広大な園内には遊歩道が縦横にめぐらされ、芝桜を見ながら散策が楽しめます。ゴーカートや釣り堀の遊び、日帰り温泉もあるので、早春の北海道を家族で満喫してください。アクセスは、網走駅→東藻琴へ路線バス40分、公園まで送迎バス5分、女満別空港から車で45分です。

北海道・道東のゴールデンウィーク観光③丸瀬布森林公園

北海道東部・遠軽町の丸瀬布（まるせっぷ）森林公園いこいの森は、例年ゴールデンウィークからオープンします。子供から大人までが楽しめる、広大な森林公園です。夏場はキャンプ場に人気が集まりますが、早春のゴールデンウィークなら各種施設で遊びましょう。

園内にはゴーカートやバッテリーカーが走れるコースがあり、各種自転車、ローラースケートでも子供が思いきり走り回れます。また、園内の昆虫生態館は、生きたチョウが飛ぶ温室やその他の生き物とふれあえる施設です。

日本唯一！動態保存の森林鉄道が圧巻！

この森林公園では、昔運行していた森林鉄道の蒸気機関車が走れる状態で保存され、2㎞の線路を実際に乗車できます。石炭を焚いて走る森林鉄道の車両は、日本でこれだけ。その意味で穴場で、大宮・京都の鉄道博物館にもないレアな見どころです。

網走周辺へ行ったら、何を差し置いても家族で乗るべきおすすめ保存鉄道です。石炭の香りと機関車の体温を肌で感じてください。ここへのアクセスは、JR石北本線丸瀬布駅から車で15分、門別空港からは車で80分です。

北海道のゴールデンウィーク観光スポット・道北編

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北海道の道北というと、冬の自然条件が厳しい宗谷地方、日本海側の留萌地方、ほぼ中央部の上川地方のエリアを指します。ゴールデンウィークの観光となると、春の訪れが比較的早い上川地方の中部・南部エリアがメイン。この記事では主に旭川周辺の観光スポットを紹介していきます。

北海道・道北のゴールデンウィーク観光①旭山動物園

北海道・旭川市にある旭山動物園は、北海道の、というより海外でも有名な動物園です。他に先駆けて始めた、動物がもともと暮らしていた状態で展示する「行動展示」、他の動物と混在させる「混合展示」は新鮮な印象好評の理由でしょう。

他の動物園では退屈そうにしている姿しか見られませんが、旭山動物園の動物は、本来の姿で活発に動いたり泳いだりする様子が目の前で見られます。見たことのない動物の動きは、子供以上に大人が感動するでしょう。

ゴールデンウィークには動物も変わる

ゴールデンウィークは季節の変わり目なので、展示も変わります。人気のペンギンの散歩は雪解けで終了し、代わって寒さに弱くて暖かい園舎にいた動物たちが外に出てきて遊び、にぎやかになる季節です。

旭山動物園は、水生動物の展示でも有名です。アクリルトンネルを通るアザラシや、逆に人間がトンネルに入り、周囲をペンギンが泳ぐのが見どころです。他にも見どころが多い動物園なので、北海道では外せないスポット。アクセスは、旭川駅・空港から路線バスがあります。

北海道・道北のゴールデンウィーク観光②白金青い池

北海道の道北エリア、美瑛町白金にある観光名所「青い池」は、その名の通り絵のような青い色の水をたたえた池です。幻想的な青い水は「美瑛ブルー」と呼ばれる独特な色合いで、2012年にiphoneの壁紙に使われたことから有名になりました。

この色は水に含まれる水酸化アルミニウムによるもの、というのが定説で、そばを流れる美瑛川で上流から運ばれた成分。そのため、大雨や雪解け水で増水する時期は、ブルーグリーンに見えることもあります。

青い池はゴールデンウィークから秋まで楽しめる

美瑛ブルーの青い池は、凍結する冬以外はいつでもみられます。ただし鮮やかさは天候や太陽の位置に影響され、よく晴れて風のない午前中がベストコンディションです。青い池の周囲には立ち枯れの落葉松が多く、それとの対比がインスタ映えで人気を集めます。

また、ゴールデンウィークは新緑、秋は紅葉との対比が美しい、家族で楽しめるおすすめ観光スポットです。ここへのアクセスは、JR美瑛駅から車・路線バスとも20分。有料の駐車場があります。

北海道のゴールデンウィーク観光スポット・道央編

北海道・道央のゴールデンウィーク観光①定山渓鯉のぼり

次は北海道の中央部・道央エリアのゴールデンウィーク観光スポットを紹介します。この時期には桜前線が到達し、本格的な観光シーズンの始まりです。

北海道最大の都市・札幌市郊外にある定山渓温泉は、古くからの温泉街です。年間250万人ともいわれる観光客を集める温泉街では、ゴールデンウィークの頃から一気に賑わいを増してきます。まだ日陰に雪が残る中、春の観光の幕開けは恒例のイベント・定山渓温泉渓流鯉のぼりです。

豊平川の上を400匹の鯉のぼりが泳ぐイベント

渓流鯉のぼりは、定山渓温泉を流れる豊平川の上にロープを張り、近隣から集めた鯉のぼり400匹を泳がせます。ゴールデンウィークの時期は桜も咲き始め、春を告げる恒例のイベントです。残雪と鯉のぼりは、他の地域ではまず見られない組み合わせでしょう。

このイベントは、4月の初めからゴールデンウィークが終る5月上旬まで行われます。この期間中ならいつでも見られるイベントです。アクセスは札幌駅から定山渓行き直通バスでどうぞ。

北海道・道央のゴールデンウィーク観光②三笠鉄道村

北海道の中央部・三笠市には、動態保存の蒸気機関車を始め、静態保存で各種の鉄道車両を保存・展示している三笠鉄道村があります。メインは幌内にある三笠鉄道記念館で、分館という位置づけで三笠市街にあるクロフォード公園の2つの施設で構成されます。

この施設は、北海道では最初、日本でも3番目に開通した鉄道で、JRになってすぐ廃止になった幌内線を記念して作られたもの。明治期以降の資料と合わせ、約50両もの車両を展示する大規模な施設です。

珍しい車両が集まる穴場の観光スポット発見

三笠鉄道村は冬季は閉館、ゴールデンウィーク間近の4月中旬から再開します。メインの鉄道記念館には、実際に車両をけん引できる人気の蒸気機関車S304号を始め、機関車、気動車、客車などが多数展示されています。

見どころは、除雪車、操重車、郵便・荷物車といった珍しい事業用車両、貨車、炭坑用の車両などでしょう。また、クロフォード公園では特急気動車80系の堂々たる6両編成が見どころです。他の鉄道博物館ではまず見られない展示品を持つ、穴場の施設なのです。

北海道・道央のゴールデンウィーク観光③札幌百合が原公園

北海道中央部・札幌市の札幌百合が原公園は、北区に25haもの広大な面積を持つ総合公園です。花博の跡地に作られた公園で、3600種類もの植物が植えられています。春の花を愛でながら、家族でのんびり散策するのがおすすめです。

園内には、温室、世界の庭園、各種の花壇のほか、遊具広場や園内を1.2㎞のコースで巡るリリートレインなどの施設もあります。ゴールデンウィークの一日を、子供連れで遊びに出かけるのにもいい観光スポットです。

ゴールデンウィークをめどに全施設がオープン

札幌百合が原公園も、北海道らしく冬の間は温室以外休業します。ゴールデンウィークが近づくと、4月初旬の遊具広場を皮切りに各施設ごとに五月雨式に再開していきます。一番遅いのが29日なので、十分間に合うでしょう。

ゴールデンウィークに屋外で楽しめる花は、モクレンやスイセンが花盛りです。高山植物の可憐な花や色鮮やかなチューリップ、青いつくしのようなムスカリもそろそろ咲き始め。もちろん桜もあって、ユリ園や芝生広場で花見が楽しめます。

北海道・道央のゴールデンウィーク観光④二十間道路桜並木

北海道中央部・襟裳岬に近い新ひだか町静内には、幅36m（約20間）の広い道路両側に植えられた桜並木が、約8㎞にわたって続きます。これほど長く続く桜並木はほかになく、さくら名所100選や日本の道100選にもランクされる桜の名所です。

これほどの桜並木ができたのは、明治時代に近隣に新冠御料牧場が作られ、そこを視察に訪れる皇族方の通路として整備されたのが始まりです。御料牧場は、家畜改良センター新冠牧場と名称を変えて現在も残ります。

ゴールデンウィークには桜が見ごろの二十間道路

桜の開花時期には例年どおり静内桜まつりが開催され、4月30日～5月5日の期間中は多くの花見客でにぎわいます。途中で分岐する桜のトンネルでは、徒歩で散策しながら桜並木を楽しめます。

一帯に植えられているのは、エゾヤマザクラがメイン。ソメイヨシノよりも濃いピンクで、花と葉が同時に出るので、本州以南とは違う雰囲気の花見になります。

ちなみに夏休み期間には、周辺の競走馬牧場を見学できます。競馬ファンには願ってもない楽しみ方ができる桜の名所です。

北海道のゴールデンウィーク観光スポット・道南編

北海道・道南のゴールデンウィーク観光①五稜郭の桜

北海道南部・道南エリアのゴールデンウィークは、すでに桜前線が上陸して満開の桜が楽しめます。桜の名所の中でもひときわ人気が高いのは、函館・五稜郭でしょう。

五稜郭は江戸時代末期に幕府が築いた要塞の遺跡で、桜は大正時代に毎日新聞社が植えた数千本のソメイヨシノが桜の名所として今に残ります。城塞の外周ににめぐらされた堀に沿って1,600本の桜があり、ゴールデンウィークには大勢の花見客や観光客で混雑する観光スポットです。

外周の堀を散策するのが五稜郭の桜の楽しみ方

五稜郭の桜は、ほとんどが外周の堀に沿って植えられています。幕末の函館戦争の遺構を眺めながら、外周をのんびり散策するのが北海道・函館の桜の楽しみ方でしょう。

満開の後は堀の水面に花びらが浮かぶ「花むしろ」が美しく、夜はライトアップされされた夜景、夜桜見物も風情があります。隣接する函館タワーからの景観・夜景も忘れずに楽しんでください。アクセスは、市電・五稜郭公園前、バス・五稜郭公園入口下車。

北海道・道南のゴールデンウィーク観光②松前さくらまつり

北海道の最南端・松前町にある松前公園は、250種、約1万本の桜が植えられている、国内でも有数の桜の名所です。北海道最南端なので桜前線も最初に松前に上陸し、ゴールデンウィークが始まる4月下旬には桜の季節を迎えます。

松前公園の桜は、本数の多さもトップクラスですが種類が多いことでも有名です。早咲きから遅咲きまで次々に開花して、ほとんど1ヵ月近くにわたって咲き続けるのが大きな特長になります。

ゴールデンウィークと桜満開が同時で祭りが盛り上がる

例年、ゴールデンウィークと同時に桜が咲き、さくら祭りも行われます。ちょうどいいタイミングなので、武者行列などで最高に盛り上がる季節です。園内には「桜見本園」があり、違う種類の桜を同時に見比べることができる見どころです。

そして裏山の第二公園は、公園に続く津軽海峡を見渡せる絶景展望台。祭りの期間中にはライトアップで夜景も楽しめ、見どころ満載のゴールデンウィークが楽しめるでしょう。アクセスは、木古内駅から松前行バス松城下車。駐車場あり。

北海道でゴールデンウィークにスキーを楽しむ

ゴールデンウィークになると、寒さが厳しい北海道といえども春が来ます。気温も上がり花が咲き、観光シーズンで盛り上がりますが、花見と同時にスキーやスノーボードが同時にできるのも北海道観光の大きな特長です。

ゴールデンウィークでも営業しているスキー場はたくさんありますが、中でも北海道らしく広くて雪質がいいと人気のゲレンデを紹介しましょう。

北海道でゴールデンウィークに春スキー①グラン・ヒラフ

北海道・道南の倶知安町にあるニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフは展望の良さが売りで、そのコースが広大なことでも知られます。コースが22、リフトやゴンドラが13もあり、難易度もさまざま。

家族で行って好きなコースでスキーやスノーボードを楽しみ、小さい子供はソリ遊びもおすすめです。春になると晴れた日が多くなり、雄大な羊蹄山が美しい姿を見せてくれるでしょう。

ゴールデンウィークにはスキー以外の企画も

北海道南部が春本番を迎えると、スキー場もスキー以外の楽しみ方が企画されます。ゴールデンウィークの期間中、周辺の森林の春を探訪するツアーが開催されます。

レンタルのスノーシューを履いて森林を歩き、木々の芽吹きやキノコ類の成長、バードウォッチングを楽しみます。もちろんガイド付きで、ついて歩くだけの気楽なツアーは家族連れにおすすめな企画です。アクセスは、JR倶知安駅からバス20分、無料駐車場あり。

北海道でゴールデンウィークに春スキー②札幌国際スキー場

札幌国際スキー場は札幌市南区、定山渓温泉から20分の所にあります。初心者から上級者までのコースがあり、最初の4コースが途中で6コースに増えるなど、バラエティがあって楽しめるスキー場です。

ふもとの温泉街ではゴールデンウィーク恒例の鯉のぼりの群れが泳いでいても、スキー場ではいいコンディションのもと、多くの人が春スキーを楽しんでいます。服装も軽快で、中にはTシャツの人もいるギャップが面白い風景です。

ゴールデンウィーク期間中は営業見込み

標高があまり高くない札幌国際スキー場では、春スキーの営業期間は5月9日までの予定です。平地に近いスキー場でも5月上旬まで春スキーが楽しめるのは、北海道ならではでしょう。

少なくともゴールデンウィーク中は大丈夫ということです。ただ、天候次第では予定より早くクローズすることもあるので、利用するなら確認してから出かけましょう。

まとめ・ゴールデンウィークは家族で北海道へ！

春の到来が遅い北海道なので、ゴールデンウィークに観光に出かけるのはためらう人もいるかもしれません。でも、紹介してきた通り、ほとんどのところで出かけても問題なく楽しめます。

冬季は休業する北海道の観光地、スポットの多くは、4月下旬をめどに営業が再開されます。それに応えるように自然の中の動植物も活動を始め、きれいな花を咲かせたり動物も屋外に出てくるでしょう。ゴールデンウィークには、子供も大人も楽しめる北海道へ出かけてみてください。

北海道の観光スポット情報をお探しならこちら！

北海道には魅力的な観光地なので、おすすめしたい観光スポットもたくさんあります。お出かけの予定がある方のために、役立つ情報を提供できる記事を挙げました。プラン作成の参考にしていただければ幸いです。

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