京都で海の町として有名！舞鶴のおすすめ観光スポット10選！旧海軍に由来する施設も！

はじめに

京都の北部の町“舞鶴”の観光スポットを大特集

昔ながらの情緒が漂う京都は日本屈指の観光地。そんな京都から、電車や車で約1時間30分～2時間程で京都府北部の町“舞鶴”に行くことができます。“舞鶴”は日本海に面した自然豊かな町。

昔から船を使用した交流が盛んで、戦後には大陸からの引き上げ港として利用されていました。また、明治以降には、『日清戦争』の報復を恐れた日本政府は舞鶴港に軍事拠点を設置したとか。以来、舞鶴は軍事港としても有名となり、現在でも海上自衛隊の基地となっています。

定番から穴場の観光スポットをご紹介

歴史深い舞鶴ですが、そんな舞鶴は観光名所がたくさん点在しています。例えば、自然豊かな公園、歴史的建造物、おしゃれなグルメスポットなどがあり、きっと楽しい時間が過ごせることでしょう。

今回の記事では、そんな舞鶴の定番から穴場の観光スポット、また舞鶴のグルメ的な観光スポットもご紹介してまいります。口コミ情報なども記載しているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。（当記事は2021年2月26日時点の情報をもとに作成されております。）

舞鶴の定番観光スポット【5選】

それでは早速、舞鶴の観光スポットをご紹介してまいりましょう！。まずは、舞鶴の観光スポットの中でも定番中の定番の観光スポットを5選ご紹介します。ここさえ押さえておけば、舞鶴観光も満足いくものになるのではないでしょうか？

①舞鶴赤レンガパーク

“舞鶴赤レンガパーク”は、JR東舞鶴駅からは徒歩10分程の場所にあります。敷地内には歴史あるレンガ造りの倉庫が7棟点在しており、どの建物も異国情緒な雰囲気が漂い写真撮影には最適。

特に、赤レンガロードは、ドラマや映画の撮影にも幾度も使用されているので、映画の主人公になった気分で写真を撮ってみるのもおすすめです。場所は公式サイトのマップで確認して下さいね。他にも、昔ながら赤いポストがあったり、夜にはライトアップもされたりとインスタ映え写真が撮り放題。

疲れたらおしゃれカフェで休憩

“舞鶴赤レンガパーク”にある7棟の倉庫群には、舞鶴の赤レンガの歴史を知ることができる赤レンガ博物館、おしゃれな雰囲気のカフェ、そしてイベント会場などもあります。赤レンガパークは入館料が大人400円ですが、それ以外の施設は無料なので、気軽に中に入って観光すると良いでしょう。

疲れたら、赤レンガ5号棟内にあるカフェで一休みしてみてはいかがでしょうか？ニューヨークの倉庫をイメージしたかのようなおしゃれカフェで、海上自衛隊のカレーを再現した「舞鶴海自カレー」が人気です。

基本情報

②道の駅舞鶴港とれとれセンター

日本海に面した舞鶴は新鮮な海鮮類が満喫できることでも有名です。“道の駅舞鶴港とれとれセンター”では鮮魚、干し物、加工品などが揃い、舞鶴観光のお土産探しにはぴったりの場所です。市場内には威勢のよい声が響き、その雰囲気だけでも楽しい気分に浸ることができるでしょう。

場所はJR西舞鶴駅から車で約10分ほどの国道175号線沿いにあります。208台収容可能な大きな駐車場が完備されているので便利。営業時間は9:00～18:00迄ですが、時間変更もあるので公式サイトで確認しておきましょう。

観光客は敷地内の飲食店がおすすめ

観光客にとって鮮魚を購入するのは、ちょっと躊躇してしまうかもしれません。もちろん“道の駅舞鶴港とれとれセンター”では宅配サービスも行っていますが、鮮度が命の鮮魚はできれば新鮮なうちに試してみたいものです。

そこで観光客におすすめが“道の駅舞鶴港とれとれセンター”の敷地内にある飲食店。寿司屋、レストラン、フードコートなどがありさまざまなスタイルで海鮮を楽しむことができます。おすすめはBBQ。市場で購入した魚、貝、カニなどを、1人500円でその場で焼いて食べることが可能です。

基本情報

③海軍ゆかりの港めぐり遊覧船

観光客に人気抜群の“海軍ゆかりの港めぐり遊覧船”。遊覧船は、先程ご紹介した舞鶴赤レンガパークの赤レンガ博物館横から出発しています。停泊している護衛艦、イージス艦、ミサイル艦、補給艦などを海から眺める30分程のツアーで、口コミでは「迫力満点」や「楽しい」と高評価でした。

ただし、当日どの軍艦が停泊しているかは分からず、お目当ての軍艦が停泊していない可能性もあるのでご注意下さい。運航ルートは公式サイトでマップで紹介されているので、確認すると良いでしょう。

乗船するにはどうすればいい？

迫力満点の“海軍ゆかりの港めぐり遊覧船”に乗船してみたいと思いませんか？乗船するには当日券を購入する必要があります。乗船券は舞鶴赤レンガパーク2号棟で購入可能。乗船場所は、赤レンガ博物館横の北吸赤れんが桟橋です。料金は大人1300円、子供（3～12歳）700円、2歳以下は無料。

土日祝と平日では、運行時間や本数が異なるので公式サイトで確認して下さい。また、土日祝（冬期除く）、GW、お盆は予約も可能です。絶対これは外せない観光スポットという方は予約をしてお出掛け下さい。

基本情報

④五老スカイタワー

“五老スカイタワー”は、自然がいっぱいの五老ヶ丘山頂にあります。舞鶴東ICからは約20分。電車利用の場合は最寄り駅がJR東舞鶴駅かJR西舞鶴駅となりますが、徒歩圏内ではないのでタクシーを利用すると良いでしょう。所要時間は約15分程です。

”五老スカイタワー”の高さは地上50ｍ，海抜は347ｍで、タワーの展望台からは舞鶴市内や若狭湾の美しい景色が楽しめます。また、周辺は自然豊かな公園なので、ゆったりと散策をするのもおすすめです。

展望台にはカフェも併設

“五老スカイタワー”の展望台にはおしゃれなカフェが併設されています。舞鶴の美しい景色を眺めながら美味しい食事が取れると、地元でも人気のカフェです。

メニューには、「海軍カレー」やご当地バーガーの「まいづる肉じゃがコロッケバーガー」などがあります。中でもインスタ映え間違いなしのメニューが「GOROバーガー」。“五老スカイタワー”にちなんで5段重ねになっています。フライドポテトもたっぷりと乗って食べごたえたっぷりのメニューです。

基本情報

⑤舞鶴引揚記念館

“舞鶴引揚記念館”もまた、舞鶴観光の定番のスポットといえるでしょう。戦後、政府は海外に残った日本人を引揚げさせるために18箇所に引揚げ港を設置。舞鶴港もその中の1つです。舞鶴港には1945年10月7日に最初の引揚船『雲仙丸』が入港しました。

以降13年もの月日をかけて、66万人もの引揚げ者を受け入れたとか。中にはお骨となって日本に帰って来た人もいました。“舞鶴引揚記念館”では、そんな戦後の引揚げに関したさまざまな資料が展示され、日本の悲しい歴史を学ぶ事が可能です。

周辺は自然豊かな絶景

“舞鶴引揚記念館”は、戦争の知らない世代にも引揚げの悲しい歴史を知って欲しいと建てられました。そのため、楽しい観光スポットとはいえないでしょう。どちらかというと、当時の事を考えると胸が締め付けられるかもしれません。観光客の口コミでは「涙が止まらなかった」ともありました。

重々しい雰囲気の“舞鶴引揚記念館”ですが、外に出ると建物の周辺には豊かな自然が広がり、ホッとした気分に。自然と一体化した『舞鶴クレインブリッジ』の美しい姿も見られます。

基本情報

舞鶴の穴場の観光スポット【2選】

舞鶴の定番の観光スポットをご紹介しましたが、続いては舞鶴の穴場の観光スポットをご紹介。舞鶴市内から少し外れた周辺には、穴場の観光スポットが点在しています。人で賑わっている場所は苦手という観光客や何度も舞鶴には行っているという観光客におすすめです。それでは確認していきましょう。

①舞鶴港吉原地区

舞鶴の穴場の観光スポットとして、じわじわと人気しているエリアが“舞鶴港吉原地区”。“舞鶴港吉原地区”は西舞鶴湾と伊佐津川の河口付近で、漁港“舞鶴”の雰囲気を満喫することができます。場所が分かりづらいので、事前にマップで確認しておくと良いかもしれません。

車でアクセスする場合は、西舞鶴ICを降りて、国道27号線を海に向かって行くとわかりやすいです。電車の方は、JR西舞鶴駅から徒歩25分程なのでゆっくりと舞鶴の街並みを散策しながら行くと良いでしょう。

吉原入江は日本のベネチア？

伊佐津川の東側には人工水路があり、その辺りは『吉原入江』と呼ばれています。両サイドには家が建ち並び、水路にはたくさんの船が。その光景がまるでイタリア屈指の観光スポット「水の都ベネチア」みたいだと話題となり、『日本のベネチア』と呼ばれているそうです。

口コミでは、「ワクワクする光景」や「時期、時間帯によってさまざまな光景が楽しめる」と『吉原入江』を満足している口コミが目立っていました。定番の観光スポットに飽きた方はぜひ、一度足を伸ばしてみてはいかがでしょうか？

基本情報

②金剛院

丹後の紅葉寺とも呼ばれる“金剛院”。秋になると、真っ赤に色づいた紅葉と三重の塔のコラボレーションが楽しめます。“金剛院”の南側には、美しく整備された鹿原公園が。公園内には遊歩道があるので、お天気の良い日には三重の塔を眺めながら散策するにはぴったりです。

“金剛院”へアクセスする、車の場合は「東舞鶴IC」から10分程です。JR東舞鶴駅からアクセスする場合は、バスで15分ぐらいで行くことが可能。JR松尾寺駅からは徒歩圏内ですが、約25分ぐらい歩きます。

雪化粧をした金剛院もおすすめ

紅葉の名所として人気の観光スポットとなっている“金剛院”ですが、雪が積もった“金剛院”もまた格別です。舞鶴の冬はとても寒く、雪も積もります。なかなかそのような環境で観光とはいかないかもしれませんが、秋とは比べものにならないぐらい観光客が少なく穴場的なスポットとなります。

そして、静まり返った中にひっそりと佇む“金剛院”。雪化粧をした“金剛院”は、厳かで幻想的な雰囲気を漂わせています。寒さ対策をして、ぜひ冬の“金剛院”に出かけてみて下さい。

基本情報

舞鶴のグルメな観光スポット【3選】

舞鶴のおすすめの観光スポット、続いてはグルメな観光スポットをみてまいりましょう！舞鶴ならではの歴史あるグルメスポット、おしゃれな雰囲気のグルメスポット、そして体験型のグルメスポットをご紹介。ぜひ、参考にして舞鶴の美味しいグルメに出会ってみて下さい。

①海軍料理 松栄館

“海軍料理 松栄館”は、JR舞鶴駅から徒歩で15分程の場所にあります。周辺には観光スポットととして人気のある舞鶴赤レンガパークもあるので、セットで巡ってみるのもおすすめです。

“海軍料理 松栄館”は、明治37年に開業したいた旅館“松栄館”の別館として建てられたとか。当時の海軍がよく利用していたこともあり、『海軍御用達の旅館』としても有名だったそうです。“海軍料理 松栄館”はそんな名残も色濃く残っており、グルメと共に当時の雰囲気を楽しむことができることでしょう。

『海軍割烹術参考書』を再現

“海軍料理 松栄館”では、『海軍割烹術参考書』という本に出てくるメニューを再現しています。『海軍割烹術参考書』は、当時料理を担当する者を育成する目的で使用されていた参考書。いわゆるレシピ本のようなもので、洋食やスイーツなど200種類ものレシピが載っているそうです。

数あるレシピの中で観光客に人気のメニューが「海軍カレイライス」。8種類のスパイスで作ったカレーは、具材が大きくダイナミック。口コミでも「美味しい」と評判が良いので、ぜひ試してみて下さい。

基本情報

②舞鶴かまぼこ工房

舞鶴観光のお土産としても人気のかまぼこ。“舞鶴かまぼこ工房”では、舞鶴港に水揚げされた新鮮な材料を使用して、人気のかまぼこ作りが体験できます。自分で作ったかまぼこやちくわは、その場で味わうことも。できたての熱々のかまぼこは、一段と美味しさが増すと口コミでも絶賛されていました。

“舞鶴かまぼこ工房”へは、舞鶴西ICより国道27号線を約17分ほど海に向かって走った場所にあります。穴場観光スポットでご紹介した「舞鶴港吉原地区」にあるので、かまぼこ作り体験と一緒に観光すると良いでしょう。

かまぼこや作り体験に参加するには？

かまぼこ作り体験に参加するには、実地希望日の4日前までに予約が必要です。最大35名迄参加可能で、3名集まれば体験が開催されます。かまぼこ作りは意外と難しいけど楽しいと評判なので、家族やお友達と一緒に参加してみてはいかがでしょうか？

営業時間は平日と土曜の９:30～17:00迄で、日曜日と祝日はお休みです。かまぼこ作り体験の所要時間は約90分で、料金は1人2000円となっています。

基本情報

③CAFE RESTAURANT ほのぼの屋

“CAFE RESTAURANT ほのぼの屋”は、舞鶴港の絶景を眺めながら食事ができると観光客だけでなく地元の人にも人気の隠れ家的なフレンチレストランです。店内はガラス張りで目の前には舞鶴湾。これだけでも癒やし効果は抜群ですが、ピアノの生演奏もありさらに贅沢な雰囲気を満喫できます。

営業時間は11:30～21:00迄で、水曜日が定休日。ただし、情報がまちまちなので、お出かけ際にはホームページや電話で確認しておく方が良さそうです。

おすすめはランチコース

“CAFE RESTAURANT ほのぼの屋”のおすすめメニューはランチコースです。ランチコースといっても種類が豊富で、4種類ほど用意されています。中には要予約制の豪華なランチコースも。気になる方は、お店のホームペイジを覗いてみて下さいね。

ここでおすすめするのは、リーズナブルなお値段で贅沢な気分が満喫できるAコース。Aコースは、スープ、メイン料理、デザートとコーヒーが付いて1980円となっています。メイン料理は本日のお魚やお肉料理4種類からチョイス可能です。

基本情報

舞鶴のおすすめ観光スポットのまとめ

京都の北部に位置する舞鶴のおすすめ観光スポットをご紹介しました。舞鶴は日本でも有数の港町であり、周辺には数多くの観光名所があります。海軍にちなんだ観光スポット、引揚げの悲しい歴史を知ることができる観光スポット、家族や友人で楽しい時間が過ごせる観光スポット、またグルメ的な観光スポットなど特徴もさまざま。

舞鶴をメインに観光する観光客は少ないかもしれませんが、日本屈指の観光地京都市内からも簡単にアクセス可能です。京都観光とはまた異なった観光を体験しに舞鶴に出向いてみて下さい。

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