はじめに(京都の日本庭園の魅力)
世界的な日本の観光地「京都」。外国人も多く訪れ、金閣寺や伏見稲荷など人気の名所が数多くある中で、今回は「庭園」をご紹介します。庭園は神社仏閣の建物と比べると「見落とされ」がちですが、この裏方の様な「落ち着いた」日本庭園こそ、隠れた「わびさび」の魅力があります。今回ランキング形式で「京都の日本庭園」をご紹介。色々なタイプ・地域をまとめましたので、どれも甲乙つけがたいです。
京都観光で行きたい日本庭園ランキング1位
渉成園 (しょうせいえん)(洛中)
観光のスタート地点「京都駅」から歩いて行ける庭園は、渉成園(しょうせいえん)。ここは東本願寺の境内の飛び地で、1653年に石川丈山が作庭した書院式の回遊式日本庭園があります。境内には「印月池」という広い池があります。庭園から京都駅前にそびえ立つ「京都タワー」が見えます。駅前の便利なところにありながら「雑踏」な空間から隔絶された落ち着く庭園。京都観光の開始におすすめです。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
春の「しだれざくら」もおすすめの「渉成園」へは、JR・地下鉄京都駅から徒歩10分です。他にもバスや京阪電車の七条駅からも徒歩圏内にあります。拝観時間は9:00~17:00(冬季は16:00まで)で、拝観料は、庭園維持寄付金として500円。パンフレットが進呈されます。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング2位
建仁寺(けんにんじ)庭園(洛東)
建仁2年(1202年)に将軍源頼家が寄進し、栄西禅師を開山として建立。寺院には国宝の「風神雷神図」が収められています。この寺院の庭は3つもあり、石と砂で作庭した枯山水の方丈前庭「大雄苑(だいおうえん)」、石と落葉樹のモミジを利用した「潮音庭(ちょうおんてい)」、「◯(水)△(火)囗(地)」の意味をもつ掛け軸より作庭した「◯△囗乃庭」です。どの庭園も落ち着く空間です。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
建仁寺の場所は、京阪電車「祇園四条」から徒歩7分、阪急電車「河原町」から徒歩10分、バスは「東山安井」バス停より徒歩5分のところにあります。拝観時間は10:00から16:30(冬季は16:00まで)拝観料は、大人500円、中高生300円、小学生200円です。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング3位
高台寺(こうだいじ)庭園(洛東)
高台寺は、豊臣秀吉の正室「北の政所(きたのまんどころ)」が、秀吉の冥福を祈るために建立した寺院です。この寺院は、石と砂で構成された、枯山水の「方丈前庭」と、重要文化財の仏堂「開山堂」を囲むように配置されている池泉回遊式庭園があります。これは小堀遠州(こぼり えんしゅう)が作庭し、しだれ桜と萩の名所。国の史跡・名勝です。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
夜にはライトアップもあって、気持ちが落ち着く「高台寺」の場所は、京阪電車「祇園四条」より徒歩10分。阪急電車「河原町」からは徒歩15分。バス停「東山安井」徒歩5分の場所にあります。拝観時間は9:00-17:30。特別期間中は22:00ライトアップが22:00まで。拝観料は大人600円、中高生が250円。その他に圓徳院との共通割引拝観券もあります。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング4位
無鄰菴(むりんあん)庭園(洛東)
無鄰菴は幕末から明治・大正にかけて活躍した政治家「山縣有朋(やまがた ありとも)」の別邸で、日本庭園は七代目小川治兵衛(おがわ じへえ)が作庭しました。廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で取り上げられた南禅寺の領地に作られた別荘地の1つで、琵琶湖からの水(琵琶湖疏水)が、敷地内の近代的日本庭園(池泉廻遊式庭園)の池に流れています。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
庭園内に程よく石が配置され、見ているだけで落ち着く「無鄰菴」の場所は、地下鉄蹴上(けあげ)駅から徒歩7分。バスは南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」下車で徒歩約4分です。営業時間は季節により微妙違いがありますが、概ね【4~9月】9:00-18:00 【10~3月】9:00-17:00まで(2019年4月1日より)。年末のみ休業。入場料は、中学生以上が410円です。
京都観光で行きたい日本庭園ランキング5位
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)庭園(洛東)
青蓮院門跡は、天台宗の祖「伝教大師最澄」が創立した寺院で、1150年以降に皇室や摂関(せっかん)家の子弟が入寺する「門跡寺院」として寺の格が上がりました。庭園は池泉回遊式で、作庭は室町時代の相阿弥(そうあみ)と伝えられ、粟田山(あわたやま)の山裾を利用して作られた庭園。背景の山と共に庭園を眺めると非常に心が落ち着きます。他に小堀遠州が作った「霧島の庭」があります。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
池に配置された「石」の島も美しい、青蓮院門跡の場所は、地下鉄「東山」から徒歩5分。市バス「神宮道」から徒歩5分。円山公園からは徒歩10分のところにあり、「知恩院」の北隣になります。拝観時間は、9:00~17:00で春と秋は夜間にライトアップを行っています、拝観料は大人500円 中高生400円 小学生200円です。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング6位
京都御苑(きょうとぎょえん)(洛中)九条池
江戸時代まで御所の周りの敷地「京都御苑」には、宮家や公家の邸宅が140以上ありました。明治時代になってそれらが取り壊され、その後戦後になって「公園」として整備されました。かつての公家の(九条家)邸宅の跡には今でもその名残があり、庭園もそこに残っています。1778年に作られた九條池と呼ばれる池と茶室だった拾翠亭(しゅうすいてい)があります。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
眺めているとここが「街中」であること忘れるほど落ち着くことができる、京都御苑・九条池の場所は、地下鉄「丸太町」「今出川」から徒歩3分のところにあります。京都御苑への入苑は無料で、自由に境内に入る事ができます。庭園にある茶室「拾翠亭」は年末・年始を除く木・金・土曜日に公開しています。料金は、高校生以上100円です。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング7位
相国寺(しょうこくじ)庭園(洛中)
相国寺は、室町幕府3代将軍の足利義満により、花の御所の隣に1382年に創建。庭園は方丈前庭から始まり、苔と松の木で構成されているシンプルな方丈西庭。そして京都市指定名勝で、立体的な起伏をイメージさせ、枯流(かれながれ)と呼ばれる谷が作られている裏方丈庭園。続いて方丈の奥にある開山堂にも白砂と石とその外側の苔のバランスが大変良い枯山水庭園と落ち着く庭園が続きます。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
相国寺の場所は、地下鉄「今出川」より徒歩5分。バスは「同志社前」より徒歩2分のところにあります。拝観は決められた期間の「特別拝観」の時のみ可能です。拝観時間は10:00〜16:00、拝観料金は大人800円、65歳以上と中高生が700円。小学生は400円となっています。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング8位
詩仙堂(しせんどう)庭園 (洛北)
詩仙堂は、初期江戸時代の文人「石川丈山(いしかわ じょうざん)」の山荘跡で、晩年の丈山が詩歌三昧の生活をした場所。庭園造りも丈山自身が作った庭園で、建物との調和。日本庭園としては申し分ない美しさと「落ち着く」空間です。5月の「さつき」と11月の「紅葉」の時期は賑わいます。日本初の「ししおどし」があり、1986年5月には、チャールズ皇太子と故ダイアナ妃がこの地を訪問しました。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
曹同宗の寺院「丈山寺」でもある詩仙堂の場所へは、叡山電鉄「一乗寺」または、市バスの「一条通松町」で下車徒歩約7分です。拝観時間は、9:00-17:00。拝観休止日(5/23)があります。拝観料は大人500円、高校生400円、小中学生200円です(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング9位
瑠璃光院(るりこういん)庭園(洛北)
比叡山の麓「八瀬(やせ)」の地にある「瑠璃光院」は、壬申の乱で傷を負われた天武天皇が、この地の釜風呂で傷を癒されてから、武士や貴族の癒される場所として人気がありました。昭和の初期に大改築が行われた際、自然の「借景」を利用した「日本庭園」を造営しました。ここは、春の「青紅葉」と秋の「紅葉」が特に美しい、知る人ぞ知る「人気の庭園」です。庭園の他名物の「釜風呂」もあります。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
建築物・文化財保存などの理由により、春と秋の期間限定公開となっている「瑠璃光院」の場所へは、叡山電鉄「八瀬比叡山口」から徒歩5分。バス「八瀬駅前」から徒歩7分。比叡山ケーブル「八瀬」から徒歩5分です。特別公開時の拝観時間は10:00-17:00で、期間中は休みなしです。拝観料は2000円です。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング10位
光悦寺(こうえつじ)庭園(洛北)
洛北の山の中、左大文字山の北に位置した古文書の記載も多い「鷹峰三山」を庭園の借景として望めるのが「光悦寺」。ここは江戸初期の芸術家「本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)」が徳川家康からもらった場所で、光悦は工芸職人たちと屋敷と庭園を作って住み込み、「芸術村」のような場所でした。光悦の死後に屋敷は寺院となり、庭園内には7つの茶室や竹を斜めに組んだ「光悦垣」が有名です。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
京都市街から少し離れていて、外国人観光客の姿もまばらで、花札の絵札のモデルになった山も見えて落ち着く「光悦寺」の場所は、バス「鷹峯源光庵前」下車徒歩約3分。拝観時間は8:00-17:00です。(11/10-13の間は休み)拝観料は中学生以上が300円です。
京都観光で行きたい日本庭園ランキング11位
大徳寺・瑞峯院(ずいほういん)庭園(洛北)
京都の北側にある大きな大徳寺。一休さんや千利休で有名なこの寺院の境内のにある小さな「塔頭(たっちゅう)」と呼ばれる小寺院の一つが瑞峯院。ここは戦国時代のキリシタン大名「大友宗麟(おおともそうりん)」が創建した菩提寺です。庭園は方丈中心に3つあり、昭和の庭園研究家重森三玲(しげもり みれい)が作庭しました。庭にはいくつもの巨石と白砂が織りなす枯山水の傑作です。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
方丈正面の「独坐庭(どくざてい)」、キリシタン燈籠を元に、7個の石の流れを「十字架」として再現したという「閑眠庭(かんみんてい)」と「茶庭」の3つからなる大徳寺・瑞峯院の場所は。バス「大徳寺前」下車徒歩5分。拝観時間は9:00-17:00で無休。拝観料は高校生以上が400円で、中学生以下が300円です(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング12位
龍安寺(りょうあんじ)庭園(洛西)
京都中心から西北に位置する「竜安寺」は、応仁の乱の東軍総帥「細川勝元」が創建した寺院。史跡・特別名勝の「枯山水」方丈庭園は、1500頃の作と言われ、作者などは諸説あり不明。1975年に来日した英国のエリザベス2世が拝観して「石庭」を絶賛しました。ZENブームの影響もあり世界的に有名です。また境内の「鏡容池」はオシドリの名所で、この池を中心とした池泉回遊式庭園も見逃せません。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録された、竜安寺の場所は、バス「竜安寺前」すぐ、「立命館大学前」から徒歩7分、京福電車北野線「竜安寺」徒歩7分。拝観時間は8:00-17:00(冬季は時間短縮)拝観料は、高校生以上が500円、小学生以上が300円です。9:00-16:30まで朱印の受付もしています。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング13位
大河内山荘(おおこうちさんそう)庭園(洛西)
京都市街が見渡せるこの庭園は、百人一首で有名な小倉山の南東にあった「荒地」だったものを映画・時代劇俳優の「大河内伝次郎(おおこうちでんじろう)」が、34歳からなくなるまでの歳月をかけて庭師・広瀬利兵衛と共に自ら作り上げた庭園です。回遊式庭園で、2万メートルもの敷地があります。庭園自体は近くにある嵐山や保津峡。遠くの比叡山を借景にして作り上げられています。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
「丹下左膳」役で戦前の映画界で大人気だった俳優・大河内伝次郎が作った、「落ち着く」庭園の場所は、京福電鉄嵐山本線「嵐山」から徒歩20分。嵯峨野観光鉄道「トロッコ嵐山」下車すぐ。バス「野々宮」下車約10分。拝観時間は9:00-17:00年中無休で、拝観料は高校生以上が1000円、小学生が500円で、抹茶つきです。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング14位
天龍寺(てんりゅうじ)庭園(洛西)
嵯峨野・嵐山に君臨する京都五山の第一位「天龍寺」は、室町幕府初代将軍足利尊氏が創立した禅寺。この庭園は池泉回遊式庭園で、「曹源地(そうげんち)庭園」と呼びます。これは夢窓疎石(むそうそせき)が作庭。国の特別名勝・史跡に指定されています。池を中心に白砂、石・木々がうまく調和しています。さらに、庭園の西側に「嵐山」西側に「亀山」を「借景」としており、これがまた見事なものです。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
世界遺産にも登録された天竜寺・曹源池庭園の場所は、京福電鉄「嵐山」徒歩1分、JR「嵯峨嵐山」徒歩10分、阪急「嵐山」徒歩15分。バスは「嵐山天龍寺前」「京福嵐山駅前」すぐ。拝観時間は8:30-17:30(冬季は30分早い)庭園の拝観料は高校生以上500円、小学生以上300円で、庭園以外の寺院の諸堂を参拝するときにはプラス300円(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング15位
善峯寺(よしみねでら)庭園(西山)
京都市西京区。京都の中心部から外れた長岡京市に近いこの場所に、1029年に創建された善峯寺があります。3万坪の境内全体が回遊式庭園になっています。大正・昭和初期の庭師「七代目小川治兵衛」が、庭園の基礎を作りました。山の中腹にあるので、京都市街、比叡山を一望することができます。この庭園は桜と紅葉の名所でもあり、その他年間を通して、季節ごとの四季の花々を見ることができます。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
気持ち「落ち着く」山の中にある善峯寺の場所は、JR「向日町」又は阪急「西向日町」下車からバス「善峯寺」から徒歩8分のところにあります。(冬季は途中の小塩止まり)各鉄道駅からタクシーでは約20分で2000円程度かかります。鉄道駅から徒歩で2時間程度かかります。拝観時間は8:00-17:00で、拝観料は大人500円、高校生300円、小学生以上が200円です。
京都観光で行きたい日本庭園ランキング16位
城南宮(じょうなんぐう)神苑(洛南)
京都南部の「洛南」地区。ここには城南宮と言う神社があります。創立年代は不明で、大国主(おおくにぬし)神、神功皇后(じんぐうこうごう)が、祀られていたのを平安京遷都の際に国常立尊(くにのとこたちのみこと)が主祭神に加わりました。神苑(庭園)は昭和時代の天才造園家「中根金作」が作庭しました。「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」の5つの庭があります。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
城南宮の場所は、地下鉄・近鉄「竹田」下車徒歩15分。京都駅八条口からバスで約20分「城南宮」下車徒歩2分です。神苑の拝観時間は9:00-16:30で、拝観料は高校生以上が600円で、小学生以上が300円です。神苑内の茶席「楽水軒」は、別途300円以上の志納で利用できます。(菓子・抹茶つき)(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング17位
平等院(びょうどういん)(宇治)
京都郊外にある「宇治」の世界遺産・平等院。平安後期に藤原頼通が造営。寝殿造りの「鳳凰堂(ほうおうどう)」が有名ですが、これを取り囲むように「浄土式庭園(じょうどしきていえん)」が造られています。仏教の末法思想(まっぽうしそう)と言う終末論的な思想が広まった時代に、極楽浄土をイメージするために現世の「極楽浄土」として造られました。目の前に大きな池が広がり、心落ち着く庭園です。
人気のおすすめ有名庭園の場所・拝観時間・料金
「10円玉の図柄」にも選ばれた平等院の場所は、JR・京阪「宇治」から徒歩10分。拝観時間は8:30-17:30(鳳凰堂内部は9:00から20分毎で各先着50名限定)年中無休です。拝観料は大人600円、高校生400円、小学生300円(拝観料には平等院ミュージアム鳳翔館代が含まれます)で、鳳凰堂の内部見学は別途300円が必要です。(2018年4月現在)
京都観光で行きたい日本庭園ランキング 番外
宮内庁管理の有名庭園の拝観方法と場所
京都には現在でも皇室由来の庭園があり、それは宮内庁が管理しています。「桂離宮」と「修学院離宮」がそれで、この庭園に見学するためには宮内庁に「参観希望」の申し込みをする必要があります。宮内庁のホームページから申し込みの受付を行っていますので、そちらの指示に従い、条件が整えば、この貴重な庭園の見学ができます。
桂離宮(かつらりきゅう)
桂離宮は、西京区にあります。元々は八条宮の別邸として創設。この施設の中は数寄屋風の書院造の建物が数棟あります。この庭園は「日本最高傑作」とも言われている「回遊式の庭園」です。桂離宮の場所は、阪急「桂」から徒歩20分。バス「桂離宮前」下車後徒歩8分です。
修学院離宮(しゅうがくいん)離宮)
修学院離宮は、左京区にあります。これは17世紀に後水尾上皇の指示により造営されました。敷地内プラス山林や水田風景に取り込み。総面積は54万平方メートルになります。ここに3か所の庭園があります。それぞれ「下御茶屋(しおのおちゃや)」「中御茶屋(なかのおちゃや)」「上御茶屋(かみのおちゃや)」です。場所は叡山電鉄「修学院」から徒歩20分。バス「修学院離宮道」から徒歩15分です。
まとめ
京都のおすすめ日本庭園をご紹介しました。庭園は自然を意識した人工物ですが、三方を山で取り込まれた「自然」をうまく取り入れた庭園が数多くあります。平安時代から昭和時代までの各時代ん作られた「日本庭園」がまだまだ紹介しきれませんでした。これは実際に京都に行って、心落ち着く空間でぜひとも癒されてみたいですね。
撮影:麦食くま