山形県米沢は自然と楽しい観光スポットが豊富
山形県南部、置賜(おきたま)地方の中核都市として古い歴史を持つ米沢市は、周囲を山地山脈に囲まれた自然豊かな町です。周辺には温泉が多く、夏は登山やハイキング、冬はスキーなどが身近で楽しめます。
また、春夏秋冬どの季節にもまつりがあり、イベント観光にも事欠きません。そして観光で外せないのが、藩祖・上杉謙信に関連するさまざまな施設など。日本三大和牛の米沢牛も外せません。おすすめ観光スポット、名物・見どころがいっぱいの米沢を探訪していきます。
※この記事は2021年2月の情報によります。
米沢観光のおすすめスポット・上杉家の名所5選
米沢観光で上杉家に関わる見どころ①上杉神社
米沢と上杉謙信をはじめとする上杉家とは、切っても切れない間柄。米沢のヒーローともいうべき、戦国時代の武将・上杉謙信を祀るのが上杉神社です。米沢城の本丸があった位置に建てられていて、本殿と宝物殿・稽照殿で構成されています。
米沢市民にとって、上杉神社は気持ちの上でバックボーンのような存在でしょう。初詣や祭礼、結婚式など何かとここに集まる市民や観光客で、常に活気のある神社です。
上杉神社の稽照殿は必見の宝物殿
稽照殿(けいしょうでん)は、上杉神社に付属する建物です。上杉家にちなむ資料や絵画、刀剣や兜、甲冑といった武具などが納められています。2つのフロアに配置された約300点ほどの展示品は、戦国ファンにはたまらない宝物でしょう。
展示品はどれも価値の高いものがそろっています。教科書で見るレベルの文化財や、有名どころでは兜の「愛」の字で知られた直江兼統の甲冑が注目の展示品です。なお、1月~3月下旬までの冬季は休館します。
上杉神社は米沢観光の定番スポット
上杉神社は日本人ならだれでも知っている上杉謙信公を祀るだけに、米沢に来る観光客なら一番に訪ねる定番スポットです。武田信玄との一騎打ちや直江兼続との逸話などで、多くの人が親近感を持っているからでしょう。現在の建物は、大正8年の米沢大火で焼失したあと大正12年に再建されました。
この神社はパワースポットとしても有名で、商売繁盛、開運招福、祈願成就、学業成就など、ご利益が多いと評判の神社です。春夏秋が6時~17時、冬が7時~17時の間にお詣りできます。
上杉神社
- 住所〒992-0052
山形県米沢市丸の内1丁目4-13 - 公式サイトURLhttp://yamagatakanko.com
米沢観光で上杉家に関わる見どころ②米沢城址(松が岬公園)
米沢城は明治6年の廃城令で取り壊され、その城跡は広大な松が岬公園になりました。本丸跡に建つ上杉神社もその一角を占めていて、観光に来た人は神社にお参りしたら公園内を散策する観光名所です。
公園の周囲には石垣がめぐらされ、濠には水がたたえられ鯉が泳ぎます。散策すると、米沢城があったころの雰囲気が感じられるでしょう。公園には桜が多く、趣のある古木もたくさんあります。春は桜の名所になる公園を、ゆっくり散策してみませんか?
米沢城址には上杉家ゆかりの松岬神社も
松が岬公園にはもう一つ、松岬神社があり、ここには9代目藩主上杉鷹山、2代目景勝、直江兼続・細井平洲・竹俣当綱・莅戸善政といった上杉家と深いつながりのある人々が祀られています。
米沢城は、もともと戦国大名・伊達氏の本拠で、伊達政宗公はここで生まれ24歳で仙台へ移るまで住んでいたところです。上杉神社の敷地には政宗公生誕の地を示す石碑が見られます。
こうした史跡の多い米沢城址ですが、地元では松が岬公園という認識で観光や憩いのスポットとしてとらえられているようです。
米沢観光で上杉家に関わる見どころ③上杉記念館
米沢城址の二の丸跡には、上杉家の邸宅だった上杉記念館があります。明治維新で華族になった、最後の藩主(14代)茂憲(もちのり)伯爵の邸宅として建てられました。
大正8年の大火災で焼失後、大正13年に再建されたのが今の建物です。ヒノキやケヤキをふんだんに使った豪華な造りで、銅板屋根の風格がある和風建築になりました。
戦後の昭和25年に米沢市が譲りうけ、公民館として開放したあと昭和54年から今の上杉記念館として市民や観光客に利用されています。
現在は郷土料理を楽しめる観光名所
現在の上杉記念館は、国から有形文化財に指定された施設です。そこでは上杉鷹山公が提唱した郷土料理・かてものが味わえるなど、洗練された庭園を持つ食事処として観光客や市民に親しまれています。
かてものとは、かさ増しが目的の質素な料理のこと。ぜいたくを戒めた鷹山公の教えに基づく料理です。それとは対照的な、日本三大牛・米沢名物の米沢牛ももちろん賞味できます。豪華と質素の両方が味わえる、何とも楽しい郷土料理を楽しんでください。
見学時間
もともとは豪華な伯爵邸なので、建物や各部屋は見ておく価値があります。10時~17時の間、食事処以外は無料で見学が可能です。そして、浜離宮に倣って作られた見事な庭園は、24時間開放されています。
上杉記念館
- 住所〒992-0052
山形県米沢市丸の内1-3-60 - 公式サイトURLhttps://hakusyakutei.jp/
米沢観光で上杉家に関わる見どころ④米沢市上杉博物館
上杉神社の近くにある観光施設ですが、ここは打って変わって近代的な建物です。建物は伝国の杜という施設の中にあり、置賜文化ホールと併設されています。博物館の所蔵物は、国宝の洛中洛外図・上杉家文書を始め国指定の重要文化財など、上杉家や米沢にまつわる貴重な歴史的遺産です。
国宝はさすがに常設展示物ではなく、一定の日を選んで一般公開されますが、複製品が常時展示中です。企画展も頻繁に開催され、米沢や周辺地域の文化、歴史などを広範囲に紹介しています。
上杉博物館では面白い体験学習もできる
米沢市上杉博物館は、観光客に上杉家関連の展示品を見せるだけではありません。館内を教室にして、現代美術の解説や道具や材料にふれる体験学習とか、外へ出て出前授業もする面白い博物館です。
上杉家や米沢の歴史に関する展示がメインではありますが、日常の活動をみると、上杉家から離れた教育関連の企画が目を引きます。最近では「138億光年・宇宙の旅」というテーマで各種イベントが始まりました。
米沢市上杉博物館
- 住所〒992-0052
山形県米沢市丸の内一丁目2番1号 - 公式サイトURLhttps://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/top.htm
米沢観光で上杉家に関わる見どころ➄上杉家廟所(びょうしょ)
上杉神社から見て西の方角にある上杉家廟所は、代々の藩主が埋葬された墓地です。作られたのは2代目景勝の逝去のあとになります。上杉謙信の遺体は米沢城内に安置されていましたが、廟所が作られた後にこちらに改葬されました。
歴代藩主それぞれの墓所は 深い杉の木立の中にあります。厳かな雰囲気の中に立ち並ぶ墓所にお参りすると、神仏には無関心な観光客でも何となく厳粛な気持ちになるでしょう。
上杉家廟所
- 住所〒992-0055
山形県米沢市御廟 1-5-30 - 公式サイトURLhttp://uesugigobyo.com/
米沢観光のおすすめスポット・四季の祭り4選
米沢は祭りどころ・①春の祭り観光は上杉まつりで盛大に!
長い東北の冬が終わり、春が来ると米沢最大のイベント・上杉まつりが始まります。4月29日、上杉神社と松岬神社の例大祭でスタートしますが、雪に閉ざされた冬から解放される時期の例大祭は、昔からこの周辺の人々が大切にしてきた祭りなのです。
松が岬公園は桜の名所で、この時期は満開になるのが通例です。露天が並ぶ境内や公園は、上杉まつりを待ちかねた人で満杯状態。周辺や福島からも観光客が集まり、夜まで人の波が絶えません。
上杉まつりの最大の見どころは川中島の合戦
祭りのクライマックスは5月3日。豪華なかざり金具に包まれた神輿や、堂々とした上杉の大軍勢が米沢市内の大通りをパレードします。そして上杉謙信と武田信玄の対決場面、上杉と武田の軍勢700名による激突場面などの見せ場が再現されると、会場の盛り上がりは最高潮に。
上杉まつりは、春になった開放感がはじける米沢市最大のまつりなのです。抜群に面白い祭りなので、ゴールデンウィークに東北観光に行くなら、ぜひ米沢を観光コースに組み込んでください。
米沢四季のまつり委員会・上杉まつり実行委員会
- 公式サイトURLhttp://uesugi.yonezawa-matsuri.jp/log/?l=228128
- 電話番号0238-22-9607
FAX/0238-22-2042
米沢は祭りどころ・②夏は花火大会二つに愛宕の火祭り観光
米沢の夏は東北花火大会で盛り上がります。例年7月下旬に開催される、この地域最大の花火大会です。ここの名物は200mもあるナイアガラと、最後を飾る大迫力の20号玉でしょう。会場は米沢駅から徒歩15分の松川河川敷になります。
花火大会はもう一つ。8月第1金曜日の米沢納涼水上花火大会です。この花火大会では6000発もの花火が打ち上げられます。会場は駅からバス10分の松が岬公園で、観客席が近く、音と光の大迫力に圧倒されるでしょう。面白いのは、同じ時期に2回もの花火大会があることです。
愛宕神社の火祭り
米沢市南西部にある愛宕神社の例祭です。毎年8月1日に愛宕神社・地蔵院が会場となって行われます。約600年ほどの歴史がある祭で、神社は火の神様を祀ることからたいまつを持って市内を練り歩き、山麓から愛宕山頂へ登ります。
山頂の愛宕神社には大火壇が設けられ、清浄踊りやみこし渡御、御神火渡りを奉納して無病息災を祈る祭です。みこしの渡御は勇壮なもので、ここが祭り最大の見どころでしょう。会場は米沢駅からバス15分ほどの愛宕神社です。
愛宕神社
- 住所〒992-0066
山形県米沢市遠山町1479-1 - 電話番号TEL 0238-23-3268
米沢は祭りどころ・③秋は「なせばなる秋まつり」で観光
米沢の秋の観光には「なせばなる秋まつり」が外せません。「なせばなる…」は上杉鷹山公の名言で、先人の前向きな精神を尊ぶ米沢市民の気持ちをさまざまな形で表し、後世に伝えようという祭です。
祭は松が岬公園と伝国の杜周辺が会場になります。開催イベントは「棒杭市」「昔遊び体験」「伝統市」「益子陶器市」「交流物産展」「米沢どん丼まつり」などがあり、市民や観光客でにぎわう米沢名物の面白いまつりです。日程は例年9月末の土日で、10月まで協賛イベントが続きます。
なせばなる秋まつり
- 住所〒992-0052
山形県米沢市丸の内1-4-13 - 公式サイトURLhttp://aki.yonezawa-matsuri.jp/
米沢は祭りどころ・④冬は上杉雪灯篭まつりで観光
上杉雪灯篭(ゆきとうろう)まつりは、雪で作った灯篭や雪洞(ぼんぼり)にろうそくの灯をともして幻想的な空間を楽しもうという催しです。豪雪地帯の米沢は冬の間雪に閉ざされます。邪魔者の雪を利用して、逆に観光で楽しもうという発想でしょう。
祭り会場は松が岬公園一帯で、例年2月の第二土日に開催されます。会場アクセスは米沢駅、市役所前から無料シャトルバスが出ます。市内循環バスは駅前発上杉神社で下車。無料駐車場は市役所にあります。
イベント観光のあとは名物でグルメも楽しもう
灯篭は約300基、雪洞が約千個つくられ、点灯されると会場は暖かい色の光に包まれます。市内各所、家庭でも灯篭や雪洞がつくられ、町全体が祭りの会場の雰囲気です。
公園内の鎮魂の丘には雪の鎮魂碑が建ち、多くの市民が戦没者への献灯に訪れます。静かな祭りですが、一方ではステージイベントがあり、テント村物産展では米沢名物や関連各地の美味しいものでグルメを楽しみましょう。
上杉雪灯篭まつり
- 住所〒992-0052
山形県米沢市丸の内1丁目4−13 - 公式サイトURLhttp://yukidourou.yonezawa-matsuri.jp/about/
米沢観光のおすすめスポット・必見の名所3選
外せない名所や穴場・①お酒好きには面白い穴場・東光の酒蔵
米沢の地酒「東光」は人気が高く、米沢観光のお土産にすれば間違いなく喜ばれるでしょう。醸造元・小嶋総本店は大規模な酒の資料館「東光の酒蔵」で知られます。土蔵を整備して、明治の造り酒屋を再現し展示する資料館です。
もちろん試飲・購入もできます。売店では充実した銘柄が無料で試飲できるのがすばらしいところ。酒造りの資料も酒好きには面白いもので、とても楽しい穴場の観光名所です。米沢駅から車で6分、南米沢駅なら5分なので、タクシーで行きましょう。
小嶋総本店の東光は銘柄の多さが抜群
小嶋総本店は創業1597年の老舗で、米沢の米と水を使って酒を造ってきました。現在ではその品種の多彩なことでも知られます。大吟醸だけでも6種類、吟醸・純米が5種類もあり、試飲のしがいもあるでしょう。
珍しいのは季節限定の酒です。東光の花見酒は2月~4月、夏酒は夏だけ、ひやおろしは9月と10月、生原酒は12月から1月2月といった具合に指定されています。観光客は自由に飲めないわけで、出された試飲に限り希少な酒が味わえる酒蔵です。
東光の酒蔵
- 住所〒992-0031
山形県米沢市大町二丁目 3-22 - 公式サイトURLhttps://www.sake-toko.co.jp/
外せない名所や穴場・②米沢織体験で遊ぶところ・わくわく館
米沢には250年の歴史を持つ米沢織があります。9代目藩主・上杉鷹山が奨励して、米沢藩の収益源としての織物産業が定着しました。原料の絹をつくる蚕の養蚕から染料まで、すべて米沢藩内で調達しています。
先に糸を染めてから織物に仕立てる「先染め」の技術が確立してから、米沢織が全国的に認知されるようになりました。高級着物地の産地として、現在もその地位を保っています。ちなみに、人工絹糸のレーヨンは米沢が発祥の地です。
米沢織が体験できるわくわく館
わくわく館は米沢織の工房ですが、観光客向けに米沢織の体験ができるコースを設けています。自分で糸から手織り機を使ってコースター、テーブルセンターを作ったり、スカーフやハンカチを紅花で染める体験です。
体験は、観光客が予約なしで行っても大丈夫。最初からスタッフが付きっ切りで指導してくれるので、失敗はありません。作ったものはそのまま持って帰れます。自分で作った米沢織の観光土産なら、だれにあげても喜ばれるでしょう。
わくわく館
- 住所〒992-0055
米沢市御廟1-2-37 - 公式サイトURLhttp://www.wakuwakukan.co.jp/
外せない名所や穴場・③米沢で冬に遊ぶところは2つのスキー場
米沢は豪雪地域なので、スキー場がいくつもあります。天然雪がいくらでも降るので、雪不足などはめったにありません。しかも米沢市内なので、いつでも気軽にスキーで遊ぶことができます。観光客でもスキーやウェアがレンタルできるので、米沢市内観光のついでにスキーも楽しんでください。
近場でスキーなら米沢スキー場がおすすめ
米沢市中心部から一番近いのが米沢スキー場です。国道13号沿いで、米沢駅前からバスで約30分でスキー場前に着きます。簡単にアクセスできるスキー場ですが、内容は簡単ではありません。初心者から上級者まで、それぞれが満足できるコースが8種類もそろっています。
リフトは5本あり、スノーボードやソリも専用エリアが設定されていて、遠慮なく楽しめます。もちろんキッズエリアもあるので、家族連れでも安全・安心なスキー場です。
米沢スキー場
- 住所〒992-1121
山形県米沢市万世町刈安 栃平道下沢市 - 公式サイトURLhttp://www.yonezawa-ski.co.jp/
パウダースノーなら天元台高原スキー場
天元台高原スキー場は、標高1,350mにあります。11月中頃から滑走でき、12月は本格稼働。春スキーは5月までと、長期間滑れるスキー場です。標高が高く雪質は最高で、パウダースノーの雪煙が存分に楽しめるでしょう。ちなみに、6~11月は登山客用でリフトは年中動きます。
ゲレンデに立つと米沢の町並みが眼下に見下ろせます。標高は高くてもアクセスは簡単で、米沢駅前から白布行きバスで45分、車なら東北道の米沢八幡原ICから30分で到着です。
天元台高原スキー場
- 住所〒992-1461
米沢市李山12118-6 - 公式サイトURLhttp://www.tengendai.jp
米沢観光のモデルコースやマップを紹介
米沢の観光スポットを効率よく回れるマップとモデルコース
ここまで米沢の主な観光スポットを紹介してきましたが、他にもまだまだ紹介しきれない見どころ、穴場がたくさんあります。それらも含めて、効率よく回れる観光モデルコースを紹介していきます。
米沢市内観光にはマップが必要でしょう。詳しいマップで、しかもわかりやすくまとめた観光マップがありました。一つは米沢観光naviサイトにあるマップ、もう一つはJR米沢駅と周辺商店街作成のマップです。URLは下記の通り。
米沢観光naviマップ
- 公式サイトURLhttps://www.yonezawa-kankou-navi.com/yonezawa-kanko-map.pdf
JR米沢駅・商店街マップ
- 公式サイトURLhttp://staff.yonezawa.info/box/img149.pdf
アクセスしやすい米沢駅発着コース
列車やバスで訪れる人は、米沢駅発着が便利でしょう。おすすめは下記のコースです。
米沢駅発着コース
米沢駅→循環バス・タクシーで上杉神社バス停→(以下すべて徒歩)上杉記念館→松岬神社→城址公園散策→上杉神社→上杉博物館→東光の酒蔵→徒歩20分で宮坂考古館→米沢駅
観光スポットに近い米沢城址発着コース
次は観光スポットが多い米沢城址公園発着のコース2つです。伝統的な米沢の技と味のポイントを巡ります。
米沢城址発着コース①
城址駐車場(以下徒歩)→東光の酒蔵→平山孫兵衛商店(味噌・醤油)→創匠庵(刺し子)→車15分・笹野一刀彫→車20分・城址駐車場
米沢城址発着コース②
城址駐車場(以下徒歩)→上杉博物館→織陣(米沢織)→阿部吉織物→山形大学奏記念館(人絹発祥)→上杉記念館(かてもんランチ)→城址駐車場
観光ポイントが多いロングコース
こちらは巡るポイントが多く、移動距離が長いコースです。がんばって歩きましょう。
ロングコース①
城址駐車場(以下徒歩)→米沢紀伊国屋(牛肉店モニュメント)→上杉家廟所→わくわく館(米沢織)→お菓子三昧・松島屋時雨の松→丸住餅店(だんご)→大黒餅店(ほうさい餅)→城址駐車場
ロングコース②
城址駐車場(以下徒歩)→上杉博物館→上杉神社→松岬神社→神達明神→法泉寺→御徒町経由城址駐車場
まとめ・城下町の米沢は観光名所の見どころ満載
米沢市の観光名所を見てきました。観光客なら誰もが感じるのが、上杉家との強い結びつきでしょう。戦国から藩政時代に出来上がった信頼感と敬愛の気持ちは、現代の市民にも受け継がれているようです。
米沢には四季を通じて祭りが多いのも、そのつながりを大切にしたい気持ちの現れでしょう。一方で、面白い観光名所やおすすめの穴場もたくさんありました。よくできた観光マップもあったので、それも参考にしながらぜひ一度米沢を訪ねてみてください。
米沢周辺でおすすめしたい観光スポット
米沢周辺の山形県、隣接する福島県一帯は、温泉や景観、グルメなどの観光資源が豊富です。東北は遠いと敬遠しがちですが、米沢周辺は東京から完全に日帰り圏内です。意外とアクセスしやすいので、以下の記事を参考に一度出かけてみてください。
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