【20-21】温泉や絶景を大満喫！山形の温泉スポットおすすめランキングTOP13！

山形の人気の温泉スポット、一挙大公開！

山形と言えば、樹氷で有名な「蔵王」や日本海の夕陽、最上川の美しい景観など雄大な自然に恵まれ観光名所も多く、東北のリゾートエリアとして発展してきた県です。また各地に硫黄の臭いが漂う温泉地があり、観光で訪れる際に温泉も一緒に楽しむ旅行客も多いようです。山形の温泉は、街にも近いアクセスも便利な名所となっている定番の温泉から、山奥の秘境ともいうべき場所にある隠れた穴場のような温泉もあり、その種類も多彩です。今回は、山形のおすすめの温泉スポットを厳選して、ランキング形式で、ご紹介していきます。

山形の人気温泉おすすめランキング第13位：広河原温泉

景色が綺麗な有名温泉：広河原温泉（ひろがわらおんせん）

秘湯廻りをしたい方におすすめなのが、米沢市から西に向かった山中にある「広河原温泉」です。ここには昔、宿は無く、山中に露天風呂があるだけでしたが、2005年に「湯ノ沢間欠泉湯の華」がオープンし、雪で行けなくなる冬季以外宿泊できるようになりました。また「日本秘湯を守る会」にも所属している宿です。車で行く場合は、途中から未舗装ですので、運転には注意してください。

観光で行きたい絶景温泉！

ここでのおすすめは何といっても、間欠泉が噴き出す露天風呂です。間欠泉は日本全国にたくさんありますが、間欠泉の風呂は当温泉のみで、大変貴重です。ここでは露天風呂の真ん中に、ぬるめの源泉が噴き出し、直接体に浴びることができます。ただ自然の間欠泉なので、噴き出すタイミングや噴出している時間は決まっていません。そこがまた、この温泉の情緒にもなっています。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第12位：滑川温泉

景色が綺麗な有名温泉：滑川温泉（なめがわおんせん）

「滑川温泉」は、米沢市を流れる前川の上流の標高850mの山間部にあり、近くには「滑川大滝」などもあり、秘境とも言える場所にある温泉です。この温泉は1740年頃に、一人の郷士が、川の中で足を滑らせ転倒し、その際に高温の石に触れ、温泉を発見したとされ、名前も、これに因んで「滑川温泉」となりました。

観光で行きたい絶景温泉！

この温泉の周辺には人家などが無く、一軒宿の老舗「福島屋」があるのみです。ただ、山中の宿にしては、その規模の大きさに驚かされます。ここには川の音を聞きながら入る露天の岩風呂や檜風呂があり、情緒たっぷりで、都会の喧騒をしばし忘れます。また宿には、昔の名残として自分で料理できる「自炊部」があり、長期の湯治の場合などに便利です。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第11位：瀬見温泉

景色が綺麗な有名温泉：瀬見温泉

「瀬見温泉」は、最上町を流れる「小国川」沿いにあり、温泉街には、融雪用のパイプが通っており、冬でも滑らずに散策ができる配慮がされています。また小国川の中には源泉が湧出している箇所があり、川が堰き止められて湯船が作られていて「薬研の湯」(画像上）と呼ばれています。開湯の伝説によると、武蔵坊弁慶が、子供の産湯を探していた際に、湯気が出ている小国川沿いの岩を長刀で切り割って、温泉を発見したといわれ、その源泉がこの「薬研の湯」とされています。そして、川には弁慶橋が架かっています。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街には共同浴場が二軒あり、その内の一つ「せみの湯」では、「ふかし湯」(画像下）が名物になっています。これは温泉で下から温められた木の床に浴衣のまま寝て、全身を温めるものです。ここには木の枕もあり、適度な暖かさで眠気が誘われます。また、せみの湯の前には足湯も造られています。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第10位：赤湯温泉

景色が綺麗な有名温泉：赤湯温泉

「赤湯温泉」は、山形県の南東部の南陽市にあります。開湯は今から約九百年前に「源義綱」が発見したとされ、家臣達がこの温泉で傷を湯治した際に、お湯が傷から出た血により、真っ赤に染まったことから、赤湯と呼ばれるようになったとのことです。その後、江戸時代には米沢藩の湯治の温泉として栄えました。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街には足湯があり、散策がてらゆっくり足を温めている人が多いです。また共同温泉浴場が四軒あり、入浴料金が100円となっていて、「汗をかいたら缶ジュースより安い温泉浴場へ」というキャッチコピーで宣伝していており、超安値で温泉廻りができ人気です。泉質は、「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」と「アルカリ性単純温泉」の二つの源泉があることが特徴となっています。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第9位：天童温泉

景色が綺麗な有名温泉：天童温泉

山形盆地の中央にある舞鶴山の裾野に広がる天童市は、全国的に将棋駒でよく知られていますが、温泉地としても有名です。明治44年、当地の田んぼの中に高温の源泉を掘り当てたのが始まりです。その後、地理的にも山形県のほぼ中央に位置する立地条件からアクセスも良く、観光地の宿泊拠点の温泉宿として発展してきました。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街には、足湯や共同温泉もあり、ホテルや旅館の多くのところで、日帰り入浴が楽しめます。温泉街には、あちこちに将棋の駒をかたどったモニュメントや飾りがあり、将棋ファンでなくても散策しながら見て歩くのも楽しいです。泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉」で、効能としては動脈硬化や慢性皮膚病、関節痛、筋肉痛、冷え性などに効き目があります。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第8位：小野川温泉

景色が綺麗な有名温泉：小野川温泉

「小野川温泉」は、米沢市小野川町にあり、米沢の市街地からも近く、「米沢の奥座敷」の温泉として知られています。開湯は、836年頃と古く、小野小町が父の行方を訪ねて京から東北に向かう途中、当地で病に倒れた際に温泉を偶然発見したという言い伝えがあり、名前の由来にもなっています。その後、戦国時代には、伊達政宗が湯治したと伝えられ、定宿もあったとされる歴史が長い温泉です。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」で、肌がツルツルになる小野小町の美人湯として知られています。人気の宿が「河鹿荘」で、米沢牛をはじめ地元の美味しい食材が楽しめて、源泉かけ流しの温泉風呂も評判です。またこの宿では日帰りでも利用でき、円形のおしゃれな広い内湯や屋根付きの露天風呂に浸かってリラックスできます。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第7位：肘折温泉

景色が綺麗な有名温泉：肘折（ひじおり）温泉

「肘折温泉」は、月山の麓「大蔵村」にあり、古くから湯治場として知られ、町を流れる銅山川沿いには数多くの旅館が並んでいます。この温泉の歴史は古く平安時代に開湯され、老僧が肘を折った際に治療したという伝説が名前の由来とされています。温泉街の真ん中あたりに、昭和12年に建てられた木造の「旧肘折郵便局舎」が残っていてレトロ感が漂い、街のランドマークになっています。また「朝市」や伝統のこけしが有名で、お土産に買う人も多いようです。

観光で行きたい絶景温泉！

ここは源泉のお湯が豊富で、温泉街には趣のことなる六つの足湯が造られていて湯治客が散策がてら足を浸して楽しんでいます。また川上の源泉公園にある共同の源泉では、温泉が勢いよく湧き出している様子を見ることができます。当地は日本有数の豪雪地帯としても知られ、積雪量が四メートルを超すこともあります。かつて「積雪最大記録を更新したら宿泊無料」という雪のキャンペーンを実施したところ、2018年の豪雪で初めて適用され、予約や問い合わせが相次いだとのことです。泉質は「炭酸水素塩泉」で、緑色をしているのが特徴です。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第6位：湯野浜温泉

景色が綺麗な有名温泉：湯野浜温泉

「湯野浜温泉」は、鶴岡市の日本海沿岸・湯野浜にあり、同じ山形の「上山温泉」や福島の「東山温泉」と共に「奥羽三楽郷」に数えられています。また日本海に沈む夕陽が美しいことでも知られ、このシーンを眺めることができる露天風呂や湯船を備えた温泉宿が多いのが特徴です。近くには、県内で最大規模の海水浴場「湯野浜海水浴場」があり、夏のシーズンには、海水浴客と温泉を楽しむ人で賑わいます。

観光で行きたい絶景温泉！

ここの海岸は、美しい庄内砂丘が広がっていることでも知られ、この砂丘に面して造られた「露天風呂」から潮騒の音を聴き、また夕陽を見ながら浸かる温泉は最高です。さらに、冬に雪に降られながら浸かる露天風呂も趣があります。そして温泉に入った後は、日本海で獲れた新鮮な海の幸が並ぶ料理が満喫できます。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第5位：かみのやま温泉

景色が綺麗な有名温泉：かみのやま温泉

「かみのやま温泉」は、上山市にある「上山城」の近くに広がる温泉街です。その開湯の歴史は古く、1460年頃に旅の僧が温泉で傷を癒している鶴を見て、発見したとされています。その後、江戸時代には「上山城」が築かれ、城下町としてまた羽州街道の宿場町の温泉として湯治客などで賑わいました。今でも、江戸時代の面影を伝える旧家や蔵などが残っていて、旅館もいにしえの佇まいを残す建物が多いです。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街には足湯と共同浴場がそれぞれ5か所あり、「湯巡（ゆめぐり）手形」が発行されていて、割安で共同温泉の湯めぐりができます。泉質は「塩化物・硫酸塩泉」、温泉に入った後も長く、ぽかぽか感が続きます。また秋の10月中旬には、城の近くの月岡神社で「上山菊まつり」が開催され、色とりどりの美しい菊が展示され、見応えがあります。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第4位：あつみ温泉

景色が綺麗な有名温泉：あつみ温泉

「あつみ温泉」は、鶴岡市の日本海にも近い温泉で、開湯から千年以上という長い歴史を誇っています。温泉街の中を流れる「温海川」沿いには大型旅館や木造三階建ての老舗旅館などが並び、温泉の歴史の古さが垣間見られます。また川に添って多くの休憩所が設けられていて、特に両岸の桜が満開の頃が美しく、散策しながら花見をするのも魅力のひとつになっています。

ここの温泉は源泉が豊富で、趣の異なる三つの足湯やさらに二つの飲泉所が設けられています。また町には外湯と呼ばれる共同浴場があり、日帰りで気軽に温泉が楽しめます。外湯の一つ「下の湯」は、中も広く円形の浴槽が特徴です。「正面湯」は温泉街の中心にあり、小綺麗な浴場です。「里の湯」は最奥部にあり、趣のある鄙びた雰囲気が楽しめます。泉質は硫酸塩泉で、関節痛や神経痛、筋肉痛などへの効能があります。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第3位：白布温泉

景色が綺麗な有名温泉：白布温泉（しらぶおんせん）

「白布温泉」は米沢市から南に下った吾妻山の標高約900mの場所にあり、冬には雪が深く「秘境」的な雰囲気に包まれています。温泉街は落ち着いた鄙びた趣となっていて、昔ながらの茅葺き屋根の旅館もあり、訪れる人々の郷愁を誘っています。近くには「白布大滝」があり、また野生の猿や狸、天然記念物に指定されているニホンカモシカにも出会えることもあります。さらに冬季は、近くの「天元台高原」の雪原でスキーをして、夜は温泉に浸かるスキーヤーで賑わいます。

観光で行きたい絶景温泉！

当温泉の「中屋別館不動閣」には、1964年の開催された東京オリンピックを記念して造られた名物の「オリンピック風呂」(画像上）があります。長さは日本でも最長級の33ｍで、こんこんと湧き出る温泉に浸かり、前面の窓から見る渓谷の景観は最高で、特に紅葉や雪見の時期が人気となっています。泉質は、無色透明・無味無臭の「硫酸塩温泉」で、動脈硬化や皮膚病、関節痛、神経痛、筋肉痛、糖尿病、高血圧などへの効能があります。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第2位：蔵王温泉

景色が綺麗な有名温泉：蔵王温泉

樹氷で有名な蔵王高原の近くにある「蔵王温泉」は、110年頃に開湯したと言われる歴史の古い温泉です。泉質は「強酸性」で古くから皮膚病に高い効力があると言われ、また肌の角質をとり、白く、スベスベにする効果もあり「姫の湯」とも呼ばれています。この高い泉質から、山形の他の「白布温泉」や福島県の「高湯温泉」と共に「奥羽三高湯」の一つになっています。また国内でも有数の規模を誇る「蔵王温泉スキー場」が近くにあり、冬には樹氷を見ながら雪原でのスキーと温泉を楽しむ客で賑わいます。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街にはたくさんの旅館やまた日帰り温泉施設としての「大露天風呂」などがあり、リーズナブルな値段で白濁した露天風呂が楽しめます。また、いくつもの温泉を楽しみたいという場合は「湯めぐり」のシールがあり、対象旅館の合計三つの温泉に浸かることができます。そして三つの温泉を廻り終わった頃には、肌がツルツルになっていること請け合いです。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

山形の人気温泉おすすめランキング第1位：銀山温泉

景色が綺麗な有名温泉：銀山温泉

「銀山温泉」は、尾花沢市から東へ車で15kmほど走った山間部にあり、かつては山形の隠れ湯的な温泉でしたが、NHKの連続TV小説「おしん」の舞台となったことで一躍脚光を浴び、全国的にも有名になり、多くの湯治客が訪れるようになりました。温泉の歴史は古く、15世紀頃に当地に栄えた「野辺沢銀山」の鉱夫が発見したとされ、銀山の発展に伴い江戸時代には住人が増加しました。その後、17世紀頃から銀山が衰退していくと、代わりに温泉発掘が進み、温泉宿が建てられ、湯治場として賑わっていきました。

観光で行きたい絶景温泉！

温泉街を流れる「銀山川」の両側には、大正時代に建てられた木造の多層建築の旅館が立ち並び、大正ロマンあふれるその景観は、ジブリのアニメ「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋を彷彿とさせます。また、夜になると灯るガス灯や石畳など、温泉街全体がレトロな雰囲気に包まれ人気となっています。ここでは日帰りで利用できる公衆温泉や、旅館によっては、日帰り客用に温泉を開放しているので、冬は露天風呂で雪見温泉が楽しめます。泉質は無色透明でわずかに硫黄の臭いがする「ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉」で、体を芯から温めてくれます。

温泉街の基本情報（電車でのアクセス、最寄り駅など）

まとめ

【20-21】温泉や絶景を大満喫！山形の温泉スポットおすすめランキングのご紹介、いかがでしたか？観光地として人気の山形県には、行って見たい温泉地もたくさんありますね。街に近い定番の温泉から、山奥の秘境のような硫黄の臭いが漂う隠れた温泉など、どの温泉も興味深いです。今後、山形に観光や旅行で行く際には、温泉も予定に盛り込み、是非温泉廻りもしてみてください。

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