50AL 50ALBJ プレーントウ
ビーシーアール チャッカブーツ
アイランドスリッパ スウェードサンダル PT203
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M.モゥブレィ 汚れ落とし ブライドルレザー
M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュ
リムーバークロス 汚れ落し
はじめに
メンズのキレイめファッションによく履くスエードシューズ
メンズキレイめファッションによく履かれるスエードシューズは、さまざまな靴のタイプがあり、形次第ではビジネスシューズとしても使うことができます。カジュアルファッションに合うブーツやサンダルも、スエードの物がたくさん販売されています。
雨に強い?弱い?お手入れ方法まで紹介!
そんなスエードシューズは雨に、強い・弱いと度々意見が分かれます。それぞれの意見を紹介し、実際に強いのか弱いのかを考察します。また、スエードシューズを雨に濡らした時のお手入れ方法や、濡らす前にしておくべきお手入れと、おすすめの防水スプレーを紹介します。
スエード靴・ブーツとは?
革を裏返した面を表地に使った靴のこと
スエードシューズやスエードブーツが、雨に強い・弱いの意見を見る前に、スエードシューズが一体どんなものなのかを知っておきましょう。
スエードとは毛が生えた動物の革と思ってしまいがちですが、メンズスーツスタイルの時によく履く革靴と同じ牛革を使うのですが、使う面が異なります。スエードは、革の裏面を表地とし、裏面をサンドペーパーで起毛させてから靴に仕立てます。
ブーツやサンダルもある
スエードでできた製品は「スエード」と一括りにされますが、靴ではブーツやサンダル、その他のスエード製品ではバッグやジャケット・コートなど、さまざまなアイテムがスエードで作られています。
スムースレザーと違った独特の風合いがあり、セミフォーマルからカジュアルファッションまで、幅広く利用されている皮革素材となっています。
スエード靴は雨に強い靴という意見
イギリスでは雨靴として履かれている
メンズフォーマルの元祖とも言えるイギリスでは、スエードシューズは「雨用の靴」と位置付けられています。イギリスは「雨の多い国」というイメージがありますが、実際イギリスの降水量自体は、日本と比べると少なく、天気の移り変わりが激しいことが多くなっています。
例えば「雨が降ったと思ったらすぐに晴れた」という具合です。日本での雨の降り方とは異なるので、イギリス「雨用の靴」というのは、日本では当てはまらないかもしれません。
スエードは雨に強い
スエードは雨に強いという意見でよく言われるのは、「起毛しているから革の深部にまで染みにくい」や「そもそもスエードは雨の日用だ」ということが多くなっています。実際のところは後述しますが、もっともらしい意見が多くあります。
スエード靴は雨に弱い靴という意見
スエードは水を弾かないから雨に弱い
スエードは、スムースレザーと違い、「水を表面で弾くことができないから雨に弱い」と言われています。また「シミになりやすい」という意見もよく聞かれる意見となっています。「言われてみればそうかもしれない」と感じてしまいがちですが、実際のところはどうなのでしょうか?
スエードは雨に弱い
スエードは、雨に弱いという意見をまとめると「スエードは水を弾かないから雨・汚れに弱い」や「雨ジミができやすい」という意見が多く、強いという意見と真っ向から対立しています。
結論は次の項目に譲りますが、雨に強い・弱いという意見の間に「お手入れ」がきっちりとされているか・されていないかが論じられていない点が気になります。
スエード靴は雨に強い革靴!
表面積が大きく雨粒が染み込みにくい
結論としては、「スエードシューズは雨に強い靴」ということがいえるのではないでしょうか。理由は起毛していることによって靴自体の表面積が大きくなり、雨粒を表面で押し留めることができるからです。
雨に弱いという意見は、スエードシューズにしっかりとしたお手入れをせずに、雨にあたってしまった人が多いのかもしえません。
普段のお手入れと雨の強さ次第
しかしスエードシューズが雨に強いと言っても、普段のお手入れがされていなければ、雨は起毛の表面積のキャパシティをあっという間に超えて、革の深部にまで達してしまいます。
さらにどんな靴を履いても、靴の内部にまで染みてくるような強い雨足であれば、歩いた時の水の跳ね返りやズボンの裾を伝って、靴の中が水浸しになってしまいます。
おすすめのスエード革靴・ブーツ・サンダル
おすすめのスエード革靴・ブーツ・サンダルを紹介!
お手入れ次第で雨に強い靴ということがわかった上で、おすすめのスエードシューズを革靴・ブーツ・サンダルに分けて紹介します。メンズファッションで使われるスエードシューズは使うシーンが幅広く、セミフォーマルからカジュアルまでカバーすることができます。
サンダルは、キレイめファッションの外しアイテムとして使うことができます。
メンズスエードおすすめ:革靴
バーウィック4410は、グッドイヤー製法でつくられたスエードシューズです。履くごとに足に馴染んでいき、自分だけの1足に仕上がります。
丸みのあるフォルムは、さまざまなメンズファッションに馴染み、スーツだけではなく、カジュアルファッションにも合わせやすい1足となります。きちんとした手入れをすれば、多少の雨には負けないスエードシューズです。
50AL 50ALBJ プレーントウ
メンズスエードおすすめ:ブーツ
チャッカブーツは、メンズファッションではカジュアルシーンで履かれることが多くなっていますが、こちらのブーツは、カラーバリエーションが豊富で、落ち着いた色であればスーツとも合わせられます。価格もリーズナブルなので、複数揃えてみてもいいかもしれません。「雨が降りそうだ」という日にもおすすめです。
ビーシーアール チャッカブーツ
メンズスエードおすすめ:サンダル
ハワイで作られたアイランドスリッパのスウェードサンダルは、履き心地がよく、夏のレジャーにおすすめです。従来のサンダルの履き心地とは一線を画しており、非常に柔らかく歩きやすいサンダルとなっています。レジャーシーン以外でも、メンズストリートファッションの外しアイテムとして大活躍間違いなしのアイテムです。
アイランドスリッパ スウェードサンダル PT203
スエード靴の雨対策①
ブラッシング
スエードシューズを雨に強い状態にしたいのであれば、日頃からのお手入れが欠かせません。スムースレザーと同じく、お手入れの基本はブラッシングとなりますが、ブラッシングの果たす役割が少し異なりますので、ブラッシングの役割とお手入れ道具を紹介します。
スエードの毛を起こす
スエードシューズのブラッシングの目的は、「毛を起こす」ことと「汚れを取る」ことです。スエードの風合いは、毛の質感をいかに際立たせるかによって変化します。またしっかりと毛が立っていることで表面積を増やし、雨や汚れを革の深部にまで到達させないようにする働きがあります。
スエードシューズにはクレープブラシ
スエードシューズは、起毛している分表面積が多く、雨を深部に到達させないと解説しましたが、表面積が大きい分、埃や汚れも付着しやすいというデメリットもあります。
そんなスエードシューズ独特の汚れ方をお手入れするのが、クレープブラシとなっています。ゴムをクレープ上に重ねることで、スエードに付いた汚れをしっかりと絡めとり、毛を立たせることができます。
サフィール 生ゴム クレープブラシ
汚れが気になる・取れない時は
クレープブラシを丁寧にかけることで、大抵の汚れは落とせますが、それでも無理な場合は、革靴専用の消しゴムで軽く擦ってあげると、汚れを落とすことができます。スエードシューズの汚れがどうしても落ちない時は、靴用消しゴムをぜひ使ってみてください!
M.モゥブレィ 汚れ落とし ブライドルレザー
スエード靴の雨対策②
スエードシューズの防水スプレーは栄養補給&防水の専用スプレーを
スエードシューズはスムースレザーと違い、靴クリームを塗り込むことができません。スエードシューズのお手入れは「栄養補給して長く使う」というよりは「いかに革面を保護して寿命を伸ばす」かという観点からお手入れをします。
どんな製品にも使える防水スプレーでも、防水効果を発揮して、汚れや水を弾く効果がありますが、スエードシューズには、専用の防水スプレーを使うことをおすすめします。
スエードに革靴のクリームは使えない
スエードシューズになぜスムースレザー用のクリームが使えないかというと、「毛が潰れてしまう」からです。
スエードの起毛した風合いをペタッと倒してしまい、独特の質感を台無しにしてしまいますので、スエードシューズにはクリームを使わないことと、スエード用の防水スプレーを使って、防水と栄養補給を同時に行うようにしましょう。
M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュ
スエード靴の雨対策まとめ
定期的なお手入れが大事
スエードシューズは、定期的なお手入れによって風合いを保ち、急な雨が降った時にも、表面で雨を弾いてくれることに繋がります。どんなに高級なスエードシューズもお手入れをしなければ、雨にも弱く、また履いてもさまになりませんので、ブラッシングと防水スプレーを定期的に行うようにしましょう。
スエードシューズ専用のお手入れ道具を揃えよう!
スムースレザーの革靴と同じお手入れ道具を使ったのでは、なかなかスエードシューズに合ったお手入れをすることができません。クレープブラシとスエード専用の防水スプレーを揃えて、雨の日が来ても慌てることがないように、スエードシューズに合ったお手入れを欠かさないように心掛けるようにしてください。
スエード靴が雨に濡れた時のお手入れ①
水分を布で取る
実際に雨に降られてスエードシューズが濡れてしまった時のお手入れは、まずは表面の水分を取れるだけ取ってしまうことです。雑巾でも、使い古しのシャツでも、表面の水分を取ることで、速く乾くことに繋がります。スエードシューズを履いて雨に降られた場合は、真っ先に取りましょう。
革靴専用クロスもある
水分を取るために買う必要はないかもしれませんが、お手入れをする時に革靴専用のクロスがあると便利です。専用クロスを取り入れる場合は、水分取り用・汚れ落とし用・仕上げ拭き用と分けて、複数枚用意することをおすすめします。
リムーバークロス 汚れ落し
スエード靴が雨に濡れた時のお手入れ②
クレープブラシでブラッシング
スエードシューズの表面の水分が取れたら、クレープブラシで汚れ落としと同時に、スエードを起毛させるようにしましょう。毛を寝かせた状態で乾かすと、その形状が癖付いてしまいますので、スムースレザーの靴と雨に濡れた後のお手入れが違うと覚えておいてください。
ちなみにスムースレザーの場合は
スムースレザーの革靴が雨に濡れてしまった場合のお手入れは、水分を取るところまでは同じですが、ブラッシングをせずに、先に風通しのよいところで乾燥させてから、ブラッシング・クリームで栄養補給をして仕上げに磨きをかけます。靴ごとの手入れの違いを知っておくと、常によい状態で使うことができます。
スエード靴が雨に濡れた時のお手入れ③
乾燥させる
クレープブラシで汚れを掻き出し、スエードを起毛させたら自然乾燥させます。濡れ加減にもよりますが、24時間から36時間ほどで完全に乾燥します。しっかりと乾燥させることでカビを防止することにもなりますので、慌てずに待ちましょう。
速く乾かすには
そうは言っても早く乾かしたい時もあるでしょう。そんな時にはスエードシューズの中に新聞紙や靴専用の乾燥剤を入れておくと、早く乾きやすくなります。新聞紙を使う場合は、新聞紙を丸めて靴の中に詰めてから、風通しのよいところにおくようにしてください。
ドライヤーはNG
スエードシューズに限った話ではありませんが、速く乾かしたいからと言って、ドライヤーを使うと革を傷める原因となってしまいますので、絶対に使わないようにしてください。
スエード靴が雨に濡れた時のお手入れ④
スエード専用防水スプレーを使う
スエードシューズが乾燥したら、専用の防水スプレーで栄養補給と防水効果を与えるようにしてから、靴箱に戻すようにしましょう。ここまでのお手入れをしていると、突発的な雨に降られても、スエードの表面で雨を弾く力を最大に発揮し、余程の大雨出ない限り、靴の中まで水浸しになるということを防ぐことができます。
起毛がヘタっていると感じたら
クレープブラシでも毛がしっかりと立たないと感じた時には、ワイヤーブラシを使ってみることをおすすめします。ワイヤーブラシは、クレープブラシがゴムの摩擦力で起毛させるのとは違い、ワイヤーがスエードの一本一本に絡みついて起毛させるので、クレープブラシよりも起毛させる力があります。
スエードシューズのブラッシングが決まらないと感じた時には使ってみましょう。
スエードブラシC
スエード靴が雨に濡れた時のお手入れまとめ
基本的にはスムースレザーのお手入れと同じ
スエードシューズも、基本的にはスムースレザーのお手入れと同じです。違いはブラッシングをしてから乾かすのか、先に乾かしてからお手入れをするのかの違いとなっています。スエードシューズが雨に濡れてしまった時はもちろんですが、普段からスエードシューズの状態をよく観察して、適切なお手入れをするように心掛けましょう。
お手入れ道具は専用のものを使おう
クレープブラシやワイヤーブラシ、スエード用の防水スプレーを揃えましょう。スムースレザーの靴とはお手入れ道具を変える必要があります。
軽い汚れを払う時は、馬毛のブラシでも対応できますが、起毛の奥に入り込んだ汚れを落とすのには、専用のブラシが使いやすく、クリームを使うこともできないので、防水スプレーに栄養補給の成分が入ったものを使うと、楽にお手入れをすることができます。
まとめ
スエードシューズは雨に強い革靴!
スエードシューズは、雨に強い・弱いと度々言われますが、結論としては「しっかりとお手入れをしたスエードシューズは雨に強い」と言えます。
スムースレザーの靴とは、お手入れ道具や手順が異なりますので、違いをしっかりと押さえて適切なお手入れをし、雨に負けないような状態にしてから、スエードシューズを履くようにしましょう!
靴が気になる方はこちらもチェック!
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