目隠しフェンスをDIYで自作するには?
家の外構に塀や柵がないと、家の中が丸見えだというお家は目隠しフェンスがあった方が安心です。でも、目隠しフェンスを業者に作ってもらうとなるとお金がかかるもの。できるだけ安く作るには、やはり自分で手作りしたほうがいいですね。作り方もさまざまあるので、今回紹介する中から自分でできそうなフェンスを見つけてみてください。
目隠しフェンスをDIYで作れるの?
目隠しフェンスは手作りできる
そもそも、目隠しフェンスは自分で手作りできるのか、という疑問が湧く方もいるのではないでしょうか。でも、実際に自作で目隠しフェンスを作っている人は多くいますし、今はSNSで実際の写真を見ることができるので、そこを探してみるとさまざまな自作フェンスが見つかります。
難しそうと思われるかもしれませんが、一つ一つの工程は簡単な作り方も多いので、できそうなものや庭、外構に合ったものを作っていきましょう。
自作なら費用も安く仕上げられる
手作りが苦手だからと、業者に頼むことを考えた場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。目隠しフェンスを業者に頼む場合、十数万以上はかかってきます。もちろん庭の大きさや設置する長さにもよりますが、自分で作れば材料費だけで済んでしまうので、価格の面を考えても、自分で安く手作りしたほうがお得です。
DIYした目隠しフェンスはどんなものがある?
手作りなら木製フェンスが簡単で安く作れる
手作りで安く、簡単に作りたいという場合は、一番は木製フェンスではないでしょうか。
木材はホームセンターにありますし、工具がない場合はホームセンターで材料をカットしてくれたりするので、家で組み立てをすれば仕上がります。もちろん、家の外構、庭の雰囲気に合わせて作りたい、こだわりを持って作りたい場合はいろんな作り方を見て選ぶといいですね。
積み重ねて作る塀
木製の柵以外にも、コンクリ―トブロックやレンガを積み上げて作る塀もあります。しかし木製フェンスよりも作るのが大変ですし、価格も上がります。ただ、木製の柵は雨風などで壊れやすいのに対し、レンガやブロックは頑丈に作れるので、後々のことを考えるとブロックの方がいいという場合もあります。
後付けできる方法も
もともと、家にフェンスがあるけれどそれだけだと目隠しにならないので、何かを取り付けて目隠ししたいというお家もあるのではないでしょうか。その場合、そのフェンス自体に後付けで目隠しフェンスを取り付ける方法もあります。それは木製フェンスを取り付ける場合や、他にも植物を巻き付けるなど方法があります。
目隠しフェンスキットもある
自作が不安ならキットを使う方法も
と言ってもやはり、自分で作るのは難しそうだ。寸法を測って一つ一つ作るのは大変そうだという方もいるかもしれません。そんな時は、通販サイトなどで販売している目隠しフェンスのキットを利用するのも手です。
キットであればもうすでに材料がカットされているので、それを組み立てるだけでできますし、業者に頼むよりも安く仕上げることができます。
費用や自分のできることを考えて選ぼう
フェンスを作るにしても、業者に頼むか、キットを使うか、自分で作るかによって費用も実際に行う作業も変わってきます。フェンスを作るために掛けられるお金というのも人によって違いますし、DIYに慣れているか、そうでないかによっても変わってくるのでいろんな方法を検討して、目隠しフェンスを作っていくといいですね。
目隠しフェンスのDIY方法8選!
ではさっそく、実例を交えたフェンスの作り方をまとめていきます。木製の柵やブロック塀、元々あるフェンスに後付けして目隠しを作る方法などさまざまな方法がありますので、いいなと思ったもの。できそうだと思う物を選んで、実際に作ることを検討してみてくださいね。
目隠しフェンスのDIY方法①木製
縦に組んで作る木製フェンスの作り方は簡単
木製フェンスの作り方についてですが、まず組み方によっても印象が異なります。この方は縦に組んでいますが、その場合、基礎になる柱をしっかり地面に束石で固定してそこに横の板を取り付け、そこに板を固定していくような作り方をします。
ペンキを塗る場合は、固定する前がいいですね。庭や外構の印象にあったペンキを塗って、おしゃれなフェンスが手作りできます。
木製フェンスは横に組むか縦に組むかでも異なる
この方は、木製の柵を横に組んで仕上げています。また、基礎部分には束石ではなく、ブロックを利用していますね。地面に穴を開け、そこにブロックを入れ、穴に柱を入れます。
そこにモルタルを入れておけばしっかりと地面に固定できます。柱に板を取り付けていく場合は、水平を測りながら、さらに等間隔に板が固定できるよう、間にかませるスペーサーなどがあるといいですね。
木製フェンスには防腐・防虫効果のあるペンキを塗ること
木製フェンスのいいところは、やはり自由に色が塗れるというところではないでしょうか。家の印象もそれで変わってきますし、木材も真っすぐに揃えるのではなく、高さが違っていたり、先端を三角にすれば印象もまた変わります。木製フェンスで作る場合は、雨風で壊れやすくなるので、防腐・防虫のあるペンキを塗っておくと安心です。
ウッドフェンスの作り方が気になる方はこちらもチェック!
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目隠しフェンスのDIY方法②単管
単管と組み合わせたフェンスの作り方は?
今週のDIY!
— ken (@ken_vapor_1002) November 16, 2019
①ウッドフェンス作成(単管パイプ、野地板)
②裏側
③小屋塗装after(やっと:bangbang:︎:bangbang:︎)
④小屋before
小屋はもう少し汚し塗装します!#DIY#小屋#フェンス pic.twitter.com/ZdxTQbwcRi
次は単管を利用した作り方です。単管パイプを利用する場合、写真のように柱部分だけを単管パイプで作り、後は木材で固定することができます。木材と単管の固定には、サドルバンドというパーツを使えば簡単にフェンスを作ることができます。この場合、柱が単管パイプになるので全部を木材で作るより頑丈な作りになります。
単管と木材でフェンスを作る場合
単管パイプと木材を組み合わせてフェンスを作る場合、単管パイプの素材の違いが目立ってしまうこともありますね。外側に単管パイプが見えないようにするか、木材と同じペンキで色を塗っておくといいですね。
単管パイプでフェンスを作る場合も、しっかりと取り付けるところを固定できるように基礎部分はしっかりと作るようにしてください。
目隠しフェンスのDIY方法③ブロック塀
ブロック塀で頑丈な塀を自作するには
ブロック塀を作るとなると、家の周りに作る場合、建築基準法施工令というものが関わってくることになります。ですからその点をしっかり押さえたものを作らなくてはいけないというのを覚えておくようにしてください。
作り方については、こちらも基礎部分を作り、モルタルを塗ってブロックを積み上げていくのですが倒れないように縦と横に鉄筋を入れていきます。これも、どれくらいの間隔で鉄筋を入れるかなど、詳しく建築基準法施工令で定められています。
ブロック塀だけでなく柄ありも利用した作り方
ブロック塀を作る場合、見た目がちょっと…と思う方もいるかもしれませんね。そんな方におすすめしたいのが、柄のあるブロックを使うことです。
柄のあるブロックを使うだけで印象が変わりますし、ブロックのグレーが気に入らないという場合はブロックの上から塗料を塗るという方法もあります。いろんな方法があるので、庭や外構のイメージも合わせて、フェンスの作り方を考えてみてください。
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目隠しフェンスのDIY方法④レンガ塀
レンガ塀の作り方は?
レンガ塀を作る場合も、ブロック塀と同じように考えていく必要があります。レンガも地震や台風などで崩れてしまうことがあるので、基礎部分を作ることと、穴あきレンガを使って鉄筋を入れて作っていくことで頑丈な塀が作れます。
自作で庭の周り、特に家と道路や隣の家との境界部分に作る場合の決まりがあるので、その点もしっかり勉強してから作っていくようにしましょう。
レンガ塀を作るなら基礎をしっかりと
レンガの塀は、ガーデニングが好きな方や洋風の外構にも合うのでレンガで塀を作りたいという方も多いのではないでしょうか。自作で作るとなると、勉強することややらなければいけないことも多くあるので大変なこともありますが、基礎もしっかりした頑丈なレンガ塀が仕上がれば、作って良かったと思えるのではないでしょうか。
目隠しフェンスのDIY方法⑤竹
竹を使った目隠しフェンスを手作りするには?
⑤トンネルを抜け左に遊歩道と小さな渓流。宿が見えてきました。玄関へ続く道をまっすぐ通ります。昼はその道からダムの堤体やカラマツ林を。夜は門をくぐると満天の星空。
— Hotorinite | ホトリニテ (@hotorinite2) January 22, 2020
門/竹の塀/道/路地照明/玄関の照明/レセプション周りなどは、萩原デザイン工務店の萩原 真輝さんへお願い致しました。 pic.twitter.com/XbyfRB7LTA
次は竹を使った作り方です。こちらも木材と同じように、基礎部分はしっかりと作り、柱を起点にして切った竹を固定していきます。固定する場合はビスを使う人もいますが、それ以外に紐を括り付けて固定していく方法もあります。
和のお家に住んでいるというかたは、この竹の柵が似合いますね。自分で全部作るのが大変そうだと思う方は、キットを利用してもいいでしょう。
竹垣を作って和な雰囲気に
店の正面の竹フェンスを新しいものに交換した。
— そうこう箒 (@soukouhouki) November 14, 2018
以前は業者に頼んでみたけれど、強度が不安だったので自分でやり直した。業者はどうしても経費や手間と安全性を天秤にかけて仕事する。 pic.twitter.com/t8azvcjE13
竹垣自体、あまり最近は見ることが減ってきたように感じますが、だからこそ竹垣があると人目を引くのではないでしょうか。
今は本物の竹を使うのではなく、AS樹脂を利用した人工竹やプラスチックでできたプラ竹なんかもあるので、それを使えば腐る心配もありません。もちろん素材によっても価格が変わってきますので、素材も合わせて検討していくといいですね。
目隠しフェンスのDIY方法⑥グリーン
バラのツルでフェンスに目隠しを後付けする
もともとお家の庭にはフェンスがあるという家もあるでしょう。でもそれでは目隠しになっていない。そんな方は少し時間がかかりますが、植物のツルを伝わせて目隠しにするという方法もあります。
例えば後付けの植物にバラを利用したり、アイビーといった観葉植物なんかもあります。他にも木を植える方法も。庭の周りに配置したり、隠したいポイントだけに木を植えるなどすれば十分目隠しになります。
フェイクグリーンでフェンスに後付けする方法も
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植物を使う場合も、維持費がかかったりしてお金がかかります。もう少し安く仕上げたいという方は、フェイクグリーンを後付けで取り付けるのもいいのではないでしょうか。
通販サイトなどを探してみると、目隠し用のフェイクグリーンが販売されているので、フェンスに伝わせて目隠しを安く作ることができます。後付けでできますし、巻き付けて行くだけなので、作るのも簡単です。
ネットを使えば安く仕上げられる
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もし後付けできる、元のフェンスがないという方は、庭の周りに柱を立て、そこにネットを巻き付ければそこにフェイクグリーンを取り付けることができます。
これなら木製フェンスを作るよりも簡単ですし安く仕上がるので簡単に作りたいという方にもおすすめです。色んな方法があるので、既存のフェンスや外構のイメージと合わせて考えてみてください。
目隠しフェンスのDIY方法⑦+アレンジ
ブロック塀にモルタルで造形を施す
ブロック塀を作った場合、後付けでこんな風におしゃれな塀にしてしまうことができます。ブロック塀の上からモルタルや塗料を塗り、造形を施していきます。
この方の実例を見ていると、まるで芸術作品のように見えてきますね。自分で作るということは、自分の好きなものが作れるということ。こだわって作りたい方は自分で手作りするのが一番かもしれませんね。
タイルを後付けしておしゃれな外構に
塀を作った場合、どこか味気ないと思う方もいるかもしれません。そんな時はこの方のようにタイルを貼りつけて簡単にアレンジするという方法もあります。
木製フェンスでも、後付けで棚を取り付けて雑貨を飾ったり窓を付けてみたりとアレンジの幅も広いです。目隠しだけのフェンスにするのではなく、おしゃれな外構として楽しめるものを作ってもいいですね。
ブロック塀を塗り替える方法が気になる方はこちらもチェック!
既存のブロック塀をおしゃれにしたい。または、作ったブロック塀をおしゃれに塗り替えたいという方はこちらの記事も読んでみてください。
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目隠しフェンスのDIY方法⑧アルミ
アルミを使った目隠しフェンスもある
手作りフェンスの素材には、他にもアルミ素材を使う方法もあります。アルミ素材を使った柵は、木製フェンスとは違って腐る心配もないのでその点も安心です。
通販サイトなどではパーツごとに売っているものがあるので、庭や外構の広さに合わせて購入し、自分で作っていくことができます。デザインもさまざまあるので、いろいろと見てみるのもいいでしょう。
ウッド調のアルミフェンスなら頑丈な上におしゃれに仕上がる
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アルミフェンスにはウッド調のタイプも見つかります。庭や外構に合わせて、木製のものが作りたいけど、腐ってしまって数年でダメになるのは嫌だなと思う方は、やはりアルミを使った柵を作るのがいいのではないでしょうか。
素材によっても、価格が異なってきますし作業自体も変わってくるので、色んな例を考慮してお家の目隠しフェンスを考えてみてください。
目隠しフェンスを作ってみよう!
まずはイメージしてみよう
フェンスを作るとなったら、やはり外構に合ったものや好みのものがいいのではないでしょうか。あと考慮するのは作り方、費用の面。自作をする場合は、考えることも多いですが、後で後悔の少ないように設置した時のことをイメージしてみることが大切です。
またそれだけでなく設置後、数年たった時のことや、台風や地震があったときなど、あらゆる面で想定して置くと後で良かった、と思えるのではないでしょうか。
目隠しフェンスのDIYに挑戦!
色んな面をイメージして、素材や作り方が決まったら、作り方の例を動画などで確認しながら作っていくことになります。
自作してフェンスを作るのは大変だと思われますが、やはり作る作業というのは時間も忘れるほど楽しい作業でもあります。これを機に、DIYが趣味になる方もいるかもしれません。ぜひ満足のいくようなフェンスを作っていってください。
まとめ
手作りでフェンスを作る方法について挙げてきましたが、簡単に作れるものから大変ですが頑丈な目隠しフェンスを作る方法もあるというのが分かっていただけたのではないでしょうか。
使うものによっても価格も行う作業も異なってきます。まずは費用面や庭の雰囲気など考えられるところからフェンスの素材や作り方などを検討してみてください。
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