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唇の日焼けの治し方や予防ケアをご紹介します!
唇が乾燥してヒリヒリし、赤くなる症状が現れたら、その原因は日焼けかもしれません。唇は、顔の中でもケアするのをうっかり忘れてしまうパーツです。唇が日焼けしたら、赤くなる、ヒリヒリする、乾燥して皮がむけるなど、さまざまな症状が現れます。そんなときにはしっかりとした対処をして、必要な場合は薬を使い、十分に改善させることが大切です。ではいったいどんな治し方が有効でしょうか。唇の日焼けを予防するためのケア方法やおすすめの製品などとともにご紹介します。
唇が日焼けしたら現れる症状がこれ
症状①ヒリヒリと赤くなる
日焼けに無防備な唇。長時間、太陽の下にいたら、炎症を起こして、唇がヒリヒリとしはじめ、気づいたら赤くなるということが起こります。唇がヒリヒリして赤くなると、はじめは何が直接の原因なのかよくわからないということが多く、大したことはないと思い込んでしまうこともよくあります。唇をなめ過ぎたかなと思い込んでしまうこともありますが、唇がヒリヒリと赤くなる症状が現れたら、その日の行動などをふりかえってみましょう。
症状②乾燥してカサカサになる
唇が乾燥してカサカサしたときも、唇をなめてしまったかもしれない、空気が乾燥していて保湿が足りないなどと感じてしまうことがあります。もちろんそうした可能性もありますが、忘れてはならないのが唇の日焼けです。肌の日焼けと同じように、唇が火傷のような状態となり、水分がなくなって乾燥してしまいます。唇の皮膚は薄く、非常に繊細であることから、乾燥してヒリヒリしたり、カサカサして赤くなるなどの症状がみられるようになるのです。
症状③ガサガサして皮がむける
日焼けの症状がひどくなると、唇がヒリヒリして赤くなる症状の後、唇の皮膚がガサガサして皮がむけてしまうこともあります。唇が切れてしまうこともありますので、唇の皮がむけてきたらすぐに対処が必要です。また、日焼けの症状として、水ぶくれができたり、ブツブツと発疹などが出てきたら、すぐに医師に相談したほうがベター。単なる日焼けではないかもしれません。
唇が日焼けしてしまったらどう対処する?
日焼けの治し方の対処法①冷やす
日焼けの治し方の第一段階は冷やすことです。日焼けが原因で唇がヒリヒリし、乾燥して赤くなるなどの症状が出たら、まず冷やしましょう。いきなり氷や保冷剤を使うと、唇への刺激が強い可能性があります。冷たい水でガーゼやハンカチを湿らせたり、氷や保冷剤をハンカチなどで包んだりして、やさしくあてましょう。日焼けした唇はかなりほてっていますので、ほてりが引くのをしばらく待つことが大切です。
日焼けの治し方の対処法②保湿ケアをする
唇の熱が取れてきたら、保湿ケアを行うという治し方へと移行しましょう。保湿ケアには、皮膚科で治療する際にも使われるワセリンがおすすめです。リップクリームを使う場合、症状によって医薬部外品のや医薬品のリップクリームを使いましょう。医薬品のリップクリームには抗炎症剤などが配合されていることが多いため、唇の炎症の治りが早いはずです。
日焼けの治し方の対処法③刺激を避ける
日焼けした唇を保湿ケアでしっかりと保護したら、治し方の最後の段階へと進んでいきましょう。つまり、刺激物を口に入れないようにすることです。塩からい食べ物、炭酸などの飲み物などは、唇への刺激となります。唇の症状が落ち着くまではしばらく我慢したほうがベター。傷ついた状態で放っておくと、色素沈着などができてしまう可能性もありますので、しっかりと治しておきましょう。
唇の日焼けに有効な薬とは?
ワセリンは症状に直接有効な薬
唇が日焼けした際の、赤くなる、ヒリヒリする、乾燥するなどの症状が心配な方は、薬の処方も考慮しましょう。唇の日焼けに有効な薬には、皮膚科でも処方されるワセリンがあります。原料が石油のワセリンは、医療現場や薬の基剤として使われるもので、なかでも白色ワセリンと呼ばれる純度の高いワセリンは、医薬品としてドラッグストアなどで販売されています。いざというときのために買い置きしておくことも有効です。
症状がひどい場合の薬とは?
唇の日焼けの症状がひどい場合、皮膚科などでは非ステロイド系の消炎鎮痛剤や抗炎症薬などが処方されます。ただし、唇はすぐに対処しておけば、わりと治りやすいため、皮膚が感染を起こすことはまれ。感染が起きた場合はすぐに医師に相談するようにしましょう。また、日焼けをして改善した皮膚は敏感ですので、日焼けしないように十分に配慮することも大切です。
適度なビタミンCの摂取も
唇が日焼けしてしまったら、外側からのケアだけではなく、内側からもケアしていくことが大切です。ビタミン類の中でもビタミンCは、抗酸化作用にすぐれた栄養素のひとつで、肌の弾力を作るコラーゲンを生成する際に必要とされる成分です。傷んだ肌を生まれ変わらせるためにもビタミンCを摂取するのはいいことですが、摂りすぎには要注意。ビタミンCは摂取しすぎても、余分なものは体外に排出されてしまいますが、摂りすぎると下痢や吐き気などが生じることもあります。
唇の日焼けを予防するための改善ケア方法①
唇の皮膚は繊細なパーツだということを知ろう
唇の皮膚が、ほかの皮膚に比べて大きく違うのは、表皮の中の角層の厚さです。中でも、唇には皮膚を守る皮脂膜がなく、血管の色が反映されて赤くなっています。皮膚は、汗と皮脂腺から分泌される皮脂が混ざった皮脂膜によって、潤いをキープしていることから、皮脂膜がないということはかなり敏感なパーツであることがわかります。唇がこれほどまでも繊細であることをしっかりと理解しておくことで、唇にトラブルが起こった際の治し方や症状の改善なども早くなります。
唇の日焼けを予防するための改善ケア方法②
日焼けのメカニズムを再確認しよう
日焼けとは紫外線によって皮膚が赤くなるサンバーンと、その後に日焼けした部分が黒くなるサンタンのことです。肌が黒くなるのは、皮膚にあるメラノサイトという細胞が、皮膚を紫外線から防御するために、紫外線を吸収するメラニン色素を作るためです。
日焼けを引き起こす紫外線は2種類
紫外線は、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類に分類されますが、肌に影響を与えるのはUV-AとUV-Bのふたつです。UV-Aとは皮膚の奥深くまで届く紫外線で、肌は紫外線から防御する作用としてメラニン色素の生成を促します。このメラニン色素によって肌が黒くなり、肌の細胞を傷つけ、弾力が失われることによってシワやタルミの原因となります。一方UV-Bは、肌が赤くなり、ヒリヒリと傷んで水ぶくれなどを起こす原因となる紫外線です。日焼けのおもな原因がこのUV-Bで、肌が火傷した状態となることで、メラニン色素を生成させるため、色素沈着を起こしたり、皮膚がんを引き起こしたりと、多くの肌トラブルの原因となります。
唇の日焼けを予防するための改善ケア方法③
正しい日焼けの対処法をしっかりと覚えておこう
肌にダメージを与える日焼けから肌を守るためには、紫外線カット効果の高いリップクリームを塗り、皮膚に保湿を与えてトラブルを防ぐことです。紫外線カット効果の高いリップクリームを選ぶためには、製品に記載されているSPFとPAの意味を知ることが大切です。
SPFとPAの数字の意味は?
SPFとはUV-Bをどの程度カットできるのかを示したもので、1~50、50+(50以上)で表記されます。数値が高いほど紫外線カット力は強くなりますが、その分、肌への負担も大きくなっていきます。UVカット効果のあるリップクリームではSPF20程度の製品が多いです。PAは、UV-Aをどの程度カットできるかを示したもので、+~++++で表記されます。UVカット効果のあるリップクリームでは、++や+++の製品が多いです。UV-Aは肌の酸化を引き起こし、皮膚を黒くして、シワやタルミの原因になるため、数値が高いものを選んでしっかりと予防するようにしたいです。
唇の日焼けを予防するための改善ケア方法④
UVカットの効果があるリップクリームを常備しよう
唇の日焼けを予防する最も大切なケア方法とは、UVカットの効果のあるリップクリームで唇を保護することです。紫外線に当たらなければ、肌が乾燥したり日焼けしたりすることを予防することができるからです。リップクリームを選ぶ際、UVカット効果があるかどうか、保湿にすぐれているかどうかをチェックしましょう。UVカット効果とは、紫外線吸収剤によって紫外線カット作用がしっかりと働くことです。肌荒れの原因となる乾燥を改善するためにも保湿効果のあるものも選んだ方がよいでしょう。
紫外線カット効果のある成分をどう見るか
最近、日焼け止めに関連する製品では、紫外線吸収剤には発がん性が認められたため、配合しない製品が好まれる傾向にあります。しかし、一方で、紫外線によって受ける影響を考えると、紫外線を吸収して別の物質に変化させることで紫外線から受ける影響をカットするという紫外線吸収剤の作用は重要だという考え方もあります。紫外線をカットする成分に、紫外線錯乱剤もあります。これは、紫外線を反射する働きがあり、肌への影響は小さいものの、紫外線をカットする力はさほど強くありません。どういう製品を選ぶかはその人次第ですので、しっかりと検討する必要もあります。
唇の日焼けを予防するための改善ケア方法⑤
日焼け防止グッズもチェックしておこう
唇を日焼けからガードするためには、リップクリームを常備すると同時に、日焼け防止グッズを使用することです。つばの広い帽子、UVカット加工された日傘などは、かなり有効ですので、ぜひ常備しておくようにしましょう。サングラスは日差しから目を守る重要アイテムです。夏場の衣類には、UVカットできるアイテムもありますので、こういった製品を利用して、日常的に日焼けに対処していきたいです。
唇の日焼け予防や症状改善におすすめの製品①
花王ニベア モイスチャーリップ UV
ニベアの人気シリーズモイスチャーリップのUVカットバージョンがこちらです。非常に高い保湿で唇の荒れなどを改善してくれる薬用リップクリームで、シアバターやほほばおいるなど、自然由来の保湿成分が配合されています。メントールが無配合なので、刺激が苦手な方も安心です。
UVカット効果:SPF20/PA++
ニベアのモイスチャーリップUVは、SPF20/PA++としっかりUVカットしてくれます。しかもリーズナブルでコンビニやドラッグストアで気軽に購入できます。ただし、こちらの製品は医薬部外品なので、ある程度の副作用などもあることは忘れずに利用しましょう。
唇の日焼け予防や症状改善におすすめの製品②
ロート製薬 メンソレータム メルティクリームリップ
とろける使用感と高い保湿を実現したリップクリームといえばこれ。水分と反応してクリームに変わるモイストバンク技術を採用し、これまでにないなめらかなつけ心地が嬉しいリップクリームです。紫外線や乾燥から唇をしっかりとガードして、唇の荒れや症状を保護してくれます。当シリーズには、無香料、ミルクバニラ、リッチハニーの香りの種類が3種類あります。
UVカット効果:SPF25/PA+++
こちらのメルティクリームリップには、SPF25/PA+++とUV効果が高いだけではなく、購入しやすいリーズナブルなプライスとなっています。うるおい成分として、セラミド3、セラミド2、セラミド6IIが配合され、さまざまなシチュエーションで活躍しそうなリップクリームです。
唇の日焼け予防や症状改善におすすめの製品③
DHC UV モイスチュアリップクリーム 1.5g
紫外線や乾燥から唇を守るばかりか、ビタミンやうるおいを補給できるリップクリームがこちらです。メーカー初のUVカット機能を持ったリップクリームで、UV-AとUV-Bの両方の紫外線から肌をしっかりガードしてくれます。保湿にはバージンオリーブオイルをはじめ、唇をなめらかに整えてくれるカミツレなどの植物エキス、ビタミンC誘導体やビタミンEなども配合されています。
UVカット効果:SPF20/PA+
こちらの製品のUVカット効果はSPF20/PA+です。唇になじみやすい成分が配合されていて、薄くのびるため口紅の下地としても使うことが可能です。テクスチャーが硬めとの評判なので、薄塗りタイプのリップクリームが苦手な方は要注意。
唇の日焼け予防や症状改善におすすめの製品④
オルビス リップサンスクリーン(R)
紫外線をカットしながらほんのりした赤みがつくリップクリームがこちらです。植物性の保湿成分には、シャクヤクエキスとテンニンカエキスを配合し、唇の乾燥をしっかりと守ってくれます。ほんのりと色がつくので、口紅の下地としてもおすすめです。塗り心地もよく、口紅を塗るのが控えられるシチュエーションで活躍します。
UVカット効果:SPF22/PA++
UVカット効果はSPF22/PA++で、しっかりと紫外線から唇を守ってくれます。紫外線による乾燥はふたつの植物性成分でしっかりとケアできるので安心です。テクスチャーは軽めで、オールシーズン使えるリップクリームです。
唇の日焼け予防や症状改善におすすめの製品⑤
THREE リップコンシャスプロテクター
これは、紫外線から唇をしっかりとガードし、保湿効果で潤いとツヤを与えてくれるリップクリームです。薄めのコーラルカラーで唇が健康的に見えるため、色補正効果もバッチリです。紫外線カット効果が高いので、終日、アウトドアで遊ぶ休日などにもおすすめです。
UVカット効果:SPF35/PA+++
UVカット効果が非常に高いリップクリームです。紫外線吸収剤を使っていないのにもかかわらず、白浮きせずに唇をしっかりと守ってくれます。口紅の下地としてだけではなく、外出時のリップクリームとして、常備しておきたいです。
唇の日焼けの治し方や予防はポイントを押さえて
唇の日焼けには、適切な治し方があります。唇が乾燥してガサガサしたり、赤くなってヒリヒリしたり、乾燥して皮がむけたりしたら、唇の日焼けを疑って、すぐに対処するようにしましょう。正しい治し方で症状が改善したら、しっかりと保湿を与え、日焼けを繰り返さないように予防することも大切です。ご紹介した製品などを参考に、美しいプルプルの唇へと導きましょう。
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