美味しいグルメで観光を楽しく!
「これは美味しい!」と思えるグルメに出会えると観光がよりいっそう楽しくなりますね。旅行プランを立てる際に昼ご飯や晩ご飯の場所を上手にセレクトしておくと、美味しいグルメに出会えるチャンスが生まれます。普段は口にすることのないその土地ならではの食べ物を味わえば、観光のいい想い出になること間違いありません。今回の記事では富山観光を盛り上げてくれる美味しいグルメの数々に注目します。果たしてどんなグルメが登場するでしょうか?
富山の美味しいご当地名物グルメをご紹介!
それでは富山観光で食べたいおすすめのご当地名物グルメをご紹介しましょう。富山県全域から選び抜いた美味しいグルメを12種類ご覧いただきます。庶民派B級グルメや富山県の名産品を使ったグルメなど、一度は味わってみたい名物グルメが目白押しです。ぜひご覧ください(記載の情報は2019年11月27日現在のものです)。
富山の美味しいご当地名物グルメ①
魚津バイ飯
富山県の名産品である貝を使った名物グルメです。富山湾では数種類のバイ貝が水揚げされており、富山県の名産品として他県にも出荷されています。このバイ貝を炊き込みご飯にしたのがバイ飯で、2014年に開催された「フィッシュワングランプリ」に出品されて注目を浴びるようになりました。それまでは刺身や煮付けが主な食べ方でしたが、この食べ物の登場で新たなバイ貝の食べ方が広がるきっかけとなりました。貝ならではのいい香りがご飯にしみていて絶品です。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名産品を使った名物グルメを堪能するなら「海の駅 蜃気楼」がおすすめです。富山県の名産品や特産品を販売する施設で、こちらにある食事処で名物グルメが味わえます。バイ飯は定食で提供され季節の魚料理と一緒に食べることができます。ただ、数量限定のため昼ご飯時には売り切れということもあります。ぜひ早めに来店するようにしましょう。浜の漁師のまかない料理から生まれたこの名物グルメは絶品の美味しさです。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県魚津市村木定坊割2500-2 海の駅蜃気楼内
【連絡先】0765-24-4301
【アクセス】富山地方鉄道「新魚津駅」より車で5分
富山の美味しいご当地名物グルメ②
富山おでん
寒い冬にぴったりな富山県の名物B級グルメです。おでんはご飯のおかずにも酒の肴にもよく合う食べ物ですね。美味しいおでんは全国にもたくさんありますが、富山県にも富山らしさを感じられる絶品のおでんが存在します。富山おでんの特徴は富山県産の食材が一品以上入っていることや、おでんを盛りつけた後にとろろ昆布をトッピングすることなどが挙げられます。味付けはお店によって異なりますが、基本は昆布や鰹節でダシをとった塩味の出汁が使われます。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の温まる名物B級グルメを堪能するなら「茶文」に行ってみましょう。昭和35年創業という老舗の酒処で、めずらしいおでん種が楽しめるのが特徴です。すす竹など名産品のおでん種もありますが、「藤沢兄弟」や「剣之助」などユニークな名前のおでん種が食べられます。藤沢兄弟は串刺しの蒲鉾、剣之助はウズラの卵がはめ込まれた車麩ですがどちらも味がしみていて最高の味です。ぜひこのお店で観光の最後を締めくくってみてはいかがでしょうか。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県富山市桜町2-6-8 T-ONEビル1F
【連絡先】076-431-3573
【アクセス】JR「富山駅」より徒歩6分
富山の美味しいご当地名物グルメ③
&黒部水餃子×3個180円。
— 玩壱@引越し中。 (@1tte2) October 26, 2015
イカポン酢とあるが違いはわからなかった。
火傷覚悟で出てきた時にすぐ食べた方が良い、冷めるのちと早い。
なかから肉汁も飛び出るので注意。
この追加メニューは「今だけ」とあった。
本来は5個で350円。 pic.twitter.com/IxTAhVfbja
黒部水餃子
富山県の名産品の一つである豚肉を使った名物グルメです。観光スポットとしても有名な北アルプスの山から流れ下る黒部川の伏流水と竹酢(ちくさく)を混ぜた餌を与えて育てる「黒部名水ポーク」というブランド豚が県内で飼育されています。うま味成分が豊富で食べると柔らかくとても美味しい豚肉ですが、この豚肉を使って作られた名物グルメが黒部水餃子で、皮にも黒部米の米粉が使用されていて富山グルメとしてしっかりと県の魅力をアピールできています。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名産品を使った名物グルメを味わうなら「藍菜坊」がおすすめです。おしゃれな雰囲気が特徴の有名店で、地元の食材を豊富に使った美味しい中華料理が人気です。腕を振るうシェフは地元黒部市出身というまさに富山グルメにぴったりの人物ですね。こちらの名物グルメは中華風スープで食べる水餃子となっており、四川風や広東風、上海風のスープから好みの味を選択できるのが魅力です。昼ご飯でも晩ご飯でも楽しめるので観光の際の食事に最適でしょう。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県黒部市天神新353-1 ホテルアクア黒部1F
【連絡先】0765-54-5022
【アクセス】あいの風とやま鉄道「黒部駅」より徒歩3分
富山の美味しいご当地名物グルメ④
白エビ天丼
富山県の名産品である白エビを使った名物グルメです。深海を好む白エビは生きている間は透明な色をしていますが死ぬと濁った白色に変わります。名産品だけでなく県の魚にもなっている白エビですが、この生き物が多く漁獲される理由は富山湾独特の地形にあるとされています。沖合約10kmの辺りから急激に深くなっており、場所によっては1,000mに達する場所も存在します。また、大きな河川がいくつも流れ込むことで海底に谷間ができ繁殖する環境が整います。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名産品を使った名物グルメを味わうなら「白えび亭」に行ってみましょう。名物グルメの元祖の店として観光客にもよく知られています。多くのお店では天ぷらを揚げる際に他の食材も混ぜていますが、こちらでは白エビのみで天ぷらを揚げているのが特徴です。雑味がなく白エビ本来の味を楽しめるようにというお店のこだわりが本物の味を生み出しています。昼ご飯に白エビ天丼を食べるならこのお店が一押しです。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県富山市黒瀬194-21 きときと市場とやマルシェ内
【連絡先】076-424-3579
【アクセス】JR「富山駅」より徒歩すぐ
富山の美味しいご当地名物グルメ⑤
ます寿司
富山県の郷土料理で駅弁でも有名な名物グルメです。丸い形の器に笹の葉を敷き詰め、その上に味付けしたマスの切り身と酢ご飯を詰めて笹の葉で包んでから重しをして作ります。ピンク色のマスの身がとても美しい食べ物で、富山県を訪れる観光客にも非常に人気があります。加賀藩主から徳川吉宗に献上された時代には名産品であったアユが使用されていましたが、現在では多くのお店が北海道産など県外のサクラマス使って作っています。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名物グルメを食べるなら「ますのすし本舗 源 本店」へ行ってみましょう。源は明治45年からこの食べ物の販売をしている老舗で、富山県を代表する駅弁として多くの観光客に知られるようになった基を築いたお店となっています。隣にはます寿司の博物館もあるので観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。現在は20軒以上のお店が富山市内でこの食べ物を製造販売しています。味わいがお店によって異なるので食べ歩き観光も楽しいでしょう。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県富山市南中央町37-6
【連絡先】076-429-7400
【アクセス】JR「富山駅」より車で15分
富山の美味しいご当地名物グルメ⑥
タラ(鱈)汁
新潟県との県境にある小さな町で味わえる名物グルメです。温泉でも有名な朝日町には「タラ汁ストリート」と呼ばれる街道が通っています。道路沿いにはこの食べ物を提供するお店がいくつも並んでおり、観光客は看板を見ながら食べるお店を物色しています。美味しいタラは朝日町の名産品でしたが、鮮度がすぐに落ちてしまうためそのほとんどを地元で消費していました。温泉地でもあったため観光客にもタラ料理を提供して評判となり朝日町の名物になりました。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の素朴で美味しい魚介グルメを堪能するなら「栄食堂」がおすすめです。マスメディアでも取り上げられて有名になり、観光客もわざわざこの食べ物を求めて訪れるようになっています。飾り気のない普通の町の食堂ですが絶品のタラ汁が味わえます。どの家庭にもある普通の鍋で提供されるのが特徴で、味噌風味の汁の中にタラが丸ごと一匹調理されて入っています。冬場は特に脂が乗っていて肝もたっぷりで最高の味です。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県下新川郡朝日町境647-1
【連絡先】0765-83-3355
【アクセス】JR「越中宮崎駅」より徒歩15分
富山の美味しいご当地名物グルメ⑦
氷見牛メンチカツ:sparkles: pic.twitter.com/GF2wSEsnoJ
— Xll@12/8vs沼津(A) (@antktliver) June 12, 2016
氷見牛メンチカツ
富山県の名産品の一つである牛肉を使った名物グルメです。氷見牛は富山県の中山間地域の自然豊かな環境で育てられる黒毛和牛で、さしの入りが素晴らしくとろけるような味わいが魅力です。現在は12軒ほどの農家が氷見牛の飼育に携わっており、県内でもこの牛肉を提供するお店がいくつもあります。すき焼きやしゃぶしゃぶなどどの食べ方でも美味しいのですが、手軽に氷見牛の味を試したいならメンチカツが一番です。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の高級牛肉を使った名物グルメを食べるなら「食べ処たなか」に行ってみましょう。氷見牛専門の精肉店が営業する食事処で、氷見牛を使ったいろいろな料理が楽しめます。観光客にも人気なのが昼ご飯にぴったりなコロッケ定食で、氷見牛のコロッケやメンチカツがご飯とセットで味わえます。メンチカツはお店のスタッフが一日200個限定で作っているもので、玉ネギやニンジンに加えてお店秘伝の隠し味が入っています。肉汁いっぱいで最高の味です。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県氷見市朝日ヶ丘3931-1 JAグリーンセンター内
【連絡先】0766-73-1995
【アクセス】JR「氷見駅」より徒歩15分
富山の美味しいご当地名物グルメ⑧
高岡グリーンラーメン
地域の特徴を色で表現した富山県の名物B級グルメです。全国にはたくさんのご当地ラーメンがありますが、グリーンの色をしたスープのラーメンは大変めずらしいものです。鮮やかな緑色の正体は地元高岡産のホウレンソウで、観光スポットである緑豊かな古城公園や、高岡市の工芸品である銅器の銅を表現しています。豚骨スープの中にホウレンソウをすり潰したものを入れ、さらに柚子胡椒を絡ませたチャーシューの細切れを入れてラーメンスープを作っています。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県のめずらしい名物B級グルメを味わうなら「麺処 緑菜軒」がおすすめです。ラーメン店とは思えないおしゃれなお店で、この名物グルメを推進する合同会社の直営店となっています。こちらのグリーンラーメンにはめずらしい鶏肉のチャーシューがトッピングされており、コクがありながらもしつこさを感じない美味しいラーメンに仕上がっています。高岡市の名産品を使ったラーメンは昼ご飯にも晩ご飯にもぴったりです。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県高岡市小馬出町6 山町ヴァレー
【連絡先】0766-24-8950
【アクセス】JR「高岡駅」より徒歩13分
富山の美味しいご当地名物グルメ⑨
おやべミルクセーキ
クロス乾杯の世界記録への挑戦も行われた富山県の名物グルメです。食べ物ではありませんが富山観光でぜひ味わってみたいグルメです。小矢部市といえばホワイトラーメンが有名ですが、このドリンクグルメも白い色をしています。牛乳と卵、砂糖とバニラエッセンスを混ぜ合わせてミルクセーキは作られますが、小矢部市の名産品である「小矢部の米(my)たまご」というブランド卵が使用されているのが特徴です。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名物ドリンクグルメを味わうなら「喫茶メルト」に行ってみましょう。イギリス風のおしゃれなメイドカフェで、こだわりのコーヒーや絶品のスイーツが楽しめます。こちらでは紅茶の香りがするミルクセーキが提供されており、一緒に添えられるクッキーをつまみながら飲むといっそう美味しくいただけます。小矢部市内にはこの名物グルメを提供するお店がたくさんあるので、飲み歩きをして楽しんでみるのもいいでしょう。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県小矢部市埴生3232 ロイヤルメドウゴルフ倶楽部内
【連絡先】090-2379-3909
【アクセス】あいの風とやま鉄道「石動駅」より車で
富山の美味しいご当地名物グルメ⑩
富山ブラック
インパクトのある真っ黒なスープが特徴の富山県の有名な名物B級グルメです。このラーメンは戦後間もない頃に生まれた食べ物で、少々塩分が濃すぎると思うほどの塩辛い味付けが特徴です。大量の汗をかきながら働く肉体労働者たちや、大喰らいの若者たちのご飯のおかずとして考案されたため、白いご飯と一緒に食べられる塩分の濃い味付けになっているのです。また、大量の胡椒を効かせているのもこの食べ物の特徴となっています。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名物B級グルメを食べるなら「西町大喜 西町本店」に行ってみましょう。昭和22年創業という老舗のラーメン店で、富山ブラックの美味しい店として地元でもよく知られています。富山市内に4つの店舗を有していますが、西町本店は西町大喜の歴史が感じられるレトロな食堂となっています。メニューには余計な食べ物はなく、ほぼ富山ブラックだけというラインナップですね。確かに塩分濃いめのスープですが、白いご飯と食べるとちょうどいい按配になるのが不思議です。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県富山市太田口通り1-1-7
【連絡先】076-423-3001
【アクセス】JR「富山駅」より車で8分
富山の美味しいご当地名物グルメ⑪
氷見うどん
温かい出汁でも冷たい出汁でも美味しくいただける富山県の名物グルメです。手延べ製法で作られるグルメなうどんで、強いコシと餅のような風味、ツルツルとした喉越しなどが特徴です。この製法は氷見の地に元々あったわけではなく、同じ能登半島の輪島で作られてきた手延べ素麺の製法が伝えられたとされています。作るのに手打ちうどんの10倍もの手間がかかるといわれており、その手間と時間が「幻のうどん」といわれる所以となっています。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この手間暇かけて作られる富山県の名物グルメを堪能するなら「うどん茶屋 海津屋」に行ってみましょう。氷見うどんの製造会社の本社の敷地内に造られたお店で、作り立ての氷見うどんをいただくことができます。細麺でシルクのように滑らかなうどんはモチっとした噛み応えが最高で、飲み込むとツルっと喉の奥へと滑っていきます。温かいうどんも美味しいのですが、うどんの香りと食感を楽しめるように冷たいざるでいただきましょう。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県氷見市上泉20
【連絡先】0766-91-3030
【アクセス】JR「島尾駅」より車で6分
富山の美味しいご当地名物グルメ⑫
五箇山ぼべらコロッケ\( ˙▿︎˙ )/カボチャっぽくてあまーい♡ pic.twitter.com/0efX7GbaZx
— こんた:hotsprings:︎ (@c0c0tta) November 5, 2016
五箇山ぼべらコロッケ
富山県の世界遺産の地で生まれた隠れた名物グルメです。五箇山といえば合掌造りが有名ですね。13棟ある合掌造りの建物とこの地方で営まれてきた人々の生活や文化が体験できるのが魅力ですが、この地方で育てられてきたラグビーボールの形のカボチャが名物グルメの材料となっています。ぼべらと呼ばれてきたこのカボチャは、合掌造りの屋根に使われる古茅を再利用して育てられています。甘くて美味しいカボチャを食べやすいコロッケにしたグルメです。
食べるならこの有名店がおすすめ!
この富山県の名産品を使った名物B級グルメを食べるなら「土産・お休み処 あらい」がおすすめです。五箇山を訪れる観光客がお土産探しなどに立ち寄るお店で、併設の飲食スペースで五箇山ぼべらコロッケが味わえます。カラッと揚げられたコロッケの中には甘みのあるカボチャがぎっしりと詰まっており、食べるとまるでサツマイモの焼き芋を食べているかのようにホクホクです。ご飯のおかずというよりもおやつにぴったりの名物グルメです。
グルメのお店は富山のココ!
【住所】富山県南砺市菅沼503
【連絡先】0763-67-3217
【アクセス】JR「城端駅」より車で20分
富山グルメを満喫しよう!
ここまで富山観光で食べたいおすすめのご当地名物グルメをご紹介しましたがいかがでしたか?観光に美味しいグルメは欠かせません。富山観光を計画する際には本記事を参考にして、富山グルメが味わえるお店を観光コースに組み込んでみてください。
富山の美味しいご当地名物グルメが気になる方はこちらもチェック!
美味しいグルメが味わえるのは富山県だけではありません。他県にもまだまだ美味しい食べ物が見つかります。こちらの3つの記事から情報を得てみてください。
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白エビ天丼