地元名物が味わえる、出雲市駅の駅弁3選！販売が終了した出雲そば弁当の魅力も！

はじめに

出雲市駅で販売している駅弁を調査

その土地その土地の魅力に出会える電車旅。そんな電車旅のもう1つの楽しみといえば駅弁ではないでしょうか？今回の記事では、縁結びの神様として人気の出雲大社に近い出雲市駅で販売しているおすすめの駅弁をご紹介します。

地元の素材を使用した駅弁や過去に販売していた駅弁などもご紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい。（当記事は2022年1月18日時点の情報をもとに作成しています。)

出雲市駅とは？

出雲市駅は、島根県出雲市駅北町に位置するJR西日本山陰本線の駅となります。島根屈指の観光名所でもある出雲大社の観光拠点にもなる駅で、出雲大社をイメージした駅舎が特徴的です。東京発の寝台特別急行列車であるサンライズ出雲の出発＆終着駅となります。

出雲市駅の構内には、土産屋、レストラン、出雲市駅観光案内所などがあり便利です。今回ご紹介する駅弁もこちらの駅舎内で購入できるので、ぜひチェックしてみて下さい。

出雲市駅で販売しているおすすめ駅弁：3選

それでは早速、出雲市駅で販売しているおすすめの駅弁をご紹介していきましょう！出雲市駅で販売している駅弁は、数は少なく種類も多くはありません。ただし、どの駅弁も地元の食材を使用した駅弁で、島根グルメが満喫できます。駅弁の特徴と一緒に売り場などもお伝えしていくので、出雲市駅での駅弁探しにご活用下さいね。

①かに寿司

山陰地方の冬の味覚を楽しみたいなら、紅ズワイガニの駅弁はいかがでしょうか？かに寿しは地元島根県産のコシヒカリを使用した酢飯の上に、日本海で獲れた新鮮な紅ズワイガニのほぐし身がたっぷりと乗った豪華な駅弁になります。

酢飯には濃厚なカニ味噌も混ぜ込まれており風味豊か。紅ズワイガニ以外には、島根特産品の出西生姜やふんわりとした錦糸卵などが乗っています。冷えても美味しい駅弁というのも高ポイントです。

かに寿しの売り場

かに寿しは、出雲大社門前にある日本海という和食屋さんが製造する駅弁になります。出雲市駅構内のお土産ショップ『すうべにあ出雲』で販売していますが、取り扱い数が少ないので早めの購入がおすすめです。

『すうべにあ出雲』の営業時間は9:00～18:00迄で、お休みは年間8日間で火曜日となります。駅弁以外にもお土産も多数販売しているので、サンライズ出雲などの電車利用前にはぜひ覗いてみてはいかがでしょうか？

すうべにあ出雲の基本情報

②焼さば寿し

焼きさば寿しは先ほどご紹介したかに寿しと一緒の日本海が製造した駅弁で、出雲市駅構内のお土産ショップ『すうべにあ出雲』で購入可能です。脂の乗ったさばを自家製のタレにじっくりと漬け込み焼き上げた駅弁で、小箱に6切れ入っています。

高温多湿、直射日光などを避ければ常温で保存できるのも高ポイントです。酢飯はさばの旨味を引き立たせる地元産の仁多米を使用、程よい酸味の酢飯と香ばしいさばが食欲をそそるでしょう。

③島根みそ玉丼

島根みそ玉丼は、島根県産のコシヒカリ、島根牛、奥出雲の天然醸造味噌、地酒と、地元素材にこだわった人気の駅弁です。味噌でしっかりと味付けされた牛肉の上には、トロトロの半熟卵が乗っており牛肉の風味をさらに引き立ててくれます。

島根みそ玉丼は松江市の創業120年を超える老舗仕出し屋さんが製造する駅弁で、出雲市駅や松江駅で購入可能です。出雲市駅構内での売り場は、改札口近くの出雲の国麺屋となります。

出雲の国麺屋 JR出雲市駅店の基本情報

幻の駅弁『出雲そば弁当』のご紹介

出雲市駅構内で現在販売している駅弁に続いて、幻の駅弁『出雲そば弁当』をご紹介しておきましょう！『出雲そば弁当』はかつて出雲市駅で販売していた駅弁ですが、現在は販売終了となっています。購入することはできませんが、出雲市駅ならではの駅弁がどんな駅弁だったのかお伝えしていくので、ぜひチェックしてみて下さい。

『出雲そば弁当』とは？

『出雲そば弁当』は出雲地方の郷土料理である出雲そばが入った駅弁で、出雲そば以外にも名物かに寿し、海老の天ぷら、焼き鱒、ワカサギの甘露煮、玉子焼き、蒲鉾、フルーツなどが入っていました。

メインの蕎麦には、つゆ、ねぎ、のり、七味唐辛子などが付いており、駅弁ながら本格的な蕎麦の味わいをたっぷりと楽しめたとか。お値段は購入した時期によって異なりますが、販売終了前は1080円でした。

販売終了となった理由

『出雲そば弁当』は出雲市駅では人気の駅弁でしたが、2018年9月に販売終了となっています。販売終了となった理由ですが、販売していた駅弁屋が閉業したためです。

駅弁屋は蕎麦屋も営んでおり、店舗内では蕎麦などの食事をとることが可能でした。ちなみに駅弁屋の場所は出雲市駅の改札口のすぐ近くで、現在は先ほど島根みそ玉丼でご紹介した出雲の国麺屋が営業しています。

出雲市駅周辺の蕎麦屋のご紹介

『出雲そば弁当』はなくなってしまいましたが、出雲市を訪れたなら名物の出雲そばは試したいという方も多いことでしょう。ここでは、出雲そばが体験できるお店を2選ご紹介します。どちらのお店も出雲市駅から近い場所にあるので、手軽に利用することが可能です。ぜひ参考にして、絶品の出雲そばを味わってみて下さい

①献上そば 羽根屋 本店

献上そば 羽根屋 本店は、出雲市駅から歩いて8分程の場所にある江戸時代末期に創業した老舗の蕎麦屋になります。18台分の駐車場が完備されているので、車でのアクセスも可能です。

外観＆内観ともに落ち着いた雰囲気のお店で、ゆったりと自慢の蕎麦が楽しめるでしょう。営業時間は11:00～19:30迄ですが、15:00～17:00は休憩時間となるので注意して下さい。定休日は1月1日となります。

人気メニューは割子そば3段

献上そば 羽根屋 本店の人気メニューは割子そば3段です。割子そば3段は割子という3段重ねの入れ物に入った冷たい蕎麦で、ねぎやのりなどの薬味とだし汁がついています。

そばは出雲産のそば粉を使用し、シンプルながら蕎麦独自の風味を楽しむことが可能です。割子そば3段のお値段は840円で、ボリュームアップしたい方には天ぷら盛り合わせが付いた天ぷら割子3段や天ぷら割子定食がおすすめとなります。

献上そば 羽根屋 本店の基本情報

②奥出雲そば処一福 出雲駅前店

奥出雲そば処一福 出雲駅前店は、出雲市駅北口より徒歩約1分の場所にあるアクセス抜群の蕎麦屋になります。ホテルの1階に位置し、500円以上の食事でホテルの駐車場が利用できるのもポイントが高いです。

店内は明るく広々としており、落ち着ける空間となっています。営業時間は10:30～14:45、16:00～19:00で、毎週水曜日が定休日です。

人気メニューは舞茸天婦羅そば

奥出雲そば処一福 出雲駅前店の人気メニューは、舞茸天婦羅そばになります。舞茸の天婦羅には地元の新鮮で大きな舞茸を使用しており、サクサクとした食感と舞茸の風味が絶品です。

そばは温または冷でオーダーでき、ボリュームを出したい場合は定食にもできます。お値段は単品で税別920円、定食で税別1130円です。出雲名物でもある割子3段そばも人気なので、本場の出雲そばを味わってみてはいかがでしょうか？

まとめ

Photo byhappysmilelau

今回は、出雲市駅で購入できるおすすめの駅弁と過去に販売していた人気の駅弁をご紹介しました。出雲市駅は出雲大社への玄関口となる駅ですが、駅弁の売り場は少なく、種類も多くはありません。

数少ない出雲市駅の駅弁ですが、地元島根の食材を使用したこだわりの駅弁となっています。出雲市駅は東京と出雲を結ぶサンライズ出雲の出発または終着駅、こだわりの駅弁を買い込んで電車内でまったりと過ごしてみてはいかがでしょうか？

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